50代の女性がWebサイト制作!プログラミング未経験から制作会社を作るまで

50代からプログラミングなんてできるの?
本当にWebサイトを制作できるようになるのか…

このような悩みの答えになるような経験をされ、未経験からWebサイト制作会社を立ち上げた、大吉さんにインタビューを行いました!

大吉さんがWebサイト制作会社を立ち上げた経緯やスクールの体験談など様々な内容を伺ったので、これからプログラミングを学んでスキルを習得したい&企業したいという人は、ぜひ参考にしてください。

大吉 美樹おおよし みき
1968年生まれ。これまでに舞台役者、介護職、事務職を経験。会社の廃業に伴い解雇され就職先に悩んだが、「一生食べていけるなら」とプログラミングに興味を持ち、SAMURAI ENGINEERでの学習を開始。プログラミングを基礎から学び、案件を獲得した。現在は、Webサイト制作会社を立ち上げて活躍中。
選んだコース(受講期間)オーダーメイドコース(24週間)
学んだ言語/フレームワークHTML/CSS、JavaScript、PHP、Bootstrap など
受講期間中に学んだこと・HTML/CSSを用いたコーディング
・Webサイト制作

なお、未経験からWebサイト制作会社を立ち上げるまでの経緯は、次の動画でも紹介しているので是非ご覧ください。

目次

役者、介護、事務と仕事を変更…一生食べていけるプログラミングに挑戦

ーーープログラミングにふれる前までの職歴を、簡単にお伺いしたいです。

大吉:私はもともと劇団の舞台役者だったのですが、43歳の時に結婚して一般人となりデイサービス・介護職に就いたんです。しかし、現場で靭帯を切断した影響で退職することになりました。

ところが、杖をついて歩く状態になりホームヘルプで訪問した先の社長に「会社の黒字化を手伝ってほしい」とスカウトされたんです。事務職に就き2年ほどで会社は黒字化しましたが、社長が亡くなってしまい、事業を継いだ(社長の)親族が廃業を宣言したことで全員解雇されてしまいました。退職金もなかったのでつらかったですね。

私は当時55歳だったので就職先に悩みましたが、「一生食べていけそうなのはコレだ」とプログラミングに興味を持ったという流れになります。

ーーー独学ではなくスクールで学ぶことにしたのはなぜですか?

大吉:当時は「プログラミング」というものの概要すらまともに知らない状態だったので、もうスクール一択でしたね。

SAMURAI ENGINEERの無料カウンセリングを受けたときも、プログラミング用語を全く知らなかったので、外国語どころか宇宙語のように感じました。私は長いこと役者として台本を自由に深堀りしてきたので文章把握力がとても低く、誰かの力が必要だと考えていたんですね。

そのため、マンツーマンレッスンをしてくれるプログラミングスクールを最初から探しました。

ーーー受講前の無料カウンセリングはいかがでしたか?

大吉:いろいろ不安はありましたが、「カウンセリングはタダだ」と思いとりあえず相談に行ってみました。すると、担当コンサルタントが「熱が出るんじゃないか?」と思うくらい、さまざまなアドバイスをくれたので良かったです。

特に印象に残っているのは、「受講しただけで何かが変わるわけではなく、プログラミングはあくまで目的を達成するためのツール」と言ってくれたんですよ。営業のための甘い言葉ではなく厳しいことも伝えてくれたので、「正直で信用できる」と感じたことが決め手です。

ーーースクールの受講料については、どのように捉えましたか?

大吉:私の選んだコースが80万円超えだったので、無職としては大きすぎる決断だと考えていました。56歳という年齢的なこともありましたので、なけなしのお金をかき集めてギリギリという状況だったんです。超初心者なので不安もあるし、学習してもお先真っ暗という可能性もあるので、かなり悩んだ記憶があります。

最終的には、知人から「借金」という形で支援をしてもらい入学しました。頑張ってお金を出したからこそ、毎日10時間以上の勉強をできるだけのモチベーションが維持できたと思います。

楽しさが学習のモチベーション!インストラクターの「褒め」が嬉しかった

ーーースクールで学んで、得られたものは何ですか?

大吉:得られたものは、本当にたくさんあります。最初は「プログラミング」という言葉に身構えていましたが、学習するうちに「コレは知っている」「コレはやったたことがある」など、名称を知らないだけで経験済みのことも多いことに気づいたんです。

特にJavaScriptはゲームのように感じ、中学時代に数学が好きだった自分を思い出したりしましたね。英語もプログラミング言語もわからない状態でしたが、楽しく学習できてよかったと思います。

ーーー勉強する中で、つまずいた点は何かありましたか?

大吉:難しい部分は、正直に言うと「全部」ですね(笑)。英語もプログラミング用語もまともに理解できず文章把握能力もないですし、年齢的なこともあり1個のことを覚えたら2個出ていく感じでした。そのため、「大枠のイメージで覚える」ということを意識していたと思います。

実はインストラクターへの質問を、私は受講期間の最終月まで1回もしていないんですよ。のちのち私は独立しないといけないので、「調べるクセをつけておきたい」という意図で学習していました。

ーーーモチベーションはどのようにして維持しましたか?

大吉:プログラミングに取り組む理由を、「仕事のため」「家族のため」ではなく「自分のため」と決めたことが大きいですね。あと、私は性格的にセコい部分があるので、「支払った金額の元を取ってやる」と思い続けていました。

同時に「楽しいことを記憶する」と意識していたことも良かったと思います。例えば、JavaScriptの場合「ゲームみたいだな」と楽しんで記憶していくイメージです。

私はコツコツやることが苦手なので、「次のレッスンで先生に見てほしい」という子どものような楽しみを常に頭において、モチベーションを高めていました

ーーー担当インストラクターはどんな人でしたか?

大吉:私の担当インストラクターは、本当に最高でした。とても実直で、「こんな自分があったのか」という気づきを何度も与えてくれたし、現役エンジニアならではのアドバイスは心強かったです。初心者の私に対して広い心でナビゲートしてくれたので、非常に助かりました。

また、先生から「鬼のスペシャル課題」が教材とは別に出たのですが、私はそれを10数年ぶりに徹夜して完成させたんですよ。その際は、先生も「こんなにできると思っていなかった」と我が事のように喜んでくれました。

そうしたインストラクターによる「褒め」が嬉しくて学習のモチベーションにつながったし、当時の「来週も先生に見てほしい」という気持ちがきっかけで、今では何事も1週間でできるようになりました。

卒業前に自分の制作会社HPを作成!実際の案件もこなしている

ーーーポートフォリオはどんなものを作りましたか?

大吉:今回作成した「TERASU〜original〜」は、自分で立ち上げた制作会社の自社HPになります。自分が今できることを全て詰め込んだ、いわゆるサンプルのようなサイトです。

ーーー特に工夫した点はありますか?

大吉:自分を表現するために、デザインや掲載情報はとにかく自分の感性で決めるようにしました。見た人が「この人はこんな事ができるんだ」とわかるよう、一貫性を持たせる工夫をしたという感じです。

卒業前の余った期間で、10日ほどかけて集中的に作りましたね。私は何かやり始めるとムキになる性格なので、あまり寝ずに一気に仕上げたという記憶があります。

ーーー他に、実際のクライアントがいる案件を進める中で難しかったことは何ですか?

大吉:自分のHPを作る時は楽しいのですが、お客さんの要求を受けて制作する場合は、自分とお客さんとで感性が違ったりしますよね。

私が学ぶ前に持っていた感覚と同様に、お客さんも「何でもできるでしょと」と思っているので、「コレをこうしてあぁして…」とムチャ振りされることもありました。そうした幅広い注文に対応するのが大変でしたね。

56歳で初めて実感した「悩むよりやって後悔」!自分のためにやってみよう

ーーーレッスン以外で利用して良かったサービスはありますか?

大吉:受講生/卒業生の交流会は、SAMURAI ENGINEERのレッスン期間が始まった頃に参加しました。とても楽しかったし、大きな刺激になりましたね。

あと、SAMURAIの課題機能も活用しましたし、Q&A掲示板は24時間いつでも閲覧できるので助かりました。私は疑問点をすぐ質問してすぐスッキリしたいタイプだったので、モチベーション維持につながったと感じています。初心者あるあるとしてやはり気になると先に進めなくなるので、学習の停滞を防げてよかったです。

ーーープログラミングを学んで、生活面で変化を感じる瞬間はありますか?

大吉:私の場合は年齢的なものもあると思いますが、変化を感じることはたくさんあります。

やはり「自分のウリ」ができたので、友人と何気ない雑談をしていても「あんたハイカラやん」という感じになり、起業したことを広められたりしています。何より「この先も何でもやってやる」という風に、今後に対する自信がつきました

ーーープログラミングで得た物は、エンジニアにならなくても役立つと思いますか?

大吉:プログラミングをレッスンで学んでみると、「褒められて嬉しい」「見てほしい」など、大人になって忘れていた純粋な心を取り戻せます。そこで生じる「自分も捨てたものではない」という思いは、全ての職業においてプラスになるはずです。

やはり社会人になると、単に日々やるべきことをこなすだけの生活になりやすいので、「他にできることがある」という状態になるのは大きいと思います。

また、達成感が生きる活力になったというのは大きなプラスですね。確実にプログラミングは「やらないよりやったほうがいいもの」だと思います。

ーーー今後の目標について教えてください。

大吉:現在は「生きるための仕事」としてプログラミングを活用していますが、今後はせっかく学んだHP制作スキルをさまざまなことに活かしたいです。

例えば、私は阪神淡路大震災の被災者なので、「今はなき故郷を何かしらの形で残したい」という思いが生まれました。そこで、Webサイトなどコンテンツとして残せないかという事を考えているところです。

ーーープログラミングに興味があるものの、踏み出せない人にメッセージをお願いします。

大吉:少なくとも私は、プログラミングを学んだことで人生が変わりました。学習自体は「仕事だから」「誰かのため」という思いだけでは続かないほど大変ですが、結局は「自分のため」という正直な本心でやることが大事です。その結果、最初に想定していた以上に楽しく学習できたと思います。

成果がどれくらい出るかは自分しだいですが、私は少なくとも受講料の元を取ることができました。一歩進んでみることができれば、「得られるモノ」は「投資したモノ」より大きくなり返ってくるというのが、今の正直な感想です。

今回56歳で初めて実感したのですが、「やらないで悩むよりやって後悔したらいい」という言葉はまさにその通りだと思います。正直スクールの受講料は高いですし「将来の不安がある」という意見も共感しかないのですが、悩んで立ち止まるより一瞬の「えいや!」という気持ちで始めてみてください!

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    この記事を書いた人

    【プロフィール】
    DX認定取得事業者に選定されている株式会社SAMURAIのマーケティング・コミュニケーション部が運営。「質の高いIT教育を、すべての人に」をミッションに、IT・プログラミングを学び始めた初学者の方に向け記事を執筆。
    累計指導者数4万5,000名以上のプログラミングスクール「侍エンジニア」、累計登録者数1万8,000人以上のオンライン学習サービス「侍テラコヤ」で扱う教材開発のノウハウ、2013年の創業から運営で得た知見に基づき、記事の執筆だけでなく編集・監修も担当しています。
    【専門分野】
    IT/Web開発/AI・ロボット開発/インフラ開発/ゲーム開発/AI/Webデザイン

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