JavaScriptを学びたいけど、学習サイトがいろいろあってどれを選べばいいかわからない
JavaScriptの学習サイトでは、わからないことを質問できるのかな？
JavaScriptを学ぶにあたり、学習サイトは効果的に学べる有効な手段です。しかし、学習サイトを適当に選んでしまうと、自分にあわず途中で挫折しかねません。自分に適した学習サイトを選び、上手に活用することが大切です。
そこで、本記事ではJavaScriptの学習をしたい方におすすめの学習サイトをタイプ別に紹介します。学習サイトを選ぶ際の注意点も解説するので、ぜひ参考にしてください。
なお、JavaScriptをはじめとするプログラミング言語の挫折率は約90％と言われています。学習を成功させるには、モチベーションを維持できる環境を整えることが重要です。
たとえば「侍テラコヤ」は、現役ITエンジニアに質問しながらJavaScriptを学べる学習サイトです。24時間365日使える質問掲示板があり、わからないことをすぐに解消できるため、モチベーションを低下させず学習に集中できます。
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フルスタックエンジニア
音楽大学卒業後、15年間中高一貫進学校の音楽教師として勤務。40才のときからIT、WEB系の企業に勤務。livedoor（スーパーバイザー）、楽天株式会社（ディレクター）、アスキーソリューションズ（PM）などを経験。50歳の時より、専門学校でWEB・デザイン系の学科長として勤務の傍ら、副業としてフリーランス活動を開始。 2016年、株式会社SAMURAIのインストラクターを始め、その後フリーランスコースを創設。現在までに100名以上の指導を行い、未経験から活躍できるエンジニアを輩出している。また、フリーランスのノウハウを伝えるセミナーにも多数、登壇している。
JavaScriptを学習サイトで学ぶ際の注意点
JavaScriptの学習サイトを紹介する前に、あらかじめ知っておきたい注意点をおさえておきましょう。注意点を踏まえた上で学習サイトを選ぶことで、地に足のついた学習ができます。
JavaScriptを学習サイトで学ぶ際に気をつけたい注意点は3つです。
1. 基礎以外の内容は有料であるケースが多い
学習サイトではさまざまなプログラミング言語を無料で学べますが、基礎以外は有料であるケースが多いです。
学習サイト運営者にとって、ずっと無料で学べる仕組みでは収益が得られません。そのため一定以上の内容を有料にしています。
JavaScriptを無料の学習サイトで学びたいと考えている場合、基礎以外は有料になるケースが多いと覚えておきましょう。
2. 学習サイトのみではWebサイトを作るスキルが身につかない
学習サイトのみではWebサイトを実際に作るスキルまで身につきません。
学習サイトは、あくまで基礎を覚えて土台となるスキルを身につける学習方法です。何度繰り返し学習しても、実践する環境がないと対応力を培うことはできないでしょう。
学習サイトで基礎や応用をある程度覚えたら、既存サイトを真似して作ってみるなど、実践的な学習をすることが大切です。
基礎知識を身につけるための教材として学習サイトを活用し、その後は実際に成果物を作る学習に切り替えましょう。
3. 疑問点を質問できるサイトは限られる
学習サイトを選ぶ際、疑問点を質問できるサイトは限られることに注意しましょう。
学習のなかでは、エラーや疑問に必ずぶつかります。自分で解決できない場合や、解決に時間がかかる場合もあり、モチベーションの低下につながりかねません。
疑問点を質問できる学習サイトを利用すると、つまづきをすぐに解消できるため、効率よく学習を進められます。しかし、実際は質問できるサイトが限られているので、よく確認することが大切です。
質問できるチャットや質問掲示板などのサービスがある学習サイトを選びましょう。
JavaScriptの学習サイトを選ぶ4つのコツ
JavaScriptの学習を効果的にするには、自分に適した学習サイトを選ぶことが重要です。ここではJavaScriptの学習サイトを選ぶコツを4つにまとめて紹介します。
Javascript をはじめとするプログラミング言語学習の敵は挫折です。とくに4つめの学びやすい形式かどうかは挫折するかしないかに大きくかかわるため、よく確認してください。それぞれ詳しく解説します。
1.環境構築不要でコーディングができるか
まずは、環境構築不要でコードを書いてコーディングできるサイトを選ぶようにしましょう。
プログラミングの初学者にとって開発環境の構築は大きなハードルであり、環境構築の時点で挫折する人もいるためです。
環境設定が不要な学習サイトを選べば、パソコンだけではなくタブレット端末などでも学習できるメリットもあります。
プログラミング学習自体が初めての人や、環境構築に不安がある人は、環境構築不要でコーディングできる学習サイトを選ぶようにしてください。
2.実際の動作を確認できるか
学習サイトを選ぶ際は、実際の動作を確認できるかどうかを重視しましょう。
プログラミングは、プログラムを自分で組んでコードの意味を理解していきます。そのため、動作確認ができる環境はとても重要です。
以下のように、動作確認ができる環境があるか確認しましょう。
- サンプルコードとその解説が豊富にある
- 学習サイトでコードの実行ができる
3.解説が詳しくわかりやすいか
解説が詳しく、わかりやすいかも重要なチェックポイントです。わかりやすさの定義としては、以下が参考となります。
- 基礎的な解説だけでなく具体例が豊富にある
- テキストだけでなく図や動画などの解説がある
- 説明だけでなく手を動かして学べるサンプルコードがある
- 学習を進めるためのロードマップがある
特にプログラミングは、テキストを読んだだけでは難しく感じることも多いです。このとき、図や動画などで補足があれば内容を理解しやすくなります。
また、学種サイトによってはロードマップがある程度決まっているものもあります。内容を理解しながら学習できるため、おすすめです。
4.自分が学びやすい形式か
学習サイト選びでは、自分が学びやすい形式かどうかも判断基準のひとつです。人によって学びやすい形式が違うため、自分に適した形式を選びましょう。
学習サイトの形式は大きく3つにわけられます。
| 学習サイトの形式 | 特徴 |
| テキスト | ・文章や画像などでプログラミングを学べる ・実際に動かせるサンプルコードなども豊富で学習しやすい |
| スライド | ・視覚的にわかりやすい図などでプログラミングを学べる ・学習サイトによってはコードの実行環境などもある |
| 動画 | ・動画で学べるためすきま時間に耳だけで学習を進められる ・サンプルコードなどは自分で打つ必要がある |
無料体験などを利用して、自分自身が学びやすい形式かどうか確認してください。
【テキスト】JavaScriptのおすすめ学習サイト5選
ここからは、実際におすすめの学習サイトをタイプ別に紹介します。まずはテキスト中心で学べるJavaScriptのおすすめ学習サイト5選をまとめました。
1. 侍テラコヤ
「侍テラコヤ」は、登録料無料で始められるサブスクリプション型のオンラインITスクールです。月額2,980円から利用でき、無料プランもあります。
月1回以上の現役ITエンジニアとのオンラインレッスンが受講可能で、JavaScriptに関する質問からキャリアの相談までできます。回答率100%の掲示板にはいつでも質問し放題なので安心です。
学べる教材は50種類以上で、JavaScriptをはじめとするさまざまな言語が提供されているため、JavaScriptをマスターしたあともスキル向上に利用できます。
公式サイトで詳細を見る2. 初心者のためのJavaScript入門＠IT
「初心者のためのJavaScript入門＠IT」は、テキストで学べる初心者のためのJavaScript学習サイトです。JavaScriptの入門を全7ステップで紹介しています。
JavaScriptの基礎知識から、さまざまな基本構文や文法の書き方をわかりやすく解説。豊富なサンプルコードを掲載していることが特徴です。
「サンプルコードを見ながら学習したい」という方に向いています。自分で環境構築をしてコードを書きながら学びたい方は利用してみるといいでしょう。
公式サイトで詳細を見る3. マンガで分かるJavaScriptプログラミング講座
「マンガで分かるJavaScriptプログラミング講座」は、名前のとおり、難しそうに見えるプログラムを漫画で解説するテキスト学習サイトです。
高校生に教える形式で基礎から応用までを解説しています。ストーリー調なので、「勉強が苦手」と感じる方でも読み進めやすいでしょう。
初心者向けの入門講座であるため、まだJavaScriptを学び始めたばかりの人に向いています。これからプログラムを学びたい人やWebデザイナーを目指している人にもおすすめの内容です。
公式サイトで詳細を見る4. Let’sプログラミング
「Let’sプログラミング」は、初心者向けにさまざまなプログラミング言語を解説した学習サイトです。JavaScriptのカテゴリには「JavaScript入門」と「jQueryの使い方」があります。
JavaScript入門は、サンプルコードを用いたプログラミング方法の解説です。25のカテゴリで構成され、それぞれ詳しく解説されています。
実際の画像とテキストで手順が説明されているので、学習サイトを参考にしながら自分の環境で学びたい方におすすめです。
公式サイトで詳細を見る5. とほほのJavaScriptリファレンス
「とほほのJavaScriptリファレンス」では、JavaScriptの基礎から学べます。基礎編から基本オブジェクト編、ブラウザオブジェクト編とわかれ、丁寧に解説しています。
学習サイトとして利用するのはもちろん、内容が充実しているため辞書のように活用するといいでしょう。
「とほほにWWW入門」の一部で、JavaScript以外にもさまざまな言語が学べるサイトです。
公式サイトで詳細を見る【スライド】JavaScriptのおすすめ学習サイト3選
ここでは、スライドで学べるJavaScriptのおすすめ学習サイト3選を紹介します。
- 1.Progate
- 2.paizaラーニング
- 3.CODEPREP
1. Progate
「Progate」は、イラスト中心のスライドで学べるプログラミング学習サイトです。JavaScriptは全7レッスンで、初歩的なレッスンは無料プランで学べます。
レッスンを無料で体験したあとは、月額1,078円のプラスプランへの移行も可能です。プラスプランに加入するとすべてのレッスンが受講可能になります。より実践的な学習に取り組めます。
Webブラウザで利用できるだけでなく、アプリも提供しています。スマホやタブレットで気軽に始めてみたい方におすすめです。
公式サイトで詳細を見る2. paizaラーニング
「paizaラーニング」は、環境構築不要ですぐに学習が始められる学習サイトです。1本3分と短い動画を見て練習問題を解いていくので、毎日手軽に続けやすいことが特徴となります。
JavaScript体験編は完全無料で受講可能です。有料プランは1カ月1,078円で受講できます。「動画を見てコーディングして学習したい」という方に向いています。
公式サイトで詳細を見る3. CODEPREP
「CODEPREP」は、プログラミングを書いて動かしながら実践的に学ぶ学習サイトです。利用するには、キーボードが必要になります。ブックと呼ばれる各カテゴリで、10分程度の穴埋め形式の学習スタイルです。
JavaScriptに関しては、37冊のブックがあり入門編から基礎編、実践編があります。無料の「はじめてのJavaScript」が体験できます。プレミアム会員は月額980円です。
公式サイトで詳細を見る【動画】JavaScriptのおすすめ学習サイト3選
次に、動画で学ぶJavaScriptのおすすめ学習サイト3選を紹介します。
「文章を読んで理解するのが苦手」「動画でスキマ時間に学習したい」という方はぜひ参考にしてください。
1. ドットインストール
「ドットインストール」は、1本3分の動画を見ながらプログラミング学習ができるサイトです。動画はスマートフォンからも視聴できます。
「Webサイトに動きをつけてみよう」で「はじめてのJavaScript」が無料で視聴できます。そのほかのJavaScript関連の動画はプレミアム会員のみ視聴できる仕組みです。プレミアム会員は、月額1,080円となっています。
有料プランでは、動画の再生速度を変更することや、不明点をITエンジニアに質問することも可能です。
公式サイトで詳細を見る2. Udemy
「Udemy」は、21万3,000以上のコースから学びたい動画講座を選び、買い切りで購入して学ぶ学習サイトです。JavaScriptをはじめとするプログラミングだけではなく、デザインやマーケティングなどさまざまな分野の動画講座があります。
各動画で料金に違いがあり、セールも頻繁に開催しているため、安いタイミングで購入するとお得です。1本から購入可能なので、自分が見たい動画を選んで活用しましょう。
Udemyの動画講座は品質の高さが特徴です。5つの星のレビューを参考に、有用な動画講座を選んでください。
公式サイトで詳細を見る3. Schoo
「Schoo」はライブ動画学習サイトです。参加型生放送であることが特徴で、7,000本以上の録画授業も利用できます。双方向のライブ授業なので、直接質問できることが魅力です。
JavaScriptの動画は基礎編から実践編まで、幅広く網羅されています。生放送はすべて無料で視聴可能です。気になる授業があれば気軽に視聴してみましょう。
録画授業は月額980円のプレミアムプランに加入すると見放題になります。プレミアムプランでは、生放送されない録画限定授業を視聴でき、録画授業のダウンロードや再生速度変更も可能です。
公式サイトで詳細を見るJavaScriptの練習ができるおすすめサイト5選
JavaScriptを習得するためには、アウトプットを十分に行うことが大切です。手を動かしてコードを書くことで、実践的な力が身につきます。楽しみながらJavaScriptに触れられる学習サイトを知っておきましょう。
ここでは、JavaScriptの練習ができるおすすめサイト5選を紹介します。
1. paiza プログラミングスキルチェック
「paizaラーニング」では、会員登録することでプログラミングスキルのチェックができる問題に挑戦できます。JavaScriptのスキルチェックもあるため、問題練習に役立つでしょう。
毎週木曜日に新しい問題が追加されるので、同じ問題を解かなくても新しい問題でスキルチェックできる点が魅力です。チェックの結果、自身のスキルレベルを把握できることも嬉しいポイントといえます。
公式サイトで詳細を見る2. AtCoder.jp
「AtCoder」は、オンライン参加可能なプログラミングコンテスト（競技プログラミング）のサイトです。コンテストの過去問題をいつでも利用できるため、JavaScriptの練習に役立ちます。
実際にコンテストに参加することも可能です。一定レベルのスキルが身についた際には、自分のスキル試しとして挑戦してみるといいでしょう。
公式サイトで詳細を見る3. Elevator Saga（英語）
「Elevator Saga」は、JavaScriptを使ったゲームのサイトです。チャレンジが表示され、制限時間内にJavaScriptの修正や追加を行ってクリアしていく仕組みとなります。
ゲーム感覚でJavaScriptの練習ができるため、気軽に学びたいときにぴったりでしょう。シンプルなサイトなので使い方も簡単です。
ただし、英語のサイトであるため、英語に抵抗がない方におすすめです。ブラウザの翻訳機能を使うと、日本語でも利用できます。
公式サイトで詳細を見る4. CodinGame（英語）
「CodinGame」もゲーム感覚でコーディングを練習できるサイトです。さまざまなゲームが用意されており、ゲームを楽しみながらJavaScriptのスキルアップができます。
スピードを争うゲームやパズルなど、好みのゲームで遊びながらJavaScriptに触れましょう。なお、こちらのサイトも英語なので注意してください。
公式サイトで詳細を見る5. w3shools Javascript Examples（英語）
「w3shools」は、サンプルコードを集めたサイトです。JavaScriptのサンプルコードも豊富に掲載されています。サンプルコードを参考にJavaScriptを練習できるため、コードの写経をしたいときに役立つでしょう。
またコードの動きをサイト上で確認できるので、動作確認しながらJavaScriptを練習できます。正確にコーディングする力を身につけることが可能です。
英語のサイトではあるものの、使い方はシンプルです。サンプルコードを探している場合に活用してみてはいかがでしょうか。
公式サイトで詳細を見るJavaScriptの学習サイトに関するよくある質問
最後に、JavaScriptの学習サイトに関するよくある質問を5つにまとめて紹介します。気になる質問があれば、ぜひご覧ください。
Q1. 完全無料で学べるJavaScriptの学習サイトはあるの？
完全無料で学べるJavaScriptの学習サイトは、下記のとおりです。
- 初心者のためのJavaScript入門＠IT
- マンガで分かるJavaScriptプログラミング講座
- Let’sプログラミング
- とほほのJavaScriptリファレンス
テキストで学ぶタイプのJavaScriptの学習サイトは無料で学べますが、疑問点が出てきたときに質問することができません。疑問点が解消できないと、挫折につながる可能性があります。
たとえば、侍テラコヤは完全無料ではありませんが、入会金不要の月額定額でテキストや動画で学べます。現役ITエンジニアとのオンラインレッスン受講が可能で、掲示板への質問もし放題です。挫折しない仕組み作りができているので、本気で学びたい方におすすめです。
＼いつでも質問し放題／
公式サイトで詳細を見るQ2. ゲームでJavaScriptの練習ができる学習サイトはあるの？
ゲームでJavaScriptの練習ができる学習サイトは、下記の2つです。
- Elevator Saga
- CodinGame
どちらも英語のサイトになりますが、ゲームをしながらJavaScriptの練習が可能です。
Q3. スマホでJavaScriptを学べる学習アプリのおすすめは？
スマホでJavaScriptを学べる学習アプリのおすすめは、Progateです。
アプリ版Progateでは、ゲーム感覚で学ぶことができます。ただし、本格的に学びたい場合は、アプリだけでは不十分な可能性もあるので注意してください。
Q4. 学習サイトで学んだあとはどうすればいいの？
学習サイトで基本的な事を学んだあとは、とにかく実践を大切にしてください。まずは、既存サイトを真似して、作成してみるのがおすすめです。
既存サイトを真似して作成する過程で、慰問店など出てきたら質問できる学習サイトで質問してみましょう。繰り返すうちに応用力がついて、実践で使える技術になっていきます。
まとめ
本記事での内容をまとめます。
- JavaScriptを学べる学習サイトを選ぶときには、注意点が3つある
- JavaScriptを学べる学習サイトを選ぶときのコツは、4つある
JavaScriptを学べる学習サイトを選ぶときは、注意点とコツを活用して選びましょう。また、通勤中や通学中などのスキマ時間も有効に使いたい方は、学習サイトとアプリを併用してみるのもいいでしょう。
JavaScriptをはじめとするプログラミングの習得の壁は挫折です。途中で挫折しない環境づくりをした上で、JavaScriptの学習に取り組みましょう。
たとえば、侍テラコヤは挫折しないためのサポート体制が充実しています。
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