50歳目前でプログラミング学習！働きながらのスクール受講で得たものとは

「手に職をつけるきっかけにしたい」という想いからプログラミング学習を決意した國井さん。はじめは独学でプログラミングの習得に挑戦したものの、限界を感じSAMURAI ENGINEERへ入校。オーダーメイドコースで24週間の受講を経て、プログラミングスキルの習得を果たしました。

今回は、SAMURAI ENGINEER卒業生の國井さんに、働きながらスクールを受講しプログラミングスキルを身につけるまでの道のりについてインタビューさせていただきました。

選んだコース（受講期間）	オーダーメイドコース（24週間）
学んだ言語/フレームワーク	HTML/CSS、PHP、Swift
受講期間中に学んだこと	・Webアプリ開発 など

なお、プログラミングスキルを身につけるまでの経緯は、次の動画でも紹介しているので是非ご覧ください。

手に職をつけたい！将来への危機感からプログラミング学習を決意

──プログラミングを勉強しようと思ったきっかけを教えてください。

國井さん：コロナウィルスが流行する直前くらいの時期に、手に職をつけないといけない状況に陥ったんです。万が一会社が潰れたりクビになり転職活動を始めたりしたとしても、今の自分ではアピールできる武器が少なく、次の仕事を獲得するのは厳しいと感じました。

いま携わっている仕事では、専門技術が身に付く業務内容が一部分しかなかったこともあり「自分でスキルを身につけなくては」と思い立ったんです。

かけたもの以上に戻ってくる！効率を重視しスクールでの学習をスタート

──スクールに入校しようと考えたのはどうしてですか？

國井さん：スクールのほうが独学より効率よく学べる点に加え、得られるものも多いと感じたからです。

はじめのうちは独学でHTML/CSSやPHPを学んでいました。ただ、独学を続けていくうちに「わからないことがわからない状態」に陥ってしまったんです。

書いてあるサンプルコードを写せばプログラム自体は動かせましたが、コードの意味や動く仕組みはわかりませんでした。本やオンライン教材も使いましたが、動く仕組みなどは学べなかったんです。

「このままではいくら時間があっても足りない」そう感じ始めました。当時は「1年でプログラマーとして独り立ちしたい」という目標を抱いていたこともあり、スクールで現役エンジニアに直接指導していただいたほうが、目標を実現できると思ったんです。

「独学で1週間かかることがスクールでは1時間でできる。それなら、お金払ってでもプロに教えてもらったほうが学習時間は短くなる」と思いました。「かけたお金は後にかけた以上で戻ってくる」と思い、決意した形です。

現役エンジニアから苦労話や仕事をしていくうえでおさえておきたいノウハウなどが聞ける点でも、人脈が広がりづらい独学と比べて良いと感じました。

そうしてスクールを探している折、たまたま広告でSAMURAI ENGINEERを見かけたんです。実際にカウンセリングで話を聞いたところ「手に職をつけて卒業した受講生がいる」「色んな講師の方がいる」などとわかり、SAMURAI ENGINEERでの受講を決めました。

SAMURAI ENGINEERでの受講を通じて得たものは「考える癖」

──実際にSAMURAI ENGINEERを受講してみてどうでしたか？

國井さん：異業種の方との交流など、思っていたとおり受講を通じて本当に人脈が広がりました。気軽にちょっとした相談もできますし、自分が相談されることもありましたね。

──SAMURAI ENGINEERでの受講を通じて、得られたものを教えてください。

國井さん：学習を通じて「考える癖」が身についたと思います。

レッスンのたび、インストラクターから「國井さんがどういう形にしたいのか、しっかり考えてください」と、考える機会を与えていただきました。具体的には、作りたいアプリの開発過程で実装したい機能を因数分解し、何が必要か考えるなどですね。

何も考えず言われた課題をただこなす、いわゆる「指示待ち」ではいけません。「國井さんならどう考えますか」と質問してくれたうえで、考えたことへアドバイスしてくれる指導方針のおかげで、考えるクセが身につきました。

もし仮に考えが間違っていた際も「違いますよ」と正直に伝えていただけたのもよかったです。

──勉強するなかで、つまずいた点はありましたか？

國井さん：先ほどの「考えるクセ」をつけるのには苦労しました。

はじめのうちは、教材に書いていることをやれればできた気になっていました。ただ、それはあくまで「教材どおりにやったから動いた」というだけで、教材がない実際の現場で同じようにはできませんからね。

──学習へのモチベーション等はどう維持されたのですか？

國井さん：モチベーションの維持はもちろん、限られた受講期間でスキルが身につけられるよう、カレンダーに印をつけ「ここまでにこれをやろう」と決めていました。

また、自分が支払った費用を1時間あたりの単価に置き換え「払った費用を回収するには何ができるようになればいいのか」ということも考えました。

プログラミング学習で得たものは今の仕事にも活きている

──学習を通して、プログラミング以外に何か実感した変化はありましたか？

國井さん：「自分から積極的に動こう」と、いま携わっている仕事への取り組み方が変わりました。

残っている作業を見つけて片付けるなど、自分から積極的に働くようになりました。また、今の業務で自動化できる部分がないか、といった考え方を持てるようになったのも、プログラミングを学んだおかげだと思います。

仲の良いお客様から「表情が変わったね」と言われるようになったことからも、以前より活力を持って働けているのだと感じています。

──プログラミング学習に興味があるものの、踏み出せない人にメッセージをお願いします。

國井さん：「こうなりたい」と目標をあらかじめ決めて、向かっていくのが一番かなと思いますね。

目標があれば、たとえ苦しいときでも頑張れます。自分がどうなりたいのかという理想像を決めたうえで動き出せば、未経験からでもプログラミング学習へ踏み出しやすくなるかと思います！