プログラミングという言葉にどのようなイメージをお持ちですか? 英語や数字だらけなので、難しいものと感じる人は多いでしょう。
でもコツさえわかれば、初心者の高校生でも独学でプログミラングを習得できます。今回は高校生がプログラミングを独学で習得する6つのコツを紹介します。
- プログラミングを学んでおけば働き方の選択肢が増える
- 独学前に学習の目的や確保できる勉強時間などは明確にしておこう
- HTML/CSS,JavaScriptなどから独学を始めるのがおすすめ
本記事の解説内容に関する補足事項
本記事はプログラミングやWebデザインなど、100種類以上の教材を制作・提供する「侍テラコヤ」、4万5,000名以上の累計指導実績を持つプログラミングスクール「侍エンジニア」を運営する株式会社SAMURAIが制作しています。
また、当メディア「侍エンジニアブログ」を運営する株式会社SAMURAIは「DX認定取得事業者」に、提供コースは「教育訓練給付制度の指定講座」に選定されており、プログラミングを中心としたITに関する正確な情報提供に努めております。
記事制作の詳しい流れは「SAMURAI ENGINEER Blogのコンテンツ制作フロー」をご確認ください。
プログラミングとは
小学校ではプログラミングが必修化されるようになり、そのためか、数年前からプログラミングという言葉を耳にする機会が多くなりましたが、どういうものかを理解していない人も多いでしょう。コンピュータは勝手に動くわけではなく、指示を出すことで動きます。
プログラミングとは、コンピュータが次にどう動いたらいいか、どのような順番で処理したらいいかというプログラムを作ることです。
プログラミングでできること
コンピュータに指示を出すプログラムを作成しプログラミングすれば、自動で計算をすることや単純な処理作業を繰り返すことができますが、最近は進化を遂げそれだけではなく、複雑なこともできるようになっています。
どんなことができるのかというと、ゲームやアプリケーションの作成・システム開発・ロボット制御・AI・電子機器の制御・WEBサイトの作成などが挙げられます。複合的にプログラミングすると高度な作業も可能です。
高校生がプログラミングを学ぶメリット
小学校でプログラミングが必修化されるということで、小学生以上の方はプログラミングを独自に身につけておいた方がいいのかという疑問を持つでしょう。
特に高校生が独学でプログラミングを学ぶことは、学校での学習や受験へ向けた学習以外で時間を見つけて行う必要があり、生活への影響が出てしまうことも考えられます。デメリットもありますが、高校生がプログラミングを学ぶことには大きなメリットもあります。
メリット1:論理的思考が身につく
プログラミングではコンピュータに目的を達成させるために、どのような指示を出したらいいのか、指示をどう組み合わせたらいいのか、エラーが発生したらどう改善したらいいのかを論理的に考える必要があります。
プログラミングを独学で学ぶことで、論理的思考を自然に身につけることができます。
論理的思考を身につけておけば、プレゼンや会議で相手に筋道を立てて物事を説明することができますし、論文を作成するのにも役に立ちます。
メリット2:吸収が早い
プログラミングというと英語や記号、数字がいくつも出てきてしまうのでそれだけで毛嫌いしてしまう人も多くいます。高校生のうちは柔軟で新しいことに取り組むことに戸惑いがなく、体力もあるのでプログラミングを学ぶ時期としては最適です。
新しいことを吸収するスピードも大人よりも早いので、高校生のうちにできるだけ早くからプログラミングを学んでおくことはメリットが大きいと言えます。
メリット3:集中力が身につく
プログラミングをすることは簡単ではなく、一つのプログラムを組み立てるだけで何時間もコンピュータと向き合わなくてはならないこともあります。複雑なものになると間違えないように集中して行う必要があり、自然に集中力を身につけていくことができます。
プログラミングを学ぶことで集中力を身につけることができれば、勉強の時にも集中してできるようになり、良い影響を与えてくれるでしょう。
メリット4:ITに強くなる
プログラミングを学ぶことでITスキルを身につけることができ、ITに強い人材になることができるというメリットがあります。スマートフォンやパソコンなどを日常的に利用している人は多いですが、その中でそれらを使いこなせるITスキルが高い人はどれぐらいいるでしょう。
インターネットばかりを利用していてパソコンなどを使いこなせる人は非常に少ないです。プログラミングを学ぶことで、ITに強い人間になりましょう。
メリット5:就職に有利
プログラミングを学んでプログラマーになることで、就職に有利というメリットがあります。
IT業界は常に人手不足を感じており、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)のIT人材白書2019の調査によると「大幅に不足している」「やや不足している」合わせて実に約9割の企業が人材不足を感じています。
プログラマーになれば引く手あまたであることがこの調査から分かり、就職に有利であるといえます。
独学でプログラミングを学ぶコツ6つ
高校生でもプログラミングを学ぶことには、いくつものメリットがあることがわかりました。いざプログラミングを学ぼうとしたときに問題となるのが、どういう方法で学ぶのかということです。
高校生になると学校や部活、塾などとの兼ね合いでプログラミングスクールに通うことが難しいという場合もあります。プログラミングは独学でも学ぶことができますが、どうしたらいいでしょうか。
ここではプログラミングを独学で学ぶコツを紹介します。
学ぶコツ1:PCを用意しよう
高校生がプログラミングを独学で学ぶためには、まずPCを用意する必要があります。既にPCを持っているという高校生も多いと思いますが、スペックに問題がなければそのまま使用しても問題ありません。
PCのスペックが低くても学ぶ分には問題はありませんが、複雑なプログラミングを組み出すと動作が遅くストレスになる可能性があります。CPUはCore i5以上でメモリーは8GB以上、OSはMacが理想です。
学ぶコツ2:作業時間を確保しよう
独学で高校生がプログラミングを学ぶためには、作業時間を確保することが大切です。一般的にプログラミングの基礎を身につけるために約200時間、実践的なアプリを作成するために約300時間の作業時間が必要と言われています。
どれぐらいの期間でどれぐらいスキルを身につけたいのかを考えて、1日にどれぐらいの作業時間を確保すべきかを考え、あらかじめスケジュールを組むようにしたらいいでしょう。
学ぶコツ3:学ぶ目的を明確にしよう
プログラミングをどうして学びたいのか、学ぶ目的を明確にすることは高校生が独学でプログラミングを学ぶためのコツのひとつです。高校生が独学でプログラミングを学ぶ場合、学習をどう進めたらいいか進め方がわからないという悩みを抱える人も多いでしょう。
学ぶ目的を明確化できれば学習の進め方も明確化させることができ、何が学習に必要かを判断することができるので、効率よくプログラミングを身につけることができます。
学ぶコツ4:ゴールを決めよう
プログラミングを独学で高校生が学ぶためには、プログラミングを身につけてこうなりたいというゴールを決めることも大切です。
ゴールを決めることでどの言語を学べばいいかが分かるだけでなく、こうなりたいということを想像することでモチベーションを維持し、途中で挫折することなく学習を続けていくことができます。最終的なゴールを決めるだけでなく、1週間や1か月などの短期の目標も決めておくといいです。
学ぶコツ5:真似をしよう
独学で高校生がプログラミングを学ぶコツとして、とにかく真似をするということがあります。プログラミングの初心者がいきなりコードを理解しようとしても、コードに何が書かれているかがわからないという場合がほとんどです。
完成したコードをインターネットなどから拾ってきて、それを真似ることでコードの書き方やルールを理解することができるようになります。
学ぶコツ6:とにかく慣れよう
プログラミングを高校生が独学で学ぶためには、とにかく慣れることが一番です。プログラミングにはじめて触れる時には難しそう、覚える自信がないと感じて構えてしまう人も多いでしょう。
誰も初めから構えてしまうと苦手意識が強くなり、挫折してしまう原因にもなります。挫折しないためにも、繰り返し触れることで徐々に慣れていくようにしましょう。慣れるためにはコードを真似て書き続けることが最適です。
高校生の独学にオススメのプログラミング言語
プログラミング言語は、よく使われるメジャーなものからマニアックなものまで合わせると、数百種類が存在しています。プログラミング言語によりできることには違いがあり、高校生が独学でプログラミングを学ぶ場合、どれを選択するかは非常に重要になります。
ここからは、高校生が独学でプログラミングを学ぶ場合にオススメしたいプログラミング言語をいくつか紹介していきます。
HTML/CSS
高校生が独学でプログラミングを学ぶ場合にオススメしたいプログラミング言語にHTML/CSSというものがあります。
HTML/CSSは厳密にはプログラミング言語に分類されるものではありませんが、WEBサービスで用いられることが多い言語で、独学でプログラミングを学ぶ場合どれを選べばいいか迷った時にオススメです。
ハードルが高いものではなく、高校生でも初心者でも取り入れやすいものです。
JavaScript
JavaScriptは私たちが知らず知らずのうちに利用しているメジャーなプログラミング言語のひとつで、高校生が独学でプログラミングを学ぶ場合にオススメです。
JavaScriptはWEBページで使われるプログラミング言語で、動的なコンテンツの更新やライブラリの管理など複雑な機能を持たせることができる言語です。加えて、JavaScriptは多くのプラットフォームに対応することができるため、有用性が高いとも言えるでしょう。
PHP
PHPも、高校生が独学でプログラミングを学ぶときにオススメしたいプログラミング言語のひとつです。PHPはWEB開発に適した言語で、HTMLを埋め込むことができます。
独学でHTML/CSSを覚えてからサーバーサイドの言語として取り入れる人が多いです。標準ライブラリが豊富にあり、ドキュメントが充実しているため高校生でも取り入れやすいですが、動作が遅く使用がWEBに限定されてしまいます。
Python
あまり馴染みのないPythonというプログラミング言語ですが、これからプログラミングを独学で学ぶ高校生なら知っていて損はない言語です。Pythonは、AIやインターネットとあらゆるものをつなげるIoTなどの開発によく使われるプログラミング言語です。
需要がますます高まる言語であり、将来に活かしたいなら学ぶべきです。豊富なライブラリが特徴で、数値を解析したり統計処理を行うことに強いです。
Ruby
Rubyは日本人の手により開発されたプログラミング言語であるため、日本人には使いやすい言語です。そのため、多くの企業で採用されるようになっており、注目を集めているプログラミング言語と言っても過言ではありません。
Rubyはシンプルな文法で豊富な動作環境が魅力的で、今から独学で学ぶ高校生にオススメです。自由度が高いのでいろいろなアプローチを試すことができます。
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