40代フリーターが未経験からエンジニア転職！資格も取得できた学習の道のり

このような悩みの答えになるような経験をされ、40代フリーターという職歴からエンジニア転職を成功させた、丸山さんにインタビューを行いました！

丸山さんが転職を成功させた経緯やスクールの体験談など様々な内容を伺ったので、これからプログラミングを学んで転職を目指したいという人は、ぜひ参考にしてください。

選んだコース（受講期間）	クラウドエンジニア転職コース (24週間) 延長オーダーメイドコース(8週間)
学んだ言語/フレームワーク	HTML/CSS・JavaScript・JQury・Python・AWS
受講期間中に学んだこと	・AWSを用いたクラウド管理 ・HTML/CSSを用いたコーディング

なお、未経験から半年で転職成功するまでの経緯は、次の動画でも紹介しているので是非ご覧ください。

受講の決め手はスクール名！？給付金を活用してSAMURAIへ入学した

――プログラミングに触れる前の職歴を教えていただけますか？

丸山：私は20代前半で過眠症になってしまい、そこからフリーターとして働いてきました。1つずつ段階を上げて復帰しながら、フリーターとして転職を繰り返していたんですね。

そして、現在の仕事を15年やったタイミングで体調も戻ってきたので、「正社員になろう」と色々な職種を探す中で、エンジニアにたどり着きました。日本でエンジニアが不足していること、成果を評価されて給与が上がること、手に職がつくと長く働けることが決め手でしたね。

ただ、手に職をつけるにも勉強したり何か資格を取得したりしてからでないとエンジニアになれないと思い、プログラミングスクールを検索したんです。

――最初は独学で始めようとは思わなかったのですか？

丸山：私はいきなりスクールに入学しようと思いました。最初は「独学でもいいかな」と考えていたので、「独学」と「オンラインスクール」と「通学タイプのスクール」とをそれぞれ比較すると、独学の挫折率がすごく高かったんです。

私は挫折したくないですし、性格的にも仕事の忙しさ的にも「通学タイプだとやり遂げられない」と感じてオンラインスクールを選択しました。

――SAMURAIを選んだ理由を教えてください。

丸山：まず最初にインターネット検索で上位に表示されたのがSAMURAI ENGINEERでした。あと、口コミランキングやプログラミングスクールランキングでも上位でしたし、私は「忍者」「武士」など侍が好きなので、「SAMURAI」という名前的に惹かれた感じです（笑）。

事前の無料カウンセリングはSAMURAI ENGINEERしか受けていないですが、とても印象が良く、給付金制度を利用できるのが魅力的だったので「ここにしよう」と決めました。

あと、無料カウンセリングで「AWS」というものを初めて知り、強い将来性を感じたのも決め手として大きかったと思います。

――スクールの費用への抵抗はありませんでしたか？

丸山：私は「未来への投資だ」と考えて、気持ちに折り合いをつけました。最初はとても悩んだのですが、給付金をもらえるので「70%が給付されるなら、私が支払う金額は実質的に半額以下だ」と思いました。

普通にプログラミングスクールに通ってもそれくらいはかかりますし、独学だと挫折率も高くどの本を買えば良いかもわからず、手探りで学習を進めることになります。私はそれが怖かったので、キチンと教えてもらえる上に未来への投資にもなると捉えて、入学を決断しました。

心に余裕をくれた柔軟なサポート！インストラクターが目標になった

――スクールで学習して得られたものはありますか？

丸山：「学習する」という習慣が身につくというか、「常に学習しよう」という意識が身についたと思います。

私は年齢的に若くないため最初は本当に成果を出せるか不安でしたが、最終的にAWSソリューションアーキテクトの資格を取れたので自信がつきました。

――担当インストラクターはどんな人でしたか？

丸山：私の担当インストラクターは、「いつでも質問していい」と常に言ってくれる優しい人でした。ただ、仕事が忙しかったおかげで学習内容を消化するのに必死になってしまい、あまり質問ができなかったのが申し訳なかったですね。

とても丁寧に教えてくれましたし、私のダメな部分をキチンと注意して正しい方向に導いてくれたので感謝しています。

――勉強する中で、つまずいた点はありましたか？

丸山：1番難しかったのは、時間の確保ですね。私は職場での勤務時間が長かったので、特に調整に苦戦した記憶があります。

AWSの問題を解くこと自体は、パソコンを使わずスマホ学習ができるので休憩時間・移動時間でもできました。ただ、HTML/CSSの実践学習はパソコンがないと進められないので、学習が遅れがちだった印象があります。

最初は夜に学習していたのですが、疲れて寝てしまうことが多々あったんですよ。今の仕事は昼から開始するのですが、どうせ今後エンジニアになれば生活サイクルを朝方にする必要があるので、朝早く起きて学習するやり方にシフトして解決しましたね。

――時間管理の工夫は素晴らしいですね。学習を続ける中で、モチベーションを保つコツはありましたか？

丸山：正直、キツい時もありましたよ。でも、「エンジニアになる」という大きな目標を常に意識して頑張りました。

それに、少しずつですが技術が身につくのを実感できると「もっと学びたい」という気持ちが湧いてきて、それが大きな励みになったと感じています。

最後まで学びきりたいので延長コースを利用！可能性を信じて1歩踏み出そう

――8週間の学習期間を延長されたそうですね。その理由を教えていただけますか？

丸山：私はもともと、「学習するからには最後までやり遂げたい」という思いを持っていたんです。最初の受講期間中に「どう見積もっても、残りの期間で予定していた全部の内容を終えられない」と感じたとき、最後まで学びきりたくて延長しました。

最初の受講期間中にはAWSとHTMLの触りしか終わらなかったので、エンジニアになる上で「言語を何も知らないのは怖い」と思い、もともとカリキュラムとして組んでいた言語までは学んでおきたかったんです。

――なるほど、徹底的に学ぼうという姿勢が感じられますね。最終的にどんな資格を取得されましたか？

丸山：私は、AWSに関する「ソリューションアーキテクトアソシエイト」と「クラウドプラクティショナー」という2つの資格を取得しました。

勉強の進め方としては、とにかく問題をたくさん解いた上で正しく理解することが重要だと思います。似たような問題も多いので、同じ問題をとにかく反復しながら解いて、なぜ間違えたのか理解して再度取り組んでいました。

――プログラミングを学んで、生活面で感じる変化はありますか？

丸山：「年齢的に無理だから」で諦めないようになったということが、1番大きな変化ですね。

何事も「挑戦したい」と感じたときに年齢関係なく挑戦することが大事だと思いました。新しい世界に飛び込むのは怖いかもしれないですが、その先に必ず大きなチャンスがあると実感しています。

――素晴らしい変化ですね。エンジニアとしてのやりがいを感じる瞬間はありますか？

丸山：AWSに関していうと、システムが構築されていく感じがハッキリわかるのが楽しいです。クラウドなどの基盤における「縁の下の力持ち」という感じで、しっかり土台を組まないと全てがダメになるという責任感もやりがいになると感じています。

あと言語に関しては、色々なことが設定できるのが面白いです。1つの間違いでダメになるのも面白いですし、何より完成した時の達成感が大きいんです。「こんにちは、世界！」というプログラムを初めて動かしたときは、本当にパソコンと会話できた気がして感動しましたね。

――最後に、プログラミングに興味はあるものの踏み出せない人へメッセージをお願いします。

丸山：迷っているくらいなら今すぐ始めたほうがいいです。「やらないで後悔」より「やって後悔」のほうが、もし失敗したとしても多くの糧を得られます。やらなければ後で何も残らないので、何事もチャンスがあるなら飛び込んでみたほうが良いですね。

私は過眠症で社会生活から1度ドロップアウトしました。でも、そこから立ち上がり、今ではエンジニアとして新しい人生を歩むことができています。

皆さんも、自分の可能性を信じて1歩踏み出してみてください。必ず新しい扉が開くはずです！