こんにちは!河出光咲希です!
今回、現在エンジニアとしてご活躍されている渡邊暁大さんにインタビューさせていただきました。
将来やりたいことがない
なんとなく入った大学生活に馴染めない
こんな風に、今の生活に違和感を感じていませんか?
今回インタビューさせていただいた渡邊暁大さんも、学生時代に同じような悩みをお持ちでした。
モヤモヤと悩んでいる、何か変えたいけど何から行動すればわからない人はぜひ読んでください。
まずは、卒業生のプロフィールをご紹介します。
わたなべあきひろ
アルバイト先のお客様に「これからの時代は英語とプログラミングだよ!」とアドバイスを受け、本格的にプログラミングを学ぶことを決意。
2016年10月から侍エンジニアマンツーマンレッスンを開始。
2017年4月から都内でWebエンジニアとして働き始める。
選んだコース(受講期間) | オーダーメイドコース(12週間) |
学んだ言語/フレームワーク | HTML/CSS、Ruby、Ruby on Rails |
受講期間中に学んだこと | ・Ruby on Railsを用いたWebアプリ開発 |
「卒業後の進路に興味が持てなかった」大学時代
インタビューに応える渡邊さん
河出:プログラミングを学習しようと思ったきっかけを教えてください。
渡邊:大学1年生の時から雀荘店でアルバイトをしていて、そのアルバイト先のお客様から「これからの時代は英語とプログラミングだ」とアドバイスを受けたのがきっかけですね。
河出:大学がきっかけとかではないんですね。
渡邊:はい。そもそも大学の専攻も国際教養学部という英語関係の学部だったのと、父の仕事の都合でアメリカに住んでいた時期もあったので、英語は得意でした。
でも、大学での授業は全て英語で、海外留学生とのディスカッションなどについていくのが大変でしたね…
おまけに、雀荘のアルバイトが夜勤だったので、サボることが多かったです…。このままズルズル大学に通い続けてもダメだと思い、大学3年の3月に自主退学しました。
河出:退学されたんですか!もったいない!
渡邊:そうですね。ただ、国際教養学部の卒業後の進路としては、外資系の商社や金融系を目指す方が多いんです。僕はそういうのにあまり興味が持てなくて…
なので、卒業のためだけにすごく頑張るメリットはあまりないと思ったんです。
河出:将来を見据えての決断だったんですね…しかし、周囲の反対など大変だったんじゃないですか?
渡邊:両親からは案外口出しされず、自分のやりたいことを後押ししてくれる感じでした。おかげで今の自分があるので、とても感謝しています。
雀荘のお客さんの一言が人生を変えた
河出:退学してからはどのように過ごしていたんですか?
渡邊:とりあえず大学卒業の資格はとっておこうと思い、通信制の大学に入学しました。大学時代は特にやりたいこともなかったので、時間の取れる通信制大学でやりたいことを探そうと思ったんです。
通信制の大学に通っている間も雀荘でのアルバイトは続けていて、その時に出会ったお客さんに言われたのが「これからの時代は英語とプログラミングだよ」だったんです。
河出:英語はクリアしていますね!「次はプログラミングだ!」となったんですか?
渡邊:本格的に興味を持ち始めたのは、実際に触ってみてからですね。
最初は、アプリ作ったら儲かるのかなみたいな、そのくらいのイメージでした。知識もなかったので、漠然と「最近エンジニアが足りないみたいだしお給料も高いのかな」という印象しかなかったですね。
でも、いざ勉強し始めてみると、パソコン上で見ているページが「こうやって作るんだ」とわかり、自分が普段使っている物の裏側が見えた感じがして面白いと思いました。
河出:プログラミングそのものというより、作る過程に惹かれたんですね。
渡邊:そうですね。工作とかすごく好きで、紙粘土で作るクレイアニメを観るのが好きでした!
あとレゴも好きでしたね。3人兄弟なんですけど、小さい頃は全然兄弟と遊ばないで、レゴを一人でガシガシやって遊んでいたと思います。小学校の図工の時間には、凝ったピタゴラスイッチを作ってやろうと思っていました。
河出:お客さんのひと言が、その気持ちを掘り起こしてくれたのかもしれないですね。
渡邊:まさにそうですね。特にやりたいこともなくてスキルのない若者は、できるだけ良い大学に入って新卒で大きい会社に入るのが目指すべきルートだと思っていたので、僕は1回そこから外れているため「どうしようかな…」という状態でした。
でも、IT系は学歴に関係なくスキル次第で良い会社にも入れて良い収入を得られると聞いて、「スキルさえ身につけられるならそんなに落ち込むことはないな」と思ったんですよね。
独学の挫折「エラーが解消できない」
河出:プログラミングはどのように学習されてたんですか?
渡邊:最初は、独学で1か月くらい勉強しましたね。まずは、HTMLから取り掛かり、やってみたら意外と簡単だと思ったのでCSSも勉強しました。
ドットインストールのレッスンも一通りやってみたところで、これらはプログラミング言語ではないということを初めて知りました。
サーバーサイドの言語も独学でできるかもしれないと思いましたが、そこで挫折しました。エラーが出て絶対間違っているのはわかるのに、調べてもどこが間違っているかわからないことが多くて…
ただ、独学でプログラミングの学習を進める過程で、フリーランスエンジニアという職業を知り、自分の理想とするワークライフバランスを実現できそうだと感じて目指すようになりました。
「悩んでる時間って意味ないかも」スクールに通う決意
河出:フリーランスエンジニアを志望していたんですか?
渡邊:そうですね。フリーランスエンジニアという職業を知った時は、「何だこの素晴らしい職業は!なるしかない!」という感じでしたね。そこから本格的にプログラミングを勉強しようと思い、SAMURAI ENGINEERのマンツーマンレッスンに申し込みました。
独学しようか悩んでいる時間はあまり意味がない、スクールに通ったほうがいいと思ったんです。
河出:スクールは結構調べたり、無料体験に行ったりしたんですか?
渡邊:比較はしましたね。最終的に、仕事獲得サポートなど未経験者へのサポートが最も充実していたのと、フリーランス志望者に手厚い印象を受けて、SAMURAI ENGINEERに決めました。
マンツーマンレッスンというのもかなり魅力的でしたね。
河出:マンツーマンレッスンを受けてみていかがでしたか?
渡邊:プログラミングを最短距離で習得できたと思います。いつでも有識者に質問できる環境がとても良かったですね。
最初のうちは自分一人でどれだけ考えても解決できないことが多いので、どうしても解答待ちになってしまうのですが、マンツーマンであれば「質問→解答→改善」というサイクルが早く回せて効率的でした。
また、一方的に教わるだけの講義形式ではなく実践形式だったので、仕事の現場でも生かせる実力が身についたと思います。
- 大学の専攻と自分のビジョンが合わない
- 独学で挫折
- 本格的に学習するならスクールだと思った
- 様々なスクールを比較検討
- サポートが充実している侍エンジニアにした
というポイントからSAMURAI ENGINEERを選んだ渡部さん。
しかしスクールと一言に言っても、今は様々なプログラミングスクールが存在しています。比較検討して、しっかり自分にあったスクールを見つけるのが大切です。
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無料カウンセリングの詳細を見る学習中、わからないところは麻雀で例える
河出:「実践」ということは、何かアプリやサイトなどを作成したんですか?
渡邊:Ruby on Rails Tutorialというオープン教材を使って簡単なTwitterみたいなアプリを作成しました。
ユーザー登録やログイン・ログアウト、投稿やフォロー機能が作れるんです。それを作る中でRubyを勉強しようという感じでした。そこにプロフィール機能を追加したり、レイアウトを大幅に変更したりして、オリジナルの作品を作成していきましたね。
もともとは素っ気ない感じでしたが、背景画像を足したり、自動作成されたユーザーのツイートをランダムで表示させたりすることで見栄え良く仕上げました。
河出:プログラミング未経験からそこまで作るのはすごいですね!苦労したことはありましたか?
渡邊:プログラミング学習で全般的にあることですが、有識者に「これはこういうものなんだ」と言われても、自分でイメージが沸くまで全然わからないんですよね。
有識者の言っていることはわかりますが、いざそれを自分で再現できるかと言われたら、多分できないことだと思うんです。最初の頃は、そのイメージが沸かなくて苦労しましたね。
河出:なるほどですね。それはどうやって克服したんですか?
渡邊:もちろんインストラクターのサポートがあってこそだと思うんですけど、実際にプログラミングをやっていく中で克服した感じでした。
学習効率の話になりますが、1回聞いて何となく理解して実際再現してみることでしか上達しないと思うんですよ。
例えば、Twitterの機能でツイートを反映させるプログラムの根本的な動作は、どの言語もあまり変わらないです。だから、自分でその根本的な動作を理解して再現したことがあるかどうかが、能力向上に繋がるかの決め手になると思います。
河出:なるほど。そんなサポートをしてくれたインストラクターさんはどんな方でしたか?
渡邊:すごく優しかったです!インストラクターも麻雀が好きだったので、たまに話の例えに麻雀を混ぜてくることがありました笑
後で知ったのですが、入学当初インストラクターを決める際に、麻雀という共通点があるインストラクターを選んでいただいたみたいです。
河出:麻雀で例える…?具体的にどんな例え話があったんですか?
渡邊:僕はレッスンでRubyを勉強していたのですが、Rubyであらかじめ用意されているメソッドがあるんですね。
僕が「このメソッドはもともと用意されてあるものですが、自分で書いていないのに何で使えるんですか?」と聞いた時に「それは知らなくていいです」と言われたんですよ。
「なんでですか?」と聞いたら、「自動雀卓が何で牌を積んでるか分からなくても麻雀ができるのと同じことです」と言われたんです。「あぁ、なるほどな〜!」と思いました。笑
河出:それは麻雀好きならではの例えですね!笑
渡邊:他にも沢山アドバイスをいただきながら、作品を作ることができました!
就職活動の面接で「これだけ作れる」というのをアピールする時に、インストラクターから「ここのレイアウトを変えたほうがいいよ!」などと、アドバイスをもらって完成させました。
3ヶ月のプログラミング学習でエンジニアとして就職
河出:そして3ヶ月の学習を終えてエンジニアとして就職されたんですね。
当初の目標であったフリーランスではなく、就職を選んだのはなぜですか?
渡邊:いきなりフリーランスエンジニアになるより、まずは現場で下積みをしようと思ったんです。まだまだスキル不足なのを感じていたので…
河出:実際に仕事をしてみていかがでしたか?
渡邊:最初はかなり不安でしたね。僕が学習したのはRubyだったのですが、未経験でRubyを活かせるところが思ったより少なくて…結局Javaをやることになったんです。
でも就職の相談をした時、インストラクターが「言語もフレームワークも原則的には似たものだから、一つ覚えれば他の言語は方言みたいなもので、すぐ覚えられる」と言っていたのを思い出しました。
言われた時はあまりピンと来なかったのですが、勤め先の研修でJavaを学習した時、周りの人と比べてキャッチアップが速かったんです。これは自分でコードを書いて動かしてみて、自分で確認した経験があったからだと思ったんです。
この時、「インストラクターが言っていたのはこれだったんだ!」と腑に落ちました。
「何も一つの会社に依存する必要はない」という気づき
河出:プログラミングを学んで一番変化したことはなんですか?
渡邊:普段何気なく使っているWebサービスやメディアを「作る側の視点」で見るようになりました。プライベートでもついGoogle Developer Toolsを開いてしまうのは、プログラミングを学ぶ前からでは考えられませんでしたね。
Google Developer Tools
Google Developer Toolsとは、Google Chromeに搭載されたサイト解析ツールの名称です。このツールを利用すると現在表示しているページのバックグラウンド情報を閲覧できます。また、HTMLやCSSを編集して表示の変化を確認したり、JavaScriptの挙動を確認したりすることもできます。
河出:確かについ開いちゃいますね(笑
変化だけでなく、プログラミングを学んで得られたことはありますか?
渡邊:「自分には技術者として生きる選択肢があり、一つの会社に依存する必要はない」という価値観を得たことが一番大きいですね。
SAMURAI ENGINEERに入学を決めた時から、これでなんとかなるだろう!という安心感がありました。笑
キャリアを積んで、ゆくゆくはフリーランスエンジニアに
河出:これからの展望や目標は、やはりフリーランスエンジニアですか?
渡邊:そうですね!ゆくゆくはフリーエンジニアとして活躍したいと思っています。そのためにも、まずは今の会社勤めで経験とスキルをしっかり身につけるのが目標です。
河出:今がフリーランスエンジニアへの第一歩ということですね。
最後に、これから第一歩を踏み出そうか迷われている方に一言お願いします!
渡邊:僕は、SAMURAI ENGINEERでの3か月間のプログラミング学習で、エンジニアとして就職することができました。
これから就職しようと思う学生の方々は、自分の生きる道を限定しないでください。「大学を出たら新卒で大手に行くものだ」という風に視野を狭めないで欲しいです。
少し脱線したからといって死ぬわけではないですし、他にも生きる道はあります。自ら可能性を限定しないで欲しいです。この道で生きていけなかったら終わりと思わないで、ぜひ視野を広げてみてください!
人は思ったより自由に生きられますよ!笑
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