この記事では、受講生の失敗談も交え、Webデザインスクールが「無駄」「やめとけ」と言われる理由をわかりやすく解説します。
Webデザインスクールは通っても無駄になるって本当?
やめとけって意見もあるけど、実際どうなんだろう?
デジタルコンテンツ市場の規模拡大へ逆らうように、IT人材の不足が深刻化する昨今、WebデザイナーといったWebデザインスキルがある人材の需要は年々増しています。
そんななか、転職や副業での収入獲得に向けたリスキリングを目的に、スクールでWebデザインを学ぼうと考えている人は多いですよね。
ただ、Webデザインスクールに関して「無駄」「やめとけ」といった声もあります。後悔しないよう、事前にこのような声の理由を把握しておきたい人もいるはず。
そこで、本記事ではWebデザインスクールが「無駄」「やめとけ」と言われる理由を、受講生の失敗談も交えて紹介します。Webデザインスクールに通うべき人の特徴や無駄にしないポイント、卒業生の成功事例も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
Webデザインスクールに通うのは無駄なのか
結論、Webデザインスクールに通うのが無駄になるかは次のポイント次第です。
- スクールに通う明確な目的があるか
- スキル習得といった目的実現に必要な勉強時間を確保できるか
- 自分にあうスクールが選べるか
目的を持たずにWebデザインスクールへ通っても、学習中にモチベーションは下がりがちです。自身がWebデザインを学ぶ意味やWebデザインを習得する理由があいまいなまま学習を進めても、適切なスキル習得は難しいためです。
一方で「Webデザイナーになりたい」「Webデザイン関連の副業に取り組みたい」などの具体的な目的があれば、モチベーションを維持できるはずです。
また、ただスクールに通うだけではWebデザインの習得は不可能です。スクール以外でもしっかりと学習時間を確保し、予習や復習に取り組まなければWebデザインに関するスキルは習得できません。
さらに「スクールが自分に合うか」も重要なポイントです。スクールによって講義のレベルや学べることは異なります。例えば、高度なスキルが求められるフリーランスWebデザイナーを目指している人が、Webデザインの基礎しか教えてくれないスクールへ通っても、目的の実現には時間がかかってしまいます。平日は仕事で忙しい社会人が、土日に講義を実施していないスクールを選んでしまうと、ほとんど学習が進まない事態に陥ってしまうでしょう。
卒業生の93%は「通学してよかった」と回答
実際にスクールでの受講を通じて目的を実現した人は多くいます。
事実、Webデザインスクールの卒業生100名に「受講を通じて実現できたこと」を聞いたところ、93%もの卒業生が「結果的に独学ではなくスクールを活用してよかった」と回答しています。
また、同調査では「副業での収入獲得」を中心に、多くの受講生が目的を実現できたと回答しています。
これらの調査結果から、スクールに通うのは決して無駄ではないといえるでしょう。
後悔しないか不安な人は無料体験がおすすめ
受講後に後悔しないか不安な人は、スクールが実施する無料体験を受けてみるのがおすすめです。無料体験では、実際の講義に参加可能なため、スクールの雰囲気やカリキュラムの実情を肌で感じられるのが特徴です。
Webデザインの学習方法はもちろん、自分に合うスクールであるかを判断できるため、積極的に活用しましょう。
無料体験についてより詳しく知りたい人は、以降で解説している「無料で通学してみる」を参考にしてください。
Webデザインスクールが「無駄」だと言われる5つの理由
さっそく、Webデザインスクールが無駄だといわれる理由を、5つにまとめて解説します。
独学でもWebデザインスキルは習得できる
Webデザインスキルは独学でも習得できる点から、スクールに通うのは無駄といわれています。
学習サイトや書籍など、現在は多くの学習ツールを用いてWebデザインの独学が可能です。また、YouTubeやX(旧:Twitter)などでWebデザインの学習方法やノウハウを発信する人も増えており、1人でも手軽に学習に必要な情報が得られます。
独学でスキルを習得できるなら、費用が高いスクールに通うのは無駄だと考える人も多いです。
スクール費用が高額
Webデザインスクールにかかる費用が高額なことから、通うのは無駄だという意見もあります。
次のとおり、スクールへ通うには最低でも約15万円の受講料が必要です。
多くのスクールで分割払いに対応しており、月々1万円以下に負担をおさえられるとはいえ、総額15万円以上必要な点は利用を躊躇する人もいるでしょう。
逆に、独学の場合は数千円~5万円程度の費用でWebデザインを学習できます。独学に比べWebデザインスキルの習得にかかる費用が高額な点から、スクールは無駄といわれるのです。
Webデザイナーへ就職・転職できるとは限らない
スクールを卒業してもWebデザイナーに就職・転職できるとは限らない点から、通うのは無駄だという意見もあります。
なかには「相応の費用がかかるスクールに通えば、必ず就職・転職できるだろう」といったイメージを抱いている人もいますよね。
ただ、最終的にWebデザイナーへ就職・転職できるかは自分次第です。そのため、スクールに通えばWebデザイナーへの就業が保証されるわけではないのです。事実、次のようにスクールが公表している就業率は100%ではありません。
スクール名 | 就職・転職率 |
Winスクール | 96% |
ヒューマンアカデミー | 90.6% |
とくに未経験から就職・転職を目指す場合、スキルは習得できても経験不足から採用が決まらないケースもあります。
せっかくスクールに通学しても、Webデザイナーに100%なれないなら無駄と考える人もいるのです。
実務を想定したスキル習得ができない可能性もある
実務を想定したスキルを習得できない可能性がある点から、通うのは無駄だという意見もあります。
デザインツールの使い方やWebサイト・アプリの開発手順など、Webデザイナーへの就職・転職に必要なスキルはスクールでも習得可能です。しかし、スクールのなかには下記のような副業での収入獲得や、フリーランスWebデザイナーへの独立に必要な知識・スキルが身につけられないところもあります。
- 案件の獲得に向けた営業ノウハウ
- 実案件の進め方
- 確定申告など税金関連の知識
副業やフリーランスへの独立を実現するのに欠かせない知識・スキルが身につけられないスクールがある点から、通うのは無駄という声もあるのです。
講師ごとで指導力にムラがある
Webデザインスクールの講師ごとに指導力にムラがある点から、通うのは無駄だという意見もあります。
次のように、どんな講師が在籍しているかはスクールごとで異なります。
スクール名 | 在籍講師 |
SAMURAI ENGINEER | 現役Webデザイナー |
Winスクール | 講師経験のあるプロ講師 |
デジタルハリウッドSTUDIO by LIG | 現役クリエイター |
実務経験がある講師でも指導力が乏しく気性のあわない人が担当では、思うようにWebデザインスキルを習得できない可能性があります。
スクールごとで異なる講師の指導力に不安を感じ、スクールの利用に価値を感じない人もいるようです。
Webデザインスクールが「無駄」と感じた受講生の失敗談
なぜ「Webデザインスクールが無駄」という声があるのか、その理由を深掘りしましょう。ここでは、Twitter等のSNSからピックアップしたWebデザインスクール受講生の失敗談を紹介します。
失敗談①:教材の内容を理解できなかった
教材のわかりやすさは、どのWebデザインスクールも大切にしているでしょう。しかし受講生の中には、Webデザインスクールが提供する教材の内容を理解できず、無駄と感じる人もいるようです。
Webデザイン未経験では、どんな学び方でも理解には時間がかかってしまいます。理解できないことに耐性がないと、すぐに諦めてしまうケースも少なくありません。
質問機能などの学習サポートがあるWebデザインスクールなら、理解できないことがあっても早期解決できます。スクール選びの際には、学習サポートの内容を必ず確認しましょう。
失敗談②:求めていたことが学べなかった
受講前に期待していた内容を学べず、無駄と感じる人もいるようです。
Webデザインスクールと一言でいっても、学べる内容はスクールによって異なります。カリキュラムをしっかり確認せずにスクールを選ぶと、求める内容を学べない場合もあります。
こうした失敗を防ぐために、事前のカウンセリングや説明会で学べる内容をしっかり確認しましょう。
失敗談③:思うような結果が出なかった
Webデザインスクールに通ったものの思うような結果が出ず、無駄と感じる人もいます。
しっかりスキルを習得できても、すぐに仕事で結果を出すのは簡単ではありません。Webデザインを仕事にしたい人ほど結果を急ぐため、始めのうちは無駄と感じやすいでしょう。
しかし上記の投稿者は、スクール卒業から1年ほどしてWebデザインの仕事獲得に成功しています。スキルを無駄にしたくないなら、結果を急ぎ過ぎないことが大切です。
すぐに結果を求めるなら、就職・転職や仕事獲得のサポートが充実しているWebデザインスクールを選びましょう。
Webデザインスクール受講を無駄にしやすい人の特徴5つ
結果的にWebデザインスクールでの受講を後悔する人には共通点があります。ここからは、スクール受講が無駄になりやすい人の特徴を、5つにまとめて解説します。
スクールに通う目的があいまいな人
「なんとなくWebデザインを学びたい」のように目的があいまいだと、受講が無駄になりやすいといえます。明確な目的がないと、モチベーションが低下しやすいためです。
Webデザインのスキルは、1日や2日で習得できるものではありません。目的意識を持って高いモチベーションを維持できないと、すぐに学習が息切れしてしまうでしょう。
そうなれば学習意欲を失い、Webデザインスクールを途中で離脱することになります。このように、目的があいまいな人は受講が無駄になりやすいため注意が必要です。
Webデザイナーへの理解が乏しい人
Webデザイナーへの理解が乏しい人は、結果的にスクールでの受講が無駄だと感じる可能性があります。
仕事内容や適性など、Webデザイナーがどんな職種なのかを知らないままスクールでの受講をはじめては、次のようにキャリアの選択を後悔するリスクが高いです。
- デザイン作成のほかにプログラミングも必要だと知らなかった
- イメージしていたよりも細かい作業が多くてつらい
イメージと実業務とのギャップが大きすぎては、Webデザイナーになれたとしても「自分には向いていないかも…」と後悔しかねません。
上記のように、Webデザイナーへの理解が乏しいままでは、結果的にスクールでの受講が無駄だと感じやすくなるのです。
なお、次の記事では「Webデザイナーはやめとけ」といわれる理由を、真相も交え詳しく解説しています。Webデザイナーがどんな職種なのか理解を深めたい人は、ぜひ参考にしてください。
→ 「Webデザイナーやめとけ」の真相は?理由と目指す人へのアドバイス
「スクールにさえ通えば…」と受け身な人
「スクールにさえ通えば…」と受け身な人も、受講が無駄になりやすいといえます。受け身だと学習意欲が低くなり、言われた内容しか学ばなくなるためです。
Webデザインスクールは、Webデザイナーとしての成功を保証するものではありません。その理解がある人なら、スクールに通っても過信することなく、能動的に学ぼうとするでしょう。
能動的な人と受け身な人では、同じカリキュラムでも学習成果に大きな差が出ます。Webデザインスクールの成果を少しでも高めるなら、受け身な考えを捨てることが大切です。
詳細も確認せず通うスクールを選ぶ人
スクールの詳細も確認せずに選ぶような人だと、やはり受講を無駄にしやすいでしょう。Webデザインスクールによってカリキュラムも強みも異なるため、スクール選びは大切です。
スクールの受講料は、決して安くはありません。求める内容を学べないスクールに通っても、時間に加えて受講料も無駄になってしまいます。
また前述のように、目的があいまいな人や受け身な人は、スクール選びも雑になりやすいでしょう。スクール選びの重要性を知ることはもちろん、目的意識や能動的な姿勢も大切です。
講義やレッスン外で勉強しない人
「講義・レッスンだけ受けていればOK」と考えている人は注意が必要です。講義やレッスン外の勉強を怠るとスキルの習得が遠ざかり、受講が無駄になりやすいといえます。
講義やレッスン外の勉強には、次のような効果があります。
- 講義やレッスンで学んだ内容を復習することで、知識が定着しやすくなる
- 講義やレッスンの内容を予習しておくことで、当日の学習がスムーズになる
知識の定着率にも学習スピードにも影響するため、講義やレッスン外の勉強はとても重要です。講義やレッスンだけで安心して自主的に勉強しないと、学習の成果も上がりにくいでしょう。
Webデザインスクール受講を無駄にしない5つのポイント
ここからは、Webデザインスクールでの受講を無駄にしないポイントを5つにまとめて紹介します。
スクールに通う目的を明確にする
Webデザインスクールに通う目的を明確にしましょう。
前述のとおり、目的があいまいなままでは学習へのモチベーションが続かず、途中で挫折しやすくなります。「Webデザインのスキル習得」も重要な目的ですが、それだけでは足りません。次のように、習得したスキルをどのように活かしていくか、具体的な目的を決めることが大切です。
- Webデザインスキルを身につけて副業で月5万円を稼ぐ
- Webデザイナーとして制作会社へ転職する
- 〇〇のようなWebサイトのデザインを作れるようになる
目指す目的が明確になれば、学習へのモチベーションを維持しやすくなります。何を学べばいいかも明らかになるため、効率的にスキル習得が可能です。
早めに具体的な目的を検討し、学習への意欲を高めると良いでしょう。
Webデザイナーへの適性を確認しておく
スクール受講前に、自身にWebデザイナーへの適性があるかを確認しておきましょう。
いくら希望の職種とはいえ、人それぞれ向き不向きがあります。前述したとおり、Webデザイナーへの適性を確かめないままスクールでの受講を始めては、途中で挫折する可能性は高くなります。仮にWebデザイナーになれたとしても、仕事がつらくなり辞めてしまうかもしれません。
スクールにかけた時間や費用を無駄にしないよう、次の方法でWebデザイナーへの適性を確かめておきましょう。
- 適性診断サイトを活用する
- 試しにWebデザインを学んでみる
- Webデザイナーの働きぶりを観察してみる
なお、次の記事ではWebデザイナーに向いている人・向いていない人それぞれの特徴を、適性が診断できるおすすめのサイトも交え詳しく解説しているのであわせて参考にしてください。
→ Webデザイナーに向いている人・いない人の特徴!適性診断のコツも紹介
学習時間を確保しておく
スクールの講義だけではなく、プライベートにおいてもしっかりとした学習時間を確保しましょう。あらかじめ時間を確保することで確実に自主勉強できるようになり、学習スピードがアップします。
前述のとおり、講義やレッスン外の勉強はとても重要です。しかし「時間が空いたときに勉強しよう」だと、さまざまな理由を付けて勉強しなくなりがちです。
そうならないように、生活スタイルに合わせて勉強時間を事前に確保することが重要です。たとえば、平日の日中に仕事がある社会人なら、帰宅後に数時間ほど確保できますね。
日常生活の中に学習時間を組み込むことでWebデザインを学ぶ習慣が身に付けられます。その結果、スクールでの学習効果も飛躍的に向上するはずです。
カウンセリング・説明会に参加する
Webデザインスクールでの受講を無駄にしないよう、事前にカウンセリングや説明会へ参加しましょう。
Webデザインスクールの特徴や目指すゴールはさまざまです。カウンセリングや説明会に参加しないままWebデザインスクールを選ぶと、入校後に「思っていた学習内容と違った」あるいは「自分の目標達成がむずかしそう」などのギャップが生まれかねません。
カウンセリングや説明会に参加することで、疑問や不安に感じていることを解消可能です。その結果、あいまいだった自分の目標や学習すべき内容がクリアになりますよ。
下記は、主なWebデザインスクールが実施するカウンセリングや説明会の内容です。
侍エンジニア | ・目標を最短で叶えるための学習ロードマップ提案 ・目標の設定 ・キャリアアップに繋がる会社の選び方など転職後を見越したアドバイス ・学習対象プログラミング言語のアドバイス ・現役エンジニアやフリーランスへの質問 など |
TechAcademy | ・テックアカデミーの概要 ・コースの相談 ・キャリアの相談 など |
Winスクール | ・専任カウンセラーによるコースや講座の提案 ・希望講座の実機(最新ソフトや学習環境)無料体験および説明 ・質疑応答 など |
カウンセリングや説明会は、無料で開催しているところが多いため、気軽に参加してみてはいかがでしょうか。
無料で通学してみる
無料のWebデザインスクールへ通学してみましょう。
一般的な有料Webデザインスクールは、数十万円の受講料が必要となります。もちろん、現役エンジニアである講師とのレッスンや、長年Webデザインを指導してきたノウハウがつまったカリキュラムなど、その受講料を支払うだけの価値があるのは事実といえます。ただし、支払う金額が高額になるほど期待値が上がってしまいがちです。
そのような人は無料Webデザインスクールに通えば、金銭的な負担がないため「Webデザインスクールは無駄」と感じることもないでしょう。
無料Webデザインスクールに通えば、スクールのカリキュラムや雰囲気を掴むことができます。さらにWebデザインの基礎を学べる点も嬉しいポイントです。
受講を通じて「もっとWebデザインを学びたい」と感じた人は、有料Webデザインスクールへの入校を検討しましょう。
なお、次の記事では無料で学べるおすすめのWebデザインスクールを、利用時の注意点も交え紹介しているので、良ければ参考にしてください。
→ 無料で学べるWebデザインスクールおすすめ4選!注意点も紹介
失敗しないWebデザインスクールの選び方
2024年時点で28校以上とWebデザインスクールは数多くあるため、どこを選べばいいのかわからない人もいますよね。
身につけられるスキルや学習へのサポート内容など、詳細を確認せずにWebデザインスクールを選べば「他のところにすればよかった…」と後悔しかねません。
そこで、ここからはWebデザインスクールを選ぶ6つの比較ポイントを紹介します。
なお、弊社がWebデザインスクールの卒業生100名に「スクールを選ぶ際に重視したこと」を聞いた調査では、下記の結果となりました。スクールを選ぶ際の参考にご活用ください。
Webデザイナーに必要なスキルを習得できるか
自分がなりたいWebデザイナーに必要なスキルは何か考え、それらを習得できるWebデザインスクールを選びましょう。目的が何であれ、必要なスキルが学べなければ意味がありません。
Webデザイナーが扱う言語(HTMLやCSSなど)やグラフィックソフト(PhotoshopやIllustratorなど)はさまざま。学びたい内容が、カリキュラムに含まれていることは必須条件です。
たとえば、下表のWebデザインスクール3社だけ見ても、学べる内容は変わります。
スクール名 | 学習内容 |
侍エンジニア | ・HTML/CSSを用いたコーディング ・Photoshop(グラフィックソフト)を用いたデザイン制作 ・Wordpressを用いたオリジナルWebサイト(ポートフォリオ)制作 など |
ZeroPlus | ・HTML/CSSを用いたコーディング ・Adobe XD(グラフィックソフト)を用いたデザイン制作 ・Wordpressによる保守・運用 など |
デジタルハリウッドSTUDIO by LIG | ・HTML/CSSを用いたコーディング ・Illustrator・Photoshop(グラフィックソフト)を用いたデザイン制作 など |
スクールで学べる内容は多岐にわたるため、必要なスキルが習得できるか必ず確認しましょう。
無理なく通える受講料か
無理なく通える受講料のWebデザインスクールを選びましょう。経済状況に対して受講料が高額すぎるスクールだと、生活を切り詰めながら通うことになってしまいます。
Webデザインスクールの受講料は、一括だと数十万円はかかるケースがほとんどです。難なく一括払いできるほどの余裕がない限りは、分割払いを適用できるスクールが賢明でしょう。
また、分割払いが可能なWebデザインスクール3社を見ても、受講料は大きく異なります。できる限りコストを抑えたいのであれば、受講料はしっかり比較しましょう。
少しでもお得に受講するなら、割引/特典を受けられるスクールもおすすめです。
スクール名 | 割引/特典 |
侍エンジニア | ・対象コースが最大80%OFFで受講可能 ・厚生労働省 一般教育訓練給付金制度 ※本スクールでの給付金紹介ページはこちら ・転職活動で内定が獲得できなければ受講料を全額返金(転職保証コース) ・学割 ・小/中/高校生は全コースを25%OFFで受講可能 ・女性の方は全コースを5%OFFで受講可能 ・シングルマザーの方は全コース25%OFFで受講可能 ・障がいをお持ちの方は全コース25%OFFで受講可能 ・50歳以上の方は全コース10%OFFで受講可能 |
CodeCamp | カウンセリング利用で受講料の1万円OFFクーポンをプレゼント |
デジタルハリウッドSTUDIO by LIG | 先着50名限定でAdobeCC1年分プレゼントキャンペーン実施中(~2/28) |
無理なくお得に受講するために、割引/特典も考慮しながら受講料をチェックしましょう。
なお、次の記事では費用が安いおすすめのWebデザインスクールを、料金相場も交え詳しく解説しているので良ければ参考にしてください。
受講は通学かオンラインか
Webデザインスクールの主な受講形式は、校舎に通って学ぶ「通学」、インターネット経由で学ぶ「オンライン」の2種類です。自分にあった受講形式を選びましょう。
通学・オンラインのメリット・デメリットは、それぞれ下表のとおりです。
通学は場所や時間の制約が大きいものの、直接コミュニケーションを取れるのが魅力です。オンラインは対面でのやり取りは行えないものの、場所や時間を問わず学べる魅力があります。
なお、Webデザインスクールの卒業生100名に実施した調査では、81%がオンライン形式で受講したと回答しています。前述した好きな時間や場所で学べる利便性から、オンライン受講を選ぶ人が多いようです。
上記を踏まえ、通学・オンラインのそれぞれに向いている人の特徴をまとめました。
スクール通学が向いている人 | ・人と関わるのが好き ・まとまった時間を確保できる ・周りに人がいるほうがモチベーションが続く |
オンライン受講が向いている人 | ・通学が面倒に感じる ・すき間時間に学びたい ・一人のほうが集中しやすい |
どちらも一長一短のため、自分にとって学びやすい受講形式のスクールを選びましょう。
なお、下記にはオンラインと通学それぞれの受講形式で学べるおすすめWebデザインスクールを紹介しているので、良ければ参考にしてください。
→ 通学型Webデザインスクールおすすめ13選【デザイナー監修】
レッスン内外での学習サポートは充実しているか
レッスン内外の学習サポートが充実しているWebデザインスクールを選びましょう。レッスン中はもちろん、レッスン外でも手厚い学習サポートを受けられるほうがスムーズに学べます。
ただし、下表の3社のようにレッスンの内容はさまざまで、そもそもレッスンがないスクールもあります。まずはレッスンの有無や形式、頻度・時間を確認しましょう。
またレッスン外の学習サポートも、下表のようにスクールによって変わります。自習力に自信がない人は、レッスン外の学習サポートは手厚いほうが良いでしょう。
スクール名 | レッスン外のサポート内容 |
侍エンジニア | ・Q&A掲示板(回答率100%) ・オンラインチャットで担当講師に質問可能 ・担当コンサルタントに悩みや不安を相談可能 |
ZeroPlus | オンラインチャットで担当講師に質問可能 |
デジタルハリウッドSTUDIO by LIG | ・オンラインチャットで担当講師に質問可能 ・校舎で直接トレーナーへ質問可能 |
満足な学習サポートが受けられないと、学習に時間がかかるばかりか、挫折する恐れもあります。学習サポートの手厚さは必ずチェックしたいポイントです。
Webデザイン習得後のキャリアを支援してもらえるか
Webデザイン習得後のキャリア支援もしっかり確認しましょう。Webデザインを仕事にしたいなら、キャリア支援が充実しているWebデザインスクールのほうが安心です。
学ぶことと、それを仕事にすることは、全く異なります。Webデザインのスキルを難なく習得できた人でも、上手くキャリアにつなげられないケースは少なくありません。
習得したWebデザインスキルを無駄にしたくないなら、業界を熟知したプロの支援を受けるのが賢明です。ただし、下表のようにキャリア支援の内容はスクールによって異なります。
上記のスクールでは就職・転職や副業・フリーランスと、ビジョンに合ったキャリア支援を提供しています。自分が求めるキャリア支援が受けられるか、必ずチェックしましょう。
なお、目的ごとにおすすめのWebデザインスクールを知りたい人は下の記事を参考にしてください。
就職目的でスクールに通いたい
→ 就職支援のあるWebデザインスクールおすすめ8選
転職目的でスクールに通いたい
→ デザイナー転職が目指せるWebデザインスクールおすすめ8選
副業目的でスクールに通いたい
→ 副業での収入獲得が目指せるWebデザインスクールおすすめ11選
独立目的でスクールに通いたい
→ フリーランスへの独立が目指せるWebデザインスクールおすすめ8選
受講生・卒業生からの評判・口コミは良いか
受講生・卒業生のリアルな声も、スクール選びの判断材料になります。口コミサイトやSNS、公式サイトのインタビューなどを活用して、評判・口コミをチェックしましょう。
イメージだけでスクールを選ぶと、期待どおりのサービスが受けられないケースもあります。受講生や卒業生からの評判・口コミは、やはり良いに越したことはありません。
特に、自分と似た目的・境遇の卒業生の声は参考になるでしょう。卒業生の声をしっかり知りたいなら、下記のように公式サイトが公開するインタビュー記事を読むことをおすすめします。
注意点として、スクールに対する評価や印象は人それぞれですし、中には悪意のある投稿も見られます。傾向としてある程度は参考になりますが、最終的には自分で判断しましょう。
なお、下の記事では受講生・卒業生からの評判・口コミが良いおすすめWebデザインスクールを紹介しているので、良ければ参考にしてください。
Webデザインスクール卒業生の成功事例
Webデザインスクールでの成功イメージがつかめない人もいるでしょう。
そこで、ここからは3万5,000名以上の指導実績を持つ侍エンジニア卒業生の成功事例を5つ紹介します。
38歳/接客業からフリーランスへの独立を果たした崎村さん
崎村さんは10年以上も接客業に従事していましたが、自由度の低さに限界を感じていました。在宅でできるWebデザインを仕事につなげるため、侍エンジニアでの受講を決意したのです。
現役のフリーランスエンジニアから実践的な指導を受け、仕事で使えるスキルを習得。受講期間中に在宅案件の獲得に成功し、今でもWeb制作のフリーランサーとして活躍しています。
大学在学中にWebデザインの案件獲得に成功した安西さん
安西さんは理系大学にてWebデザインを学んでいたものの、自らのスキル不足も感じていました。デザインやプロトタイプの作成で終わるだけではなく「自分が最後まで作った」という実感や自信を得るため、侍エンジニアでの受講を開始します。
入塾後はWebデザインを中心にフロントエンドのスキルも身につけ、大学在学中に次々と案件獲得に成功。現在はWebサービスの立ち上げを目指し、日々構想を練っています。
育児と並行しながら在宅フリーランスへの転身を果たした奥さん
奥さんは結婚と出産を機に金融系ソフトウェア会社を退職。その後、育児をしながら事務職についていました。ただ「もっと面白く楽しく働きたい」という思いが強くなり、侍エンジニアでWebデザイン学習をスタートします。
家事や育児と並行しながら、平日5時間の学習時間を捻出しWebデザインスキルを身につけた結果、現在ではLP作成や会社のホームページ制作などの案件を中心に、フリーランスエンジニアとしてご活躍されています。
→ 育児と並行しながら在宅フリーランスへの転身を果たした奥さん
公務員からWebデザイナーへの転身を果たした三船さん
三船さんは高校卒業後に4年間自衛隊で働き、その後3年間プロボクサーやごみ収集の公務員として勤めた後、現在ではカウンセリングの仕事に携わっています。ただ、現職であるカウンセリング関連の講座は費用が高く、費用の捻出が難しいという悩みを抱えていました。
その悩みを解決するために侍エンジニアでWebデザインの学習をスタート。現在はノーコードによるWebサイト開発案件を中心に月収30〜40万円を稼ぎだしています。
未経験からフリーランスWebデザイナーへの独立に成功した矢野さん
矢野さんは東京の建築設計事務所で意匠設計を担当していました。ただ、企業勤めが向いていないという思いが強くなると同時に、より幅広いジャンルに携わりたいと考えるようになります。そこで注目したのがWebデザインです。
その後受講を始めた侍エンジニアでは、Webデザインスキルはもちろん、自己解決力を身につけます。それらのスキルを元に在学中から案件獲得に成功。現在もフリーランスWebデザイナーとしてご活躍されています。
→ 未経験からフリーランスWebデザイナーへの独立に成功した矢野さん
WebデザインスクールにまつわるFAQ
最後に、Webデザインスクールに関するよくある質問へまとめて回答します。
スクール経由でWebデザイナーに就業するのは難しい?
スクール経由でのWebデザイナー就業は可能です。
多くのWebデザインスクールでは、さまざまな就職活動および転職活動へのサポートを行っています。下記は主なWebデザインスクールが提供するサポート内容です。
Webデザインスクールに通えば、業界に精通したキャリアコンサルタントなどから手厚い支援を受けられます。そのため、着実にWebデザイナーへと近づけますよ。
なお、万が一Webデザイナーに慣れない場合も、転職保証制度を提供しているスクールを選べば、受講料が無駄になることもありません。Webデザイナーを目指している人は、スクールが提供するサポートや制度をフル活用することをおすすめします。
卒業後にいきなりフリーランスへ独立して稼ぐのは厳しい?
スクール卒業後、いきなりフリーランスWebデザイナーへ独立して稼ぐのは簡単ではありません。ただし、可能です。
事実、侍エンジニア在学中からWebデザイン案件の獲得に成功し、卒業後にフリーランスWebデザイナーとして活躍している人がたくさんいます。
なお、フリーランスとしての独立を目指すのであれば、フリーランスWebデザイナーを目的としたコースを提供するWebデザインスクールへの入校を検討しましょう。
まとめ
今回は、Webデザインスクールが「無駄」「やめとけ」と言われる理由を、受講生の失敗談も交えて紹介しました。
Webデザインスクールに向いていない人だと、無駄と感じるケースもあります。しかし、Webデザインの独学は自習力がないと挫折しやすいため、スクールを利用するのが確実です。
Webデザインスクールで失敗したくないなら、自分に合ったスクールを選びましょう。今回の内容を参考にして、ぜひWebデザインのスキル習得を成功させてください。
なお、月分割4,098円から学べる侍エンジニアでは、現役Webデザイナー講師がマンツーマンで指導を担当します。
事前のカウンセリングにて、
- Webデザイナーに転職したい
- 本業のすきま時間に副業で収入を得たい
などといった、Webデザインを学ぶ目的や理想の生活・仕事像をヒアリングしたうえでカリキュラムを作成します。そのため、限られた受講期間でも理想の実現に必要なWebデザインスキルを効率的に習得できます。
また、レッスン以外の時間でも
- オンラインで質問できるQ&Aサービス
- 不安や悩み・勉強の進み具合を相談できる学習コーチ
といったサポート体制を整えているため、学習中のわからないことや不明点をいつでも相談可能です。「受講生の学習完了率98%」「転職成功率99%」という実績からも、侍エンジニアなら挫折しづらい環境でWebデザイン学習を進められます。
なお、侍エンジニアでは最大70%OFFの費用で受講可能な「給付金コース」を提供中。金銭面での支援を受けつつ、理想のキャリア実現に向けたスキルの習得から、転職活動・就業後のフォローアップ(※1)までを一貫してサポートしてもらえます。
学習と金銭面をどちらもサポートしてくれる侍エンジニアなら、未経験からでも安心してWebデザイナーへの転職や副業での収入獲得などの目的が実現できますよ。
公式サイトで詳細を見る本記事の解説内容に関する補足事項
本記事はプログラミングやWebデザインなど、100種類以上の教材を制作・提供する「侍テラコヤ」、4万5,000名以上の累計指導実績を持つプログラミングスクール「侍エンジニア」を運営する株式会社SAMURAIが制作しています。
また、当メディア「侍エンジニアブログ」を運営する株式会社SAMURAIは「DX認定取得事業者」に、提供コースは「教育訓練給付制度の指定講座」に選定されており、プログラミングを中心としたITに関する正確な情報提供に努めております。
記事制作の詳しい流れは「SAMURAI ENGINEER Blogのコンテンツ制作フロー」をご確認ください。
この記事の監修者
株式会社SAMURAI
情報系の大学を卒業後、HR関連のサービスを複数展開する事業会社に勤務。コミュニケーションデザイン領域のデザイナーを4年ほど務め、LPやバナーデザインの制作、コーディング等を経験。現在は株式会社SAMURAIでWebデザイナーとして、バナーデザイン制作やLP改善、Instagram運用等に従事。
Twitterより引用