変わりたいならまず行動を！ハンデに負けない20代女性が追いかける夢

1度は就職を諦めたものの、興味のあることを仕事にしたいと一念発起をした江下さん。自分のスキルに自信をつけるためにSAMURAI ENGINEERに入学し、フリーランスコースの受講を開始しました。

現在はフリーランスのWebデザイナーとして、会社員の給与を上回る収益を目指して日々奮闘しています。

選んだコース（期間）	フリーランスコース（48週間）
学んだ言語・フレームワーク	JavaScript、jQuery、WordPress、PHP など
受講期間中に学んだこと	WordPressを用いたサイト作成

なお、未経験からフリーランスWebデザイナーになるまでの経緯は、次の動画でも紹介しているので是非ご覧ください。

好きなことを仕事に！かつて憧れていたWebデザイナーを目指して学習を開始

──プログラミングを学ぼうと思ったきっかけについて教えてください。

江下さん：もともとイラストを描くことが好きでデザインに関わる仕事を探していたら、プログラミングが必要だと気づいたのがきっかけです。

精神障害を患っていたので就職は諦めて障害者用の施設で作業をしていたのですが、やりがいを感じず、自分の興味に基づいた仕事で収入を得たいと思ったんです。障害者で外に出ることが難しいため、在宅でもできるデザインの仕事を探していたらWebデザインにたどり着きました。

かつて憧れていたデザインに関わる仕事を探すうちにプログラミングスキルが必要だと気付き、今後も需要が増すであろうスキルは身につけて困ることはないと思って学習を始めました。

──最初は独学していたのですか？

江下さん：約1年間、独学でHTMLとCSSを学びました。書籍を購入し、Webサイトの作成もデザイン構築もできるようになりました。ただ、自信を持つことができず、レビューしてくれる人や場所が欲しいと感じたんですよね。そこが私にとっては独学の限界だと感じました。何かしらのサポートを受けられる人や場所が必要だと思い、スクールを利用することを決めました。

フリーランス活動のサポートが手厚いSAMURAIに入学！

──スクール選びの際は、どのような点を重視していましたか？

江下さん：フリーランスの活動をサポートしてもらえるかという点を見ていました。転職サポートがあったり、返金保証があったりするスクールもあったのですが、フリーランスの活動のサポートをサービスとして提供しているところがなかなか見つかりませんでした。

そんな中、SAMURAIではフリーランスとしてのスキルを習得しながら、実際の案件に関してもサポートを受けられることを知って入学を決めました。

フリーランスは案件をこなす際に一人で対応しなければならない点が不安だったのですが、SAMURAIでは、万が一クレームがきたときも、インストラクターと一緒に対応を学べるという安心感がありました。

無料カウンセリングでは、「独学で学習をある程度進めていたなら、受講期間内で案件を獲得することは十分に可能です」と言っていただき、私のやる気次第で成果を上げられることを実感しました。

──スクールは安い金額ではありませんが、どう折り合いをつけたのですか？

江下さん：フリーランスコース48週間となると費用は高額ですが、SDGs割引を利用することで費用が100万円を下回ったので、これならいけると思いました。自己投資として考えると、無駄遣いではないと思います。100万円近くを投資して、将来的に200万円・300万円を得られるなら損ではないと思ったので、金額に関してはあまり気にしていませんでしたね。

誰かと頑張れるのがスクールの強み！不安を自信に変えることができた

──スクールに通って良かったと思うことを教えてください。

江下さん：自分で問題を解決する能力が身についたことだと思います。インストラクターに分からないことをすぐ聞くことも大切ではありますが、ときには一歩踏みとどまって、自分自身で解決策を見つけられる力が身についたと思います。

──勉強する中でつまづいたことはありましたか？

江下さん：PHPが難しかったですね。フロントエンドの開発に比べて、PHPのバックエンドは目に見えない部分での作業で、自身の成果を実感しにくいと感じました。「プログラミングに向いていないのではないか」と自信を失い、体調も崩してしまったことがありました。

そこから立て直すことができたのは、コーチングのセッションを受けたおかげです。本当はWordPressの学習に進みたいと思っていて、でも「今やっていることを踏ん張るべきなのかも」と迷っている部分があったので、それを相談しました。

そうしたら「自身の伸ばせる部分に注力するべき」「インストラクターとの相性もあるかもしれないので、サポートに連絡してみたらどうですか」とアドバイスをいただくことができました。

──モチベーションを維持するために実践していた工夫は何かありますか？

江下さん：一日が終わるたびに、今日自分が達成できたことは何だったのかを頭の中で整理していました。例えば、サイトの構築で1つのページを完成させたことや、何かしらの小さな成功体験などです。それらを日々見つけ出し、自分に「1日1歩ずつは前進している」と言い聞かせるようにしていましたね。

受講期間中に案件獲得！当時の学びは現在の活動にも繋がっている

──受講期間中に獲得した案件について教えてください。

江下さん：受講期間中は全部で7件程度の案件獲得ができて、合計で5万円以上の収入を得ることができました。最初の案件は「プロフィールのヘッダーとアイコンを作ってほしい」というものです。「実績のない方のみ応募可能」というユニークな内容の案件で、たくさんの人が集まっていましたね。まさか私の提案が通るとは思っていなかったので、驚きと喜びでいっぱいでした。

その後に受けたのが、フリーランスのイラストレーターの方が募集をしていた、WordPressを使ったサイト作りの案件です。使用すべきプラグインなどを先生と相談しつつ進めました。このとき作ったサイトは私の実績として示すことができて、実際に「イラストレーターのサイトを作った経験があり、イラストも描ける方ならぜひお願いします」と、その後の案件獲得にも良い影響がありました。

──案件獲得の際にインストラクターからのサポートはありましたか？

江下さん：私はインストラクターの方を2回変えていて、3人目の方と最後まで走り抜けました。このインストラクターの方はラフになんでも話してくださる方で、バックエンドのエンジニアリングにも精通している方でした。特にWordPressのプラグインについて解説してくれたことは、ありがたかったです。

私の希望する学習に合わせてインストラクターを変えていたのですが、交代の対応が早かったです。相談をして1週間後くらいには、交代してくださっていましたね。

──そのほか印象に残っているエピソードはありますか？

江下さん：元々イラストを描くことが好きで、「クラウドソーシングを活用して案件を得ることも考えている」ということを少しだけ漏らしたところ、「それも0から1で作っていくサービスになるだろうから、ぜひやっていきましょう」と提案してくれました。

SNSの運用やマーケティングの話も幅広くアドバイスしてくれましたし、趣味のイラスト制作に関しての案件獲得やSNS運用についても一緒に考えてくれました。生徒のことを本気で考えてくれていることが伝わってきて、うれしかったです。

──専属マンツーマン体制のメリットはどんなところだと感じますか？

江下さん：自分の状況を密に把握してくれることですかね。毎回異なる人と接すると、情報の伝達や認識にズレが生じる可能性があって、前回まで進んだと思っていた内容が実際には異なるということもあります。

SAMURAIは1人の担当者が一貫してサポートしてくれるため、自分の状況やニーズがますます理解されていくことになります。お互いに「この人ならこう対応してくれる」という信頼が生まれる点はいいところだと感じます。

「イラストが人生を変えてくれた」学びの幅を広げて恩返しのために前進中

──現在の活動状況と実務の感想を教えてください。

江下さん：クラウドソーシングサイトで活動をしています。やりとりをする相手がプログラミングに詳しくない方なので提案いただいた額と実際の作業にかかる金額の差が大きいことがあります。20万円〜30万円の見積もりを出すときもありますが、自信がないときは伝えづらいなと感じることもありますね。

──今後の目標は何ですか？

江下さん：できるだけ収入を増やして15万〜20万円を達成することが目標です。イラストが人生を変えてくれたと思っているので、最終的にはイラストレーターにサービス提供することで、私を変えてくれたイラストに恩返しをしたいと考えています。

少しずつ収入を得ながら、OLさんの給料を上回るような収益を生み出すことを目指しています。そして将来、家庭や子どもを持つ際には、自分にゆとりを持って生きられるようにしていきたいですね。

そのためにも今マーケティングの勉強も行っていて、ゆくゆくはSNSを活用して自分のサイトに問い合わせが舞い込むような仕組みを作りたいと考えています。

迷うだけでは何も変わらない！自分を変えるためにはまず動くこと

──プログラミングを学んで日常生活の変化はありましたか？

江下さん：以前はスキルや資格を持っておらず、自信もありませんでしたが、今では自分のスキルに自信を持ち、「サイト制作ならお任せください！」と言えるようになりました。障害を抱えていることは、人生においてハンディキャップがあるという意味でもあります。以前は「何をしてもうまくいかないだろう」と諦めがちな人生を送っていましたが、今はプログラミングができることは自信を持って言えます。

あとは、行動力が身についたと感じます。マーケティングや収入を増やすためにどうすればいいかを自分で考え、主体的に行動する意思を持てました。以前は他力本願でしたが、今では自ら行動に移せるようになりました。リスクがあっても挑戦することができるようになったと感じますね。

──プログラミング学習は、エンジニアを職業としなくてもプラスになると思いますか？

江下さん：はい。学ぼうとすることで自分と向き合えるようになると思います。例えば、学習の中でうまく行かずに挫折した部分があったなら、今後別のものを学ぶときに、対策をとったり、反省をしたりすることができるようになると思います。

私も行動してプログラミングを学んで、その中でもPHPで挫折しそうになりましたが、サポートや運営に駆け寄りました。自分から動くことだけは挫折しないでほしいと思いますね。

──エンジニア転職に興味があるものの踏み出せない人にメッセージをお願いします。

江下さん：迷っているだけでは何も変わりません。変わりたいのであれば、行動することが大事です。行動を起こすことで、成功なり失敗だったら反省点なり、何かしら返ってくるはずで、それを元にまた自分を変えるきっかけというのを作っていけると思うので。

私は、プログラミングに関しては、スクールの利用が変化をもたらすきっかけになると思っていて、とても良い経験だったと感じています。