この記事では、選び方や作り方も交え、簡単にアプリが作れるおすすめツールを紹介します。
手間をかけずにアプリを開発してみたい…
簡単にアプリが作れるツールとかってないのかな?
プログラミングの知識やスキルが必要だというイメージから、アプリを作ろうか悩んでいる人は多いですよね。
実のところ、現在はIT技術の進歩とともに、アプリ開発を手助けしてくれるさまざまなツールが生まれています。そのためツールを活用すれば、プログラミング初心者でも簡単にアプリが開発できるのです。
そこで、この記事では簡単にアプリが作れるおすすめツールを、選び方も交えて紹介します。ツールを用いたアプリの作り方も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
- シンプルな機能のアプリなら無料ツールで簡単に作成できる
- 機能やデザインも重視したいなら有料ツールの活用がおすすめ
- ツールは簡単にアプリを開発できる反面カスタマイズには不向き
開発ツールを活用すればアプリは簡単に作成できる
冒頭で触れたとおり、開発ツールを活用すればアプリは簡単に作成可能です。
アプリ開発ツールでは、ツール内にあらかじめ用意されているプログラム(コード)を使います。コードを記述せずにパーツを組み合わせるような感覚で開発を進められるため、ノーコードツールとも呼ばれています。
そのため、ツールを活用すれば高度なプログラミングの知識や特別な開発環境の構築なしに、アプリ開発が可能です。
しかし、開発ツールはツールごとに作れるアプリの種類や機能が異なるだけでなく、無料・有料でも違いがあります。希望する機能がない場合は、プログラミングを使い自分でカスタマイズしなければならないデメリットも持ち合わせています。
上記理由から、無料ツールよりも有料ツールのほうが開発の幅は広がります。開発ツールを選ぶ際は自分が作りたいアプリの機能が網羅されているか、事前にしっかりと確認しておくことが必要です。
次の記事では、開発ツールを利用して作られたアプリの成功事例を紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
→ ノーコードで作られたアプリの成功事例18選【サービス別】
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開発の難易度は作りたいアプリごとで異なる
アプリ開発の難易度は、どのような規模のアプリを開発したいかによって異なります。
X(旧:Twitter)やYouTubeといった、さまざまな機能が内蔵されている大規模なアプリ開発は非常に難度が高いですが、自分好みのメモアプリやスケジュール管理アプリなど、小規模なアプリ開発であれば1人でも制作は可能です。
アプリ開発の前に、1つのアプリにどれだけの機能を持たせるかを考えてみましょう。機能数の多さが難易度につながります。
シンプルなアプリを作るなら無料ツールがおすすめ
メモアプリやスケジュール管理アプリといった、比較的シンプルな機能のアプリを作るのであれば、無料ツールを活用するのがおすすめです。シンプルな機能のみのアプリであるなら、無料ツールが提供している機能の範囲内で作れる場合が多いため、有料ツールを選択する必要がありません。
しかし、無料の場合ツール内に広告が掲載されていることが多いだけでなく、解放されている機能が少ない場合もあります。そのため、開発できるアプリの範囲が限定されてしまうので、自分が求める機能があるか事前の確認が必要です。
なお、次の記事ではおすすめの無料アプリ開発ツールを紹介しているので、あわせて参考にしてください。
→ 無料のアプリ開発ツールおすすめ7選!失敗しない進め方も紹介
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機能やデザインを重視するなら有料ツールがおすすめ
カメラやカレンダー連携などの機能やデザイン性が高いアプリを作りたい人には、有料の開発ツールがおすすめです。
有料ツールは豊富な機能を備えており、カスタマイズ性が高いだけでなく、デザインにも手を加えられます。外部ツールとの連携が可能なアプリ開発も可能です。そのほか、有料ツールであれば広告がついてないものがほとんどで、煩わしさを感じることもありません。
ただし、豊富な機能を扱える分、有料ツール自体の使用方法は複雑となるため、ツールの使い方を覚えるのに多くの時間を要する可能性がある点には注意が必要です。
開発ツールで作れるアプリの主な種類
ここからは、開発ツールで作れるアプリの主な種類を、3つにまとめて紹介します。
スマホ(iPhone/Android)アプリ
スマホアプリはiPhoneやAndroidデバイス向けに作られるアプリケーションです。自分が所持しているデバイスにダウンロード、インストールして利用するタイプのアプリです。
後述するWebアプリとは異なり、アプリのインストール後は、インターネット通信を必要としないものもあります。
モバイルデバイスに搭載されているタッチインターフェースやカメラ、GPSなどの機能を活用したアプリの作成ができるという特徴もあります。
Webアプリ
Webアプリは、Webブラウザ上で動作するアプリケーションです。Web技術を用いて構築されているため、インターネットに接続さえできれば誰でも利用できる特徴があります。
裏を返せば、インターネット接続していないと利用できないというデメリットもあります。
Webアプリについてより詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。
→ Webアプリケーションとは?仕組みや開発の流れ、サービス例も紹介
デスクトップアプリ
デスクトップアプリは、WindowsやmacOSなどのデスクトップOS上で動作するアプリケーションです。スマホアプリと同様で、パソコンにインストールして利用します。
インターネットに接続しなくても動作するものもあれば、インターネットに接続しなければ動作しないものもあり、多種多様です。
デスクトップアプリはOSごとに必要な開発環境が異なるだけでなく、開発においてプログラミングの知識が必要となることが多いため、難度も高い傾向にあります。
簡単にアプリが作れるおすすめツール5選
ここからは、簡単にアプリが作れるおすすめツールを、厳選して5つ紹介します。
appypie
こんな人におすすめ | プログラミング知識なしにスマホアプリを作りたい人 |
料金 | 月額1,800円~ |
作れるアプリ | モバイルアプリ(iPhoneアプリはプラチナプラン契約者のみ作成可能) |
appypieはドラッグ&ドロップで簡単にアプリを作成できる、ノーコードプラットフォームを提供している開発ツールです。
初心者にも使いやすい豊富なテンプレートとウィジェットが用意されており、専門的なプログラミングの知識を必要としません。
Adalo
こんな人におすすめ | デザインや機能にこだわったスマホアプリを開発したい人 |
料金 | 月額45ドル~(無料プランあり) |
作れるアプリ | ・モバイルアプリ ・Webアプリ |
Adaloは、直感的な操作のみで作成やカスタマイズができ、豊富なテンプレートを活用することでプログラミングをせずにアプリケーションを開発できるツールです。
Adaloは、WebアプリをはじめiPhone、Androidアプリまで、どのアプリ開発も同一料金内で行うことができます。
bubble
こんな人におすすめ | ・無料版のみで開発を試してみたい人 ・有料版で本格的な開発を行いリリースしたい人 |
料金 | Starterプラン 月額29ドル~(無料プランあり) |
作れるアプリ | ・高度なアプリ開発 ・AIと連携させたアプリ開発 |
bubbleはノーコードでデザイン性や機能性が高いアプリ開発ができる開発ツールです。無料プランでも多くの機能を利用した開発が行えます。
ほかの開発ツールと大きく異なる点は、アカウントごとに料金が発生するわけでなく、開発するアプリごとに料金が発生する仕組みです。bubbleで作成したアプリをリリースするためには、有料プランに加入しなければなりません。アプリを実際にリリースするときがきたら、有料版へ移行するのがおすすめです。
Glide
こんな人におすすめ | スプレッドシートやCSVのデータを利用したアプリを作りたい人 |
料金 | Makerプラン 月額49ドル~(無料プランあり) |
作れるアプリ | データベースと連携した管理アプリ |
Glideは、コーディングなしでソフトウェア開発が可能なノーコードアプリです。スプレッドシートやデータベースに保存されている既存のデータと連携した開発を行うことができる特徴があります。
ビジネス用のデータ管理アプリをドラッグ&ドロップの簡単な操作で素早く作成できますが、多少プログラミングやデータベースに関連した知識を必要とします。
Monaca
こんな人におすすめ | アプリ作り初心者、本格的なアプリ開発をしたい人 |
料金 | Proプラン 月額2,160円~(無料プランあり) |
作れるアプリ | カスタマイズを駆使したアプリ |
Monacaは、iOS、Android、Webのどれでも使えるハイブリッドアプリが作成できます。クラウド上に開発環境を用意してくれるので、面倒な環境構築は一切必要ありません。1からアプリを作る事もできれば、テンプレートを利用すればすでに1つのアプリとして動作する状態からスタートもできます。
カスタマイズする場合は、通常の開発と同じようにコードを書いていく必要がありますが自由度は高く、どのようなアプリでも作ることができます。すでに稼働しているアプリを改良していくこともできるので、プログラミングを学習したい方やアプリ開発を体験したい方にはぴったりです。
自力でアプリ開発をしたい人は
細部までこだわったオリジナルアプリを開発したい!
中にはそう感じている人もいるかもしれませんね。ツールは確かに非常に便利ですが、冒頭で述べたとおり、融通がきかない部分もあります。なので、細部までトコトンこだわったアプリを開発するには、少なからず自分でプログラミング言語を学ぶ必要があるでしょう。
iOSアプリはSwift、AndroidアプリはJavaなどが主なプログラミング言語になりますが、これらの言語は比較的難易度が高いため、独学では挫折してしまう可能性も高いです。
事実、弊社の調査では
- 不明点を聞ける環境になかった
- エラーが解決できなかった
- モチベーションが続かなかった
などの理由から、87.5%が「プログラミング学習で挫折や行き詰まりを感じた」と回答しています。
また、こうした背景もあってか、弊社がプログラミングに興味がある人100名へ実施した別の調査では
- 確実にスキルを身につけられると思ったから
- 独学では不安がある
- 効率よく学べそう
などの理由から、61%が「プログラミングの勉強を始めるならスクールを選ぶ」と回答しています。
加えて、プログラミングスクールの卒業生に「独学ではなくスクールを活用した理由」を聞いたところ「できるだけ短い期間でITエンジニアへの転職や副業に必要なスキルを身につけたかった」という回答も多く寄せられました(※1)。
上記から、1人でプログラミングスキルを習得できるか不安な人や短期間でスキルを習得したい人ほど確実性を求め、現役エンジニアといったプロの講師に質問できるプログラミングスクールを利用する傾向にあるのがわかります。
いざ独学でプログラミングを学び始めても、勉強の最中に挫折しまっては学習にかけた時間を悔やむだけでなく「アプリの開発って思っていたよりも難しいんだな…」と開発自体を諦めかねません。
仮にわからないことを飛ばしながら勉強を進めたとしても、ITエンジニアへの転職や副業での収入獲得を実現できる実践的なスキルが身につかなければ、結局後悔することになります。
そこで、おすすめしたいのが「SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)」です。
分割料金 | 一括料金 | 受講期間 |
---|---|---|
4,098円~ | 16万5,000円~ | 1ヶ月~ |
- 転職・副業・独立などの目的に特化したコースあり
- 累計指導実績4万5,000名以上
- 給付金活用で受講料が最大80%OFF
侍エンジニアをおすすめする最大の理由は「挫折しづらい学習環境」にあります。
先ほど述べたとおり、独学者の多くは自力で不明点やエラーを解決できないためにプログラミング学習を挫折しています。そのため、未経験者が現役エンジニアのようなプロに質問や相談できない状況で、プログラミングスキルを習得するのは非常に難易度が高いといえます。
しかし、侍エンジニアでは
- 現役エンジニア講師によるマンツーマンレッスン
- 現役エンジニアに質問できるオンラインでのQ&Aサービス
- 不安や悩み・勉強の進み具合を相談できる学習コーチ
といったサポート体制を整えているため、学習中に出てきたわからないことや不明点をいつでも相談可能です。「受講生の学習完了率98%」「転職成功率99%」という実績からも、侍エンジニアなら挫折しづらい環境で学習を進められるといえます。
また、最大70%OFFで受講可能な「給付金コース」を提供中。金銭面での支援を受けつつ、理想のキャリア実現に向けたスキルの習得から、転職活動・就業後のフォローアップ(※2)までの一貫したサポートを受けられます。
※2:転職後の1年間、転職先での継続的な就業や転職に伴う賃金上昇などのフォローアップ
学習と金銭面をどちらもサポートしてくれる侍エンジニアなら、未経験からでも安心してLinuxやプログラミングを活かせるITエンジニアへの転身を実現できますよ。
公式サイトで詳細を見るまとめ
本記事では、アプリ開発ツールの概要や無料と有料の違い、おすすめのツールなどを3つのトピックに分けて解説しました。
開発ツールには、コーディングが一切不要で素早くアプリを作れるものから、自由にプログラミングでカスタマイズできるものまであります。シンプルな機能のアプリなら無料ツールで簡単に作成できるので、ぜひ一度アプリ作りを経験してみてください。
本記事の解説内容に関する補足事項
本記事はプログラミングやWebデザインなど、100種類以上の教材を制作・提供する「侍テラコヤ」、4万5,000名以上の累計指導実績を持つプログラミングスクール「侍エンジニア」を運営する株式会社SAMURAIが制作しています。
また、当メディア「侍エンジニアブログ」を運営する株式会社SAMURAIは「DX認定取得事業者」に、提供コースは「教育訓練給付制度の指定講座」に選定されており、プログラミングを中心としたITに関する正確な情報提供に努めております。
記事制作の詳しい流れは「SAMURAI ENGINEER Blogのコンテンツ制作フロー」をご確認ください。
この記事の監修者
フルスタックエンジニア
音楽大学卒業後、15年間中高一貫進学校の音楽教師として勤務。40才のときからIT、WEB系の企業に勤務。livedoor(スーパーバイザー)、楽天株式会社(ディレクター)、アスキーソリューションズ(PM)などを経験。50歳の時より、専門学校でWEB・デザイン系の学科長として勤務の傍ら、副業としてフリーランス活動を開始。 2016年、株式会社SAMURAIのインストラクターを始め、その後フリーランスコースを創設。現在までに100名以上の指導を行い、未経験から活躍できるエンジニアを輩出している。また、フリーランスのノウハウを伝えるセミナーにも多数、登壇している。