シングルマザーでも正社員になれるの?
正社員になるならどんな仕事がやりやすいんだろう?
時間の制約が多いシングルマザーは、正社員になるべきかどうか迷う方も多いのではないでしょうか。そんな悩みを持つ方のために、正社員として働きたいシングルマザーにおすすめの仕事を5つご紹介します。
この記事を読めば以下のことがわかります。
- シングルマザーが正社員になるメリット・デメリット
- シングルマザーが正社員として働くのにおすすめな仕事
シングルマザーが正社員として働くためにやるべきこともお話しするので、ぜひ最後までご覧ください。
シングルマザーが正社員で働くことは可能である理由
シングルマザーは、一般的な家庭に比べて家事と育児の両立がより一層大変なので、正社員として働くのは難しいと考える方もいます。しかし、実際はシングルマザーで正社員として働いている方は多くいるのです。
厚生労働省による「令和3年度全国ひとり親世帯等調査結果報告書」によると、シングルマザーの86.3%が就業しており、そのうち正社員として働いている方は48.8%ともっとも多いことがわかりました。
では、なぜシングルマザーは正社員として働くことが可能なのでしょうか。2つの大きな理由をお話しします。
支援制度が整備されてきている傾向があるから
政府や非営利団体などは、シングルマザーに対してさまざまな支援制度を提供しています。
たとえば、東京都では20歳未満の子供を扶養するひとり親世帯の保護者が就職に役立つ講座を受けた際には、受講料の60%を給付する制度を設けています。(< 東京都福祉保健局ひとり親家庭自立支援教育訓練給付金)また、就労専門の相談員がシングルマザーの自立・就業に向けたアドバイスもしてくれるため、悩みを相談しやすい環境が整えられているのです。
政府や非営利団体の支援制度をうまく活用することで、シングルマザーでも働きやすい職場を見つけられます。
職業選択の幅が広がっているから
近年、シングルマザーを含めた働く親に対する雇用機会が増えています。たとえば、リモートワークやフレックスタイム制を導入する会社・子育て支援施策を導入している会社などです。
このような会社が増えてきたことで、シングルマザーでもさまざまな職種から仕事を選択できます。
また、専門知識や高い教育レベルを持つシングルマザーの場合は、より職業の選択肢が広がります。スキルさえあればひとり親以外の人と同じ条件で働くことも可能なのです。
シングルマザーが正社員として働くメリット
シングルマザーにとって、正社員かパートかどちらの働き方を選ぶのかは非常に悩ましいポイントです。どちらの働き方も間違いではありませんが、自分の優先したいことを叶えられる働き方を選ぶといいでしょう。
前述したように、正社員として働くシングルマザーは増加傾向ですが、実際どのようなメリットがあるのでしょうか。
ここからは、シングルマザーが正社員として働くメリットを3つご説明します。
安定した収入を得られる
正社員として働くことで、一定の安定した収入を得られます。多くの企業では、一か月に一回決まった金額が支払われるため、定期的に安定収入を得られるのは安心感があるでしょう。
アルバイトやパートだと、子供の急な体調不良で仕事を休んだ場合その分収入が減りますが、正社員であれば有給休暇をあてられます。突然休まなくてはいけない時に収入の心配をしなくていいのは大きなメリットです。
また、正社員は非正規雇用で働く人と比べて仕事を失う可能性が低いメリットもあります。正社員は、一般的に雇用期間に限りがないため、契約が継続している限り解雇されることはありません。
突然職を失うリスクが低い面でも、安定した収入につながります。
社会保険料の負担額が減る
正社員は、社会保険料を会社と折半できるため、雇用前より社会保険料の負担額が減ります。雇用主と労働者で負担する割合は、おおよそ半分ずつが一般的です。
企業に所属しない個人事業主やアルバイトの場合、国民健康保険に加入します。国民健康保険と社会保険を比較すると、年間で負担額が大きく変わるため、長い目で見て非常にメリットが大きいです。
また、社会保険には健康保険以外に厚生年金保険・雇用保険・介護保険・労災保険が含まれます。勤務中の事故や妊娠・出産の際に、国民健康保険より手厚い保障を受けられるのが特徴です。
スキルアップやキャリアアップのチャンスがある
正社員は、職業的な経験やスキルを積む機会が増えます。
たとえば、ファミレスで店長を務めるのは一般的には正社員で、パートやアルバイトの方が責任の重い仕事をする機会は少ないですよね。それは、なにかミスを起こした場合、パートやアルバイトが責任を負えないからです。
このように、正社員であれば責任のある仕事を任される可能性がありますが、パートやアルバイトでは基本的に職務内容は変わりません。仕事をしながらスキルを磨きたいのであれば、正社員になるといいでしょう。
スキルアップやキャリアアップが実現すれば、収入の向上も期待できます。シングルマザーとして収入をできるだけ増やしたい方も、正社員としてスキルを磨くことをおすすめします。
シングルマザーが正社員として働くデメリット
シングルマザーは、子育てと家計の責任をひとりで背負うため正社員として働くのに抵抗を感じる方もいます。パートに比べて勤務時間も長くなるため、心身ともに負担がかかるためです。
正社員は多くのメリットがありますが、現実的に働き続けることは大変なのも事実です。具体的にどのようなデメリットがあるのでしょうか。
ここからは、シングルマザーが正社員として働くデメリットを2つご説明します。
残業や出張が発生する場合がある
正社員の場合、残業や出張が発生する可能性があります。
残業が多い職場だと、仕事の負担が大きく、時間的な負担も大きくなります。特にシングルマザーは子供の世話や家事をひとりで行うため、家庭生活とのバランスが崩れてしまうでしょう。
また、出張が発生すると家を開けなくてはいけません。シングルマザーの場合子供がいるため、親戚に預けたりシッターを利用したりする必要があります。
残業や出張といったイレギュラーの対応は、シングルマザーにとって非常に難しい課題です。家庭のニーズを考慮しながら、仕事と家族とのバランスをとる必要があるでしょう。
会社によっては勤務時間の調整がしにくい
正社員として働くには、子供の送り迎えや家族の都合によって勤務時間を調整する必要があります。しかし、会社によっては柔軟な対応ができない可能性もあるため、事前に相談しておくことが大切です。
勤務時間を調整するためには、以下のような制度があるか確認するといいでしょう。
- フレックスタイム制度
- テレワークの実施
- 短時間勤務
このような制度を活用すると、家庭の状況に合わせた勤務時間を実現できます。一方、出勤時間と退勤時間の融通が利かない会社だと、働きづらさを感じるでしょう。
シングルマザーが正社員として仕事を探す際のポイント
子供をひとりで見なくてはいけないシングルマザーは、仕事選びが重要です。無理な働き方をしてプライベートや子供との時間がなくならないよう、慎重に選びたいですよね。
シングルマザーが正社員として働くには、柔軟な働き方ができる職場を選ぶ必要があります。
そこでここからは、シングルマザーが正社員として仕事を探す際のポイントを3つご紹介します。正社員で継続的に働こうと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
在宅勤務ができる
在宅勤務が可能な職場であれば、子供の送り迎えや家庭の時間を気にすることが少なくなります。通勤時間が長いとその分働ける時間が短くなるため、できるだけ多く稼ぎたい方にも在宅勤務はおすすめです。
平成27年より「ひとり親家庭の在宅就業推進事業」が実施され、ひとり親が在宅勤務しやすい環境が整えられつつあります。(< 厚生労働省ひとり親家庭の在宅推進事業)在宅勤務を推進している企業が見つけられない場合は、在宅就業コーディネーターに相談するといいでしょう。
ただ、在宅勤務で子供の世話や家事をしながら仕事をする場合は、自分でしっかりとスケジュールを組んで作業を進める必要があります。仕事とプライベートの境界が曖昧にならないように気をつけましょう。
有給休暇が取りやすい
シングルマザーの場合は、有給休暇を取りやすい仕事を選ぶといいでしょう。なぜなら、子供が急に熱を出して迎えに行かなくてはならない時、対応できるのは自分しかいないからです。
多忙を極める職種や有給制度が整っていない職場だと、休みをとった際に給与を引かれてしまう可能性があります。子供の体調不良はいつ起こるかわからないので、急に休みを取らなければいけなくなっても有給休暇にあててくれる職場が安心です。
基本的に入社半年で有給休暇を取得できます。仕事の面接の際に、「有給はいつから取得可能なのか」「急な休みを有給にあてることはできるのか」事前に確認しておくといいでしょう。
フレックスタイム制度やテレワークが推奨されている
フレックスタイム制度やテレワークが推進されている職場は、家庭の状況に合わせて働き方を変えられるためシングルマザーに向いています。
たとえば、フレックスタイム制度のある職場であれば、子どもを保育園に預けてから出社するなどの対応が可能です。また、テレワークが推進されている職場であれば、子どもが体調を崩した時などに自宅で仕事をしながら看病ができます。
シングルマザーは家庭の用事や突然のトラブルにひとりで対応しなくてはいけません。そのため、柔軟に対応できるようフレックスタイム制度やテレワークが推進されている職場を選ぶと働きやすいでしょう。
シングルマザーが正社員として働くのにおすすめな仕事5選
シングルマザーが正社員として働くには、一般的な人より数々の条件をクリアしなくてはいけません。仕事とプライベートの時間をどちらも大切にするために、働きやすい職種を選ぶといいでしょう。
そこでここからは、シングルマザーが正社員として働くのにおすすめな仕事を5つご紹介します。仕事内容・平均年収・おすすめな理由をわかりやすくまとめているので、自分に合った職種を見つけてください。
ITエンジニア
仕事内容 | ・ソフトウェアやハードウェアの開発 ・ネットワーク管理・システムの保守・運用 ・問題のトラブルシューティング ・新しい技術の研究開発 |
平均年収 | 約5,980,000円(< 経済産業省「IT人材に関する各国比較調査結果報告書」) |
おすすめな理由 | ・ライフスタイルに合わせた柔軟な働き方ができる ・将来性があるためキャリアの安定性が期待できる ・他業種に比べて平均年収が高い |
ITエンジニアはパソコンさえあれば作業できるため、テレワークや在宅勤務を推奨する会社が多くあります。そのため、子育てとの両立がしやすいです。
また、他業種に比べて平均年収が高い傾向にあります。技術さえあれば性別も年齢も関係なく稼げるため、家計を支えるシングルマザーにおすすめの仕事でしょう。
侍エンジニアは、確実に現場で役立つスキルが身に着くプログラミングスクールです。これからエンジニアを目指す方は、侍エンジニアで効率よくスキルを身に着けましょう。
WEBデザイナー
仕事内容 | ・WEBサイトやWEBアプリのデザイン制作 ・WEBページのレイアウトやグラフィックデザインの作成 ・フォントの選定 |
平均年収 | 約4,364,000円(< indeed 日本でのWEBデザイナーの平均給与) |
おすすめな理由 | ・リモートワークやフレックスタイム制度を活用できる ・フリーランスになりやすい |
WEBデザイナーの仕事内容はプログラミングが主なので、パソコンがあればどこでも作業できます。自分のスケジュールに合わせて出社するかリモートワークにするかを選択できるのがメリットです。
また、WEBデザイナーはフリーランスとしても問題なく働けます。フリーランスであれば、自分の時間と仕事のバランスを調整しやすいので、シングルマザーとして働き方の自由度を高めることが可能です。
事務職
仕事内容 | ・電話応対や来客対応 ・データ入力とデータ管理 ・必要な文書や資料の作成と整理 |
平均年収 | 約3,945,000円(< indeed 日本での事務の平均給与) |
おすすめな理由 | ・定時で退社しやすい ・未経験でも採用されやすい ・パソコンのスキルを身につけられる |
事務職は、オフィス内での業務を支える役割を担っています。ルーティーンワークになっている場合が多いため、残業が発生しにくいのが特徴です。
未経験でも始めやすい仕事ですが、仕事をしていく中で基本的なパソコンの技術を身に着けられます。他の仕事にも役立つため、キャリアアップとして転職する際に大いに役立つでしょう。
医療事務
仕事内容 | ・患者への案内とサービスの提供 ・医療記録の作成と管理 ・医療機器や薬品の発注と在庫管理 |
平均年収 | 約2,528,000円(< indeed 日本での医療事務の平均給与) |
おすすめな理由 | ・全国に医療現場があるため職場探しに困らない ・医療業界の需要が安定している ・正規の勤務時間で働ける |
医療事務は、クリニックに来た患者の情報や手続きに関わる仕事をします。医療現場は全国各地にあるため、自宅の近くや駅の近くなど、出勤しやすい場所で働けるのが特徴です。
今後も医療現場は需要が増える職種なので、仕事に困ることはないでしょう。
また、正規の勤務時間で働けるため、シングルマザーにとって働きやすい職種です。子どもの送り迎えに合わせて勤務時間を調整できます。
介護職
仕事内容 | ・要介護者の身体介助 ・入居者の日常生活の支援 ・介護記録の作成と報告 |
平均年収 | 約2,991,000円(< indeed 日本での介護職員の平均給与) |
おすすめな理由 | ・自分の暮らしに合った働き方ができる ・人と深く関われる ・人手不足のため需要が高い |
介護職は、高齢者や障害者の方々を身体的・精神的にケアする仕事です。24時間365日体制で行われるため、自分の働きやすい曜日や時間で働けます。
利用者やその家族との関わりが深いため、やりがいを感じやすい職種です。シングルマザーとして、働くモチベーションを高めることにつながるでしょう。
また、介護職は、人手不足の職種として有名です。万が一引っ越しなどで仕事を辞めなくてはならなくても、新しい職場を見つけやすいでしょう。
シングルマザーが正社員として働くにすべきこと
ここまで、シングルマザーが正社員として働くために必要な情報をお伝えしてきました。
シングルマザーは転職活動する時間も限られているため、できるだけスムーズに転職活動を進めるのが理想です。そこでここからは、シングルマザーが正社員として働く前にすべきことを3つご紹介します。
この3つを事前に行うと、限られた時間で理想の職場を見つけられるでしょう。
キャリアアドバイザーに相談する
職場探しは、自分ひとりで行うと手間も時間もかかります。できるだけ効率的に行うために、キャリアアドバイザーに相談しましょう。
子供のことや生活環境、求める収入や職場環境などをキャリアアドバイザーに相談すると、プロから的確なアドバイスを受けられます。希望条件に合った求人を探してもらえるので、効率よく新しい職場を見つけられるでしょう。
また、転職サイトのキャリアアドバイザーに相談すると、給与の交渉や勤務時間の調整などを代わりに対応してもらえます。自分ではなかなか言いづらい内容も、間に入ってもらうとスムーズに進められるでしょう。
資格取得の支援制度を活用する
日本には、高等職業訓練促進給付金という制度があります。これは、ひとり親家庭の親が就業に向けた資格取得する際に、生活費を支援する制度です。(< 厚生労働省「高等職業訓練促進給付金のご案内」)
正社員になるために必ず資格が必要なわけではありませんが、シングルマザーは勤務時間の制約があるため正社員に就きづらいのが現実です。職種によっては資格をとると採用されやすくなるので、支援制度を利用して資格取得するのもおすすめです。
高等職業訓練促進給付金の対象となるのは、看護師・准看護師・調理師・介護福祉士・理学療法士などの職種です。どれも専門性があり誰でも就ける仕事ではないため、収入アップにもつなげられるでしょう。
資格のいらないスキルを身につける
資格の取得がむずかしい方は、資格のいらないスキルを身につけるといいでしょう。具体的に資格のいらないスキルは以下のようなものがあります。
コミュニケーション能力 | コミュニケーション能力はどんな職種でも重要視されます。上司や同僚との円滑な関係を築くことができ、仕事の効率化も図れます。 |
問題解決能力 | 問題が生じた際に解決策を見つける能力は、多くの職場で評価されます。また、問題を解決する際に新しいアイディアを提案できると、より評価してもらえるでしょう。 |
プロジェクト管理能力 | プロジェクト管理能力は、スケジュール管理・タスクの整理・優先順位の設定などのスキルです。仕事を期限内に終わらせることや、ダブルブッキングしないなどの基本的なことをまずできるようにしましょう。 |
上記のスキルは、日常生活の中で意識すると自然に身に着けられます。職場から必要とされる人材になるべく、日常的に努力を積みましょう。
シングルマザーで稼げるスキルを身につけた事例
ここからは、シングルマザーでありながら限られた時間を使って侍エンジニアでプログラミングを学び、稼げるスキルを身に着けたお2人をご紹介します。
仕事と家庭の両立で時間がない中、どうやって稼げるスキルを身に着けたのでしょうか。
「シングルマザーとして今の仕事に不安がある」「もっと収入の高い仕事に就きたい」と思っているシングルマザーの方には参考になる内容なので、ぜひ最後までご覧ください。
40代シングルマザーで稼げる仕事を獲得した布引さん
転職をきっかけにプログラミングを学び始めた布引さんは、現在フロントエンドの仕事を担当しています。独学ではなかなか知識が身につかなかったため、プログラミングスクールに通ってエンジニアの知識と業界の最新情報を学びました。
受講期間中に、布引さんはWEBサイトを複数作成しました。実際の案件も担当し仕事の幅が広がったため、現在の仕事を任されるまでに成長したのです。
資格取得には時間とお金がかかるため踏み出せない方も多いですが、無理ない範囲で始めると次の仕事につなげられるでしょう。布引さんのようにプロの力を借りれば、シングルマザーでも効率良くスキルを身に着けられます。
シングルマザー応援キャンペーンをきっかけに学んだ尾形さん
YouTubeのまこなり社長の動画を見てプログラミングに興味を持った尾形さんは、無料のプログラミング学習サービスで独学を始めました。その後、独学の限界を感じたため、侍エンジニアのプログラミングスクールに通うことを決意しました。
侍エンジニア塾の「シングルマザー応援キャンペーン」を見つけ、女性でもエンジニアになれると知った尾形さん。そこから、毎日1時間ほど学習し、現在WEBサービスの作成に取り組んでいます。
家事や育児の隙間時間で勉強しているようで、まとまった時間が取れなくても10〜15分の時間を積み重ねています。
まとめ
シングルマザーが正社員で働くのにおすすめな仕事をご紹介しました。時間に制約のあるシングルマザーでも、仕事の選び方を工夫すれば問題なく正社員として働けることがわかりましたね。
この記事で紹介したシングルマザーにおすすめな仕事5選を改めてご紹介します。
子供のお迎えや生活スタイルに合わせて勤務時間を調整できるのは、シングルマザーにはとても重要な要素です。正社員として働きたいと思っているシングルマザーの方は、この5つの職種から選んでみてはいかがでしょうか。
この中でITエンジニアに挑戦したいと思った方は、ぜひ当社スクールでプログラミングを学んでみてください。