金融業の傍ら未経験から副業エンジニアに！卒業後4か月で20万円以上の収益を得るまで

このような悩みの答えになるような経験をされ、未経験からプログラミングを習得し、本業と副業を両立している佐藤さんにインタビューを行いました！

佐藤さんが本業と副業の両立を実現させた経緯やスクールの体験談など様々な内容を伺ったので、これからプログラミングを学んで働き方を変えたいという人は、ぜひ参考にしてください。

選んだコース（受講期間）	フリーランスコース(転職サポート付き)（24週間）
学んだ言語/フレームワーク	HTML/CSS、JavaScript、PHP、WordPress
受講期間中に学んだこと	・HTML/CSSを用いたコーディング ・WordPressを用いたWebサイト制作

なお、佐藤さんが副業エンジニアになるまでの経緯は、次の動画でも紹介しているので是非ご覧ください。

行政書士の開業を見据えて学習を決意！実践学習を求めて侍エンジニアを選んだ

──プログラミングを学ぼうと思ったきっかけはなんですか？

佐藤：私はもともと「副業で何か新しい仕事をできないか？」と常に考えていたんです。

副業と一口に言ってもさまざまな選択肢がありましたが、私は将来的にずっと活かせるスキルを勉強したいという思いが強かったので、HP制作に特化したプログラミングについて勉強したいと考えました。

実をいうと、私は早いうちに行政書士の資格を取得しており、「士業として開業したい」ということが1つの夢だったんですよ。行政書士として開業してどう仕事を取っていくかを考えたとき、「付加価値で何かできることがないか？」と考えました。

そもそも行政書士の業務内容は、新しい事業を始める際に必要な自治体の許認可などが中心です。新しい事業を始める場合、HPなどをはじめとした各媒体のリニューアルが必要になりますよね。そこでもし私がHP制作もできれば、お客様の課題にワンストップで応えられると考えてプログラミング学習を決意しました。

──なぜ独学ではなくプログラミングスクールを受講したのですか？

佐藤：実はプログラミングスクールを受講する前、Progateに登録してみて1か月ほど触りながら勉強していたんです。

最初は簡単な内容から入っていきますが、内容が複雑になるうちに「どこかできっと挫折するだろうな」という思うようになり、1人の力だけで学習を完遂するのは難しいと感じました。

独学だとあくまで基本的なことしか学習できないし、私が得たいものから考えると実践型の学習が効率的だと思ったので、思い切ってチャレンジしようと思いました。

──スクール選びで重視したポイントはなんでしたか？

佐藤：私の場合は正直、あまり多くのプログラミングスクールを比較・検討したわけではありません。ただ、どういうスクールが世の中にあるのかについては最初に調べました。その中で最初に見つけたスクールが、侍エンジニアだったんです。

詳しく調べると、侍エンジニアには私が求めていた「実践型の学習」というものがあり、案件獲得の指導や獲得後のサポートをしてくれるという評価がありました。これはまさに、「自分のニーズに合っている」と思いましたね。

また、人それぞれオーダーメイドでカリキュラムを組めるうえ、自分に合うペースで必要なところだけ効率よく学べる点に魅力を感じました。

──入学前にはどんな不安を持っていましたか？

佐藤：私が最も不安に思っていたのはやはり料金面です。どうしても費用に見合う見返りが気になるというか、「本当にスキルが身につくのかな？」というところが心配でした。

でも、無料カウンセリングで担当コンサルタントから、過去の卒業生が受講中に獲得した案件数・報酬額に関する「統計」や「実績」を教えてもらうことができたんです。たしか主婦の卒業生だったと思いますが、受講中に受講費用をペイできるほど収益を得た人もいるいう話を聞きました。

私はまさか受講中にそこまで収益を得られる可能性があると考えていなかったのですが、モチベーションが高ければ高いほどそれに近づけるかもしれないと思いました。費用は自分の頑張りしだいで回収できると実感したことで、見返りに関する不安は払拭されたという感覚があります。

受講中に実際の案件を獲得！営業時のアピール方法まで教わることができた

──スクールで学習して、得られたものはありましたか？

佐藤：プログラミングに触れること自体が初めてだったので、プログラミングがどういうものなのか理解できたのが良かったです。Web制作が学習内容の中心だったので、WordPressの使い方やHPがどのようにできているのかといった知識が身につきました。

HPを自分でゼロから作れるようになったので、私が最初に求めていた基本スキルはある程度身につけることができたと思います。さらに、受講中に案件を1件獲得することができ、具体的な成果を挙げて自信を得られたというのは大きかったですね。

──勉強する中でつまずいた点はありましたか？

佐藤：プログラミング独特の考え方だと思いますが、私は「指示したいことを言語化する」ということが非常に苦手でしたね。

簡単な指示なら良いのですが、何か条件をつけたり条件を分岐させる時に、コンピュータに指示する言語を書く作業が難しかったです。頭がショートするくらい複雑に考えてしまい、苦戦した記憶があります。

その辺りについては、マンツーマンのレッスンを受けた際にインストラクターから教わりながら1つ1つ解決していきました。

──担当インストラクターはどのような人でしたか？

佐藤：私の担当インストラクターは、おそらく僕より若くて海外に住んでいる人でした。

インストラクターは常に私が質問をしやすい雰囲気を作ってくれており、私より年下ではありますが頼りにしていましたね。実践的な知識を持っていたので、学んだ技術を実際に仕事でどう使うかについても色々と教えてもらえて良かったです。

──レッスンで特に印象に残っていることはありますか？

佐藤：案件獲得のためにはプログラミング知識を身につけるだけでなく、営業をかけていく行為が必要です。そこで、インストラクターは営業時のプレゼンテーション方法や挨拶文のフォーマットや書き方など、未経験者がアピールするコツ教えてくれました。

最初はなかなか受注に結びつかなかったのですが、応募がきっかけで「打ち合わせさせてください」というレスポンスが何件かあり、確度を高めるスキルはついたと思います。

──レッスン以外で利用して良かったサービスはありましたか？

佐藤：現在フリーランスでWeb制作をしている卒業生が、体験談を話してくれるイベントに参加しました。

おそらく自分を控えめに言うタイプの人なのだと思いますが、「受講中は何もできなかった」と言っていました。しかし、実際の案件を獲得してみることで実践的なスキルが身につき、ようやく一人前になったそうです。

ちなみに私はその卒業生に、「今のスキルを持っている状態で受講中に戻るなら、どんなことを意識して取り組むか」ということを質問しました。すると、とにかく案件を獲得してインストラクターにレスポンスをもらいつつどんどん実践的な部分を進めると答えてくれたんです。

先輩の卒業生も私と方向性で考えているということに安心したと当時に、「今の考え方が大きく間違っていない」という自信になったので良かったと思います。

卒業後3〜4か月で約20万円獲得！Web制作スキルを現職にも活用できた

──受講中に獲得した案件はありましたか？

佐藤：私が初めて獲得したのは、既存のHPをリニューアルする仕事でした。たしか単価でいうと、3万円ちょっとだった気がします。

ちなみにクラウドワークスには実績の評価があり、小さくても案件をいくつか積み重ねると評価が高くなるシステムなんですね。私はたまたま受講前にプログラミングとは別の仕事で案件をこなした実績があったため、サイト内評価の下積みがある状態でした。

なので、私は評価を作るための案件獲得ではなく、できるだけ実際のHP制作だけにフォーカスして営業活動を進めていきました。

──案件獲得について、インストラクターからのサポートはありましたか？

佐藤：実は、獲得した案件のクライアントと本格的な打ち合わせをする前に、インストラクターに軽く相談できる機会があったんです。相談した結果、「あまり既存のベースは考えず、自分が思うままにほぼ一新する気持ちで進めると良い」とアドバイスしてくれました。

幸いにもクライアントは「あなたにお任せします」という感じだったので、キャッチフレーズや説明文だけ既存のものをベースにして、全体レイアウトやイメージは好きにさせてもらいました。最後に完成品をインストラクターに見せると「ものすごく良い」と褒めてくれて、受講期間で最も嬉しかったです。

──月収に変化はありましたか？

佐藤：本業のこともあるので、毎月受注するというレベルまではいかなかったです。

ただ、卒業してから3〜4か月が経った現在、獲得した合計金額はいま進行中の案件を全て合わせて20万円くらいになります。 まだ受講費用を回収するまでには至っていませんが、現在のペースでいけば遠くない将来いずれペイできる計算です。

──プログラミングを学んで、技術面以外で何か変化はありましたか？

佐藤：プログラミングならではの論理的な考え方が、しっかり身についたと思います。この考え方は、仕事でも普段の生活でも活きてくる部分なので、実際にプログラミングをする必要がない人も身につけておくべきだと実感しました。

ちなみに、いま私が勤務している会社の仕事にも、今回学習したプログラミング知識を活用することができたんですよ。私が働いている会社はそれほど大きな規模ではないのですが、HPの住所やフッター部分を少しリニューアルするタイミングがありました。

弊社ではWordPressを採用しているためメインコンテンツの変更は誰でもできるのですが、今回はコーディング部分をいじらないといけない状態だったんです。ささいな変更でしたが、どこを編集すれば修正できるか担当者に話して実際にうまくいったので、勉強したからこそ役に立てたのだと実感できました。

プロのWeb制作者に依頼すると小さな変更でも数万円かかるため会社の担当者は困っていたのですが、私がWordPress内のコーディングを変えればOKだと気づけたおかげで、数万円の経費を浮かせられました。

プログラミングは自分を一生支えてくれるスキル！迷うなら一歩踏み出そう

──今後の目標を教えてもらえますか？

佐藤：最初に少し話したように、いずれは行政書士として開業したい気持ちがあります。

なので、まずは自分自身のHPをキチンと作りたいです。士業として信頼されるような形で作成することがまずは大切なのですが、士業ならではの仕事に加えて付加価値をアピールする必要もあります。

その付加価値が私の場合はHP制作なので、新規事業にまつわる課題を持つお客さんをワンストップで支援するという、私が目指す理想の姿を実現していきたいです。

──プログラミングに興味があるものの、踏み出せない人にメッセージをお願いします！

佐藤：私もプログラミングを学ぶかどうか迷った時期があります。特に、費用が決して安くないという部分は迷うポイントとして大きかったですね。しかし、結局のところ費用は自分の進め方やモチベーションしだいでいずれ回収できるはずです。

実際に私も少しずつ回収できていますし、実績を積めば自信を持てるようにもなるため、プログラミングスキルは自分を一生を支えてくれるスキルだと思います。

もちろん私のように副業で稼ぎたい場合にも活かせますし、本業でやろうと思えばやり方がたくさんあるので、一般的なサラリーマンより良い収入を得られる可能性があります。なので、迷うのであれば一歩進んでやってみるべきです。

ある程度のモチベーションと目標は必要ですが、キチンと設定すればうまくいくと思います！