50代・女性看護師が副業エンジニアに！未経験から案件獲得まで3か月間の体験談

このような悩みの答えになるような経験をされ、未経験からスキルを習得し案件獲得することができた、下瀬さんにインタビューを行いました！

下瀬さんが案件獲得を成功させた経緯やスクールの体験談など様々な内容を伺ったので、これからプログラミングを学んで副業をしたい、フリーランスになりたいという人は、ぜひ参考にしてください。

選んだコース（受講期間）	副業スタートコース（12週間）
学んだ言語/フレームワーク	HTML/CSS、Photoshopなど
受講期間中に学んだこと	・HTML/CSSを用いたコーディング ・クラウドソーシングサイトを用いた案件獲得

なお、未経験からスキルを身につけ案件獲得するまでの経緯は、次の動画でも紹介しているのでぜひご覧ください。

学習のきっかけは喘息！？Voicyニュースを聞いてSAMURAIを受講した

――プログラミングに触れるまでの、職歴を簡単にお願いします。

下瀬：私はこれまでずっと看護師として働いてきました。子育ての間は家庭に入りましたが、トータルで15年ほど看護の仕事をしてきた形になります。子どもの学費を稼ぐために夜勤もしていたのですが、ある時喘息を発症してしまったんです。発作が出たことによる欠勤が増え、収入が不安定になりました。

喘息持ちであっても自宅でできる仕事を探していたところ、プログラミングに出会ったわけです。息子のアドバイスもあり、最初は独学でプロセッシングやKotlinを勉強し始めました。

――最初独学でやってみたそうですが、なぜスクールを検討したのですか？

下瀬：私は本当に基礎からスタートしたんです。例えば、Googleが出している無料のチュートリアルでKotlinを勉強したのですが、画面を4分割にして表示するところで概念が理解できなくなってしまいました。

それまでは「割と独学でいけるんじゃないか？」と感じでいたのですが、どうにもこうにもいかず挫折したんです。その時「わからないとき詳しい人に聞けたらどれだけ楽だろう」と思いました。

プログラミングのエラーは解決すると「そんなことだったのか」というものが多く、例えばピリオドが足りないだけで1週間や、カッコの形が違うだけで3日もかかったりするんです。そういうところを教えてもらえたらとても効率的だと考えて、スクールに入ろうと決めました。

――なぜSAMURAIを選んでいただけたのでしょうか？

下瀬：正直、ほとんど直感でした（笑）。

私はVoicyニュースを時々聞くのですが、ある時に出演した人が「私の母がSAMURAI ENGINEERで学んで結構な収益をあげている」と話すのを聞いたんです。「もしかしたら良いスクールなのかも！」と思い、SAMURAIを選びました。ちなみに、その学習者も私と同じく年配の人でしたね。

そして、SAMURAI ENGINEERの無料カウンセリングでコンサルタントが「やってみたいことは色々あると思うけどWebデザインが良い」とオススメしてくれたので、実際にPhotoshop・HTML/CSSをやってみたら意外と楽しかったんです。

どういう風に学習していけばいいのか大まかなアウトラインがわかったところが良かったですね。

得られたのは学習習慣！インストラクターが独自にバナーの課題を出してくれた

――スクールを受講して良かったことは何ですか？

下瀬：学習習慣がついたことです。学習期間中は、毎朝1～2時間パソコンに向かって新しい知識を得ていくことができました。今までこんなに勉強したことがなかったので、今回の学習期間が「やればできる」という自信に繋がったと思います。

また普段は仕事柄、他人の意見を聞いて合わせることが多いのですが、学習中は自分のペースで自分の知りたいことに向かっていけて気持ち良い時間を過ごせました。

最初のほうはPhotoshopの複雑さで難渋して、課題再提出が8回になったりしたこともあったんです。ただ、「切り抜き」ができるようになったことで編集の自由度が上がり、気がついたらバナーを作れるようになっていました。

最近では街なかの広告やWebサイトの宣伝に興味が出てきて、他人の作品を見るのも楽しくなってきたと感じています。

――インストラクターはどんな人でしたか？

下瀬：実は、今回私は2人のインストラクターから教えてもらったんです。最初のインストラクターは、この業界のシビアさ・大変さなどリアリティのあることを教えてくれました。「ここができないと厳しいですよ」という感じでしたね。

印象的だったのは、「誰でも3か月で稼げるようになるほどプログラミングは甘くない」と言われたことです。最初は少しショックに感じましたが、今は「現実を教えてくれたんだ」と考えています。

2人目のインストラクターは、私が理解できていない部分にフォーカスして、深堀りした内容を教えてくれました。インストラクターがレッスン前から準備をして何でも質問に答えてくれたので、学習内容もとてもわかりやすかった印象があります。

「バナーの練習をしたい」と申し出たら、教材にないオリジナル課題を出して私に練習させてくれたこともありました。

――勉強する中で、つまずいた点はありましたか？

下瀬：私はPhotoshopの操作法でつまずいたので、「切り抜き」をできるまでにすごく時間がかかった記憶があります。あと、私はパソコン操作すら危うい状況で学習を始めたので、ファイル管理がデタラメで保存場所を多々忘れるなど大変でしたね。

パソコンの基本的な操作ができず学習が進まない時は「スクールに入ってもこんな状況なら自分にはムリかも」と思いました。それを1人目のインストラクターに話したら、先述した「3か月で稼げるようになるほど甘くない…」という言葉が返ってきて、つらい気分になったんです。

でも、Slackで書き込みをしたら気持ちを整理できました。他の受講生たちもいろいろ悩みを抱えては解決していたことを知り、サポートセンターに相談してインストラクターを交代してもらったんです。

それからは、インストラクターから注意されながらも繰り返すうちにできるようになりました。これは「経験を積んだ」ということかなと思います。

「課題を解決する考え方」が身についた！まず最初は気軽に試してみよう

――プログラミングやWebデザインを学んで、日常に変化はありましたか？

下瀬：私は今まで職場の課題を「嫌なこと」と認識していたのですが、プログラミングを始めてエラーに何度も向き合ううちに「課題は解決するもの」という捉え方ができるようになりました。グチグチ言わずに「いい方法を考えよう」と姿勢が前向きになったことは大きかったです。

本職である看護師のほうにいい影響が出ていて、やらないといけないことをどう効率的にできるかなど、違う視点で物事を見られるようになっていますね。文句を言わず面倒がらずに、やるべきことをやる姿勢がついてきました。

また、「副業でクライアントとコミュニケーションをとる時に備えた練習」というつもりで利用者やスタッフと関わるようにしたら、関係性が良くなったんです。本業でのストレスが減ったというのは、とても大きいですね。

――副業案件にやりがいは感じていますか？

下瀬：私はいま、美容院と仕事の話をしているところです。私は実際の仕事ができるだけで楽しいですし、うまくいけばクライアントも喜んでくれそうな予感がしています。

「美容院がどんな思いで仕事しているか」「どういうコンセプトでお店を作ったのか」をうまく表現できればお客さんも来やすくなりますし、素敵だなと思います。本当にエンジニアは良い仕事だと感じているところですね。

――プログラミングで得たものは、エンジニアを職業としなくてもプラスになりますか？

下瀬：私の場合はプログラミングを学んだことで、学習習慣がつき「課題は向き合ってクリアすべきもの」という感覚が身についたのが大きかったです。

それに、新しいことに踏み出せた自分をより好きになれました。何も踏み出さないで「どうしよう？」と悩んでいても、60歳を超えてあっという間に寿命がきてしまいます。仮にプログラミングを仕事にできなくても、具体的な行動に踏み出せただけで自分を好きなれるはずです。

――プログラミングに興味はあるものの、踏み出せない人にメッセージをお願いします。

下瀬：私はスクールを卒業したあと、サブスクサービスであるSAMURAI TERAKOYAにお世話になっています。学習習慣がついたのでサブスクサービスを使いこなせているという側面もありますが、プログラミング学習に踏み出せない人はまずサブスクで少し体験してからでも遅くないです。

最初は気軽に試してみて、「プログラミングは良いな」と感じたらチャレンジすればいいと思います！