この記事では、未経験からWebデザイナーになる方法を解説します。
Webデザイナーになるには何から始めればいいの?
未経験からでもWebデザイナーになれるのかな?
Webサイトのデザインをつくり出す「Webデザイナー」は、非常に人気の高い職業です。しかし、そんなWebデザイナーに興味がある反面、どう目指せばいいのかがわからず悩んでいる人は多いですよね。
結論、未経験からでもWebデザイナーになることは可能です。とはいえ、なり方がわからないまま闇雲に目指しては、かけた時間や手間を悔やみかねません。
そこで本記事では方法も交え、未経験からWebデザイナーになる手順をまとめて解説します。実際にWebデザイナーとして活躍している人の成功例も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
- Webデザイナーには4つのなり方がある
- 未経験者は会社員か副業から目指そう
- 正しい手順で必要なスキルを身につけよう
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未経験からWebデザイナーになるための前提知識

はじめに次のトピック別で、未経験からWebデザイナーになるための前提知識を解説します。
主な仕事内容
Webデザイナーの主な仕事内容は、顧客やユーザーのニーズに合わせたWebデザインを制作することです。Webサイトのレイアウトや配色、フォントなどを設計し、視認性や操作性を考慮しながらデザインを仕上げます。
また、デザイン業務だけでなくコーディング(コードの記述)や対人業務も欠かせません。コーディングでは「HTML」で表示内容を定義し「CSS」でデザインを調整します。
対人業務では、WebエンジニアやWebディレクターとスムーズに連携していくことが求められます。Webデザイナーによっては、顧客と直接やり取りし、機能やデザインを調整するケースも珍しくありません。
Webデザイナーの仕事内容をより詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。

なるのに必要な資格
Webデザイナーになるのに必須の資格はありません。しかし、Webデザイナーに関連する資格を取得すれば、必要な知識やスキルを証明するのには有効です。転職やキャリアアップにも役立つでしょう。
Webデザイナーを目指す人にとって役立つ、代表的な資格を下表にまとめました。
資格名 | 概要 |
---|---|
ウェブデザイン技能検定 | Webデザインに関する知識や実践スキルを証明できる国家資格 |
Webデザイナー検定 | Webデザインを含むWebサイト制作の知識やスキルを証明できる資格 |
アドビ認定プロフェッショナル | Adobe社が提供するデザインツールの活用スキルを証明できる資格 |
資格の取得は、基礎を体系的に学ぶ手段としても有効です。Webデザイナーを目指す未経験者は、資格の取得も検討すると良いでしょう。
Webデザイナーに役立つおすすめのWebデザイン資格を詳しく知りたい人は、下の記事を参考にしてください。

実現できる働き方
Webデザイナーの働き方には、主に会社員・フリーランス・副業という3つの選択肢があります。それぞれにメリット・デメリットがあるため、未経験から目指す場合は、自分に適した働き方を選ぶことが大切です。
働き方 | 概要 |
---|---|
会社員 | 1つの企業に所属する働き方。安定した給与を得られるが、場所や時間の制約が大きい。 |
フリーランス | 1つの企業に所属せず、さまざまな案件を獲得していく働き方。自由なスタイルで働きやすいが、高いスキルがなければ安定した収入を得ることは難しい。 |
副業 | 本業を続けつつ、空いた時間にWebデザイナーの案件を獲得していく働き方。収入を維持できるため低リスクだが、本業との両立が負担になりやすい。 |
最も難易度が高いのは、フリーランスとしての独立です。フリーランスには案件を獲得するための営業力や、滞りなく仕事を進めるための管理能力が求められます。案件を受注できなければ収入は発生しません。
そのため、Webデザイナーの未経験者は、会社員か副業から目指すのがおすすめです。フリーランスのWebデザイナーを目指すとしても、会社員や副業で経験・実績を積んでから独立を目指すのが賢明でしょう。
以降では、会社員Webデザイナーとしての転職を前提として解説していきます。なお、未経験や異業種からWebデザイナーになる難易度をより詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。

未経験からWebデザイナーになるには

主なWebデザイナーになる方法は、次の4つです。
それぞれ順番に解説します。
なり方1:独学で必要なスキルを身につける
独学で必要なスキルを身につけ、求人サイトなどで仕事を探す方法があります。Webデザイナーを学べる教材は数多くあるため、独学でも必要なスキルを身につけることは可能です。
ただし独学には「相談できる相手がいない」というデメリットがあります。学習や求職活動で生じた問題をすべて自己解決することは難しく、挫折する人も少なくありません。
そのため、独学であっても誰かに頼れる環境をつくることが大切です。具体的には、次のような方法が挙げられます。
- Webでメンター(相談役の先輩)を探し、学習の悩みを聞いてもらう
- 転職エージェント(後述)を活用し、求職活動をサポートしてもらう
もし独学でWebデザイナーになれたなら、学習コストを抑えられるでしょう。ただし、独学でWebデザイナーになることは、決して簡単ではないことも知っておくべきです。
なお、Webデザイナーへの就業に向けどの言語が自分にあうのか、どう学習を進めればいいのかなどがあいまいな人は「プログラミング学習プラン診断」をお試しください。
かかる時間は1分ほど。4つの質問に答えるだけで、あなたにあう言語や学習プランを診断してもらえます。効率よくスキルを習得したい人は、ぜひ一度お試しください。
また、独学でWebデザイナーを目指したい人は、次の記事で紹介しているロードマップを参考にしてください。
なり方2:Webデザインが学べる大学に通う
大学進学を控えている高校生であれば、Webデザインを学べる大学に進学すると良いでしょう。大学で必要なスキルを身につけて、新卒としてWebデザイナーへの就職を目指せます。
大学に通ってWebデザイナーを目指すなら、Webデザイン系の学部・学科がある学校を選びましょう。必要な知識やスキルを体系的に学べるのが大学のメリットです。
ただし、4年制の大学だと4年間通い続ける必要があり、Webデザイナーになるまでに多くの期間を要します。また、学費も年間100万円を超えることが珍しくありません。
就職であれば初任給は上がりやすいものの、それまでに多くの時間やお金を要します。これから進学を考える場合は、メリット・デメリットを天秤にかけて判断しましょう。
なり方3:Webデザイナーを目指せる専門学校に通う
Webデザイナーを目指せる専門学校に通い、卒業後に就職を目指すのも1つの手段です。第二新卒(20代半ば)であれば、可能性に期待しての「ポテンシャル採用」も十分あり得ます。
高卒であれば、20代以上の社会人でも専門学校に通うことは可能です。1~2年程度で卒業できる専門学校が多く、大学よりもWebデザインにしぼって学びやすいでしょう。
しかし、専門学校の学費も安くはなく、年間100万円を超えるケースが多いです。また、ポテンシャル採用が少ない30代以上だと、選べる就職・転職先が限定されることもあります。
大学よりも短期間でWebデザイナーを目指したい社会人には、専門学校は有力な選択肢です。ただし費用を抑えたい人や、就職・転職の目標が高い人には、あまり向いていません。
なり方4:Webデザインスクールに通う
最もおすすめな選択肢は、Webデザインスクールに通うことです。Webデザインスクールとは名前どおり、Webデザインの学習を専門とする民間のスクールを指します。
多くのWebデザインスクールには年齢制限がなく、社会人でも学生でも利用が可能です。経験豊富なWebデザイナーの講師に教わりながら、挫折せず効率よく学べます。
Webデザインに特化して学べる分、大学や専門学校よりも費用・期間を抑えやすいのが強みです。多くの場合、数ヶ月~1年程度で卒業でき、費用も数十万円程度で済みます。
キャリアサポートも充実している所が多く、30代以上でも就職・転職は十分可能です。短期間でコストを抑えつつ、成功率を高めたいならWebデザインスクールが最もおすすめです。
なお、IT企業への転職や副業での収入獲得を見据え、独学でWebデザインスキルを習得できるか不安な人は「侍エンジニア」をお試しください。
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Webデザイナーに必要な5つのスキル

Webデザイナーになるには、確かなスキルを習得することが大切です。Webデザイナーに必要な5つのスキルを押さえておきましょう。
1つずつ、順番に解説します。
デザインの基礎知識
Webデザイナーには、当然ながらデザインの基礎知識が欠かせません。簡単にいえば、「魅力的なデザインを作るための知識」ということです。Webデザインにおいては、特に次のような要素への理解が求められます。
- レイアウト:Webサイトの構成要素や、それらの配置方法などの知識
- 配色:色が与える心理的な効果や、見栄えの良い色のバランスなどの知識
- フォント:テキスト情報の表現方法や、選び方などの知識
たとえば、Webサイトのユーザーに好印象を与える色を選ぶためには、配色に関する知識が不可欠です。価値あるデザインを生み出すために、こうした基礎知識を押さえておきましょう。
Webデザインにおける「基礎」とは何かを詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。

UI/UXデザインに関する知識
Webデザイナーには「UI/UXデザイン」に関する知識も求められます。簡単に言えば、「ユーザーから見て高品質なWebサイトをデザインするための知識」ということです。
用語 | 概要 |
UI(ユーザーインターフェース)デザイン | WebサイトのUI(操作画面)を整えること。 視認性・操作性に優れたデザインを、機能面から考える。 (例) ・見やすいアイコンの配色 ・操作しやすいボタンの配置など |
UX(ユーザーエクスペリエンス)デザイン | Webサイトを使うユーザーの「体験」を向上すること。 上質な体験につながるデザインを、ユーザー目線で考える。 (例) ・ストレスを感じさせないアニメーション ・わかりやすいポップアップ表示など |
Webサイトの機能に沿ったデザインでも、ユーザーにとって快適とは限りません。上記のように、機能面だけでなくユーザー目線でも優れたデザインを作るための知識が必要なのです。
また、「レスポンシブデザイン」の知識も求められます。デバイスや画面サイズなど、ユーザーごとの利用環境に合わせて調整できるデザインのことです。
デザインツールを扱うスキル

デザインを生み出すための武器となるのが「デザインツール」です。Webデザイナーには、代表的なデザインツールを扱うスキルも欠かせません。代表的なものを下表にまとめました。
デザインツール名 | 概要 |
---|---|
Photoshop | Adobe社が提供するデザインツール。写真や画像の編集を得意としており、加工や合成などが行える。 |
Illustrator | Adobe社が提供するデザインツール。描画を得意としており、イラストやロゴ、アイコンなどの作成が行える。 |
Figma | Figma社が提供するクラウド型のデザインツール。UI/UXデザインを得意としており、Webを介してスムーズなチーム作業が可能。 |
Webデザイナーの仕事におけるデザイン業務では、こうしたデザインツールを扱う場面が多くなります。主要なデザインツールの基本的な機能や使い方を把握し、実務でも使えるように実践しておきましょう。
コーディングスキル
Webデザイナーの仕事はデザインが中心ですが、コーディングスキルも必要です。各言語の文法を理解し、適切なコードを書けることが求められます。Webサイト制作の現場で重要となる言語は、次の3つです。
言語名 | 概要 |
---|---|
HTML | Webページの表示内容を定義する言語 |
CSS | Webページのデザインを整える言語 |
JavaScript | Webページに動きをつけるプログラミング言語 |
Webサイトのコーディングは、WebエンジニアやWebコーダーといった職種が担当するケースも多いです。しかしその場合でも、基本的なコーディングの知識やスキルはあったほうが、スムーズに意思疎通できます。
特にHTMLとCSSのスキルは、Webデザイナーでも求められる場面が多いです。まずはHTMLとCSSの基本を学び、プラスアルファとしてJavaScriptも学ぶと良いでしょう。
なお、Webデザインに使われるプログラミング言語を詳しく知りたい人は次の記事を参考にしてください。

コミュニケーションスキル
コミュニケーションスキルも、Webデザイナーにとって重要です。顧客やチームメイトと上手く関わりながら仕事を進めていくうえで、正確・スムーズな意思疎通が求められます。
また、仕事の進捗を正確に管理したり、発生した問題を解決したりするためにマネジメントスキルも必要です。
在宅のフリーランスWebデザイナーを目指す場合でも、大まかな仕事の進め方は変わりません。コミュニケーションスキルやマネジメントスキルなど、人間的なスキルも高めておきましょう。
未経験からWebデザイナーになる4STEP

未経験からWebデザイナーになるには、正しい手順に沿って取り組んでいくことが大切です。ここからは、未経験からWebデザイナーになる手順を、4つのステップにまとめて紹介します。
- STEP1:Webデザインの学習方法を決める
- STEP2:Webデザイナーに必要な知識/スキルを身につける
- STEP3:Webデザイナーの仕事獲得に役立つポートフォリオを作成する
- STEP4:Webデザイナーの仕事を探す
各ステップを順番に解説します。
STEP1:Webデザインの学習方法を決める
まずは、Webデザインの学習方法を決めましょう。主な学習方法は下表の3つです。
独学でコストを抑えたいなら、オフラインで体系的に学べる学習本、オンラインで実践しやすい学習サイトから選びましょう。挫折せず効率よく学びたいなら、Webデザインスクールが確実です。
それぞれのメリット・デメリットを考慮して、自分に合った方法を選びましょう。
なお、数ある学習サイトのなかでも登録無料で学べるSAMURAI TERAKOYA(侍テラコヤ)は、現役Webデザイナーに質問しながらWebデザインが学べます。
- Webデザインの基礎知識を学ぼう
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Webデザインの基礎からPhotoshopやAdobeXDを用いたデザインのつくり方、実案件を想定したWebサイト制作スキルを習得できます
利用者の途中挫折率は8%。平均回答時間30分以内のQ&A掲示板や必要に応じて活用できるオンラインレッスンで、学習中に出てきた不明点を解決しながらWebデザインスキルが習得可能です。
勉強の進み具合やこれまでの学習時間を確認しながら、自分のペースで学習を進められる「学習ログ」も強みの1つ。入会金不要・いつでも退会OKに加え、無料利用から有料プランに切り替えた際も、最初のひと月は「全額返金保証制度」が適用されるので「他のサービスを選べばよかった」と後悔する心配もありません。
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STEP2:Webデザイナーに必要な知識/スキルを身につける
決めた学習方法に合わせて教材・スクールを選び、実際に学んでいきます。先ほど紹介した、Webデザイナーに必要な知識・スキルをひと通り身につけましょう。
デザインやプログラミングの学習では、知識を吸収するだけでなく実践も欠かせません。実践力を付けるために、手を動かしながら学べる教材を選ぶと良いでしょう。
STEP3:Webデザイナーの仕事獲得に役立つポートフォリオを作成する
必要な知識やスキルが身についたら、仕事獲得の準備を行いましょう。未経験からの仕事獲得には「ポートフォリオ」が欠かせません。ポートフォリオとは、スキル・実績を証明するための資料や作品集のことです。
自身が制作した成果物をポートフォリオにすることで、知識とスキルを客観的にアピールできます。ポートフォリオの完成度が高ければ、実務経験がなくても仕事を獲得しやすくなります。
Webデザイナーがポートフォリオにする成果物は、Webサイトやワイヤーフレーム、デザインカンプなどが一般的です。また、資料としてまとめる際には、主に次の要素を盛り込みます。
- 自己紹介(名前、生年月日、経歴、スキル、資格、使用可能なツール)
- 実績(作品のURLや画像、制作期間、使用ツール、制作意図、コンセプト、制作のポイント、エピソード)
- 条件(報酬や稼働時間)
- 連絡先(連絡先のアドレス、SNSアカウント、その他問い合わせ先)
企業の採用担当者にとっても、ポートフォリオはスキルの重要な判断材料です。積み上げてきたスキルをアピールするために、自身の強みを存分に表現し、積極的に打ち出せるポートフォリオを制作しましょう。
ポートフォリオの作り方をより詳しく知りたい人は、下の記事を参考にしてください。

STEP4:Webデザイナーの仕事を探す
ポートフォリオを作成できたら、仕事を探しましょう。Webデザイナーの仕事を探す方法はさまざまですが、代表的なものは下表の5つです。
在宅のフリーランスWebデザイナーであれば、クラウドソーシングサイトを活用するケースが大半です。会社員Webデザイナーを目指すなら、それぞれのメリットを考慮して選びましょう。
未経験からWebデザイナーへの転身を果たした体験談
なかには、未経験からWebデザイナーになるイメージが湧かない人もいますよね。特に、他職種からの転身は難しいと感じるかもしれません。
しかし現実には、着実にスキルを身につけWebデザイナーに転身し、結果として労働時間の削減と収入アップを実現した例もあります。ここからは、2つの体験談を紹介します。
公務員からの転身例
元公務員の森田彩月さんは、市役所でイベント業務に携わる中でWebデザインに興味を持ちました。さまざまなデザインを見る中で「もっと市民に興味を持ってもらうために何が必要か」と考えるようになったのです。
しかし、独学でWebデザインを学び始めてみたものの、わからない部分を自分で解決できず1ヶ月で挫折。「何もできない、何もわからない」という状態が続いたといいます。
そこで、マンツーマンレッスンが受けられるスクール「侍エンジニア」に入学しました。学習費用はかかったものの「必ず稼げるようになる」と決意し、講師のサポートを活用しながら学習を継続。
そして、見事に公務員からWebデザイナーへの転身を成功させました。現在は個人事業主として、働く時間を公務員時代の半分にしつつ前職を上回る収入を得られているといいます。
森田さんが公務員からWebデザイナーに転身するまでの経緯を詳しく知りたい人は、次の記事をご覧ください。

介護職からの転身例
次に紹介するのは、介護職とダンサーを両立していた山本武さんの例です。山本さんは、学生時代に趣味で行っていた動画編集の経験を活かし、社会人になってからWebデザインの独学を始めました。
しかし、介護職とダンサーに加えての勉強は難しく、独学に挫折。手厚いサポートが受けられるスクール「侍エンジニア」への入会を決めました。
一度は費用面で諦めたものの「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」の給付を受けられたことが大きかったとのこと。
侍エンジニアに入学後は、インストラクターや卒業生メンターから実践的なアドバイスを受けて順調にスキルを伸ばしました。相談しやすい環境から、心に余裕を持って転職活動ができたといいます。
その後、侍エンジニアの転職サポートも活用し、介護職からWebデザイナーへの転身に成功。以前より心身ともに楽で充実した生活を送れるようになりました。
山本さんが介護職からWebデザイナーになるまでの経緯を詳しく知りたい人は、下の記事をご覧ください。

挫折なくWebデザイナーを目指すなら
ここまでの解説を踏まえ、独学でWebデザイナーを目指そうとしている人のなかには
1人でWebデザイナーに必要なスキルを習得できるかな…
途中で挫折したらどうしよう…
と不安な人もいますよね。
いざ独学でWebデザインを学び始めても、勉強の最中に挫折してしまっては学習にかけた時間を悔やむだけでなく「Webデザインスキルを身につけるのって思っていたよりも難しいんだな…」とスキルの習得自体を諦めかねません。
仮にわからないことを飛ばしながら勉強を進めたとしても、Webデザイナーになれるほどの実践的なスキルが身につかなければ、結局後悔することになります。
そこで、おすすめしたいのが「SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)」です。
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実績 | ・累計指導実績4万5,000名以上 ・転職成功率99% ・受講生の学習完了率98% |
現役Webデザイナー講師によるマンツーマンレッスンが受けられる侍エンジニアでは、
- 現役Webデザイナーに質問できるオンラインでのQ&Aサービス
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といったサポート体制を整えているため、学習中に出てきたわからないことや不明点をいつでも相談可能です。「受講生の学習完了率98%」「転職成功率99%」という実績からも、侍エンジニアなら挫折しづらい環境でWebデザイン学習を進められるといえます。
最短距離で目的を実現できるようカリキュラムが組まれているため、勉強する順番や内容を誤り非効率に時間や手間を費やす心配もありません。
なぜ侍エンジニアが挫折せずWebデザイナーに必要なスキルを習得できるのか気になる方はぜひ公式サイトをご覧ください。
公式サイトで詳細を見るWebデザイナーを目指す人によくある質問
最後に、Webデザイナーを目指す人から多く寄せられる質問に回答します。
30・40代からでもWebデザイナーになれる?
30・40代からでも、Webデザイナーになるチャンスは十分あります。Webデザイナーの仕事では、年齢よりもスキルのほうが重要です。スキルさえあれば、年齢は大したネックになりません。
ただし、未経験であることは不利になりやすいため、ポートフォリオでカバーしましょう。高品質なポートフォリオを制作できるように、確かなスキルを身につけることが大切です。
なお、次の記事では30代や40代からWebデザイナーを目指す具体的な手順を詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。


未経験からフリーランスへの独立は無理?
未経験からフリーランスのWebデザイナーとして独立することは、まったく無理というわけではありません。確かなスキルを習得し、完成度の高いポートフォリオを活用して上手く営業できれば、案件を勝ち取るチャンスはあります。
しかし現実的に、実務経験がないことは大きなディスアドバンテージです。確かな実績や信頼性がない状態では案件を獲得しにくく、安定した収入獲得は難しいでしょう。
そのため、まずは会社員か副業のWebデザイナーを目指すのが堅実です。いきなりフリーランスを目指したい場合は、キャリアサポートを受けられるスクールを利用しましょう。
未経験からフリーランスWebデザイナーになるロードマップを詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。

Webデザイナーに向いているのはどんな人?
Webデザイナーに向いている人の主な特徴は、次の3つです。多く当てはまるほどWebデザイナーが向いているでしょう。
- こだわりが強い
- 小さなことにも目が向く
- 地道な作業が苦にならない
少し配置を変えただけでも印象が変わるほど、Webデザインは繊細なものです。そのため「こだわり」が強い人や、小さなことにも目が向く人のほうが、Webデザインの品質を高めやすいといえます。
またWebデザインの仕事では、グラフィックソフトを用いたデスクワークなど、地道な作業が多いです。こうした作業が苦にならない人にも、Webデザイナーは向いています。
なお、次の記事ではWebデザイナーに向いている人・向いていない人の特徴をそれぞれ詳しく紹介しているので、あわせて参考にしてください。

Webデザイナーは「なくなる」「やめとけ」って噂は本当?
Webデザイナーには「なくなる」「やめとけ」という噂もありますが、そんなことはありません。
「なくなる」と言われる理由は、昨今のAI普及によるものでしょう。確かに、AIによりある程度の単純作業は自動化されていくと考えられます。
しかし、AIは「0」から「1」を生み出すことも、顧客とやり取りすることもできません。そのため、Webデザイナーの仕事すべてが「なくなる」とは考えにくいです。
また、「やめとけ」と言われる理由はさまざまですが、多くは職場環境や待遇への不満から来るもの。こうした要素は企業によって事情が全く異なるため、一概には言えません。
Webデザイナーはやりがいのある仕事ですし、確かなスキルがあれば収入アップも狙えます。
なお、下の記事ではWebデザイナーが「やめとけ」といわれる理由を、詳しく解説しているので、良ければ参考にしてください。

まとめ
今回は、「Webデザイナーになるには」と疑問を抱える人に向けて、次の6点についてお伝えしました。
Webデザイナーは、クリエイティブでやりがいのある仕事ですが、確かなスキルが求められます。未経験からWebデザイナーを目指すなら、基本的なことを把握したうえで取り組みましょう。
独学でもWebデザイナーに必要なスキルは習得できますが、挫折しやすいため注意してください。挫折せず効率よくWebデザインを学びたいなら、Webデザインスクールの利用も考えましょう。
本記事の解説内容に関する補足事項
本記事はプログラミングやWebデザインなど、100種類以上の教材を制作・提供する「侍テラコヤ」、4万5,000名以上の累計指導実績を持つプログラミングスクール「侍エンジニア」を運営する株式会社SAMURAIが制作しています。
また、当メディア「侍エンジニアブログ」を運営する株式会社SAMURAIは「DX認定取得事業者」に、提供コースは「教育訓練給付制度の指定講座」に選定されており、プログラミングを中心としたITに関する正確な情報提供に努めております。
参考:SAMURAIが「DX認定取得事業者」に選定されました
記事制作の詳しい流れは「SAMURAI ENGINEER Blogのコンテンツ制作フロー」をご確認ください。
この記事の監修者

フリーランスWebデザイナー
【プロフィール】
2010年からインハウスデザイナーとしてECサイトの運営(デザイン業務・コーディング・サイト保守・ディレクター業務)やカタログ・名刺等DTPデザイン、採用面接、未経験デザイナー育成実務などを経験。その後、2020年よりフリーランスへ独立し、Webサイト制作を受託。これまでに約40件以上の制作案件やプロジェクトへ参加。現在は、侍エンジニアのインストラクターとしても活躍中。
【専門分野】
Webデザイン,UI/UXデザイン,HTML/CSS,JavaScript,jQuery,PHP,WordPress
【保有資格】
・Webクリエイター能力認定試験(エキスパート)
・ウェブデザイン技能検定(2級)