こんにちは。松崎 新です。
プログラミングスクールに行こうか迷っている
プログラミング学習のモチベーションが続かない
こんな悩みをお持ちではないですか?
今回、侍エンジニアの一流インストラクターである高城晃一さんにインタビューをさせていただきました。
エンジニアになったきっかけや、受講生の学習のサポート方法など、幅広くお聞きしました。
それでは、早速ご紹介していきましょう!
【得意言語】
PHP
【使用可能言語】
JavaScript、Ruby
6ヶ月セブ島でプログラミング学習に専念
松崎:プログラミングを勉強しはじめたきっかけを教えてください。
高城:プログラミングの勉強を始めたのは、社会人になり2年ほど経った頃ですね。
実は、学生の頃は生物学の研究をしていたんです。
就活の時に、職の幅を広げて行きたいと思い、もともと興味のあったIT系も見ていたところ、アプリ企画なんかが面白そうだなと興味を持ち、企画職で新卒として入社をしました。
それから2年がたち、アプリのディレクションもできるようになりました。一方、プログラミングなどの技術的な知識不足がきっかけでエンジニアさんと行き違いになることも時々ありました。
また、この先5,10年後ももしディレクターとして名乗る人になるなら、技術的な視点で幅広く見るスキルも必須になると思ったことが主な理由です。
松崎:仕事でつまづいたことがきっかけだったんですね。どのように始めていきましたか?
高城:最初は会社の同期に教えてもらいつつ、企画サイドを何人か集めて勉強会を開いたり、エンジニアさんにも直接教えてもらいました。
独学ではドットインストールやプロゲートを触りながら、進めて行きました。
ただ、仕事をしながら独学を進めていて、忙しかったので週に2時間の勉強で身につかないなあと考えていた矢先、ITのスタートアップの会社で、目を引く「未経験のエンジニア採用」の募集がありました。
内容としては、入社前にセブ島で半年エンジニアになるためのプログラミングをみっちり教えてくれるとのことでした。
スキルを身につけるには環境を変えるのが一番早いかなあと考えていた矢先のことだったので、すぐに応募しました。
松崎:その求人を見つけて、セブへいくことになったんですか?
高城:はい!入社前の研修でセブへ半年エンジニアの修行ができるという、少し変わった会社でした。
人気なんだろうなと思いながらダメ元で面接を受けて行ったら、なんと受かりました。後で聞いたら30倍の倍率だったそうです。
「セブへ行ける」と決まってから出発が翌月だったので、当時働いていた会社に言って、退職しました。
そして僕のセブ島でのプログラミング修行が始まりました。ゴリゴリ、かつ楽しく勉強をさせてもらいました。
半年後に帰国し、晴れてエンジニアとして就職しその会社では2年間お世話になりました。
セブ島で得た経験を活かしてフリーランスエンジニアから起業へ
松崎:面接に受かってから、急ピッチだったんですね。セブでの生活はどうでしたか?
高城:めちゃくちゃ最高でしたよ!ビーチがすぐ近くにあって、何にも変えがたい、貴重な体験をさせてもらいました。
仲間ができて、最高のインストラクターさんたちがいて。
今でも、その時にお世話になった方々と交流していて、情報交換をしたり、インストラクターの方が日本に帰ってきた時は飲みに行ったりもしていますよ。
松崎:セブで得たものが豊富にあったんですね!現在は何のお仕事をされていますか?
高城:昨年6月にセブ留学でもお世話になった会社の仕事をやめ、侍エンジニアでインストラクターをしながら半年ほどフリーランスをしています。
ゲームの運用、中小企業の業務システムの開発で受注などをしていました。
力をつけていけたので、実はセブの時の仲間とついに来月、独立をするんです!※インタビュー時2018年1月
仮想通貨関連のブロックチェーンに関する事業です。
一人一人のベストなレッスンを目指して
松崎:独立・起業されたとありますが、どうしてインストラクターをしようと思ったんですか?
高城:僕自身、最初の独学でつまづいたことが多くありましたし、一番は、将来的に教育事業もやっていきたいと考えていたことですね。
セブ島の時にインストラクターさんが手取り足取り教えてくれたお陰で今の私がいるので、身になるスキルを教えることで一人の人生が少しでもよくなるってすごく夢があるなと思っています。
松崎:生徒さんとのレッスンでの工夫されている点や、インストラクターとしても学んでいることがあれば教えてください。
高城:特にモチベーションがなかなか続かない人に対してのアプローチ方法は変えていますね。
例えば、細かくタスクの期限を切って、学校の宿題のようにします。人によって違うので、同じアプローチ方法ではなくて、一人一人変えています。
自立をさせるのは大事ですが、優秀な方は方向性をあげると自分で学びとっていかれます。
あとは、どこまで理解できているかのレベルチェックは週1回必ずしています。
この処理は何のために、こういうコードを書いていますか?何を書いてるか日本語で説明して下さい。などと聞いて、「理解しながらしているか、ただのコピペなのか?」とチェックしています。
伸びる人というのは、1教えたら10吸収する人で、そのような生徒さんの姿勢も日々学んでいます。
松崎:例えば、生徒さんのモチベーションをあげるコツとかありますか?
高城:今やっていることの先の世界を見せてあげることですね。
これを勉強した先に何が見えるか。レッスンの時に、新しい技術の話を織り交ぜて、プログラミングができることによって見える世界が変わることを実感してもらったりします。実際そうですから。AIとか、ブロックチェーンとか、新しい技術って一見難しそうだけど、その基礎の基礎を今やってるんだよとか。とかって。
今勉強していることが、今後の新しい技術の基礎なんだということを伝えています。
松崎:侍ならではの働き方の魅力を教えてください。
高城:他のプログラミングスクールのクラス形式ではなく、Skypeでのマンツーマンレッスンがメインなので、フルリモートがOKなところですね。起業準備も同時にしているので、時間的制約がないところも助かっています。
しっかりと生徒さんとコミュニケーションを取ることさえ出来れば、時間と場所を問わずに自由に働けるので大変良いシステムだと思います。
生徒さんのペースに合わせて柔軟かつ一番効率的な指導を行えることもやりがいがあります。
松崎:プログラミングを学ぶ上で最も重要なことや、一緒に身につけられるスキルは何だと思いますか?
高城:重要なことは、少しだけでも毎日続けることだと思います。
一緒につくスキルは、論理的思考力と情報収集能力だと思います。
例えば、どういう経緯で今の状態になっているか?後から起こる問題は何か、などといった課題を分解する力や自分の悩みの問題解決のスピードも格段に上がっていきます。
情報収集能力は、ネット上で効率よく自分が知りたいものを素早く見つける能力です。仕事やプライベートに必ず活きるので、僕は全員プログラミングを学んだ方がいいと思っています(笑)
松崎:最後に、侍エンジニアブログを見ている皆様へメッセージをお願いします!
高城:プログラミングを学ぶことで見える世界が変わります!
プログラミングという言葉は難しく感じるかもしれませんが、そんなことはありません。私もプログラミング初心者でしたが、インストラクター業務を通じて、少しでも自分自身が経験しているエンジニアの楽しさを伝えられたらと言う思いでやっています。
難しいと思って足踏みするのは時間の無駄です。また、プログラミングをやっといて損することは絶対ないと思っています。
侍エンジニアでは無料カウンセリングなんかもありますし、まずは一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?
一緒に頑張っていきましょう!
高城さん、ありがとうございました!
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