受講中にフリーランスエンジニアとして独立！30代・男性が案件獲得を果たすまでの軌跡

このような悩みの答えになるような経験をされた、井上さんにインタビューを行いました！

井上さんのスクールの体験談など様々な内容を伺ったので、これからプログラミングを学んでフリーランスへ独立したいという人は、ぜひ参考にしてください。

選んだコース（受講期間）	フリーランスコース（24週間）
学んだ言語/フレームワーク	HTML/CSS、JavaScript、PHP、WordPress など
受講期間中に学んだこと	・HTML/CSS、PHPを用いたコーディング ・WordPressを用いたWebサイト制作

なお、井上さんが受講期間中にフリーランスエンジニアとして独立するまでの経緯は、次の動画でも紹介しているので是非ご覧ください。

将来を見据えプログラミング学習！効率を求めて侍エンジニアに入学した

ーーープログラミングを学ぼうと思ったきっかけは何ですか？

井上さん：将来を見据え在宅ワークに適していると感じた点が、プログラミングを学び始めたきっかけです。

私は10年前に大学を卒業してから、製造業の技術職として働いてきました。ただ、10年の節目を迎えたときに、これからの人生をこのまま過ごしていいのかと考えるようになったんです。働き方や将来を考えたときに、自由に働ける方法を探してみたら、プログラミングという選択肢に出会いました。

プログラミングは初心者でも学びやすく、在宅での仕事もしやすい上に、将来的にも需要がある分野だと分かったので、学ぶことを決意しました。

ーーー最初独学で学び始めたとのことでしたが、なぜスクールを受講することにしたのですか？

井上さん：独学では勉強に対するモチベーションを保つのが難しく、理想とするスキルを習得できるイメージが湧かなかったからです。

はじめは独学でプログラミング学び始めたものの、いざやってみるとモチベーションを保つのも、技術的な部分を理解するのも難しいと感じる場面が多くありました。

そこで、プログラミングスクールを探し始めたんです。調べる中で、侍エンジニアが無料相談を実施していると知り、まずは話を聞いてみることにしました。

ーーー数あるスクールのなかから侍エンジニアを選んだ決め手は何でしたか？

井上さん：侍エンジニアを選んだ理由は、無料相談での印象がとても良かったからです。

特に惹かれたのは、案件獲得のサポートがあることと、週に一回のマンツーマン指導があることでした。マンツーマン指導という仕組みが、未経験の自分にとっては非常に心強く感じられたんです。

また、無料カウンセリングの中で「技術的なことだけではなく、フリーランスとしての心構えや立ち回りについてもサポートしてもらえる」と聞けたことも、受講の決め手になりました。

他のスクールと比較せずに即決したので、特に検討の選択肢を広げたわけではありません。それでも、侍エンジニアの提供するサポートが自分のニーズにぴったり合っていると感じたのが入学の理由です。

ーーースクールの受講費用については、どのように捉えていましたか？

井上さん：確かに、スクールの受講費用は安くはありませんでした。

ただ「必要なものにはお金をかけるべき」という考えを持っていたため、しっかり学ぶための投資として割り切りましたね。

また、お金をかけることで自分にプレッシャーをかけられると思ったのも大きいです。「これだけの費用を支払ったからには、途中で挫折せず最後までやり抜こう」という強い意思を持つための手段としても、受講料は必要経費だと捉えていました。

最終的にそういった考えをベースに、受講費用については自分の中で気持ちの折り合いをつけましたね。

独立に必要なスキルを獲得！現役フリーランスのインストラクターが支えになった

ーーー実際に侍エンジニアを受講してどんなことが得られましたか？

井上さん：侍エンジニアを受講して良かったことは、いくつかあります。

まず、プログラミングの基礎をしっかり学べた点です。HTMLやCSS・JavaScript・PHP・WordPressなど、Web制作に必要な技術を効率よく習得できました。

また、それ以上に価値があったのはインストラクターとのやり取りです。技術的なサポートだけでなく、フリーランスとして活動するのに欠かせない営業スキルやコミュニティ作りについてアドバイスをもらえました。実際にフリーランスとして活躍している人がインストラクターだったため、実務に基づいたリアルな話を聞けて良かったです。

さらに、受講中に案件を獲得できたことも良かった点です。実際にお客様から依頼をもらい、期待に応える経験ができたことが自信につながりました。技術面だけでなく実践的なスキルや経験を積めたことが、侍エンジニアを受講して最も良かったと感じている部分です。

ーーー学習していてつまずいた点はどのように解決しましたか？

井上さん：勉強する中で最もつまずいたのは、PHPの構文でした。

私にとっては初めて触れる技術だったので、理解が追いつかない部分が多かったです。基本的にインターネットで情報を調べながら進めていましたが、それでも解決しないことがありました。

そのようなときには、インストラクターに相談して解決の糸口をつかむようにしていました。具体的な答えを教えてもらうというよりも、考え方やアプローチの仕方を教えていただくことが多かったですね。

「どう考えれば良いのか」「どのように問題に取り組めば良いのか」といった視点を学ぶことで、結果的に自分で解決する力を身につけられました。

また、つまずいた際には一人で悩み続けるのではなく、インストラクターやメンターを積極的に活用していくことが重要だと感じました。サポートしてくれる皆さんの存在が、問題を乗り越える上で大きな助けになりましたね。

ーーー受講中のモチベーションはどのように維持していましたか？

井上さん：学習へのモチベーションは、まず目標を明確にしたうえで、コーチングや面談といった侍エンジニアのサポートを活用しながら維持しました。

私はもともとフリーランスとして活動することを目標に侍エンジニアに入学したため、受講中は常にその目標を意識して取り組んでいました。「これができるようになれば仕事に繋がる」という意識が、モチベーション維持に役立ったと感じています。

また、自分一人で頑張るだけでなく、先述の通り侍エンジニアのコーチングや卒業生メンターとの面談も活用しました。他の受講生や卒業生と話をすることで、実際の成功事例やリアルな経験を聞くことができ、「自分も頑張ればできる」と前向きな気持ちになれたのは大きかったです。

ーーー担当インストラクターはどのような人でしたか？

井上さん：インストラクターはとても頼りになったと感じています。受講期間中の前半と後半で担当インストラクターが変わりましたが、どちらも現役フリーランスエンジニアとして活躍している人でした。それぞれ異なる指導スタイルでしたが、共通して親しみやすく的確なアドバイスをくれたことが印象的です。

まず前半のインストラクターは明るくエネルギッシュで、些細な質問にも丁寧に応えてくれました。

後半のインストラクターは、高校卒業後からずっとフリーランスとして活動している経験豊富な人で、実践的なノウハウを教えてもらえました。「答えそのものを教える」のではなく、「考え方や問題解決のアプローチ」を教えてくれる点がありがたかったです。

ーーーレッスンで印象に残っているエピソードはありますか？

井上さん：今でも毎週のレッスンが印象に残っています。

一週間ごとのレッスンで今週どこでつまずいたかを確認し、一緒に解決策を見つけるというサイクルで学習を進められたのが、とても効率的でした。インストラクターのサポートは、自分の学びを深める上で欠かせない存在だったと思います。性格的な相性も良かったため、スムーズに学習を進められました。

受講中に約20万円の収入を獲得！プロフィール添削が案件獲得につながった

ーーーポートフォリオはどんなものを作成されましたか？

井上さん：ポートフォリオは「自分の履歴書のような紹介サイト」をイメージして作成しました。

フリーランスとして仕事を進める上で「ポートフォリオは必須」という情報が多くのサイトで言及されていたため、作らないわけにはいかないと感じ作成しました。

案件の獲得や制作・納品にまつわる作業と同時にポートフォリオを作成する形になったこともあり、並行して進めるのが大変でしたね。

ーーー受講中にどのくらい案件を獲得されましたか？

井上さん：受講中にはトータルで約20万円分の案件を獲得しました。主な内容としては、コーディングとLP（ランディングページ）制作の2案件に取り組みました。

ーーー案件獲得はどのように進めましたか？

井上さん：私は主にクラウドソーシングサイトの「ココナラ」を利用して、案件獲得を進めました。

案件獲得においては、やはりココナラ内でのプロフィールの充実度が重要だったと思います。しっかりと自己紹介をプロフィール欄に記載し、自分が10年間会社員として働いてきた経験などをアピールしたことが、信頼につながったようです。

また、案件獲得の際はインストラクターからプロフィール添削などのサポートを受けました。実際に、プロフィールの文言をブラッシュアップしてもらえたおかげで依頼が増えたと感じています。

受講期間中に退職と独立を決意！不安なままでも一歩踏み出してみよう

ーーー受講期間中に退職し、フリーランスエンジニアとして独立に踏み切れたのはなぜですか？

井上さん：今の状況をずっと続けていては、いつまでも独立に踏み切れないと感じたからです。

スクールでの案件獲得や交流会への参加などで独立に対するイメージが湧いたこともあり、思い切って退職を決意しました。実際に案件を取れるようになり「独立できそう」と実感できたのが一番の理由だと思います。

ーーー今回のプログラミング学習や独立を通じて、生活面での変化はありましたか？

井上さん：毎日の生活や考え方が大きく変化したと思います。

会社員時代は決まった時間に出勤して業務に追われていましたが、フリーランスになってからは自分で時間をコントロールできるようになりました。

最初はずっと家にいる生活に違和感もありましたが、次第に慣れてプログラミングや営業活動に集中できる時間が増えました。時間の使い方が柔軟になったおかげで、効率よく仕事を進められるようになったと思います。

また、フリーランスとして活動する中で「自分が行動しないと何も進まない」という責任感が強くなりましたね。会社員時代は与えられた仕事をこなすことが中心でしたが、今は自分でプロジェクトを動かし成果を出さなければなりません。そのため、主体的に動く能力や自ら学び続ける意識が高くなりました。

ーーー今後の目標を教えてください。

井上さん：好きなことに使える自由な時間を増やすことが目標です。

そもそも私がフリーランスとして働き始めた理由の一つは、自由な時間を確保したいという思いでした。ただ、現時点では自ら積極的に案件を取りに行く必要があり、理想としている「自分のペースで仕事をする」という生活にはまだ到達していません。

まず直近では案件を増やして収入を安定させ、3～5年後には「自然と仕事が舞い込んでくるような仕組み」を作りたいと考えています。

ーーープログラミングに興味があるものの、踏み出せない人にメッセージをお願いします。

井上さん：プログラミングに興味があってもなかなか踏み出せない、という気持ちはとても理解できます。私も最初は不安だらけで、実際に学び始めるまでに時間がかかりました。しかし、結局「やってみないとわからない」というのが一番大きなポイントだと思います。

不安が解消されないままであっても一歩踏み出してみることで、見える世界が広がります。「やってみたら意外と楽しい」と感じる瞬間が必ず来るので、まずは勇気を持って一歩踏み出してみてください！