40・50代主婦のリスキリング(学び直し)におすすめなスキル3選【目的別】

この記事では、40/50代・主婦のリスキリングにおすすめなスキルを解説します。

主婦のリスキリングにおすすめのスキルは?
リスキリングって何からはじめたらいいの?

職場で求められる能力の研鑽や新しいスキルの習得を促すため、政府はリカレント教育(社会人の学び)やリスキリング(学び直し)に注力しています。補助金や助成金など、政府が提供する給付制度を活用すれば、費用をおさえつつリスキリングも可能です。

また、しゅふJOB総研(※1)・ストリートアカデミー株式会社(※2)が実施した調査ではともに8割以上が「リスキリングに意欲的」と回答するほど、主婦は学び直しへ前向きな姿勢を示しています。

調査期間回答者数リスキリングに意欲的な割合リスキリングに取り組んでいる割合
しゅふ
JOB総研
649名81.8%19.7%
ストリート
アカデミー
株式会社
372名78.7%30.9%

参考:しゅふJOB総研ストリートアカデミー株式会社
※1 しゅふJOB総研:株式会社ビースタイルホールディングスが運営する、仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層の実情や本音を探る調査機関
※2 ストリートアカデミー株式会社:教えたいと学びたいをつなぐまなびのマーケット「ストアカ」の運営企業

とはいえ、実際に何を学べばいいのか、わからない主婦の方は多いですよね。

そこで、この記事では次の目的別に40・50代主婦のリスキリング(学び直し)におすすめなスキルを紹介します。

主婦がリスキリングに取り組む利点や学び方も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

リスキリングとは
新しい職業に就くまたは現在の職業で必要とされる業務に適応するため必要なスキルを獲得すること。DX(デジタルトランスフォーメーション:デジタルテクノロジーを活用して価値の創造や課題を解決すること)を推進させる背景から、政府や企業は積極的にリスキリングを進めている

この記事の要約
  • 40・50代主婦のリスキリングにはITスキルがおすすめ
  • 給付金を利用するとリスキリング講座をお得に受講できる
  • モチベーションを維持できれば主婦でもリスキリングができる
目次

40・50代主婦のリスキリングにはITスキルがおすすめ

数ある学習分野のなかでも、ITスキルは主婦が取り組むあらゆる年齢・目的のリスキリングにおすすめです。

プログラミングやWebデザインなどのITスキルは、パソコンと開発環境があればテレワークで仕事ができます。そのため、リスキリング後に転職や副業で働くときに、ワークライフバランスを実現しやすいです。

たとえば、12時から子どもの送り迎えまで仕事をする。家事が完了してから寝るまでの1時間で副業をするなど、スキマ時間を活用して働けます。

とくにIT企業は、テレワークや働く時間の自由度が高いフレックスタイム制を導入する企業が増えています。家事や育児をしながら働きやすくなるため、ITスキルは主婦におすすめです。

転職志望の40・50代主婦におすすめなスキル3選

転職志望の40・50代主婦におすすめなスキル3選

ここからは、転職志望の40・50代主婦におすすめのITスキルを、3つまとめて紹介します。

なお、本記事で紹介するおすすめのスキルは次の調査結果を参考に選定しています。

  • しゅふJOB総研が主婦層を中心とする就労志向の女性649名に実施した調査
  • ストアカを利用する主婦372名に実施した調査
  • ストアカを利用する女性262名に実施した調査

プログラミングスキル

転職目的でリスキリングする40・50代主婦には、プログラミングスキルがおすすめです。

ストアカが主婦372人を対象に行った調査でも、プログラミングスキルをリスキリングしたいと回答した割合は6.1%と6位でした。

プログラミングスキルを学ぶことで、ITエンジニアへの転職が実現できます。とくにITエンジニアは人手不足であり、年齢や性別問わず求められています。スキルがあれば活躍できるため、IT業界で勤務経験のない主婦でも挑戦可能です。

また、主婦のなかには、仕事のブランクがある人もいるでしょう。しかし、ITエンジニアのように需要が高い職種であれば、社会復帰しやすいです。

さらに、ITエンジニアは在宅ワークやフレックス制を導入する企業も多いため、家事や育児と仕事を両立できます。転職後にライフワークバランスを重視したい人には、プログラミングスキルがおすすめです。

なお、今後高い将来性が期待されるAIプログラミングのスキルを目指したい人には、侍エンジニアの「AIアプリコース」がおすすめです。

給付金の活用で受講料が最大70%OFFになる「AIアプリコース」では、Python・機械学習の習得を通じて、AIアプリが開発できます。

現役エンジニアと学習コーチが2名体制で学習をサポートしてくれるため、途中で挫折する心配もありません。

学習と金銭面をどちらもサポートしてくれる侍エンジニアなら、40・50代からでも安心して転職や副業での収入獲得などの目的が実現できますよ。

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リスキリングにプログラミングを選ぶ利点や目指せるキャリアなどを詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。

→ リスキリングにプログラミングはあり?学ぶ利点や目指せるキャリアも紹介

マーケティングスキル

マーケティングスキルも、転職目的でリスキリングする40・50代主婦におすすめの学習分野です。

ストアカが主婦372人を対象に行った調査では、プログラミングスキルに比べると学びたい人の割合は少ないものの、4.8%の9位でした。

マーケティングを学ぶことで、Webマーケターへの転職が可能です。SNSのアクセス分析や広告運用など、マーケティングスキルのある人材は需要があります。40・50代の主婦でも、Webマーケティングスキルがあれば活躍の場は多いです。

また、Webマーケターへ転職しない場合でも身につけたスキルは活かせます。たとえば、新商品を開発する商品開発部や、イベントを企画する企画部などの部署ではマーケティングスキルが求められます。

Webマーケター以外にも幅広い業界・職種を目指せるため、マーケティングスキルはリスキリングにおすすめです。

なお、マーケティングスキルが学べるリスキリング講座にデイトラの「Webマーケティングコース」があります。

本講座では、Webマーケティングの基礎や広告運用・分析など幅広い実務スキルが習得可能です。現場経験豊富な講師が知識と実務ノウハウを指導してくれるため、挫折なく必要なスキルを身につけられます。

本講座は、手厚い学習サポートを受けながらWebマーケターを目指したい人におすすめです。

パソコン(PC)スキル

パソコンスキルも、転職目的でリスキリングする40・50代主婦におすすめの学習分野です。

前提として、パソコンスキルとは次のスキルが該当します。

  • パソコン(キーボード)のブラインドタッチ
  • Office製品などITツールの操作スキル
  • ZoomなどWebミーティングツールの操作スキル など

ストアカの女性利用者262名に実施した調査によると、主婦がリスキリングしたいITスキルランキングで「パソコンの使い方」が6位、ブラインドタッチが10位にランクインしています。

本調査は主婦全体を対象としているため、転職を希望する主婦とは限りません。その点を考慮しても、3位にZoomがランクインしているのは注目ポイントです。業務で使用頻度の高いパソコンスキルを習得したい主婦が多いとわかります。

パソコンスキルは業界・職種や、転職先にかかわらず活用できます。たとえば、ブラインドタッチやパソコンの基本操作が理解できていれば、書類作成や事務作業などを効率化できます。

また、最近ではZoomやSkypeなどWeb会議ツールを使う機会も多いです。業務で利用する機会が多いITツールの使い方を習得している人は、転職先でもスムーズに業務を行えます。

どの業界でも活用しやすいスキルを身につけたい人や、ブランクがある主婦の人はパソコンスキルを学ぶと良いでしょう。

なお、パソコンスキルが学べるリスキリング講座に「ジョブドラフトSchool」があります。

本講座は社会人経験の浅い人が対象です。パソコンの基本操作や営業スキル、コミュニケーションスキルなど社会人に必要な知識を学べます。スキル習得から転職支援まで無料で利用可能なため、講座を受講する予算がない人も安心です。

本講座は、パソコンスキルを習得して社会人に復帰したい主婦におすすめです。

なお、IT企業への転職を見据え、独学でスキル習得できるか不安な人は「侍エンジニア」をお試しください。

侍エンジニアでは、現役エンジニアと学習コーチの2名体制で学習をサポートしてもらえます。

「受講生の学習完了率98%」「累計受講者数4万5,000名以上」という実績からも、侍エンジニアなら未経験からでも挫折なくIT企業へのが実現できますよ。

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副業志望の40・50代主婦におすすめなスキル3選

副業志望の40・50代主婦におすすめなスキル3選

副業での収入獲得を目的としたリスキリングでは、リモートワークのしやすいスキルがおすすめです。

ここでは、副業志望の40・50代主婦におすすめのスキルを3つまとめて紹介します。

Webデザインスキル

副業目的でリスキリングする40・50代主婦には、Webデザインスキルがおすすめです。

ストアカの調査でも、リスキリングで学びたいスキルの8位にランクインしており人気の高さがわかります。

Webデザインスキルを身につけると、ロゴ制作やWebサイトのデザインなどWebデザイナーとして副業で稼げます。また、Webデザインはパソコンとデザインツールがあれば可能なため、リモートワークがしやすいです。在宅で副業をしたい人や、家事・育児のスキマ時間で作業をしたい主婦に向いています。

加えて、Webデザインはプログラミングスキルに比べると難易度が低く、未経験者でも習得しやすいです。難しい内容が理解できるか不安な人も、Webデザインであれば習得できる可能性があります。

自由度の高い働き方で副業に取り組みたい人や、学びやすいスキルがいい人はWebデザインスキルを選ぶと良いでしょう。

なお、副業のためにWebデザインスキルを学べるリスキリング講座に侍エンジニアの「副業スタートコース」があります。

本講座では、現役エンジニアからWebデザインの基礎知識やPhotoshopでの画像加工、HTML/CSSなどプログラミングスキルを学習できます。講師とのマンツーマンレッスンや回答率100%のQ&A掲示板で質問できるため、未経験からでも挫折しにくいです。

また、実践学習も充実しており、案件トライアルで実務レベルの案件に挑戦できます。試行錯誤しながら学習できるため、応用力が身につくのです。本講座は、卒業後すぐに副業をスタートしたい人におすすめです。

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ライティングスキル

ライティングスキルも、副業での収入獲得を目的とした40・50代主婦のリスキリングにおすすめです。

ストアカの調査でも、リスキリングで学びたいスキルの4位にランクインしており人気の高さがわかります。

ライティングスキルには、Googleの検索順位を向上させるSEO、読みやすい文章を作成するノウハウなどが含まれます。

ライティングスキルは習得難易度が低く、副業をスタートしやすいのが魅力です。文章作成は日本人なら学校教育で何度も実施しています。文章作成の基礎は多くの人が習得しているため、他スキルに比べて習得しやすいです。

ライティングスキルを身につければ、Webライターとして副業で稼げます。Webライティングの案件は未経験でも受注できるものもあるため、実績のない主婦でもはじめやすいです。また、自分でブログを開設してポートフォリオにすれば、副業でのアピールもできます。

さらに、ライティングスキルはパソコンとインターネット環境があればできるため在宅ワーク向けです。育児・家事のスキマ時間で気軽に副業ができます。ライティングスキルは、スキルを早く身につけて副業で稼ぎたい人や在宅ワークのしやすいスキルがいい人におすすめです。

なお、ライティングスキルが学べるリスキリング講座にSHElikesの「ライティング入門」があります。

本講座は、自由度の高いキャリアを目指せる女性向け講座です。副業やフリーランスとして活躍できる人材育成に力を入れており、Webライティングやマーケティングなどクリエイティブ分野のスキルを学習できます。

また、わからない点は講師にその都度質問できるため、未経験者でも挫折しにくいです。実習課題も豊富で、卒業後に副業案件を獲得できるスキルが身につきます。

本講座はWebライティングを含むクリエイティブスキルが学びたい人や、女性向け講座で安心して受講したい人におすすめです。

動画編集スキル

動画編集スキルも、副業での収入獲得を目的とした40・50代主婦のリスキリングにおすすめです。

ストアカの調査でも、リスキリングで学びたいスキルの7位にランクインしています。動画編集の需要は、YouTubeやTikTokなど動画投稿サイトの人気とともに増加しています。

動画編集スキルを身につけることで、クラウドソーシングサイトにある動画編集案件で稼げます。動画へのテロップ挿入やカット作業など、比較的難易度の低い案件であれば実務経験が少なくても受注可能です。そのため、リスキリングで動画編集を学んだばかりの主婦でも副業に取り組めます。

さらに、動画編集も在宅で作業ができるため、スキマ時間に活動できるのも魅力です。Webサイトやテキスト媒体に代わり動画を活用する企業・個人が増えており、今後も動画編集の需要はあると予想されます。比較的難易度が低く、かつ副業で稼げる動画編集スキルは主婦におすすめです。

なお、動画編集スキルが習得できるリスキリング講座にデジタルハリウッドSTUDIOの「専科 ネット動画クリエイター専攻 副業・フリーランスプラン」があります。

本講座は、未経験から副業やフリーランスとして活躍できる動画編集者が目指せます。動画の企画・撮影・マーケティングまで幅広く学べるのが特徴です。最新のパソコンや撮影機材を貸出しているため、高額な機材をすぐに準備できない人でも学習できます。

本講座は、動画編集者や動画クリエイターとして副業をしたい人におすすめです。

リスキリングは給付金を活用してお得にスキル習得しよう

リスキリングは給付金を活用してお得にスキル習得しよう

主婦がリスキリングに取り組む際は、給付金の活用がおすすめです。

リスキリング向け給付金は次の2種類あり、対象講座を選択すればお得に受講できます。

リスキリング向けの給付金を利用する場合、1度受講料の満額を支払う必要があります。しかし、あとから給付金を受け取れるため、実質負担を軽減できるのです。同じスキルを学べる講座同士であれば、給付金の利用できる講座を選ぶべきでしょう。

教育訓練給付金は下記の3種類あり、給付額は学べるスキルの専門性や難易度ごとで異なります。

給付率対象のスキル・資格例
一般
教育訓練
受講費用の20%(上限10万円)ITパスポート/MOS資格/Webデザイン/IT基礎知識/ネットワーク構築スキル など
特定一般
教育訓練
受講費用の40%(上限20万円)介護職員初任者研修/保育士/情報通信技術関連資格 など
専門実践
教育訓練
受講費用の70%(上限56万円)DX/AI開発/データサイエンス/IoTなど先端技術/看護師/建築士関連スキル など

参考:教育訓練給付金

一般教育訓練は受講料の最大20%(上限10万円)、特定一般教育訓練は最大40%(上限20万円)、専門教育訓練は最大70%(上限56万円)が支給される制度です。厚生労働大臣が指定する教育訓練(プログラミングスクールが提供するコースなど)を修了すると給付が受けられます。

給付金の対象者は在職中の人、もしくは離職して1年以内の人であり、リスキリングを含め幅広い講座が対象です。

一方、リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業は、転職のために新しいスキルを学ぶ人が対象の給付金で受講料の最大70%(上限56万円)が支給されます。対象講座では、スキル学習だけでなくキャリア面談や転職支援など一貫した支援が受けられます。

たとえば、侍エンジニアの対象講座では、給付金を利用することで次の負担で受講可能です。

侍エンジニアの給付金対象講座受講料/実質負担額
Webエンジニア転職保証コース69万3,000円/実質25万2,000円
Webデザイナー転職コース39万6,000円/13万8,600円
AIアプリコース69万3,000円/実質25万2,000円

このように、リスキリング向けの給付金を活用すれば、実質負担をおさえられます。加えて、分割払いを活用すれば毎月の負担も減らせるのでおすすめです。受講前に支払い計画を立てることで、無理なくリスキリングができます。

なお、下の記事では個人がリスキリング目的で使える補助金・助成金を詳しく紹介しているので、あわせて参考にしてください。

補助金・助成金でリスキリング!個人が使える給付制度を詳しく紹介

40・50代主婦がリスキリングの学習分野を選ぶポイント3つ

40・50代主婦がリスキリングの学習分野を選ぶポイント3つ

ここでは、40・50代主婦がリスキリングの学習分野を選ぶポイントを、3つまとめて紹介します。

ポイント1:目的の実現につながるか

リスキリングは目的の実現につながる学習分野を選びましょう。

リスキリングの目的は転職や副業、フリーランスへの独立などさまざまです。事前に選んだスキルで目指せる職種や特徴を把握する必要があります。

たとえば、副業で稼ぐことを目的とする場合、在宅ワークがしやすいWebデザインやライティングなどスキルを習得すべきです。スキマ時間に作業できるスキルを選べば、家事・育児と副業を両立できます。

実現したい目的と関係性の浅いスキルを選択した場合、リスキリング後に目的のキャリアを実現出来ない可能性が高いです。最悪の場合は学び直しが必要になるため、費用・時間が無駄になります。学習が無駄にならないためにも、自分の目的に合うスキルを選択してください。

ポイント2:楽しく学べるイメージが湧くか

楽しく学べるイメージが湧くかも、リスキリングの学習分野を選ぶポイントです。

楽しみながら無理なく学べるスキルであれば、モチベーションを維持しやすいです。反対に苦痛を感じながら学習しなければいけないスキルは、少し行き詰まると挫折する可能性があります。目的の実現に必要とはいえ、楽しめないスキルでは学習のモチベーションが維持できません。

加えて仮にリスキリングに成功しても、学習が楽しめないスキルを使い働くのはきついです。スキル選びを後悔しないためには、楽しみながら学習できるスキルを選びましょう。

なお、無料学習サイトやアプリを活用すれば、費用をかけずにスキルが楽しく学べるか確認できます。最近ではProgateドットインストールなど、動画・イラスト形式でお試し学習できるサービスが増えています。無理なく学習できるスキルがわからない人は、事前に確認しましょう。

ポイント3:家事・育児に役立つか

上記2つのポイントに加え、可能であれば家事・育児などの私生活に役立つ学習分野を選びましょう。

リスキリングで学ぶスキルは、前述のとおり目的の実現につながるものや、無理なく楽しみながら学習できるものを選べば問題ありません。ただ、余裕があれば家事・育児など私生活でも使えるスキルならなお良いでしょう。

たとえば、パソコンスキルやコミュニケーションスキルは、ビジネスに限らず私生活でも活かせます。調べ物をするときはパソコンスキル、子どもと意思疎通をはかるときはコミュニケーションスキルが必要です。ほかにもExcelを扱うスキルが身につけば、家計簿やスケジュール管理などを効率化できるかもしれません。

私生活とビジネスの両方で活かせるスキルを身につけることで、生活が豊かになります。スキルを選ぶときは、ビジネス以外で活用できないか考えながら検討しましょう。

40・50代主婦がリスキリングに取り組む方法

40・50代主婦がリスキリングに取り組む方法

ここでは、40・50代主婦がリスキリングに取り組む方法を2つまとめて紹介します。

リスキリングの専門講座に申し込む

リスキリングの専門講座を利用すれば、40・50代主婦でもスキルを習得しやすいです。

リスキリングは独学でも可能ですが、挫折率や学習効率を考えるとリスキリング講座がおすすめです。講座では、専門知識の豊富な講師から実務で必要なスキルを指導してもらえます。わからない点もレッスンや質問機能で相談できるため、独学より挫折しにくいです。

さらに、実践学習を含む教材が用意されているため、学習後に目的を実現できるスキルが学べます。とくにリスキリング向けの講座は、次のように目的の実現に直結するカリキュラムが多いです。

スクール名講座名学べるスキル
侍エンジニアWebデザイン転職コースHTML/CSS、Photoshop、Illustrator など
デイトラWebマーケティングコースWebマーケティングの基礎、マーケティング戦略策定、LP構築、広告運用/分析 など
キカガク長期コースPython、機械学習、データサイエンス、AI開発 など

講座を利用すれば、講師やアドバイザーが学習をサポートしてくれます。40・50代の主婦で家事・育児のスキマ時間で学習したい人は、効率よく学べるリスキリング講座を受講しましょう。

次の記事では、リスキリングにおすすめの専門講座を詳しく解説しているので、よければ参考にしてください。

リスキリング講座おすすめ10選!選び方やお得に学ぶ方法も紹介

給付金の対象スクールに申し込む

実質負担をおさえるために、給付金の対象講座を優先して検討しましょう。

前述のとおり、リスキリング向けの給付金は2種類あります。

受講者が1度受講料を立て替える必要はあるものの、給付金を利用すれば実質負担が減らせます。予算が少ない人でも、給付金を利用すれば受講できる可能性があるのです。また、各スクールで利用できる分割払い制度を利用すれば、さらに月額負担を減らせます。

同じスキルを学べるスクールであれば、給付金を利用できるほうがお得です。スクールを比較するときは、給付金のあるところを優先的に検討すると良いでしょう。

なお、リスキリングで転職や副業を目指したい人は侍エンジニアがおすすめです。「Webデザイナー転職コース」はWebデザイナーへの転職、「副業スタートコース」ではWebデザインの副業で稼げる人材を目指せます。

効率的にスキルを習得し、Webデザイナーへの転職や副業を実現したい人は侍エンジニアをご検討ください。

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40・50代主婦がリスキリングに取り組む際の注意点

40・50代主婦がリスキリングに取り組む際の注意点

最後に、40・50代主婦がリスキリングへ取り組む際の注意点を、3つまとめて紹介します。

注意点1:使えるお金を明確にしておく

リスキリングへ取り組む前に、使えるお金は明確にしましょう。

リスキリングを検討する主婦の心配事として、金銭面の不安を挙げる人が多いです。ストアカの調査によると、「リスキリングするうえで最もハードルを感じたこと」としてお金がかかるを選択した人が56%と過半数を超えています。

リスキリング講座を受講した場合、数万~数十万円かかるのが一般的です。給付金や分割払いを利用すれば負担が軽減できるものの、出費が気になる人は多くいます。そのため、不安を解消する意味でも講座の受講前に予算は確認すべきです。

予算内で受講できる講座を選択すれば、支払いの不安を気にせず学習に専念できます。一方、予算以上に支払いが必要な講座を選んでしまうと、支払いに追われながら学習しなければいけません。支払いのために生活費を削らなければならず、私生活に悪影響が出るリスクもあります。

リスキリング講座はたくさんあるため、予算内で受講できるものも見つかるはずです。まずは予算を検討したうえで、無理なく学べる講座を選択しましょう。

注意点2:学ぶ時間を確保しておく

リスキリングへ取り組む前に、学習時間も確保しましょう。

学ぶスキルを問わず、習得には継続した学習時間が必要です。スキルにより習得に必要な期間は異なるものの、学習に取り組めなければリスキリングは成功しません。無計画に学習するとモチベーションを維持しにくく挫折するリスクが高まります。

実際にストアカの調査でも、リスキリングするうえで最もハードルを感じたことに「学ぶ時間を確保できない」と回答した割合が33%の3位でした。

やる気があるときに学習するスタイルでは、長期的な学習は難しいです。挫折しないためにも、リスキリングをはじめる前に学習する時間を確保する必要があります。

たとえば、主婦であれば仕事や家事・育児のスキマ時間、休日にまとめて学習する人が多いでしょう。平日〇時間・休日〇時間のように学習時間を計画しておけば、行動を習慣化できます。

反対にリスキリングの途中で学習時間を確保する場合、仕事や育児・家事に追われて学習が不可能な可能性も。どんなに努力しても学習時間を確保できない可能性もあるため、まずはリスキリングが可能かスキマ時間を見直しましょう。

学習時間を確保してからリスキリングに取り組めば、無理なく目的実現に向けて行動できますよ。

注意点3:勉強に集中できる環境を用意しておく

リスキリングへ取り組む前に、勉強に集中できる環境も用意しておきましょう。

学習時間を確保しても、集中して取り組めなければ学習効率が下がります。たとえば、騒がしかったり人手の出入りが激しかったりする場所では、学習に集中できない人も多いはず。ほかにも、育児中の場合は子どもの手が離せない時間は集中しにくいかもしれません。

勉強に集中できる環境を整えれば効率的に学習できるため、学習期間を短縮できます。集中できない環境で1時間かかる内容でも、集中できれば30分で学べる可能性もあります。

集中できない環境で学習すると、時間だけが経過してスキルは身についていないケースも多いです。最悪の場合、学習が進まず挫折するリスクもあります。

リスキリングして目的を早く達成するには、集中して学習できる環境を見つける必要があります。とはいえ、主婦の場合、集中できる環境や時間を見つけるのが大変な人もいるはずです。

自宅で集中できない人は、コワーキングスペースやレンタルスペースで学習する方法もあります。利用料がかかるものの、Wi-Fiやコンセントなど学習しやすい環境を利用可能です。

育児の時間が長く集中できない人は、子どもがいない日中に作業をするなど自分なりに集中できる環境を見つけましょう。子どもが寝ている時間や学校に通う時間など、空き時間なら集中しやすいです。リスキリングの効率を高めるためにも、事前に学習環境は用意しましょう。

まとめ

今回は、40・50代の主婦がリスキリングする方法やコツを紹介しました。

主婦がリスキリングすることで、転職や副業など収入アップやキャリアチェンジが可能です。また、家事・育児に活かせるスキルを学べば、日常生活も豊かになります。

リスキリングは難しいイメージのある人もいるかもしれませんが、ポイントをおさえて取り組めば主婦でも成功できます。本記事の内容をもとに、リスキリングをはじめてくださいね。

本記事の解説内容に関する補足事項

本記事はプログラミングやWebデザインなど、100種類以上の教材を制作・提供する「侍テラコヤ」、4万5,000名以上の累計指導実績を持つプログラミングスクール「侍エンジニア」を運営する株式会社SAMURAIが制作しています。

また、当メディア「侍エンジニアブログ」を運営する株式会社SAMURAIは「DX認定取得事業者」に、提供コースは「教育訓練給付制度の指定講座」に選定されており、プログラミングを中心としたITに関する正確な情報提供に努めております。

参考:SAMURAIが「DX認定取得事業者」に選定されました

記事制作の詳しい流れは「SAMURAI ENGINEER Blogのコンテンツ制作フロー」をご確認ください。

この記事の監修者

株式会社SAMURAI

侍エンジニアブログ編集部

【プロフィール】 DX認定取得事業者に選定されている 株式会社SAMURAIのマーケティング・コミュニケーション部が運営。 「質の高いIT教育を、すべての人に」をミッションに、IT・プログラミングを学び始めた初学者の方に向け記事を執筆。 累計指導者数4万5,000名以上のプログラミングスクール「侍エンジニア」、 累計登録者数1万8,000人以上のオンライン学習サービス「侍テラコヤ」で扱う教材開発のノウハウ、 2013年の創業から運営で得た知見に基づき、記事の執筆だけでなく編集・監修も担当しています。

この記事を書いた人

【プロフィール】
新卒でプログラマーとして勤務し、実務経験を積んだ後、現在はフリーランスWebライターとして活動中。主に、企業のオウンドメディアやブログ記事の執筆を担当。IT・プログラミング関連の執筆が得意。2020年から侍エンジニアブログの記事制作を務めており、文章の読みやすさや納得感を意識しながら執筆しています。
【専門分野】
IT/プログラミング
【SNS】
X(旧:Twitter)

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