50代男性がプログラミング未経験から起業！音楽マッチングアプリの開発秘話

このような悩みの答えになるような経験をされ、未経験からオリジナルアプリを制作した岩本さんにインタビューを行いました！

岩本さんがオリジナルアプリを制作した経緯やスクールの体験談など様々な内容を伺ったので、これからプログラミングを学んで起業したいという人は、ぜひ参考にしてください。

選んだコース（受講期間）	オーダーメイドコース（36週間）
学んだ言語/フレームワーク	Djangoなど
受講期間中に学んだこと	・Djangoを用いたオリジナルアプリ制作

なお、未経験からオリジナルアプリを制作するまでの経緯は、次の動画でも紹介しているので是非ご覧ください。

「アイデアを形にしたい…」起業するためSAMURAI ENGINEERに入学

ーーープログラミングを学ぼうと思ったきっかけを教えてください。

岩本：私が勤めているのはIT系の会社なのですが、プログラミングには携わっていません。

私はもともとビジネスに興味があったのでMBAを取得し、どの分野で起業しようか考えてIT分野で起業することにしました。実は「興味がある音楽の分野でマッチングアプリを作ったら面白いのではないか」とアイデアはずっと持っていたのですが、どう作ればいいのかわからなかったんですよね。

そんな中、SAMURAI ENGINEERの無料カウンセリングで相談した時に、「Djangoでアプリを作れる」と聞いてプログラミングを学ぼうと決意しました。

ーーー独学ではなく、スクールでの学習を選んだのはなぜですか？

岩本：アプリをどう制作すればいいのかを知らなかったので、プロに質問するしかないと考えていました。Djangoを学ぶというのも、SAMURAIの無料カウンセリングで話を聞いた時に、初めてそういうフレームワークが存在していると知ったくらいです。

とにかく、「マッチングアプリを作りたい」ということだけは構想としてありましたが、何から手をつければいいかわからないので自力で実現するのは厳しい状態でした。

ーーー数あるスクールの中から、SAMURAIを選んだ理由を教えてください。

岩本：他のプログラミングスクールでは、「Djangoを学びたいならカリキュラムに沿って勉強して、カリキュラムに沿ったアウトプットしか出せない」と言われました。私が作りたいものを作れるようになるには、もっと別なことをしないといけないということだったんです。

一方で、SAMURAI ENGINEERでは「36週学べばできるようになります」と言われたので、SAMURAIで学習することを決めました。意外とあっさり「簡単にできる」と断言してくれたことが、安心に繋がりましたね。

面談してくれたコンサルタントはとても親身に聞いてくれましたし、「これを勉強すればアプリができる」という明確な道筋の提案は、とても誠意ある回答だったと思います。

ーーースクールの受講料についてはどう折り合いをつけたのですか？

岩本：受講料金については設備投資のようなイメージで捉えていましたね。最初から起業しようと考えていたので、100万円で起業できるなら安いくらいだと思いました。

ワクワクしながらDjangoを学習！インストラクターのやり方が自分にハマった

ーーー入学して良かったと思うことは何ですか？

岩本：マッチングアプリには色々な工程が必要です。その工程に対して、どれくらいの工数がかかるか概算できるようになりました。外部に発注する時も「この機能の調子が悪い」となった場合、工数がわかるので交渉しやすくなりました。

また、レッスンの中でDjangoがYouTubeにも使われていることを初めて知り、「自分はいま大きなシステムで使われているものを勉強しているんだ」とワクワクしながら学習できましたね。

ーーー学習でつまずいたことはありましたか？

岩本：わからなくなったらQ&Aで質問していましたね。

しかし、インストラクターから「このWebページに解説が書いてある」と回答を得ても、書いてあることがよくわからないことがあり、さらに噛み砕いてほしいと感じていました。

Djangoは極めようとすると難しいので、そういう時は質問してしまうしかない気がします。私は早く起業したかったので、レッスン中も含めてとにかく「教えてもらえませんか」とすぐに質問をして解決しました。

ーーーモチベーションの維持方法を教えてください。

岩本：とにかく起業したい一心だったので、「アプリを完成させないといけない」と常に意識していたのがモチベーションになりました。

これまで会社の業務でプログラミングを勉強する機会がありましたが、例題や内容が自分の仕事に関係がないため全くやる気にならなかったんです。でも今回は「マッチングアプリ作りたい」という明確な目標があったので、学習が続いたのだと思います。

ーーーインストラクターはどんな先生でしたか？

岩本：実は学習の途中で、インストラクターを一回変更してもらっているんですよ。しかし、お2人ともDjango歴が10年超えている方でしたね。

特に2番目のインストラクターは教え方を工夫してくれたので、学習の進め方が私に合っていたと感じています。レッスンの録画やレッスン中に書いたホワイトボードを共有してくれたので、それを何回も見ることで理解できるようになっていきました。

音楽のマッチングアプリを制作！外注しないことでエンジニア視点が身についた

ーーーオリジナルアプリはどんなものを作りましたか？

岩本：音楽の先生と、習いたい生徒をつなげるマッチングアプリです。まず先生のリストが表示されて、詳しい経歴を見ることができます。生徒が「こういう先生に教わりたい」と思いメッセージを送ると、先生から連絡が来るという機能を作りました。

SAMURAIに入る2〜3か月前から、アプリの構想を始めていたと思います。

ーーーアプリを作る上で工夫した点はどこですか？

岩本：Djangoを習っておきながらも、やはりLPはキレイに作りたいと考えていたので、デザインや見やすさに時間をかけましたね。アプリの機能を実装するだけでも大変なのですが、それに加えて見やすさと使いやすさにこだわっています。

逆に難しかったのは、いろんな生徒から先生にメッセージが送れる機能や、1人の先生からたくさんの生徒に送る「多対多」という機能です。概念を理解するのも難しいし、それをキレイに表示させるのはかなりの難易度だと思いました。

正直そこに関しては、受講していた36週間で終わらなかったんです。レッスンで概要を聞いて、そのあと更に詳しい人に実装を手助けしてもらったというが実際の所ですね。

ーーー制作期間はどれくらいかかりましたか？

岩本：36週プラス4か月です。長くかかったとは思いますし、正直「頼んだほうが早い」と考えたこともあります。でも自分で最後まで制作してみたことで、エンジニア側の発想で物事を考えられるようになりました。

エンジニアとやり取りするときでも、理想論ばかり言わずにいいところで折り合いがつく提案を出せるようになったと思います。

ーーーレッスン以外で利用して良かったサービスはありますか？

岩本：私はSAMURAI受講生向けの「交流会」と「もくもく会」によく参加していました。様々な目的で勉強してる人がいるし、「こんなに色んな言語があるのか」など知らないことを知れて楽しかったですね。

デジタルに敏感になった！プログラミングを知らないのはリスクなので踏み出そう

ーーープログラミングを学んで、生活面で変化を感じる瞬間はありますか？

岩本：よりデジタルに敏感になりました。色んなアプリを使うたびに、「こういうところが大変だっただろうな」「最初はどうやって宣伝したんだろうか」などと考えます。

前までは、アプリを単に使用しているだけでしたが、制作の裏側を常に考えるようになりましたね。

ーーープログラミングを学んで得たものは、エンジニア以外にもメリットになると思いますか？

岩本：プログラミングを学習しておくと、日々の仕事でプログラミングを扱わないにしても、論理的にタスクをこなせるようになると思います。手当り次第に取り組んで「わからないけどできた」ではなく、少しスマートに仕事できるようになるのではないでしょうか。

ーーー今後の目標を教えてください。

岩本：これからは、会社に頼らず余裕を持った生活ができればいいと考えています。

現在は副業としてアプリを運営していますが、本業はサラリーマンです。今後、世の中では給料が急激に上がることはないと思うので、豊かに生きるためには起業や投資をする必要があると考えています。

あとは、起業した会社のミッションである「音楽で世界平和を実現する」を達成できるようにしていきたいです。

ーーープログラミングに興味があるものの、踏み出せない人にメッセージをお願いします。

岩本：このIT化の時代にプログラミングを知らないで社会に出ていくのは、丸腰で戦場に行くようなものだと思います。いま世の中はスマホやPCも全てソフトありきなので、それを知らないというのはかなりリスキーです。

業務で言語が直接活かせないとしても学んだことはムダにならないので、とりあえず一度は学習に挑戦してみてください！