30代・営業の男性がエンジニア転職!30代・未経験からの道のりを徹底インタビュー

本当に未経験からプログラミングを習得できる?
他業種からのエンジニア転職は可能なのかな…

このような悩みの答えになるような経験をされ、未経験からエンジニア転職を成功させた、永田さんにインタビューを行いました!

永田さんが学習を成功させた経緯やスクールの体験談など様々な内容を伺ったので、これからプログラミングを学んでプログラミングスキルを身につけたいをという人は、ぜひ参考にしてください。

永田純一ながた じゅんいち
1984年生まれ。医療業界の営業職を17年続けた後、メーカーに勤める。その後、2023年に疲労と両親の介護のため退職。元々パソコンが好きだった経緯もあり、プログラマーを目指す。侍エンジニアでは幅広い言語を学びながら、SES企業への転職を成功させた。現在は、ITエンジニアとして活躍中。
選んだコース(受講期間)オーダーメイドコース(48週間)
学んだ言語/フレームワークHTML/CSS、Ruby、JavaScript、jQuery、PHPなど
受講期間中に学んだこと・HTML/CSSを用いたコーディング
・ポートフォリオ作成

なお、未経験からエンジニア転職するまでの経緯は、次の動画でも紹介しているのでぜひご覧ください。

目次

一生勉強できる職業に就きたい!17年続けた営業を辞めてプログラミング学習

ーーープログラミングに触れたきっかけは何ですか?

永田:私は大学を卒業したあとリクルートの代理店に勤め、二次新卒で医療系の代理店メーカーに入社して17年間営業をしていました。

その傍らで、実は私の友人がHTMLとJavaScriptをやっており、私もたまに業務として手伝っていたという背景もありプログラミングに興味を持っていたんです。

医療業界で疲れてきたことと親の介護があったことで、今後は在宅でも働きたいという願望から「プログラマーの選択肢もアリだ」と考えるようになりました。また、私は勉強が好きなので、一生勉強できる職業に就きたいと思っていたのもきっかけの1つです。

ーーー最初は独学してみましたか?

永田:退職してからすぐに転職しようと考えたので、最初から独学せずプログラミングスクールに通おうと思いました。

自己流で進めて変に偏った知識を頭に入れてしまうより、スクールで正しいことを体系的に学んだほうがいいと考えたんです。実際にPythonの本を購入したこともあるのですが、そもそもやりたいことではなかったのと忙しすぎた影響で、1人ではほぼ何も学習できていないです(笑)

ーーー事前の無料カウンセリングでは、コンサルタントとどんな話をされましたか?

永田:私はプログラマーに対して「ブラックで休めない」というイメージを持っていましたが、不安を払拭できる話を聞けたのは大きかったですね。担当コンサルタントは「これからエンジニア需要が伸びる」と熱く語っており、後から自分で調べても納得できたので安心して入学しました。

私はとにかく勉強がしたかったので、全ての言語は無理かもしれませんが主要言語はひと通り学びたいと思っていたんです。そのため、まとめて幅広く学べるコースが良いと思いオーダーメイドコースを選びました。

永田さんを担当したコンサルタント東海林さんからのコメント

この度はご転職おめでとうございます!初回のカウンセリング時に永田さんとお話しした印象としては自分の置かれている現状に危機感を強く感じられており、将来性のある分野にかけていきたいという気持ちをお話しされていたのが非常に印象的でした。覚悟を決めて1年近く自己投資をしていき、30代後半からの転職活動や新しい分野への挑戦という普通なら尻込みしそうなことも飛び込んでいき、今回このような結果に結びついたことが非常に嬉しく思っております!ぜひこれからも常に変化し続ける世の中で今回身につけた武器を手に活躍されることを願っております!

ーーースクールの受講料についてはどう捉えていましたか?

永田:何事も学習する際には「自己投資」が必要になると考えていましたし、実際に払える金額だったので特に高いとは思いませんでした。

それに、スキルを習得すれば将来的に100万円は稼げると思ったんですよ。「どれだけ努力すればいくら返ってくる」と把握していれば収入は得られるので、受講料は自己投資として安いと感じました。

論理的思考が身についた!仕事選びの相談にも乗ってくれたインストラクター

ーーースクールで得られて良かったことは何ですか?

永田:プログラミングに関する基本的な考え方が得られました。そもそも私は文系なので、今回の学習を通じて論理的思考が身についたことがとても良かったです。

MCVモデルやフレームワークの作り方に関する最低限の基礎知識も、キチンと教わることができました。プログラミング言語によって書き方はそれぞれ異なりますが、ひと通りの基礎が身につけば他の言語であっても対応できるので、体系的に教えてもらって良かったです。

ーーー勉強する中でつまずいた点はありましたか?

永田:侍エンジニアの教材で久しぶりにプログラミングに触れたのですが、もう少し詳しい説明がほしいと感じましたね。わからないことをその都度検索するのが、少し煩わしく感じたというのが本音です。

とはいえ、私はとにかく知識をつけていくしかなかったので、ChatGPTに解説してもらった内容を参考にしつつ、論理的思考を身につけるということを繰り返して解決しました。

ーーーモチベーションはどのように維持していきましたか?

永田:とにかく「後がない」という気持ちで、心が折れたりつまずいたりしたらインストラクターに相談するようにしました。担当インストラクターの今泉さんが、私の精神的支柱でしたね。

ただ、インストラクターにも生活があるので「1日1回しかメールできない」というつもりで、Qiitaや他のサイトも見ながら自分でトライアンドエラーを繰り返しました。気持ちが折れそうなこともありましたが、最終的にインストラクターから考え方に関するアドバイスを聞いて解決した感じです。

ーーー担当インストラクターはどのような人でしたか?

永田:私の担当インストラクターは良い意味でプログラマーらしくない、かなり社会性がある人だという印象があります。

私は細かいことが気になるタイプなのですが、細かいことをたくさん聞いても1つ1つ丁寧に教えてくれたので、かなり知識に長けたインストラクターだと思いました。

ーーーレッスン中、印象に残っているエピソードはありますか?

永田:インストラクターには技術的なことだけでなく、仕事の選び方についても相談させていただきました。特に本格的に業務として携わるべきプログラミング言語の選択については、密な話し合いをした記憶があります。

例えば、Rubyを1年学んでも未経験転職の場合は年齢でハネられる可能性があるので、どんな実務経験を積んでどうアピールするかという点を相談しました。

実際にインストラクターから受けたアドバイスを通じて、多くのことが見えてきたと思います。どこまでが実務経験と言えるのかは難しいですが、とにかく仕事の選び方がとても重要だということは強く実感しました。

テーマに特化した独自のポートフォリオ作成!転職活動でも武器に使えた

永田さんのポートフォリオ
永田さんのポートフォリオ

ーーーポートフォリオはどんなものを作りましたか?

永田:私はポートフォリオとして制作したのは、「Coffee Color(コーヒーカラー)」というサイトです。制作アイデアは、地方に住む友人との会話から生まれました。

あるとき、友人が「地方ではコーヒーの焙煎士と出会う機会がない」という話をしていたんです。確かに、コーヒーが好きで焙煎士に会いたくても、地方によってはコーヒーショップのランディングページも満足にありません。そこで私は、コーヒー愛好家に特化したSNSを作れば面白いのではないかと考えました。

時間の制約で一部実装できなかった機能もありますが、SNSの基本的な機能を網羅し、「コーヒー」というテーマに特化させることで独自性のあるポートフォリオ作品になったと思います。

ーーーどのような機能を実装しましたか?

永田:ユーザー管理、チャット、投稿、コメント、イベント管理などの幅広い機能を実装しています。

JavaScriptを使って動的な要素を多く取り入れ、ユーザビリティにも配慮しました。例えば、ユーザー一覧の動的表示やフォロー機能、シンプルカレンダーを使ったイベント登録などです。

また、Google Maps APIの活用も試みました。タグ管理機能で検索性を高め、将来のマネタイズも考慮しています。まだCSSの細かい調整が必要ですが、コーヒーに関わる様々な人々をつなぐプラットフォームとして、機能面はひと通り完成しました。

ーーーつまずいた点はありましたか?

永田:最も難しかったのは中間テーブルの考え方です。実際にモノが存在しないので、どのように考えればいいのかを把握するのに苦労しました。この部分は、インストラクターから丁寧に教えてもらえたので良かったです。概念的な理解が難しいので多くの人がつまずくポイントだと思います。

また、理解していても実装する際に、具体的な書き方を一つ一つ調べる必要がありました。

最も大変だったのはHerokuへのデプロイですね。NPMやWebpackの設定など、教材に詳しく書かれていない部分では苦戦しました。AWSへのプッシュやECツールの使用方法など、デプロイに関しては最後までサポートしてもらいましたが、それでも出たエラーは自分で調べて何とか実装しました。

ーーー転職活動で、ポートフォリオが評価された部分はありましたか?

永田:ポートフォリオそのものよりも、ポートフォリオで何を実装したのかを詳しく説明できたことが評価されたように思います。

例えば、Ajax化など技術的な部分をどのように実装し、どのように処理しているかを説明できることが、転職活動では非常に重要でした。

実装の過程についてしっかりと話せたことが、後から振り返ると大きな意味を持っていたと感じています。

100〜200社応募してSES企業に内定!年齢は関係ないので諦めず挑戦しよう

ーーー転職活動はどのように進めましたか?

永田:転職活動は主にリクナビNEXTを通じて行いました。7月の卒業を見据えて6月から転職活動を開始し、だいたい100〜200社ほどに応募したと思います。最終的に2社から内定をもらい、そのうち「ここがいい」と感じた1社に決定しました。

企業選びの軸としては、もともと給与が下がることは覚悟していたので、主に働く人や環境がどう変わるのかイメージできる点を重視しました。

その点でいうと、私が最終的に選んだ企業は、初回面接で社長が自ら出てきて丁寧に企業説明をしてくれたんです。ベンチャー企業でありながらしっかりした対応をしている点に、安心感を覚えました。

そのあと社長と直接お話をする機会があり、会社が持つ今後の展望に自分の存在がフィットすると感じられたので、やはりこの選択は正解だったと思います。

ーーーエンジニアに転職して収入の変化はありましたか?

永田:予想していた通り収入は下がりましたが、生活に支障が出るほどではありません。新しいキャリアを歩み始める上で、収入の変化はある程度覚悟する必要がありますね。

私の最終的な目標はノマドワーカーになることなので、場所を選ばず働ける仕事、つまりパソコンさえあればできる仕事を目指しています。今後は働く時間をどんどん増やして、年収を上げていく予定です。

ーーー現在の職場について詳しく教えていただけますか?

永田:現在は、SES(システムエンジニアリングサービス)の会社で働いています。

様々な言語に対応していますが、メインはPHPを用いた案件です。その他の言語については案件によって変わりますが、個人的にはRubyを使える機会があればいいなと思っています。

ーーープログラミングを学んだ結果、生活に変化はありましたか?

永田:プログラミングを学んだことで、普段の生活でも論理的に物事を考えられるようになりました。

例えば、子供を叱る際にも論理的に説明するようになったと思います。以前は、自分が疲れていると感情的に怒ることが多かったのですが、今はなぜダメなのかをきちんと説明できるようになりました。

また、決めたことをやり遂げる力が身についたというのも大きな変化ですね。もともと体重が89kgあったのが現在78kgまで減量に成功し、その後も毎日6kmのランニングを継続できています。習慣を継続する力が身についたのは、私の人生にとって大きな収穫です。

ーーープログラミング学習は、エンジニアにならずとも役立つと思いますか?

永田:プログラミング学習で得たスキルは、エンジニア以外の職業でも十分に活かせるはずです。例えば、私は以前いた医療業界での経験を活かして、病院やクリニックのWebサイト制作を手伝ったこともあります。

また営業職においても、顧客の要望に対して技術的な提案ができれば大きなプラスになりますよね。たとえHTML/CSSのスキルだけであっても需要は非常に高いので、プログラミングの基礎を習得しておくことはいつどんな場面でも役立つと思います。

ーーー今後の目標を教えていただけますか?

永田:短期目標としては、まずどんどん経験を積んで自分の時間単価を上げていきたいと考えています。

中期目標は、例えば東京の仕事を名古屋で受けるなど、場所を選ばず仕事ができるようになることです。

また、長期的には年収1000万円を目指してとにかく働き続けようと思います。60歳、65歳、70歳を超えてもプログラミングをずっと続けていきたいです。

ーーー最後にエンジニア転職を考えている人へメッセージをお願いします!

永田:30代以前であれば、「迷わず挑戦してみてください」と伝えたいです。25歳以降であっても未経験で採用される例は多いので、プログラミングの世界に飛び込む価値は十分にあります。

そして30代後半以降になると、何か特技があるほうが転職活動には有利です。例えば、私の場合は営業職での経験を活かしてコミュニケーション能力をアピールできました。ただし、最終的には年齢に関係なく、諦めずに続けることで道は開けると信じています。

実際に、私の会社にも私より1歳年下くらいの転職者がいます。「年齢が高いから」といって最初から諦めるのではなく、セカンドキャリアであっても「とにかく挑戦してみる」という姿勢が重要です!

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    この記事を書いた人

    中川 大輝のアバター 中川 大輝 メディア編集長

    東京都多摩市出身。前職では都内ホテルにて設備機器のメンテナンスを経験。当時から副業として行っていたWebライティングと独学でのプログラミング学習経験を活かし、「プログラミング学習の挫折をなくすためのコンテンツ作成」を心がけています。
    プライベートでは双子育児に奮闘中。将来、子どもたちが侍ブログを見て、プログラミングを学びたいと思えるメディアを作ることが目標です。
    今更ながら「キングダム」にドハマリ中。

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