こんにちは!侍ブログ編集部の兵です。
突然ですが、あなたはプログラミングの勉強をしていて
「集中力が続かない…」
「勉強がはかどらない…」
といった経験をしたことがありませんか?
僕はものすごくありました。
特にプログラミング学習は暗記だけの学習ではなく、頭を捻りロジックを理解する必要があるため非常に集中力のいる作業です。
なかなかはかどらず、「なにか良い方法はないだろうか…」ともがいていました。
しかし、集中できる時や勉強が捗る時も確かにあったんです。
その差はなんだろうと考えて、いろいろと試していく中で、テクニックや大切なことを見つけました。
今はここで紹介しているものを全て取り入れていて、以前とは比べものにならないくらいプログラミング学習が捗っています。
今回は、プログラミング学習をする上で大事になってくる「集中力を高める方法」に関してまとめました。
これから集中力を高めて、プログラミング学習を効率良く進めていきたい!というあなたは是非参考にしてみてください。
- プログラミング学習へ集中するには適度な休憩が大切
- 簡単な作業からはじめるとやる気を維持しやすい
- アロマや音楽で集中力がアップできる
1. 集中と休憩
集中継続
脳科学的には集中できる時間は90分が最大と言われています。大学の授業も90分で組まれていたりしますよね。しかし、僕の経験も踏まえて現実的に考えると、集中できる時間は40~50分が限度でしょう。それを超えると、勉強がつらいと感じ始めてしまいます。
脳のメカニズムは非常に単純で、ツラいことを避け、楽しいことを好んでする構造になっています。つまり、「勉強=ツラい」となってしまうと途端に脳が逃げ始めてしまい、集中力も続かなくなってしまいます。
そうなる前にうまく休憩をとり、「勉強=楽しいこと」と認識させて集中力を高めるわけです。なので、休憩「時間」ではなく、「回数」を多めにとることが効果的です。
集中することによって消費した燃料は、下で紹介するブドウ糖の摂取や適度なストレッチなどでだいたい15分程で回復します。
経験からいうと集中と休憩は「45分集中」⇒「15分休憩」が最も理想的でしょう。
余談ですが、あの発明王のエジソンも3~5分しか集中力がもたなかった為に学校を辞めさせられたことがあるくらい、集中力とは長く続かないものなのです。
休憩の取り方
休憩とは「何もしないこと」ではありません。「エネルギーを回復する時間」です。
少しでも体を動かして血行を促進し、脳へ新鮮な酸素を送り込みましょう。
- 全身のストレッチ
- 5分程のウォーキング
- 好きな音楽でノる
などが手軽で効果的ですね。最後のは僕もよくやっています。
こまめに休憩をとることで「集中力に必要なエネルギー」をすぐに回復できるわけですね。
2. 簡単な作業をまずやる
心理学者クレペリンは、やる気や集中力は「行動を起こすこと」によって生まれると指摘しています。やる気を生み出している脳の側坐核という部分は、作業をはじめないと活性化しないからです。
つまり、やる気を出すためには、簡単な作業を、まずやりはじめないといけないのです。
3. デッドラインタイマー
名前はそのままですが、「制限時間」を設定して集中力を高める方法です。テスト中のような集中力を維持することができます。
タイマーなどを用意し、「制限時間」と「どこまでやるか」を自分で設定するだけで集中力と学習の質がグンと高まります。
4. アロマ
アロマは、成分が脳へ直接働きかけるので、簡単に集中力をアップできます。
特に集中力を高めるものは、バジル・レモン・ローズマリー・ペパーミント・ユーカリです。鼻から香りが通って頭の中がスッキリとし、とても学習がはかどります。
アロマ選びのポイントは「効能」「好みの香り」「精油」です。自分に合ったものを使ってみてください。
5. 音楽
脳は、耳から入った情報も常に処理しています。情報処理能力が落ちないよう、できるだけ静かな環境で勉強しましょう。しかし、無音も逆に気になってしまいます。
なので、歌詞のない音楽のみのもの、またはクラシックなどの方がより集中力が高まるでしょう。
特にアルファ波(α波)ミュージックと呼ばれる音楽には、人の脳の状態をアルファ波に誘導する効果があります。
アルファ波とは、人がリラックスしたり集中している時に出現する脳波のことです。
「作業用α波ミュージック」などで検索して、BGMとして流しておくといいでしょう。ちなみに僕は「α波ジブリミュージック」がお気に入りです。
6.睡眠時間の確保
集中力の源は、睡眠です。睡眠不足になると、「集中できている」ようで集中できていません。個人差はありますが、最低6時間睡眠が基本です。
ちなみに、健康な30歳の方でも寝不足(睡眠時間4時間)が6日間続くと、脳の能力は60歳と同程度まで低下することもわかっています。
ついつい削りがちな睡眠にも気を遣いたいですね。
7.食事
ブドウ糖
脳のエネルギー源は、通常ブドウ糖だけです。ブドウ糖をこまめに摂取することで、脳のエネルギー不足を解消でき、集中力の持続に役立ちます。「飴」タイプのブドウ糖がおすすめです。
※ご飯やパンなどの炭水化物でもブドウ糖を補給できますが、炭水化物の摂りすぎは疲労の原因となりますので、あまりお勧めできません。
ガムを噛む
小さいことですがガムを噛むことで、脳の前頭前野が活性化し、集中力が高まります。
腹7分目
満腹まで食べてしまうと、疲労感や睡魔に襲われ、集中力どころかヤル気まで失ってしまいます。逆に少し空腹感があるくらいの時の方が、グレリンというホルモンが「頑張らないと、やばいよ!」と脳に指令を出し、脳にやる気を出させることがわかっています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?数ある集中力を高める方法の中で、僕が実践してみてかなり効果を感じられたものだけを厳選しました。
是非あなたもこれを活かし、プログラミング学習を楽しく効果的に進めてもらえれば嬉しいです。
なお、次の記事では効率的なプログラミングの勉強法を詳しく解説しています。今回紹介した集中力を高める方法とあわせて実践すれば、より効率よくプログラミング学習を進められますよ。
本記事の解説内容に関する補足事項
本記事はプログラミングやWebデザインなど、100種類以上の教材を制作・提供する「侍テラコヤ」、4万5,000名以上の累計指導実績を持つプログラミングスクール「侍エンジニア」を運営する株式会社SAMURAIが制作しています。
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