無料AIチャットサイトおすすめ10選!利用時の注意点も紹介

この記事では、利用時の注意点も交え、無料で使えるおすすめのAIチャットサイトを紹介します。

AIチャットサイトにはどんな種類があるんだろう?
AIチャットを上手く活用して業務に活かしたい

AIチャットサイトとは、AIチャットと会話ができるサイトのことです。ユーザーが話しかけると、AIが回答を返してくれます。

「業務を効率化する」「ただAIとの会話を楽しむ」など、AIチャットサイトを利用する目的はさまざまです。しかし、AIにより得意な分野が異なるため「どのAIチャットを使えばいいのか」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

そこで、この記事ではAIと会話ができるおすすめの無料チャットサイトを紹介します。AIチャットサイトを利用するときのコツや注意点も解説するので、ぜひ参考にしてください。

この記事の要約
  • 手軽に試すなら「ChatGPT」「Perplexity」などがおすすめ
  • 不明点の質問や知りたいことの深掘りなど、AIチャットサイトの使い方は多様
  • 回答の情報が正しいかは逐一チェックするように心がけよう
目次

AIチャットサイトとは

ユーザーが話しかけると、AIが自動的に回答してくれるのがAIチャット。AIチャットサイトとは、AIチャットと会話ができるサイトのことを言います。

AIチャットサイトの中では、アメリカのOpenAI社が2022年11月に公開した「ChatGPT」が有名です。AIチャットの先駆者として知られる「ChatGPT」は、インターネットブラウザ上で人間と会話をしているような自然なやりとりができます。

ChatGPT
出典:ChatGPT

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AIチャットサイトでできること

AIチャットサイトは、次のようなことに活用できます。

  • わからないことを質問する
  • 知りたいことを深掘りする
  • アイデアやアドバイスを求める
  • 会話の練習相手になってもらう
  • 悩みを相談する
  • 文章を作成してもらう
  • 創作物を制作してもらう
  • 雑談する

たとえば「知りたいことを深掘りする」の例で言うと、下記のような質問が可能です。

・1回目の質問

ChatGPT
出典:ChatGPT

1回目の質問では「プログラミングを学ぶメリット」を質問しており、その中の1つを抜粋して次のようにさらに質問しています。

・2回目の質問

ChatGPT
出典:ChatGPT

内容に疑問があった部分を改めて質問することで、詳しい内容を補足してくれる場合があります。このように回答結果を元にさらに深掘りしていくことで、内容理解につながります。

AIチャットでできることをさらに詳しく知りたい方は、下記の記事もご一読ください。

チャットAIの使い方ガイド!利用時の注意点や使いこなすコツも紹介
更新日:2024年10月31日

AIと会話ができる無料チャットサイトおすすめ10選

ここからは、AIと会話ができるおすすめの無料チャットサイトを紹介します。

日本語対応の意味:
○・・・対応
△・・・対応しているが間違えることも
×  ・・・非対応もしくは精度が低い

日本語対応料金
ChatGPT無料(有料プランあり)
Bing AI無料
Perplexity AI無料(有料プランあり)
Cyber Mates1日3回まで無料(有料プランあり)
Chatsonic無料(有料プランあり)
YouChat無料
Google Bard無料
Kuki AI×無料
Evibot×無料
Notion AI無料(有料プランあり)

2023年8月時点の公式サイトの情報をもとに掲載しています。

ChatGPT

ChatGPT
出典:ChatGPT

「ChatGPT」は、AIチャットブームを作った先駆者とも言えるサービス。ブラウザ上から質問を投げかけると、自然な日本語で即座に答えが返ってきます。

ChatGPTが今までのAIチャットと違う点は、回答の精度が高いこと。回答に違和感がなく、本当に人間と話しているようなやりとりができます。

GPT-3が利用できる無料プランと、GPT-4が利用できる有料プラン(ChatGPT Plus)があり、ChatGPT Plusは月額20米ドルで利用が可能です。

有料プランは、無料プランに比べてレスポンスのスピードも早く、利用者が多いときでも応答速度が落ちません。新機能が実装されたときは先行して利用できる特典もありますので、仕事で使い倒している人は有料プランを検討するのもいいでしょう。

AIチャットサイト名ChatGPT
公式サイトURLhttps://openai.com/blog/chatgpt
日本語対応の有無対応済み
料金無料プラン
有料プラン(月20米ドル)
機能文章作成、翻訳、プログラミング、アイデア出し、情報検索

2023年8月時点の公式サイトの情報をもとに掲載しています。

Bing AI

Microsoft社が作った「Bing AI」は、なんとGPT-4が無料で使えるAIチャット。ChatGPT同様、日本語で自然な会話を楽しむことができます。

Bing AIの大きな特徴は、ChatGPTと違って回答の出典情報を確認できること。情報元が容易にたどれるため、安心して利用できます。

  • 文字数は1回あたり4,000文字まで
  • チャットのやりとりは1回あたり30ターンまで
  • チャットの回数は1日あたり300回まで

など、チャットにまつわるさまざまな制限はありますが(2023年8月現在)、GPT-4が無料で使えるのは大きなメリットと言えるでしょう。

画像生成AI「Bing Image Creator」もチャット機能から利用できます。

AIチャットサイト名Bing AI
公式サイトURLhttps://www.microsoft.com/ja-jp/bing?form=MA13FV
日本語対応の有無対応済み
料金無料
機能文章作成、翻訳、プログラミング、アイデア出し、情報検索

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なお、ChatGPTやBingといったAIツールを活用して業務や作業を効率化できるか不安な人は「侍エンジニア」をお試しください。

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Perplexity AI

Perplexity AI
出典: Perplexity AI

「Perplexity AI」は、こちらの質問に対して端的な回答を返してくれるAIチャットです。

会話と言えるようなやりとりはなく、回答となる情報が掲載されたサイトの紹介と、簡単な回答が返ってくるのみ。ChatGPTレベルの会話のキャッチボールはあまり望めません。

ただし、回答はリアルタイムでインターネット上から探してくるため、最新の情報を得られるメリットがあります。回答も情報元となるサイトを同時に表記してくれるため、調べ物の際のファクトチェックがとてもスムーズです。

利用回数が4時間あたり5回までに制限された無料プランと、1日あたり300回以上利用できる有料プラン(Perplexity Pro)があり、Perplexity Proは月額20米ドル もしくは 年額200米ドルで利用が可能です。

日本語に対応しており、日本語で質問できますが、回答は英語で返ってくることも。

AIチャットサイト名Perplexity AI
公式サイトURLhttps://www.perplexity.ai/
日本語対応の有無対応済み
料金無料プラン
有料プラン(月20米ドル もしくは 年200米ドル)
機能情報検索、プログラミング、コンテンツ生成

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Cyber Mates

出典:Cyber Mates

「Cyber Mates」は、AIによって作られた擬似人格(サイバーメイト)と会話できる、会員登録数1万2千人以上のチャットサービスです。

メイドや執事など、10種類の擬似人格から好きなメイトを選択可能。英会話から雑談・悩み相談など、用途にあわせて会話を楽しめます。

メイトの種類によっては、テキストだけでなく音声で会話が楽しめるのも大きな魅力。英会話といった語学の学習ツールとしても活用できます。

1日3回まで無料で利用できるため、気になる人はお試し感覚で活用してみると良いですよ。

AIチャットサイト名Cyber Mates(サイバーメイト)
公式サイトURLhttps://cyber-mates.net/
日本語対応の有無対応済み
料金無料プラン
有料プラン(いち返信あたり約3~6円)
機能雑談、英会話、悩み相談、アイデア出し など

2023年8月時点の公式サイトの情報をもとに掲載しています。

Chatsonic

「Chatsonic」は、利用感がChatGPTに似た高機能AIチャットサイト。ChatGPTのように会話を楽しめるだけではなく、音声入力や、SNSとの連携などさまざまな機能を搭載しています。

また、質問を受けるたびGoogleで検索しているため、常に最新の情報を得ることが可能。その優れた機能の数々により「ChatGPTに取って代わるツールになる」との声もあります。

Chatsonicの大きな特徴は「パーソナリティアバター機能」です。ユーザーと対話をくり返し、学習していくうちに、Chatsonicが独自の表現をしていくようになります。

結果的にChatsonicに個性(= パーソナリティアバター)が生まれ、他のAIチャットとは異なるやりとりが楽しめるようになるでしょう。

有料プランでは、より長い文章が作成できるようになる、優先サポートが利用できる特典があります。「GPT-3かGPT-4か」「月払いか年払いか」のほか、生成可能なワード数などによっても料金が異なりますので、詳しくは公式サイトで確認してみてください。

AIチャットサイト名Chatsonic
公式サイトURLhttps://writesonic.com/chat
日本語対応の有無対応済み
料金無料プラン
有料プラン(月20米ドル もしくは 月49米ドル。年払いにすると最大33%オフ)
機能文章作成、翻訳、アイデア出し、情報検索、画像生成

2023年8月時点の公式サイトの情報をもとに掲載しています。

YouChat

YouChat
出典:YouChat

「YouChat」はLINEのような吹き出しのUIで、気軽に会話を楽しめるAIチャットサイトです。検索ポータルサイトのなかに組み込まれており、ワードを入力するとチャットによる会話がスタート。知りたかった情報をAIチャットが提示してくれます。

ページ上部には画像タブや動画タブなどがあり、クリックすると質問の内容に関連した画像や動画を表示してくれるのも特徴のひとつです。一度の検索でさまざまな情報を得られるでしょう。

現在はベータ版とのことで(2023年8月現在)、誤情報が多いとの声もあります。利用の際はファクトチェックを実施するようにしてください。

AIチャットサイト名YouChat
公式サイトURLhttps://you.com
日本語対応の有無対応済み
料金無料
機能文章作成、情報検索

2023年8月時点の公式サイトの情報をもとに掲載しています。

Google Bard

Google Bard
出典:Google Bard

「Google Bard」は、Googleが開発したAIチャットサービス。テキスト入力した質問にも的確な回答を返し、ChatGPT同様に人間同士の会話に近いやりとりを楽しめます。

Google Bardは「文書作成は実用レベル」と言われる一方「プログラミングが苦手」という声も聞かれます。しかし、苦手な分野もほかのAIチャットサービスと同様、学習を繰り返していくうちに改善されていくでしょう。

また、ChatGPTと同様に回答の情報元は表示されないため、ファクトチェックは必須と言えます。

AIチャットサイト名Google Bard
公式サイトURLhttps://bard.google.com/
日本語対応の有無対応済み
料金無料
機能情報検索、文章作成

2023年8月時点の公式サイトの情報をもとに掲載しています。

なお、Google BardといったAIツールを活用して業務や作業を効率化できるか不安な人は「侍エンジニア」をお試しください。

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Kuki AI

Kuki AI
出典:Kuki AI

「Kuki AI」はほぼ会話に特化したと言えるAIチャットサービスです。LINEに近いUIで、日常会話を楽しむことができます。

「メタバースで暮らす18歳の女の子」という設定のKukiは、こちらから呼びかけるだけではなく、Kukiからも話しかけてくるのが特徴。日本語には未対応のため、英語で話しかけるのが無難です。

ほかのAIチャットとは異なり、会話以外の機能は充実していません。

AIチャットサイト名Kuki AI
公式サイトURLhttps://www.kuki.ai/
日本語対応の有無未対応
料金無料
機能会話

2023年8月時点の公式サイトの情報をもとに掲載しています。

Evibot

Eviebot.com
出典:Eviebot.com

「Evibot」は会話が楽しめるアバター型のAIチャットです。話しかけると、表情を豊かに変えながらテキストと音声で回答してくれるのが特徴。アバターは女性だけではなく、男性やチンパンジーにも変更が可能です。

サイトは日本語に対応していますが、Evibotが話す日本語は精度があまり高くありません。音声が途切れることもあり、日本語ではまだ使いにくい印象です。英語で話しかけた方が的確な回答が返ってくる可能性が高いでしょう。

AIチャットサイト名Evibot
公式サイトURLhttps://www.eviebot.com/ja/
日本語対応の有無対応済み(ただし、精度は低い)
料金無料
機能会話

2023年8月時点の公式サイトの情報をもとに掲載しています。

Notion AI

Notion AI
出典:Notion AI

「Notion AI」は、クラウド型多機能メモアプリケーション「Notion」に実装されているAIです。ビジネスユースが想定されており、Notion内にいるAIアシスタントのようなイメージと近いです。

ここまで紹介してきたAIチャットサイトとは違い、Notion AIには「AIと会話を楽しむ」要素はあまりありません。チャットは行えますが、あくまで指示出しの手段であり、日常会話を楽しむのとは少し違います。

Noition AIは、会話より「メモの作成・整理」「文章の作成・要約」「タスク管理」など、日々の業務を効率化する機能に特化しています。Notionを普段から使い倒しているユーザーにとっては、手間のかかる作業を自動化してくれる理想のAIと言えるでしょう。

AIチャットサイト名Notion AI
公式サイトURLhttps://www.notion.so/ja-jp/product/ai
日本語対応の有無対応済み
料金無料プラン
有料プラン(月8米ドル〜。メンバーの人数や機能、月額か年額かなどによって異なる)
機能文章作成・要約、翻訳、アイデア出し、タスク管理

2023年8月時点の公式サイトの情報をもとに掲載しています。

AIチャットサイトを活用するコツ

ここまでさまざまなAIチャットサイトを紹介しましたが、活用のコツを知らないまま利用しても思ったような回答が得られず余計な時間がかかってしまうこともあります。

AIチャットサイトを活用するコツは、まず「質問を明確にし、なるべく短い文章でコミュニケーションを取る」ことです。

AIチャットサイトは回答精度にばらつきがあるだけではなく、一度に処理できる文字数や情報量に限りがある場合も多いです。AIチャットが具体的に回答できるよう、短く、明瞭な文章でコミュニケーションを心がけてみましょう。

ほかにも、思い描いていたのと違う回答が返ってきたときやほかの回答も見てみたいときなど、質問を言い換えて何度も尋ねてみることがおすすめです。回答の内容が変わることで、より多くの情報や、違う視点からの回答を得られるメリットがあります。

ChatGPTをはじめとしたAIチャットサイトは、仕事のさまざまなシーンで利用できます。ChatGPTで業務効率化を進めてみたい人は、SAMURAI ENGINEERの「業務改善 AI活用コース」を検討してはいかがでしょうか。

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AIチャットサイトを利用するときの注意点

AIチャットサイトを利用する際の注意点として挙げられるのが「情報が正しいか確認すること(= ファクトチェック)」です。AIチャットの多くは検索サイトから情報を探してくるだけではなく、自分が学習した過去の膨大なデータから「いかにも本物に見える、それらしい情報」を生成してしまうことがあります。

小説やスピーチなど、クリエイティブな創作物であればいいのですが、プレゼン資料やメディア記事など、決して間違ってはいけない文章に誤情報を載せた場合は大きな損失となる可能性もあります。

AIチャットサイトで作成した文章は、必ずその真偽を確認するようにしましょう。

ほかにも、AIチャットサイトにおいては「情報漏洩」の危険性も無視できません。実際に韓国サムスン社では、社員がChatGPTに機密情報を入力してしまい、情報漏洩が起きています。

  • プログラムのエラーを解消するため、実際のソースコードをChatGPTに入力
  • 議事録作成のため、社内会議の録音データをChatGPTに入力

情報漏洩が起き、サムスン社はChatGPTへのプロンプト(指示文)を1,024バイトに制限する対応を行いました。

こうした事故は、いつどこの企業で起きてもおかしくありません。AIチャットへ情報を入力する際は、機密情報が含まれていないか確認するようにしましょう。

なお、AIツールを活用して業務や作業を効率化できるか不安な人は「侍エンジニア」をお試しください。

侍エンジニアでは、現役エンジニアと学習コーチの2名体制で学習をサポートしてもらえます。また、AIツールとプログラミングを掛け合わせた作業の効率化スキルも習得可能。

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まとめ:AIチャットサイトを実際に使ってみよう

この記事では、おすすめのAIチャットサイトや、AIチャットサイトを利用するときのコツについて解説しました。

AIチャットは未知の技術ではありますが、正しいリテラシーのもと活用することで、私たちの生活や仕事を便利なものにしてくれます。

特に業務効率化に利用したい人は、AIチャットの業務導入と同時にSAMURAI ENGINEERの「業務改善 AI活用コース」も検討してみてはいかがでしょうか。

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本記事の解説内容に関する補足事項

本記事はプログラミングやWebデザインなど、100種類以上の教材を制作・提供する「侍テラコヤ」、4万5,000名以上の累計指導実績を持つプログラミングスクール「侍エンジニア」を運営する株式会社SAMURAIが制作しています。

また、当メディア「侍エンジニアブログ」を運営する株式会社SAMURAIは「DX認定取得事業者」に、提供コースは「教育訓練給付制度の指定講座」に選定されており、プログラミングを中心としたITに関する正確な情報提供に努めております。

参考:SAMURAIが「DX認定取得事業者」に選定されました

記事制作の詳しい流れは「SAMURAI ENGINEER Blogのコンテンツ制作フロー」をご確認ください。

この記事を書いた人

中川 大輝のアバター 中川 大輝 メディア編集長

東京都多摩市出身。前職では都内ホテルにて設備機器のメンテナンスを経験。当時から副業として行っていたWebライティングと独学でのプログラミング学習経験を活かし、「プログラミング学習の挫折をなくすためのコンテンツ作成」を心がけています。
プライベートでは双子育児に奮闘中。将来、子どもたちが侍ブログを見て、プログラミングを学びたいと思えるメディアを作ることが目標です。
今更ながら「キングダム」にドハマリ中。

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