この記事では、選び方や買う前の確認ポイントも交え、ITが勉強できるおすすめ本を紹介します。
ITが勉強できる本ってどれだろう?
ITに疎い人でも学びやすい本がいいな…
IT(情報技術)が学べる本は数多くあるため、どれを選べばいいのかわからない人は多いですよね。解説内容や口コミなど、詳細を確認しないまま書籍を選んでは「他の本にすればよかった…」と後悔しかねません。
そこで、今回は次のトピック別にITが勉強できるおすすめの本を、選び方も交えて紹介します。
この記事を読めば、あなたにあう学習本が見つかりますよ。
なお、次の記事ではIT初心者は何から学び始めればいいのか、その学習内容を勉強方法も交え詳しく解説しているので良ければ参考にしてください。
ITの勉強本に関する基礎知識
はじめに、ITの勉強本に関する基礎知識を、3つにまとめて紹介します。
IT初心者は「本の試し読み」から始めよう
IT初心者は「本の試し読み」から始めましょう。
本の試し読みをすれば、自分が興味のある分野について説明がされているかの確認や自分のレベルに合っているかの確認ができます。たとえば、基礎的なIT知識を広く得たいのに、専門分野について書かれている本を買ってしまうなどの事態を防げます。
短時間で簡単に本の内容を把握したい場合は、本の要約サイト 「flier(フライヤー)」を利用するのがおすすめです。本の要点と要約を把握できるので、自分の知りたい内容かを購入前に確認できます。
また、Kindle UnlimitedやAudible (オーディブル)の30日間無料体験を活用すると、多くのIT勉強本を読んだり、聞いたりできます。特にAudibleは音声で本を読み上げるため、本を広げられない場合やちょっとしたスキマ時間にも学習を進められます。
本の試し読みで、失敗しない本選びを実現しましょう。
本での勉強には自学自習が不可欠
本での勉強には、自学自習が不可欠です。
ITの勉強本を読むことで、一定の知識は得られます。ITの勉強本は基本的なIT用語から専門分野など、幅広く出版されているため、自分が知りたい分野の本を手に入れることが可能です。
また、本での勉強は、自分でペースを決めることができるというメリットがあります。
しかし、本を読んだだけでは、疑問点が浮かんだ時に解消しづらく理解が浅くなる傾向があります。実務に活用するためには、実際に手を動かしてプログラミングしたり、問題を解いたりすることが必要です。
また、JP1などのミドルウェアについて学びたい場合も、コンソール画面を実際に定義やスケジュール設定を行った上で学んだといえます。
そのため、本の学習には自主学習が不可欠です。本で学んだ知識と実際に手を動かすことで、より深い理解と経験を得られるでしょう。
1人で勉強できるか不安な人はスクールもおすすめ
1人で勉強できるか不安な人は、スクールやオンライン学習サービスを利用する方法がおすすめです。
本での学習は1人で取り組めますが、疑問を解消しにくくそのまま挫折しやすいデメリットがあります。
スクールでは、自分が分からないところを講師に確認できたり、同じ勉強をしている仲間と出会える機会を得られたりします。
独学では、よく理解していない状態で次のトピックに進む可能性が高いです。しかし、スクールであれば、自分が理解するまで向き合えるため、理解が深まるメリットがあります。また、勉強した分野での転職を考えている場合は、業界や企業企業の情報を得られます。
なお、数あるスクールのなかでも挫折なくITスキルの習得を目指すなら「侍エンジニア」がおすすめです。
月分割4,098円から学べる侍エンジニアでは、現役エンジニアと学習コーチが2名体制で学習をサポートしてくれるため、途中で挫折する心配はありません。「受講生の学習完了率98%」という実績からも、侍エンジニアなら挫折しづらい環境で学習を進められるといえます。
また、侍エンジニアでは最大80%OFFで受講可能な「給付金コース」を提供中。金銭面での支援を受けつつ、理想のキャリア実現に向けたスキルの習得から、転職活動・就業後のフォローアップ(※1)までを一貫してサポートしてもらえます。
学習と金銭面をどちらもサポートしてくれる侍エンジニアなら、未経験からでも安心してIT企業やITエンジニアへの就業が実現できますよ。
ITの勉強本を選ぶ3つのポイント
ここからは、ITの勉強本を選ぶポイントを、3つにまとめて紹介します。
本の内容は古くないか
選んだ本が古い情報のものではないか、必ず確認しましょう。
なぜなら、IT業界の技術は急速に変化しているからです。
基礎的なIT知識でも、最新のトレンドや技術が反映されている本で学ぶことが重要です。古い情報が載った本で学習を進めた場合、新たに置き換わった技術の知識を学ぶ機会を失うことになります。
本の後ろに記載されている出版年月日が、現在の日付と近いかどうか確認しましょう。初版が古くても、版が新しい場合は内容がアップデートされている可能性があるため、簡単に内容も確認するとよいでしょう。
自身の知識レベルにあうか
自分の知識レベルに合ったITの勉強本を選ぶことも、ITの学習を継続的に行うために有効です。
ITの勉強本には、初心者向けの入門書から上級者向けの専門書まで幅広く出版されています。初心者が難易度の高い専門書を選んでしまうと、内容が理解できず、せっかく勉強してみようという気持ちがそがれてしまう可能性があります。
今の自分のスキルや興味の幅で本を選ぶことで、効果的に学習できます。
ハード本か電子書籍か
ハード本か電子書籍か、自分の学習スタイルや好みに合うものを選びましょう。
ハード本と電子書籍のメリット、デメリットをそれぞれまとめたので参考にしてください。
ページ数の多い本だけ電子書籍で購入するなど、使い分けもおすすめです。
IT業界が知れるおすすめ本3選
ここからは、IT業界が知れるおすすめ本を、厳選して3冊紹介します。
いまさら聞けないITの常識
「いまさら聞けないITの常識」では、IT業界の基本的な知識や用語、トレンドなどを解説しています。
ITに興味を持ち始めたIT業界の全体像を知りたい初心者や、異業種からの転職を考えている人、IT用語の基礎知識を身につけたい人におすすめです。また、ITの基礎知識はIT業界以外の人も必修といわれてるため、マネジメント層の人も理解しておくべき内容です。
価格 | ハード版:990円 電子版:891円 |
出版日 | 2019年7月13日 |
なお、IT企業への転職や副業での収入獲得を見据え、独学でITスキルを習得できるか不安な人は「侍エンジニア」をお試しください。
侍エンジニアでは、現役エンジニアと学習コーチの2名体制で学習をサポートしてもらえます。
「受講生の学習完了率98%」「累計受講者数4万5,000名以上」という実績からも、侍エンジニアなら未経験からでも挫折なく転職や副業収入の獲得が実現できますよ。
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ITロードマップ 2023年版
「ITロードマップ 2023年版」は、2023年のIT業界の動向や将来性について詳しく解説しています。
IT業界でキャリアを築くことを考えている人や、最新の技術トレンドを知りたい人は読んでおきましょう。またIT業界に限らず、ITに関する戦略を練る部署に所属する人も知っておきたい内容です。
価格 | ハード版:2,970円 電子版:2,673円 |
出版日 | 2023年3月31日 |
わたし×IT=最強説 女子&ジェンダーマイノリティがITで活躍するための手引書
「わたし×IT=最強説 女子&ジェンダーマイノリティがITで活躍するための手引書」では、女性やジェンダーマイノリティがIT業界で活躍するための方法やノウハウを解説しています。
IT業界に興味を持ちながらも、女性やジェンダーマイノリティとしての不安を抱えている人、IT業界でのキャリアに自信を持ちたい人に役立ちます。また、人事部やマネジメント層の人も自社の従業員理解に役に立つでしょう。
価格 | ハード版:1,870円 電子版:1,683円 |
出版日 | 2023年3月8日 |
IT用語が学べるおすすめ本3選
ここからは、IT用語が学べるおすすめ本を、厳選して3冊紹介します。
IT用語図鑑 ビジネスで使える厳選キーワード256
「IT用語図鑑 ビジネスで使える厳選キーワード256」は、ビジネスシーンで役立つIT用語を256語厳選して解説しています。
IT用語に馴染みがない業界の人や、ITをビジネスに活かしたい人におすすめです。イラストが多く使われているため、IT初心者にも伝わりやすい内容です。
価格 | ハード版:1,980円 電子版:990円 |
出版日 | 2019年5月13日 |
見るだけIT用語図鑑278
「見るだけIT用語図鑑278」はその名のとおり、見るだけで理解できるIT用語を278語収録しています。
わかりやすい解説とイラストが特徴で、文章を読むのが得意ではなく、視覚的に理解したい人に役立ちます。IT初心者や、IT用語に不慣れな人にもおすすめです。
価格 | ハード版:1,980円 電子版:990円 |
出版日 | 2021年9月25日 |
なお、IT企業への転職や副業での収入獲得を見据え、独学でITスキルを習得できるか不安な人は「侍エンジニア」をお試しください。
侍エンジニアでは、現役エンジニアと学習コーチの2名体制で学習をサポートしてもらえます。
「受講生の学習完了率98%」「累計受講者数4万5,000名以上」という実績からも、侍エンジニアなら未経験からでも挫折なく転職や副業収入の獲得が実現できますよ。
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IT用語図鑑[エンジニア編] 開発・Web制作で知っておきたい頻出キーワード256
「IT用語図鑑[エンジニア編] 開発・Web制作で知っておきたい頻出キーワード256」は、256個のキーワードをイラストとともに一言で解説しています。IT業界で使われる「業界用語」の解説もあるため、文系出身者や入社1年目の社会人に役立ちます。
また、ITエンジニアやWebデザイナーを目指す人や、関連する技術に興味がある人におすすめです。
価格 | ハード版:1,980円 電子版:990円 |
出版日 | 2021年9月6日 |
ITリテラシーが身につくおすすめ本3選
ここからは、ITリテラシーが身につく本を、厳選して3冊紹介します。
[改訂第5版]基礎からわかる情報リテラシー
「[改訂第5版]基礎からわかる情報リテラシー」は、IT情報リテラシーの基本から応用まで幅広く解説した書籍です。
コンピューターやインターネットの使い方に自信のない人から、情報社会で生き抜くためのスキルを知りたい人など、幅広い層におすすめです。MicrosoftのExcelやWord、PowerPointの使い方も掲載されています。そのため、Microsoftのソフトに馴染みがない人にも役立つでしょう。
価格 | ハード版:1,650円 電子版:1,650円 |
出版日 | 2023年10月14日 |
なお、IT企業への転職や副業での収入獲得を見据え、独学でITスキルを習得できるか不安な人は「侍エンジニア」をお試しください。
侍エンジニアでは、現役エンジニアと学習コーチの2名体制で学習をサポートしてもらえます。
「受講生の学習完了率98%」「累計受講者数4万5,000名以上」という実績からも、侍エンジニアなら未経験からでも挫折なく転職や副業収入の獲得が実現できますよ。
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どうしてこうなった? セキュリティの笑えないミスとその対策51 ちょっとした手違いや知識不足が招いた事故から学ぶITリテラシー
「どうしてこうなった? セキュリティの笑えないミスとその対策51 ちょっとした手違いや知識不足が招いた事故から学ぶITリテラシー」は、ITセキュリティのミス事例からITリテラシーを解説した一冊です。
一部が漫画で書かれているため、IT初心者も分かりやすい内容です。ITセキュリティは難しいと感じる人におすすめです。事例を基に書かれているため、ITセキュリティについて学びたい人や実際に起きたケースを知りたい人におすすめです。
価格 | ハード版:1,980円 電子版:1,980円 |
出版日 | 2023年5月24日 |
基礎からのIT担当者リテラシー
「基礎からのIT担当者リテラシー」は、情報リテラシーの基本的な知識やスキルを解説しています。
新たに情報システム部門に転属したITエンジニアや社内SE・システム導入に携わる人におすすめです。
価格 | ハード版:2,068円 電子版:2,027円 |
出版日 | 2020年11月20 |
なお、次の記事では上記を含めITリテラシーが学べるおすすめ本を詳しく紹介しているので、よければ参考にしてください。
まとめ
ITの学習で本は有効な手段です。まずは自分が興味のある分野の知識レベルを確認しながら、自分に合った本を試し読みしてみましょう。
1人での学習に自信がない人や本で疑問点が出てきた人は、スクールでの受講もおすすめです。より体系的かつ効率的に知識を身につけたい人向けに無料相談もやっているので、お気軽にお問い合わせください。
本記事の解説内容に関する補足事項
本記事はプログラミングやWebデザインなど、100種類以上の教材を制作・提供する「侍テラコヤ」、4万5,000名以上の累計指導実績を持つプログラミングスクール「侍エンジニア」を運営する株式会社SAMURAIが制作しています。
また、当メディア「侍エンジニアブログ」を運営する株式会社SAMURAIは「DX認定取得事業者」に、提供コースは「教育訓練給付制度の指定講座」に選定されており、プログラミングを中心としたITに関する正確な情報提供に努めております。
記事制作の詳しい流れは「SAMURAI ENGINEER Blogのコンテンツ制作フロー」をご確認ください。
この記事の監修者
フルスタックエンジニア
音楽大学卒業後、15年間中高一貫進学校の音楽教師として勤務。40才のときからIT、WEB系の企業に勤務。livedoor(スーパーバイザー)、楽天株式会社(ディレクター)、アスキーソリューションズ(PM)などを経験。50歳の時より、専門学校でWEB・デザイン系の学科長として勤務の傍ら、副業としてフリーランス活動を開始。 2016年、株式会社SAMURAIのインストラクターを始め、その後フリーランスコースを創設。現在までに100名以上の指導を行い、未経験から活躍できるエンジニアを輩出している。また、フリーランスのノウハウを伝えるセミナーにも多数、登壇している。