50代で退職してプログラミング学習！半年でWeb制作の基礎を習得した体験記

このような悩みの答えになるような経験をされた、黒瀬さんにインタビューを行いました！

黒瀬さんがプログラミングを学び始めた経緯やスクールの体験談など様々な内容を伺ったので、これからプログラミングを学んでを転職したいという人は、ぜひ参考にしてください。

選んだコース（受講期間）	フリーランスコース（24週間）
学んだ言語/フレームワーク	HTML/CSS、jQuery、JavaScript、PHP、WordPress
受講期間中に学んだこと	・HML/CSSを用いたコーディング ・オリジナルアプリ制作

なお、未経験から基礎習得を果たすまでの経緯は、次の動画でも紹介しているので是非ご覧ください。

退職を機にプログラミング学習を開始！リスキリング制度が受講の後押しに

ーーープログラミングを始めたきっかけを教えてください。

黒瀬：私は昨年退職しましたが、もともと不動産会社でWebやシステム関連の業務に携わっていました。Web関連では公式サイトの運用やリニューアルのディレクション、システム関連では顧客システムの連携業務を行い、他にも契約・販売業務や受付を通じた一次接客など広く対応していた形になります。

Web関連の業務に長く携わっていたこともあり、早めの退職を機にPHPやWordPressなどを深く学びたいと考えたため、本格的なプログラミングの学習を始めました。

ーーー独学ではなくスクール受講を決めた理由はありますか？

黒瀬：スクールに入る前は本や学習サイトで独学をしていたのですが、どうしても部分的な知識の習得だけに留まっていたんです。そのため、全体をしっかり理解するには独学よりスクールへ通ってプロから教わるほうが良いと考えました。

ーーー数あるスクールの中で、侍エンジニアを選んだ理由を教えてください。

黒瀬：侍エンジニアを選んだ1つ目の決め手は、フリーランスを目指すという専門のコースがあり、卒業後の自走を目指せるスクールだという点です。2つ目の決め手は、事前の無料カウンセリングで担当コンサルタントの対応が丁寧だったことですね。

あと、当時は失業保険による教育訓練給付を受けようと考えていたのですが、希望のコースが給付の対象外だったため、私は受講をためらっていました。

しかし担当コンサルタントが、「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」について教えてくれたんです。必要な対応などを含め自分では知りえなかった情報を、丁寧に教えてくれたので良かったと思います。

つまずきながら学習を完走！フリーランスの厳しさを学びながら自走力を鍛えた

ーーースクールで得られたものや印象的なエピソードはありますか？

黒瀬：私は今回の学習を通じて、フリーランスとしてやっていく厳しさを知ることができたと感じています。実は受講期間に自宅で水漏れが発生し、対応に2日間を費やしたことがあり、その期間は課題を思うように進められなかったんです。

それに対して、インストラクターから「フリーランスは納期があるので、何が起きても寝ずにやり遂げるしかない」と言われた時は、今までサラリーマンしか経験してこなかった自分の甘さに気づきました。

ーーー担当インストラクターはどんな人でしたか？

黒瀬：私の担当インストラクターは「自分で事業をいくつか持つ」という経験しており、発想がフリーランス・事業家だと感じました。その中でWeb制作も携わっているので、「自分とはそもそもが違うんだろうな」という印象を持ったことを覚えています。

あと、最後レッスン日にインストラクターが、自分がいいなと思っていたサイトのソースを作って渡してくれたんです。「最後は自分で仕上げなさい」とわざわざメッセージをくれて、とても嬉しかったです。単に教材内容を教えるだけでなく、私のスキルを実務レベルに引き上げようとサポートしてくれたと思います。

ーーー学習する中でつまずいた点はありましたか？

黒瀬：教材を用いた学習を終えて実際にWebサイトを作る段階に入ったとき、私はCSSやJavaScriptをうまく使いこなせず、学習と成果を結びつけられませんでした。インストラクターは自走を目指す指導方針だったためヒントしかくれず、自分で検索して調べたりChatGPTを使ったりして、何とか解決しましたね。

プログラミング学習は自信に繋がった！興味を持ったら試してみよう

ーーープログラミングを学んで、生活面で感じる変化はありますか？

黒瀬：「フリーランスは何でも自分でやらなくてはならない」と何度も聞いていましたが、実際に技術だけでなく仕事を得るための営業スキルやクライアントに対する接し方も身につけないといけません。新しい技術をキャッチアップし続ける必要もあるため、改めてフリーランスになるのは大変だと気づきました。

今までいかに会社の中で甘えて生きてきたかということに気づき、今回の学習は本当の意味で独立を考えるきっかけになったと感じています。

ーーープログラミングのやりがいはどこに感じますか？

黒瀬：私の場合はやはり、自分が考えたコードが正しいとわかった時に嬉しさを感じました。ただ、今後エンジニアとしてやりがいを感じるのは、クライアントの喜ぶ姿につながる成果物を提供できた時だろうと思います。エンジニアに限らないことですが、実体験として相手の喜びに触れられるのがこの仕事のやりがいです。

ーーープログラミング学習は、エンジニアを職業としない人にとってもプラスになりますか？

黒瀬：はい。私もいま「プロでやっていけるかな」という不安と「頑張ろう」という意欲、両方の気持ちを抱えていますが、少なくともここまで学習を完走できたことは自信になっています。また、自分のポートフォリオができた喜びや達成感、言語の知識を得られたなら、必ず次の何かにつながるはずです。

ーーープログラミングに興味はあるものの、踏み出せない人にメッセージをお願いします。

黒瀬：とにかく皆さんも新しい扉を開けて、「自分の世界を広げてみませんか？」と提案したいです。

プログラミング学習は大変なこともありますが、取り組んで初めてわかることがたくさんあります。自分の能力をキチンと把握することで、本当に楽しみながら仕事をしていけるのかを改めて考えるようになるはずです。

世の中にはさまざまな選択肢がありますが、結局やってみないないとわからない部分が大きいので、興味を持ったことは試してみるのが重要だと思います！