元・工場勤務の男性がエンジニア転職！未経験から半年でポートフォリオを作成するまで

このような悩みの答えになるような経験をされ、未経験からSES企業へエンジニア転職をした、山岡さんにインタビューを行いました！

山岡さんがエンジニア転職をした経緯やスクールの体験談など様々な内容を伺ったので、これからプログラミングを学んで転職を目指したいという人は、ぜひ参考にしてください。

選んだコース（受講期間）	・副業スタートコース（12週間） ・プログラミング教養コース（4週間）
学んだ言語/フレームワーク	HTML/CSS、JavaScript、PHP、WordPress、Photoshop
受講期間中に学んだこと	・HTML/CSSを用いたコーディング ・WordPressを用いたWebサイト制作

工場退職後スキルをつけるためプログラミング学習！コンサルタントの人柄で侍エンジニアを選んだ

ーーープログラミングに触れるまでの経緯を教えてください。

山岡：私は高校を卒業したあと、1年くらい自由に過ごしてから工場に1年半ほど勤務しました。

そして工場を退職したのを機に「何かスキルを身につけたい」と思い3か月間留学しました。ただ、英語が肌に合わず別のスキルを模索することにしたんです。当時はプログラミングの話題をよく耳にしていたため、「興味があるのでやってみよう」と学習を決めました。

ーーー最初は独学してみましたか？

山岡：最初は独学してみました。工場勤務の前にWebサイトやWebの仕組みに関する分厚い本を購入して勉強しましたが、十分に理解することは難しかったです。

また、侍エンジニア入学前にはYouTubeで「ゲームを作ろう」という動画を見て、テトリスなどを作成しながらコーディングを模写することもありました。しかし、独学では深く学ぶことが難しかったため、スクールに入学することを決めたという感じです。

ーーー数あるスクールの中で、侍エンジニアを選んだ理由は何ですか？

山岡：私はいくつかのスクールを比較しましたが、最終的に「担当コンサルタントの人柄」に惹かれて入学を決めました。

他のスクールでは「半年間のコースでスキルを習得して稼ぐ」といった営業色が強く、自分には合わないと感じたんです。その点、侍エンジニアでは「将来仕事にするかは別として興味があるならやってみよう」というスタンスで、無理なく学べると思えました。

また、月額制で学べるサービス「侍テラコヤ」を利用すれば、いつでもすぐに質問できるという環境が整っていた点も魅力的でしたね。

すぐに質問できる環境がカギ！転職活動で役立つポートフォリオも作成できた

ーーースクールでで学んで良かったことは何ですか？

山岡：何より「すぐ質問できる環境」が整っていたのが良かったです。

初心者のうちはエラーが出ても解決方法がわからず、検索しても情報が見つからないことが多いと思います。でも、侍テラコヤで質問すれば、すぐに解決できるのはとても助かりました。

ーーーモチベーションの維持方法を教えてください。

山岡：私は「画面に変化が出ること」を楽しく感じていたので、気づけば勉強していたタイプです。そのため、特に「作りたいものを決めて形にする」という過程そのものが、モチベーションに繋がりましたね。

ただ単にコーディングを模写するだけでは楽しめないので、アウトプットを意識した学習が重要だと思います。

また、週1回のインストラクターによるフィードバックも、モチベーションの維持に役立ちました。

ーーー担当インストラクターはどんな人でしたか？

山岡：私の担当インストラクターは会社員を経て、今はフリーランスとなり主に業務委託で仕事している人です。私が担当コンサルタントに「優しいインストラクターにしてほしい」と伝えたこともあってか、人柄はとても優しく、保護者のような感じで私のことを見守ってくれました。

また、コードレビューの際にはよりわかりやすくするための方法など、品質面のアドバイスをしてくれたのが印象的です。

ーーーポートフォリオはどのようなものを作りましたか？

山岡：私は今回ポートフォリオとして、自己紹介用のWebサイトを作成しました。

もともと「何か作りたい！」という気持ちが強かったため作り始めたのですが、当時は転職も視野に入れていたため、将来的に役立つものにしようとも考えていましたね。

ーーー特に何か工夫した点はありますか？

山岡：全体的な配色としては白黒を基調とし、フォントをリッチな印象にすることで、とにかく「カッコいいデザイン」というものを目指しました。

開いた瞬間に「すごい！」と思わせるデザインが好きなので、特に意識していたと思います。

ーーーつまずいたポイントはありますか？

山岡：CSSの指定どおりに文字の位置を動かせず、またスマホ・タブレット・PCそれぞれに適したデザイン調整するという対応にも苦戦した記憶があります。

特にメール送信機能の実装が難しく、バックエンドの知識が必要だったため、独学で試行錯誤しながら2日ほどかけて実装しました。

スキルを証明してSES企業にエンジニア転職！勉強し続ける習慣がついた

ーーー副業コースで学習を始めて、転職目的に切り替えた経緯を教えてください。

山岡：学習すればするほどプログラミングが面白いと感じて、本業の仕事としてやりたいという気持ちが大きくなったため、気づいたら転職先を探していたという感じです。

また、先ほどのポートフォリオを制作していた際に「自分はこの世界に向いているかもしれない」と思えたことで、より確定的になっていきました。

ーーー転職活動はどのように進めましたか？

山岡：私の場合は、だいたい受講5か月くらいから会社のリサーチを始めていきましたね。ポートフォリオ制作と同時並行して進めていた感じです。

私は主にバックエンド領域をやりたいため、主に自分が住んでいる名古屋で転職先の会社を探しました。

インストラクターと相談しながら進められたのも良かったですね。私が決まった数の会社を毎週次回レッスンまでに洗い出していくと、インストラクターはどの会社が私に合いそうかフィードバックをしてくれました。

ーーー未経験からの転職活動で、評価されたポイントは何だったと思いますか？

山岡：先述のとおり、私はもともとバックエンドに興味があったので、SES企業を志望していることを明確に伝えられた点が評価されたのだと思います。

フロントエンドではなくサーバーや通信の仕組みを学びたいと考えており、未経験の新入社員に対する研修が充実している企業を探しました。

また、「なぜプログラミングに向いているのか」と聞かれた際に、実際の成果物を提示することでスキルの証明ができたことも大きかったですね。

ーーー最終的に、どのような企業に転職しましたか？

山岡：ザックリいうと、エンジニアを育成して派遣するSES企業です。

その企業では自社開発も行っているのですが、全体の8割がSES事業、2割が自社開発という比率になっています。その中で、私は自社開発のほうにフルコミットしている状態です。

ーーー実際に働いてみて感じたギャップは何かありますか？

山岡：プログラミングができるのは当たり前の前提で、プログラミングスキル以上に「コミュニケーション力」が求められるということを強く感じました。

実際の業務では、他のメンバーとの連携や業務理解といったスキルが非常に重要です。ここは、エンジニアになるまで持っていたイメージとは少し違う点でしたね。

ーーーエンジニアになって感じる生活面の変化はありますか？

山岡：エンジニアの業界というのはやはり技術の進歩が早いため、常に勉強して日々新しい知識をインプットする習慣がつきました。

また、プログラミング学習により論理的思考力が養われたため、仕事の優先順位を考える力も身についたと感じています。

今後はマネジメント職へ就きたい！まずは勇気を持って学習を始めてみよう

ーーー今後の目標について教えてください。

山岡：将来的には、マネジメント職（PL/PM）へ就きたいですね。

これからAIの進化によりプログラミングの自動化は進むと思いますが、本質的な設計や要件定義は人間が担う部分になると考えています。そのため、今後はマネジメント側で活躍できるようにスキルを磨いていきたいです。

ーーーエンジニア転職に興味があるものの、踏み出せない人にメッセージをお願いします。

山岡：何事もそうですが、私は基本的にやらない後悔よりやる後悔のほうが良いと思っています。

実際に取り組んでみないとわからないことはたくさんあるので、まずは1回勇気を持って学習に踏み出してみてください！