職業訓練校でWebデザイナーを目指すのは「やめとけ」と言われる理由【体験談&実態まとめ】

この記事では体験談も交え、職業訓練校でWebデザイナーを目指すのが「やめとけ」と言われる理由を解説します。

どうして職業訓練校でWebデザイナーを目指すのはやめとけと言われているんだろう?
就業しづらいといったデメリットがあるのかな…

独学やスクールなど、いくつかあるWebデザイナーを目指す手段のなかでも職業訓練校は、お金をかけずに学べる点で経済的な余裕がない人に向いています。

しかしネットでは「職業訓練校でWebデザイナーを目指すのはやめとけ」といった声もあるため、通おうや悩んでいる人も多いですよね。詳細を確認しないまま職業訓練校に通い始めては「もっとちゃんと調べておけばよかった…」と、かけた時間や手間を無駄にしかねません。

そこで本記事では口コミも交え、職業訓練校でWebデザイナーを目指すのがやめとけと言われる理由を解説します。どんな人が職業訓練校を活用すべきかも解説するので、ぜひ参考にしてください。

この記事の要約
  • 就職率や通学の難しさによって職業訓練校はやめとけと言われがち
  • 職業訓練校には費用がかからないなどのメリットもある
  • 職業訓練校・独学・有料スクールのどれを活用すべきかは条件による
目次

職業訓練校でWebデザイナーは目指すべきなのか

職業訓練校でWebデザイナーは目指すべきなのか

職業訓練校でWebデザイナーを目指すべきかは、その人が置かれた状況によります。

職業訓練校は国が求職者を支援するために無料または低額で学べる制度として提供しているもので、経済的に余裕のない人には適しています。Webデザインスキルの基礎を習得することは十分可能であり、通うことがまったく無駄になることはありません。

しかし就職率がそれほど高くないことや、週5日の通学が厳しいことなど、都合に合わない人も多くいます。他に利用できる選択肢はないのかをあわせて考え、自分に合っているかを見極めることが大切です。

職業訓練校はこんな人におすすめ

職業訓練校は、お金をかけずに学びたいと思っている人におすすめです。原則として無料である上に失業保険を受給しながら学習できる場合が多いため、経済的な負担を軽減しながら勉強を続けられます。

週5日通学するというしっかりしたスケジュールが決まっているため、次の内容に該当する方にとっては学習しやすい環境です。

  • 一度決めたペースを崩さずにコツコツやるのが得意
  • ある程度強制力が欲しい

一方で、自由度が高い学習スタイルを希望する人や、最新のトレンドを積極的に追いかけたいタイプの人は物足りなさを感じることもあります。自分の性格や目標に合致するかどうかをよく考えてから受講を検討すると、後悔する可能性を減らせます。

職業訓練校経由での就職率

厚生労働省によると、IT関連で職業訓練を受講した人の就職率は令和2年度で約60%です。訓練校や年度によって差はありますが、Webデザイナーもおおむねその水準であると推測されます。

とはいえ、このデータはWebデザイナー以外の就職先へ進んだ人も含まれている可能性があることに注意が必要です。訓練校を出たからといって、必ずWebデザイナーとして採用されるわけではありません。

Webデザイナーを目指すからには、受講中にポートフォリオを作成するなど、就職活動に向けた具体的な準備が重要となるでしょう。

また訓練校によって講師の質や就職支援の体制に差があるため、受講前にどのようなサポートを受けられるのか確認することをおすすめです。

挫折が不安な人はスクールがおすすめ

古いカリキュラムや急ピッチな学習ペースといった要素が自分にとって挫折の要因となる可能性がある場合は、Webデザインスクールを検討するのも有効な手です。

スクールであれば、授業内容が頻繁に新しくアップデートされていたり、講師の質が一定以上担保されていたりすることが多く、モチベーションを保ちやすいメリットがあります。また卒業後の転職サポートや企業との連携実績が豊富なスクールもあるため、必要な投資として考える価値があります。

なお、数あるスクールのなかでも挫折なくWebデザイナーを目指すなら「侍エンジニア」がおすすめです。

月分割4,098円から学べる侍エンジニアでは、現役Webデザイナーと学習コーチが2名体制で学習をサポートしてくれるため、途中で挫折する心配はありません。「受講生の学習完了率98%」という実績からも、侍エンジニアなら挫折しづらい環境で学習を進められるといえます。

また、侍エンジニアでは最大80%OFFで受講可能な「給付金コース」を提供中。金銭面での支援を受けつつ、理想のキャリア実現に向けたスキルの習得から、転職活動・就業後のフォローアップ(※1)までを一貫してサポートしてもらえます。

※1:転職後の1年間、転職先での継続的な就業や転職に伴う賃金上昇などのフォローアップ

学習と金銭面をどちらもサポートしてくれる侍エンジニアなら、未経験からでも安心してWebデザイナーを目指すことができますよ。

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職業訓練校でWebデザイナーを目指すのはやめとけと言われる5つの理由

職業訓練校でWebデザイナーを目指すのはやめとけと言われる5つの理由

ここからは職業訓練校でWebデザイナーを目指すのはやめとけと言われる理由を、5つにまとめて紹介します。

理由1:就職率があまり高くない

Webデザイナー希望で入学したものの、実際にはWeb関連ではない職種に就職しているケースが一定割合あります。急な学習ペースや技術面のキャッチアップが追いつかずに途中で志望を変更する人や、企業側が求めるスキルレベルとのミスマッチが起こる人がいるためです。

また「話が違う」「イメージしていた職場とは違う」と落胆する例も少なくありません。

ただし、Webデザインの基礎知識やHTML・CSS・画像編集などのスキルは、Webデザイナー以外の職種でも役立つ可能性があります。もし「Webデザイナー以外の選択肢も視野に入れられる」という柔軟性のある人であれば、訓練校での学びが無駄になることはありません。

理由2:古い技術を学んでしまうリスクがある

職業訓練校によっては、古い技術やトレンドを学んでしまうリスクがあります。Webの世界は常にトレンドが移り変わり、技術も次々と進歩していくため、新しい情報をキャッチアップし続けられない訓練校が少なくないからです。

もちろんすべての訓練校がそうだとは限りませんが、公的機関の運営であるがゆえにカリキュラムの更新が遅れがちなところも見受けられます。こうした状況では、就職活動で最新のツール使用経験をアピールできず、転職活動が難航する恐れがあります。

学習を始める前に、訓練校の説明会などでカリキュラムの中身を確かめ、実務に直結する内容が扱われているかを確認するのが賢明です。

理由3:週5日の通学が必要で負担が大きい

職業訓練校の多くは、平日昼間に週5日の通学が基本であるため負担が大きいです。このように連日訓練校に通うスタイルは短期集中で学習できるメリットもありますが、体力的・時間的な負担が大きいのも事実です。

授業のペースも「限られた時間で多くのカリキュラムをこなす」という理由から速くなりがちで、一度つまずくと取り戻すのが大変という声もよく聞かれます。家庭の事情や体調不良などで休みが続くと、そのまま断念してしまうケースが少なくありません。

学習意欲が高く、わからないことがあれば講師に積極的に質問するなどのフォロー体制を活用できる人は問題ありません。しかし片手間で学ぼうとする人には厳しい可能性が高いと言えます。

理由4:合格するのが難しい場合もある

職業訓練校は意外と倍率が高く、合格するのが難しい場合もあります。無料で学べて就職までサポートを受けられる制度ということもあって、多くの人が応募し倍率が2~4倍程度になることも珍しくないからです。

したがって「費用がかからないからとりあえず行ってみたい」という軽い気持ちだけでは、書類選考や面接で落ちてしまう恐れがあります。応募動機やWebデザインに関する興味・熱意が問われる場合があるため、あらかじめある程度の自己学習や明確な目標を持っておいたほうが有利です。

試験に合格しなければ受講自体ができないため、タイミングを逃すと次の募集まで待たなければならないことにも留意が必要です。しっかりと情報収集し、面接対策なども整えてからチャレンジするほうが後悔が少なくなります。

理由5:労働環境が劣悪な就職先に当たるリスクが高い

職業訓練校を卒業して就職できる企業は、社員に良質な環境を提供できない会社であるケースが少なくありません。

多くの人は、ハローワークの求人を利用して就職活動を進めます。しかし、ハローワークは企業側が無料で求人を出せる仕組みになっているため、資金繰りに余裕がない企業などが多く混ざっているからです。

必ずしもすべての企業がそうだというわけではありませんが、採用にコストをかける余力がある企業の方が待遇が良いという現実は否めません。職業訓練校を出ても就職先に恵まれず、厳しい労働環境で長時間労働を強いられるケースは考慮する必要があります。

企業研究をしっかりと行い、社員の口コミや離職率などを調べる工夫が欠かせません。

職業訓練校を経てWebデザイナーに就業した人の口コミ

ここでは、職業訓練校を経てWebデザイナーとして就職した人の口コミを紹介します。

この人は25歳くらいの頃に職業訓練校のWebデザイナーコースに3ヶ月通い、未経験でWebデザイナーとして採用されたそうです。同じ転職の方向性や意識を共有できる仲間を見つけられたことも、職業訓練校に通っている時期の大きな財産だったと語っています。

この人は、職業訓練校のWebデザイナーコースに行く意味がないという世間の風潮に異議を唱えておられます。半年間学び、そこに独学を交えることで、Webデザイナーとしての道を切り開いたそうです。

この人は職業訓練校に5ヶ月間通い、Webデザイナーとして入社することに成功したそうです。フリーランスに憧れつつも会社に所属することを選び、今はデザイナーの道でしっかり成長していきたいと考えていると語っておられます。

職業訓練校でWebデザイナーを目指す際の基礎知識

職業訓練校でWebデザイナーを目指す際の基礎知識

職業訓練校は国の支援で運営され、受講料が無料に近い形で提供されるなど、経済的ハードルが低いことが特徴です。しかし利用にはいくつか条件があり、ハローワークでの手続きや、場合によっては試験や面接をクリアする必要があります。

ここでは次のトピック別に、職業訓練校でWebデザイナーを目指す前におさえておくべき基礎知識を解説します。

活用する条件

職業訓練は主に失業中の人や正社員を目指す人が対象となるため、現在正社員として働いている人は基本的に利用できません。離職中であって、なおかつハローワークで求職者としての登録を行い、就職に向けた積極的な取り組みができることが前提です。

もし正社員の人が副業としてWebデザインでも学びたいのであれば、民間のスクールの夜間講座やオンライン講座などを検討するのがおすすめです。

条件を満たさない人が申し込もうとしても、ハローワークから受講の許可が下りない可能性が高いため注意しましょう。

活用にかかる費用

職業訓練校は国の支援制度で運営されているため、基本的には受講料が無料です。教材費や実習で使うソフトウェアの利用費などが1~2万円ほど自己負担になる場合がありますが、有料スクールのように何十万円もかかるわけではありません。

民間のWebデザインスクールを利用すると、10万~100万円程度の学費がかかる可能性があるため、経済的に余裕がない人にとっては職業訓練校が大きなメリットとなります。

ただし無料ゆえに激戦になりやすく、選考で合格しないと受けられないというデメリットもあります。さらに授業のレベルが平均的であるケースが多いため、専門的・最先端のスキルを深く学ぶには追加の勉強が必要です。

費用を抑えたいのか、時間を買うつもりで優良スクールに投資するのか、どちらを優先するかを考えて判断しましょう。

活用するまでの流れ

職業訓練を受講するには、まずハローワークで求職申し込みや就職相談をし、受講申し込みをしなければいけません。申し込みから受講までの流れは次のようになります。

  • ハローワークで求職申込・就職相談  
  • 受講申込  
  • 面接・筆記試験などの選考  
  • 選考結果通知  
  • 受講斡旋(ハローワークの指示・推薦)  
  • ハロートレーニング受講開始  

注意点としては、申し込めば誰でも通えるわけではないことが挙げられます。また週5日の通学が基本であるため、生活リズムをそれに合わせられるかを検討する必要があります。

合格後に「通ってみたけど想像と違う」と辞退するのは、他の受講希望者にとっても迷惑となるため、事前の情報収集と自己分析を念入りに行いましょう。

職業訓練校でWebデザインを学ぶ流れをより詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。

職業訓練校でWebデザイン習得!条件や手順、学習内容も紹介
更新日:2025年2月6日

職業訓練校でWebデザイナーを目指す3つのメリット

職業訓練でWebデザイナーを目指す3つのメリット

職業訓練校はデメリットばかりが注目されがちですが、次のようなメリットも存在します。

自分がメリットを最大限活用できるタイプかをチェックし、選択肢の一つとして検討してみましょう。

メリット1:学費無料や金銭的支援を受けられる

国の支援制度によって多くの職業訓練校では、受講料が無料です。わずかなテキスト代や材料費などはかかりますが、民間のスクールと比較すると負担は非常に軽いといえます。

さらに失業保険を受給できる人の場合は、給付期間が延長される制度や受講手当が支給される可能性もあるため、経済的に厳しい状況にある場合にはおすすめです。

学費が無料だからといってカリキュラムがまったく使えないわけではありません。基礎的なデザインスキルやコーディングの手法を学ぶには十分な内容が揃っていることが多いです。

お金をかける余裕はないけれども、少しでも早くスキルを身につけたいという人は、最初の学びの場として検討してみる価値があります。

メリット2:就職支援やサポートが充実している

職業訓練校は、面接対策や履歴書の書き方などをサポートしてくれるところがたくさんあります。職業訓練校のゴールは、スキルを身につけることではなく「就職すること」だからです。

ハローワークとも連携しているため、求職活動に関する相談をしてもらったり、実際に求人を紹介してもらったりといった機会もあります。有料のスクールでは授業料や時間の都合などでこうしたサポートを受けられない場合もありますが、職業訓練校の場合はしっかりしていると考えて問題ありません。

特に、初めての転職やキャリアチェンジで不安が大きい人にとっては、身近に相談できる窓口があるのは心強いポイントです。

メリット3:失業保険を受給しながら学習できる

職業訓練校への入校が決まると、早期に失業保険が支給されることがあり、経済的なブランクを最小限に抑えながら勉強に集中できるメリットがあります。受講生をできる限り職業訓練に集中させようと国が考えているからです。

通常であれば自己都合の退職だと3ヶ月ほどは失業保険の給付が始まらないケースもあります。比較すると、職業訓練校のメリットがよくわかります。

ただし週5日の通学を続けることが条件となり、あまりにも欠席が多いと退校処分になる場合もあることに注意が必要です。出席率が下がると失業保険にも影響が出る可能性があるため、体調管理やスケジュール調整はしっかり行わなければいけません。

職業訓練校でWebデザイナーを目指すのが適した人の特徴

職業訓練校でWebデザイナーを目指すのが適した人の特徴

職業訓練校を利用するメリットを最大限活かせるのは、次の条件を満たすようなタイプです。

自分の性格や経済状況、学習スタイルに照らし合わせて検討してみると、より適切な選択ができるようになります。

お金をかけたくない人

学費をできるだけ抑えたい人にとって、職業訓練校は最適な方法です。無料または極めて低額でカリキュラムを受講できるからです。

有料スクールでは数十万円単位の支出が必要な場合もあるため、失業保険を受給している段階で大きな投資をするのは難しいと考える人が少なくありません。職業訓練校は、金銭的リスクを抑えて学びたい人には大きなメリットがあります。

ただしその分、カリキュラムが最新のトレンドを押さえていない可能性や、就職先の自由度が下がるリスクなどについては留意する必要があります。

お金をかけても自分の理想に近い学びを得たいなら優良スクールもおすすめなので、どちらが自分の優先事項なのか考えてみましょう。

とにかく何らかの形で就職したい人

どのような形でもいいからとにかく就職したい人にとっては、職業訓練校のWebデザイナーコースはおすすめです。関連職種や他業種への就職も含めれば、一定以上の就職率をマークしているからです。

そのため「Webデザイナーとしてどうしても就職したい」という強いこだわりがある人より「まずは何らかの形で安定した雇用を得たい」という人のほうが、職業訓練校を有効活用しやすい傾向にあります。

現在正社員で「フリーランスとして独立したい」と考えている人は、職業訓練校よりも民間スクールで効率よく学ぶほうが合っている場合があります。

決められたペースでコツコツと勉強するのが得意な人

あらかじめ決められた時間割やスケジュールに沿って地道に取り組むのが得意な人には、職業訓練校は適しています。週5日の通学やハローワークとのやり取りなど、職業訓練校は「スケジュールを与えられる」要素が強いからです。

特に、独学だとモチベーションを維持できないタイプの人や、周囲に同じ目的を持つ仲間がいることで刺激を受けたい人にとってはプラスとなります。

一方で、より自分のペースで学びたい、最新技術やトレンドをどんどん吸収したいという人にとっては窮屈に感じるかもしれません。

自分の学習スタイルと訓練校の進め方がマッチするかを事前に確かめておくと、挫折を防ぎやすくなります。

職業訓練校以外でWebデザイナーを目指す方法

職業訓練校以外でWebデザイナーを目指す方法

なかには「他の方法も検討したうえで、職業訓練校に通うかを決めたい」という人もいますよね。

そんな人に向けここからは、職業訓練校以外でWebデザイナーを目指す方法を、2つにまとめて紹介します。

教材を用いた独学

教材を用いた独学は、Webデザイナーを目指す方法の1つです。

Webデザインの分野は書籍や「侍テラコヤ」といったオンライン教材・動画講座など独学用の学習教材が充実しているのが特徴です。HTMLやCSSなどの定番技術から、PhotoshopIllustratorといったデザインツールに特化した教材まで、多種多様な資料が手に入ります。

独学であれば自分のペースで学習を進められる上に、時間や場所にとらわれず勉強できるのが強みです。コスト面でも、書籍代やオンライン教材の受講料などに限られるため、大金を払う必要がない安心感があります。

ただし、疑問を質問できる環境が乏しかったり、自分が正しく成長しているかを客観的に評価しにくかったりといったデメリットが考えられます。

Webデザインスクールの活用

Webデザインスクールも、Webデザイナーを目指す方法の1つです。

Webデザインスクールを活用すると、効率よく体系的な知識や実践的なスキルを身につけられます。わからない箇所をすぐに質問して解決できる環境や、就職サポートが充実しているからです。

スクールによっては現役Webデザイナーがマンツーマンで指導してくれるため、本気でWebデザイナーへキャリアチェンジしたい人に適した方法といえます。

Webデザイナーへの就業が目指せるおすすめのWebデザインスクールを知りたい人は、下の記事を参考にしてください。

就職支援が手厚いWebデザインスクールおすすめ8選【口コミあり】
更新日:2025年2月20日

まとめ

職業訓練校は、通学の負担やカリキュラムが古い可能性がある点などによって、やめとけといわれることも少なくありません。

しかし職業訓練校は、無料で基礎を学べる点や就職支援がある点など、魅力的な部分もたくさんあります。経済的に余裕がない人や、規定のスケジュールに沿ってコツコツと取り組むのが得意な人にとっては、おすすめとなる場合もあります。

職業訓練校・独学・有料スクールなど選択肢はいろいろありますが、結局は自分のライフスタイルや経済状況などの条件によって、正解は異なるものです。自身の状況を客観的に分析した上で、最適となる環境を選ぶ姿勢が何よりも大切となります。

本記事を参考にして、職業訓練校も含めてWebデザイナーになる道を多角的に検討してみてください。

本記事の解説内容に関する補足事項

本記事はプログラミングやWebデザインなど、100種類以上の教材を制作・提供する「侍テラコヤ」、4万5,000名以上の累計指導実績を持つプログラミングスクール「侍エンジニア」を運営する株式会社SAMURAIが制作しています。

また、当メディア「侍エンジニアブログ」を運営する株式会社SAMURAIは「DX認定取得事業者」に、提供コースは「教育訓練給付制度の指定講座」に選定されており、プログラミングを中心としたITに関する正確な情報提供に努めております。

参考:SAMURAIが「DX認定取得事業者」に選定されました

記事制作の詳しい流れは「SAMURAI ENGINEER Blogのコンテンツ制作フロー」をご確認ください。

この記事の監修者

株式会社SAMURAI

高木 晃

情報系の大学を卒業後、HR関連のサービスを複数展開する事業会社に勤務。コミュニケーションデザイン領域のデザイナーを4年ほど務め、LPやバナーデザインの制作、コーディング等を経験。現在は株式会社SAMURAIでWebデザイナーとして、バナーデザイン制作やLP改善、Instagram運用等に従事。

この記事を書いた人

【プロフィール】
DX認定取得事業者に選定されている株式会社SAMURAIのマーケティング・コミュニケーション部が運営。「質の高いIT教育を、すべての人に」をミッションに、IT・プログラミングを学び始めた初学者の方に向け記事を執筆。
累計指導者数4万5,000名以上のプログラミングスクール「侍エンジニア」、累計登録者数1万8,000人以上のオンライン学習サービス「侍テラコヤ」で扱う教材開発のノウハウ、2013年の創業から運営で得た知見に基づき、記事の執筆だけでなく編集・監修も担当しています。
【専門分野】
IT/Web開発/AI・ロボット開発/インフラ開発/ゲーム開発/AI/Webデザイン

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