60代から始めたプログラミング学習！何歳からでも遅くない！

このような悩みの答えになるような経験をされ、60代未経験からプログラミング学習をはじめた、佐藤さんにインタビューを行いました！

佐藤さんがプログラミングを習得した経緯やスクールの体験談など様々な内容を伺ったので、これからプログラミングを学びたいという人は、ぜひ参考にしてください。

選んだコース（受講期間）	オーダーメイドコース（12週間）
学んだ言語/フレームワーク	HTML/CSS、JavaScript
受講期間中に学んだこと	・ビジネス構築 ・JavaScriptを用いたアプリ制作

なお、未経験でもプログラミングを習得するまでの経緯は、次の動画でも紹介しているので是非ご覧ください。

わかったフリから脱却したい！
60代から始めたプログラミング学習

ーーーこれまでの経歴と、プログラミングを学ぶきっかけを教えてください。

佐藤：50歳までテレビ局でバラエティ番組や、お笑い番組を作ったりしていました。そして、50歳からは営業職の部長とベンチャーキャピタルの役員をやってきました。現在は、メタバースの会社等、企業6社のアドバイザーや吉本アカデミーの講師をしております。

ベンチャーキャピタルの役員をやっている中で、様々なスタートアップ企業と面談する機会がありました。そこでは「わかったふり」をして喋っていたのですが、「ちゃんと理解して話せるようになるために、プログラミングを勉強してみたいな」と思ったのがきっかけになります。

ーーー最初は、独学でやってみましたか？

佐藤：大学時代に初期のプログラミングをやったことがあります。その時に苦労した思い出があり、「これは独学だときついな」と思ったので、最初から先生に甘えようと考えました。

遠慮なくなんでも質問できた！
プログラミングの見方が変わったレッスン

ーーースクールは安い金額ではないですが、どう気持ちの折り合いをつけましたか？

佐藤：全く違うジャンルを学ぶならお金をかけないと何も始まらないかなと。逆にお金をかけたら真剣にやるだろうなと思いました。お金を払うと「勿体無い」という気持ちで頑張れるじゃないですか。歳も歳なので、途中でやめてしまう可能性もありましたし。

また、単にアプリを作っても面白くないので、「ビジネス構築の相談にのれるレベルになるまでやりたい」と思い、オーダーメイドコースを受講しました。

ーーースクールで学習してみて、良かったことは何ですか？

佐藤：わからないことをその場ですぐ聞けるところが良かったです。複数人のクラスだと、「自分の質問のためにみんなの時間を使ってもらい申し訳ない」という気持ちが先立ちます。

しかし、SAMURAIは1対1ですし高いお金も払っているので、本当に遠慮なくなんでも質問できるというのが良かったですね。

ーーー勉強する中で、難しかった部分はありましたか？

佐藤：JavaScriptの学習に入り、アプリ制作に取り掛かったときに、アプリが動かないことありました。初期は大丈夫だったのですが、プロダクトを作る段階になると「難しいな」と感じましたね。

その時に、先生に質問しました。そうしたら、「片っ端からいろんなプログラムを入れてみるしかない。正解はない」、と言われて…。それ以降、「理屈を超えて片っ端から自分でやってみるしかない」と思い直し、解決できました。

レッスンの中でも、「いろんなことを試して動かす」と先生がおっしゃっていたので、「プロでもそうなんだ」とメンタルがだいぶ和らぎました。ホッとしたというか、「それでいいんだ」と思えるようになりましたね。

また、プログラムを0から考えて作るのではなく、いい意味で「ありものを使っていいんですよ」という話もありました。それが新鮮に思えて、随分気が楽になったのを覚えています。そこは、プログラミングをやる前に想像していたこととは違ったところですね。

どうしても「0から作らないと」という認識がありましたが、そのハードルが低くなったのがよかったです。

仕事における理解やコミュニケーションもスムーズに！

ーーー学んだことを、今のお仕事にどう活用されていますか？

佐藤：メタバースのアバターやワールドのプログラムを見たときに、「細かいことはわからないけど方向性がわかる」「いま何をしているかがわかる」ようになりました。

これまではワケも分からず、「何をしているんだろう」という感じでした。でも今は、「モーションキャプチャーのカメラと人を繋ぐプログラミングをしているな」など、方向性を理解できるようになりました。

ーーー仕事上で必要な理解とコミュニケーションが取れるようになったんですね。

佐藤：そうですね。また、先生をはじめとする「エンジニアさんのキャラクター」を何となく掴めるようになりました。それにより、仕事上でエンジニアとのコミュニケーションがしやすくなったというのもありますね。

何歳からだって遅くない！
人生を変えるプログラミング学習

ーーープログラミングを学んで得たものは何ですか？　　　　　

佐藤：例えば、銀行のATMが動かないというニュースがありましたが、そういったデジタル系の話を聞いた時に客観的に聞けるようになりました。

今までは「難しい」という思い込みがあったので、そういったデジタル系の話になると俯瞰で捉えられなかったです。ところがプログラミングを学んだことで、デジタル系の話やテクノロジー系の話が客観的に聞けるようになりました。

ーーープログラミングのやりがいは何ですか？

佐藤：アプリの制作をした時、動かないと逆に燃えてきて、「絶対に動かそう」というゲームに近い感覚になりました。

簡単に動くより、動かないほうがおもしろいというか、エラーが自分としては楽しかったです。自分の性格もあると思いますが、普段においてもスッといくより、少し止まった方が楽しいと感じてしまいます。

ーーープログラミングで得た物は、エンジニアを職業としない人にとってもプラスになりますか？

佐藤：エンジニアにならなくても、転職するときにプラスの経歴にできるはずです。また、プラスのプロフィールができると、声がかかる範囲を広げられるとも思います。

例えば、私でいうとメタバースの会社がそうです。プログラミングをやっていなかったら、おそらく声もかかっていないと思うんですよね。なので、エンジニアにならなくても転職の幅が広がると思います。

ーーー興味はあるけど、いざ勉強やスクールに踏み出せない人にメッセージをお願いします。

佐藤：「今の生活が面白くない」とか「仕事を変えたい」とか、とにかく現状に満足していない人は、自分や毎日を変える1つの道具としてプログラミングスクールを活用してほしいと思います。絶対何かが変わるはずです。

また、私は年配の方もプログラミングスクールに行ってほしいと考えています。どうしても年配になると、何かとめんどくさく感じて、新しいことをするやる気が失せてくる方が多いです。でも年配の人ほど、少しやるだけで成長する度合いが大きいと感じます。

どうも年配になると絵画教室などに行きがちですが、どうせならプログラミングスクールを受講したほうが人生が大きく変わるんじゃないでしょうか。実際にやってみると、絵よりもプログラミングのほうが、進む道がハッキリしているような気がしますね。