実務未経験から半年で副業エンジニアに！趣味のブログを機に始めた学習が実を結ぶまで

このような悩みの答えになるような経験をされ、未経験から副業エンジニアになった、樋口さんにインタビューを行いました！

樋口さんが副業エンジニアになった経緯やスクールの体験談など様々な内容を伺ったので、これからプログラミングを学んで転職を目指したいという人は、ぜひ参考にしてください。

選んだコース（受講期間）	フリーランスコース（24週間）
学んだ言語/フレームワーク	HTML/CSS、JavaScript、WordPress、PHP、Javaなど
受講期間中に学んだこと	・HTML/CSSを用いたコーディング ・WordPressを用いたWebサイト制作

なお、実務未経験から半年で副業エンジニアになるまでの経緯は、次の動画でも紹介しているのでぜひご覧ください。

きっかけは趣味のブログ！？ 給付金制度を使える侍エンジニアに再び問い合わせた

ーーーまずは自己紹介をお願いします。

樋口：はい、樋口祐介です。侍エンジニアでは、HTML/CSSやJavaScriptを使用してWordPressに落とし込む部分を勉強しました。そのあとインストラクターの勧めで、バックエンドのPHPなども勉強しましたね。

現在は、在籍している会社で総務と営業の中間みたいな仕事をしている状態です。会社や店舗のHPは個別に存在しているのですが、制作は制作会社に依頼しており、私は窓口や構成を担当しています。そのため、簡単なコンテンツ追加が必要な際は自分でも作業しているという感じです。

ーーープログラミングを学習する前までの経緯を簡単に教えてください。　　　　　　　　　　　　

樋口：プログラミング学習のきっかけは職歴と関係なく、趣味でブログを立ち上げたことです。ブログで文字サイズや色を変更する場合はCSSをいじる必要があるため、HTML/CSSを独学し始めました。動きをつけるにはどうすれば良いか調べるうちにjQueryやJavaScriptに出会い、併せてWordPressの使い方なども覚えました。

ただ、どうしてもエラーが発生してしまい、自分で調べるだけで2〜3日かかってしまうこともあったんです。やはり詳しく知っているプロから教わったほうが習得が早いと思い、プログラミングスクールを検討し始めました。

また、ちょうど1年前に子供が生まれたことで、「家にいる時間が増える仕事をしたい」と考えていたのもあります。

ーーースクール選びで重視していたポイントは何ですか？　

樋口：色々なスクール比較サイトやYouTubeチャンネルを見て、何度も名前が出てくるスクールを中心に調べていきました。ちなみに、受講する1年〜1年半前に何社かスクールの無料カウンセリングを受けていたのですが、実はその中に侍エンジニアも入っていたんですよ。

当時はカリキュラムを自由に組んでくれるコースが良さそうだと感じたのですが、金銭面が理由でペンディングにしていました。しかし、子どもができたことで学習意欲が再び高まり、久しぶりに問い合わせし直したという形になります。

今回は国による給付金も受けられるため、金銭的にも時間的にも問題なさそうだと思ったので侍エンジニアへの入学を決断しました。

実用的な話をしてくれたインストラクター！カリキュラムも早期に完了した

ーーースクールで得られたものは何ですか？

樋口：私の担当インストラクターがフリーランスエンジニアだったので、実用的な話をたくさん聞けたことが大きかったです。

自分だけで勉強していたらフロントエンドだけ学習していたと思いますが、「これで生活していく」とリアルに考えたら学ぶべきことは増えます。実際にインストラクターからは、「バックエンドを知っているだけで大きく違う」「仕事ではこの点に注意したほうがいい」など、細かい生の声を聞けました。

ーーー担当インストラクターはどんな人でしたか？

樋口：私の担当インストラクターは「得意なのはJavaで管理システムを組むこと」と言っていましたが、他にもさまざまなサイト開発の案件を受けており、知識豊富な人だったという印象があります。何を聞いてもすぐ答えてくれるし、私に合わせて程よく噛み砕いて説明してくれたので助かりました。

さらに、インストラクターは私がレベルアップするには何をどういった順序で学べばいいのかを提示してくれました。このとき作成したロードマップは、エンジニアとして生活するために必要なスキルと真剣に向き合うきっかけになっています。

ーーー勉強する中でつまずいた点はありましたか？

樋口：教材にある「この通りにコーディングしてください」という部分は問題なくこなせると感じましたが、ゼロからデザインを組み立てる部分については苦手意識があり苦労しました。

ただ、インストラクターが「いかに既存のWebサイトを真似してオリジナルに仕立てるか」という方法を教えてくれたので、何とか乗り越えられたと感じています。

受講期間中にポートフォリオ作成！実際の副業案件にもチャレンジできた

ーーーポートフォリオはどんなものを作りましたか？

受講中に先生と一緒に作ったポートフォリオ：https://yu-and-you.com/my-creations/portfolio/

受講後に作り直したポートフォリオ(制作中)：https://yu-and-you.com/my-creations/yu-portfolio/

樋口：自分の情報やスキルを紹介するためのポートフォリオを作成しました。自分でイチからデザインして構成を作り、見ている人に感じてほしいことを中心に情報を載せていった感じです。

構成や見せ方についてはインストラクターからアドバイスをもらいました。どこを目立たせるかや「メリハリが足りないので濃淡がほしい」などといった意見をどんどん反映していきましたね。

受講初期の頃にこのポートフォリオを作成したため、受講後に「今はもう少しいいモノが作れる」と考えて作り直していたところです。

ーーー制作期間はどれくらいかかりましたか？

樋口：今回は受講期間中に一度作成してから再び作り直したのですが、2回目の作業は2週間くらいかかりました。やはり最初に作業した時のほうが時間がかかり、だいたい1か月〜1か月半を要したと思います。

ーーー受講中に案件をどれくらい獲得しましたか？

樋口：案件は合計で3件あり、金額でいうと20万円が1件、10万円が1件、2万円が1件になります。

ただ、今はクラウドソーシングサイトからの案件を取っていない状態です。まだ現職の仕事が色々とあるので、本業が落ち着いたら再び副業案件に挑戦したいと考えています。

受講中は全ての時間を勉強に費やした！まずは手を動かしてやってみよう

ーーープログラミングを学んでみて、生活面で感じた変化はありますか？

樋口：まず受講中に感じた変化としては、学習前と違って遊ばなくなりましたね。会社まで電車で片道1時間なのですが、ずっと教材やUdemyの動画を見るなど全ての時間を勉強に振り切っていたと思います。

プログラミングスクールの受講料は結構な金額なので、「支払った分をムダにしたくない」という思いから学習期間中は集中したいと考えていました。

ーーープログラミングに興味はあるものの、踏み出せない人にメッセージをお願いします。

樋口：誰しもがいきなりプログラミングスクールに通おうとしなくても良いと思います。

今は1,000円で毎月使える学習サイトがあり、参考書を1冊2,000円〜3,000円で買える時代です。そのため、小さい成果物でも良いのでとにかく手を動かして作成してみることが大切だと思います。

実際に取り組んでみた上でプログラミングに興味を持てたなら、スクールでの本格的な学習を考えても良いでしょう。とりあえず何でもいいので、作品を1つ作ってみてください！