20代で年収500万を稼いでいる人ってどれくらいいるの?
20代で年収500万を実現させるためにやるべきことは何?
このような悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
20代のうちから年収500万を稼げば、生活をする上で起こるあらゆる支出にも対応できます。
では、どのようなことに取り組めば20代で年収500万を実現させられるのでしょうか。本記事では、20代で年収500万を目指すためにやるべきことについて紹介します。
この記事の監修者
フルスタックエンジニア
音楽大学卒業後、15年間中高一貫進学校の音楽教師として勤務。40才のときからIT、WEB系の企業に勤務。livedoor(スーパーバイザー)、楽天株式会社(ディレクター)、アスキーソリューションズ(PM)などを経験。50歳の時より、専門学校でWEB・デザイン系の学科長として勤務の傍ら、副業としてフリーランス活動を開始。 2016年、株式会社SAMURAIのインストラクターを始め、その後フリーランスコースを創設。現在までに100名以上の指導を行い、未経験から活躍できるエンジニアを輩出している。また、フリーランスのノウハウを伝えるセミナーにも多数、登壇している。
20代で年収500万は夢見すぎではないがすごい!
「20代で年収500万を目指す!」と宣言すると、周りから「夢を見過ぎなんじゃない?」と思われてしまうのではないでしょうか。
たしかに、20代で年収500万を実現するのは簡単なことではありませんが、20代で年収500万を実現するのは現実的に可能です。
ここでは、実際に20代で年収500万を達成した人の割合を紹介します。20代で年収500万を目指すことがどれくらい現実的なのか、ぜひ参考にしてくださいね。
20代で年収500万の割合
20代の平均年収で最も割合が高いのは300万から400万の間で、およそ39.1%です。それに比べて、20代のうちから年収500万以上を実現している方の割合は、12.8%です。
およそ87%以上の方は20代で年収500万を下回っており、20代のうちに年収500万を実現させることは簡単ではないことがわかります。
「20代で年収500万なんて目指せるわけがない」
このように思った方も多いのではないでしょうか。
しかし、あなたの日頃の取り組み方次第で、20代のうちから年収500万を実現させることは可能です。まずは、20代で年収500万を実現させるために、どのような取り組みをすれば良いか自分と向き合いましょう。
20代で年収500万の生活とは
20代で年収500万を達成している方は、どのような生活をしているのでしょうか。
ここでは以下3点のライフスタイルから、20代で年収500万を達成している方のリアルな生活を紹介します。
あなたのライフスタイルと照らし合わせて、20代のうちに年収500万を達成したときにどのような生活を送れば良いのか参考にしましょう。
独身の場合
独身の場合、主な生活費は約13万円です。内訳としては、以下のとおりです。
家賃や水道光熱費、通信費に関しては地域や世帯によって異なりますが、平均して年収の約1/4程度が支出額と言われています。
残りの額は貯金などに当てられるため、独身だと比較的余裕を持った生活ができるでしょう。
二人暮らしの場合
二人暮らしの場合は独身よりも生活費がかかり、約25万円が生活に必要です。内訳は、以下のとおりです。
二人暮らしになると、家賃および食費が大幅に増えます。また、全体的に支出額も増えるため、貯金できる額は独身の半分となるでしょう。
子どもがいる場合
子どもができると、二人暮らしの生活費に加えて養育費や保険料が必要です。
ここでは、子ども1人がいる場合の支出額を紹介します。
子どもがいる場合、生活費は約29万円必要です。内訳は、以下のとおりです。
世帯によって差があるものの、一ヶ月の平均的な養育費はおよそ2万円で、保険料は約1.5万円から2万円程度必要です。
毎月の貯金額は収入の1割程度になるため、貯金額を増やすのであれば個人的に必要な雑費を抑えるなどの対策が必要でしょう。
20代で年収500万を稼げる職業とは?
20代で年収500万を稼ぐためには、お金を稼げる職業に就く必要があります。20代で年収500万を稼げる主な職業は、以下5点です。
あなたが20代のうちに年収500万を目指すのであれば、これらの仕事を視野に入れるのがおすすめです。
ここでは、20代で年収500万を稼げる5つの職業について紹介します。
プログラマー
プログラマーは、プログラミング言語を用いてコンピュータープログラムを組み、システムやソフトウェアを開発する仕事です。
プログラマーを目指すためには、プログラミング言語のスキルが必要です。
現代ビジネスにおいて、プログラマーの需要はさらに拡大しています。プログラミングスキルを身につけられるプログラミングスクールや動画などのオンラインでも学習できる環境が整っているため、未経験からでも目指しやすい職業です。
プログラマーとしての実績やスキルを高められれば、将来的にはエンジニア業界を目指すことも可能です。エンジニアとして活躍できれば、年収1000万も夢ではありません。
営業職
営業職は、自社商品や提携している他社の商品を販売するためにアプローチする仕事です。
営業職で働けば、あなたの営業によって契約または商品の購入で会社に利益が得られると、契約数に応じて給与が上がる会社もあります。会社によっては、営業職での給与は基本給に加えて歩合制のところもあるため、契約を取れるほど年収も上がりやすいのが特徴です。
営業職にはさまざまなスキルが必要であり、初めのうちから年収を上げることは簡単ではないです。しかし営業職での実績を積めば、年収500万どころか年収1000万も夢ではありません。
医療系の専門職
医療系の専門職には、医師や看護師に限らず医薬品や医療技術の開発者など、さまざまな分野があります。
医療系の専門職は高い年収が期待できますが、スキルや知識、資格などが高いレベルで求められるため、就職する前にあらかじめ身につけておきましょう。
もし人の健康や命にかかわる仕事に興味があるなら、医療系の専門職を視野に入れるのもおすすめです。
Webマーケター
Webマーケターは、Web上の顧客に価値を提供することで売上を増やしていくために、他社サイトなどの競合をリサーチし、あらゆる戦略を実行する仕事を指します。
Webビジネスの需要が拡大している現代において、Webマーケターの必要性は高まっています。
Web系の職業で年収500万を目指すのであれば、Webマーケターはおすすめです。
コンサルタント職
コンサルタント職は、クライアント企業の経営課題解決に向かうための戦略を立て提言をする役割を担い、企業の成長を目的とした支援を行う職業です。
あらゆる競合が存在するビジネス業界において、コンサルタント職の必要性は非常に高いです。
コンサルタント職にもいくつかの分野があり、一般的なコンサルティングを行うものやIT業界に特化したコンサルティングを行うITコンサルタントなども存在しています。
コンサルタント職は、戦略を立てて解決へ向かうための課題解決能力や、コミュニケーション能力などさまざまなスキルが必要ですが、実績を積めば年収500万以上を目指すことも可能です。
20代で年収500万を実現するためのロードマップ
20代で年収500万を実現するためには、職業にこだわるだけでなく客観的に自分と向き合うことも大切です。自分と向き合い正しいロードマップを歩むことで、20代で年収500万を稼ぐ夢を実現できます。
20代で年収500万を実現するために、以下4点のロードマップに取り組みましょう。
自己分析をする
まず、現状のあなたが20代のうちに年収500万を実現できる状況かを見つめ直すことが大切です。
自己分析は、自分の性格などを見つめ直すイメージをもたれがちです。しかし、ほかにも客観的に今の自分が年収500万を実現させるスキルや知識などがあるかを振り返ることも、自己分析として挙げられます。
まずは今のあなたに年収500万を実現させる能力があるかを見つめ直し、実現するにはどのような対策をすれば良いかを考えることから始めましょう。
スキルアップや資格取得をする
自己分析によって今の自分を客観的に見つめ直したら、年収500万円を実現させるために必要なスキルや資格の取得に挑戦しましょう。
例えばプログラマーとして年収500万円を目指すためには、高度なプログラミングスキルを身につけることが必須です。
あなたが働いている職業で年収500万円を目指すためにはどのようなスキルや資格が必要なのかをまずはリストアップし、1つずつ習得していくことがポイントです。
スキルアップや資格取得には時間が必要なので、焦らず地道に取り組むことを理解しておきましょう。
転職を考える
「20代で年収500万を目指したいけど、今の仕事では実現できそうにない…」
このような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
もしあなたが、今の仕事では年収500万稼げないと感じるのであれば、転職を視野に入れることもおすすめです。
20代で年収500万を実現させている人の割合が9.6%であると先述したように、すべての仕事で年収500万を目指すことは簡単ではありません。
本気で20代のうちに年収500万円を目指したいのであれば、思い切って転職してみると良いでしょう。今では多くの転職エージェントや求人サイトが存在しているので、それらを活用しながら転職を視野に入れてはいかがでしょうか。
副業や起業にチャレンジする
「転職すれば年収500万円稼げるかもしれないけど、転職する勇気がない…」
このような方は、副業に挑戦すると良いでしょう。副業を始めれば、本業の収入に加えて副業収入を得られます。
本業での収入が毎月およそ30万円だとすれば、30万円×12ヶ月分+ボーナス4ヶ月分で年収480万円稼げます。それに加えて副業で約20万円稼げば、年収500万円を実現させられます。
副業にもさまざまな種類があり、具体的にはプログラマーの仕事やWebライター、せどり、投資などです。
あなたに合った副業を見つけ、副収入で年収500万円を実現させるのもおすすめの方法です。
また、年収500万を実現させたいなら起業も視野に入れると良いでしょう。起業すれば、副収入ではなく本業の収入として年収500万を実現させられます。
どのような業界で起業を始めるかは人それぞれ異なりますが、現代ビジネスにおいて需要が拡大しているIT業界であれば、年収500万を実現させることは難しくないでしょう。
20代で年収500万円代に関するよくある質問は?
20代で年収500万を目指すことは簡単でないがゆえ、さまざまな疑問を持つ方も多いです。
そこで、ここでは20代で年収500万以上を目指す方の多くが疑問を抱く、以下2点に答えます。
女性でも20代で年収500万になれる? 割合は?
結論から言うと、女性でも20代で年収500万を目指すことは可能です。
年収500万以上を実現している20代女性の割合は、およそ6.4%とされています。
20代の女性が年収500万を目指せる主な職業は、プログラマーやコンサルタント、営業職、そして看護師です。どの職業も高度なスキルが求められるため簡単に目指せる職業ではありませんが、女性でも20代のうちから年収500万を目指すことはできます。
20代で年収500万あれば婚活できる?
20代のうちから年収500万あれば、婚活に成功しやすいです。なぜなら、20代のうちから年収500万あれば、結婚してから家族を養うために必要な支出にも対応できるからです。
しかし、年収500万あるからといって必ずしも婚活に成功するとは限らないことを理解しましょう。
婚活を成功させるために大切なことは、年収だけではありません。年収ばかりに気を取られてしまわないよう、注意しましょう。
20代でキャリアチェンジをした実例とは?
ここでは、20代でキャリアチェンジした実例を紹介します。
20代でキャリアチェンジに成功することで、年収500万を実現した方は多いです。もしあなたが今の仕事で年収500万を実現させることが難しいと感じているなら、キャリアチェンジを視野に入れると良いでしょう。
キャリアチェンジすることで、20代で年収500万を実現させることが期待できます。
実際に20代でキャリアチェンジをした実例を参考に、あなたも年収500万を目指してはいかがでしょうか。
副業目的から転職した齊藤さん
斉藤さんは、新卒入社した会社の福利厚生をきっかけに副業目的でプログラミング言語であるPythonの面白さに目覚め、本格的にスキルの学習に取り組みました。
SAMURAI ENGENEERのAIコースでの学習を経て、データ分析系企業への転職に成功しました。
斉藤さんの詳しいインタビュー内容はこちら
知識ゼロから月収約50万を達成した森さん
森さんは、プログラミングとしての実務経験が未経験でした。
しかしフリーランスエンジニアの自由な働き方に憧れてSAMURAI ENGNEERを受講し、プログラミングスキルを身につけました。
知識ゼロの未経験からSAMURAI ENGEENERでプログラミングスキルを習得し、クラウドソーシングなどを活用して月収約50万を実現させることに成功しました。
森さんの詳しいインタビュー内容はこちら
飲食業からエンジニア転職で年収UPした岩井さん
岩井さんの転職活動のきっかけは、就職活動を機に無料のプログラミングスクールがあることを知ったことでした。
中学校のころにプログラミングの授業で賞を獲得した経験から、エンジニアを目指し始め、飲食業に勤めながらSAMURAI ENGENEERを半年間受講しました。
その結果、エンジニア転職に成功し年収も前職から約100万円上げることを実現できました。
岩井さんの詳しいインタビュー内容はこちら
まとめ
20代のうちから年収500万を実現させることは簡単ではありませんが、比較的年収が高い職業に就職したり個人で稼ぐスキルを身につけたりすれば、十分目指せます。
年収500万を目指せる職業は、基本的に高いレベルのスキルが求められます。
もし20代で年収500万を目指したいのであれば、まずは自己分析をしてどのようなスキルや知識が足りないのかを客観的に見つめ直すことが重要です。
今の仕事で年収500万を目指すことが難しいのであれば、転職や独立も視野に入れると良いですよ。