【C#入門】文字列の検索方法まとめ(IndexOf/Contains/StartsWith)

こんにちは!エンジニアの中沢です。

C#には文字列を検索するために、「IndexOfメソッド」、「Containsメソッド」、「StartsWith、EndsWithメソッド」などの様々なメソッドがあります。

目的に応じて使い分けることができるので、上手く活用してください。

この記事では、

・文字列の検索とは
・IndexOfメソッドでインデックスを取得する方法

という基本的な内容から、

・Containsメソッドで文字列が含まれているか判定する方法
・StartsWith、EndsWithメソッドで始まりと終わりの文字列を判定する方法

などの応用的な使い方に関しても解説していきます。

今回はこれらの方法を覚えるために、文字列を検索する方法をわかりやすく解説します!

目次

文字列の検索とは

文字列を検索するためには、「IndexOfメソッド」、「Containsメソッド」、「StartsWith、EndsWithメソッド」などの様々なメソッドがあります。

検索した文字列のインデックス番号の取得や、文字列が含まれているかどうかの判定、始まりと終わりの文字列の判定などができます。

この記事では、それぞれの検索方法を順番に解説していきます。

IndexOfメソッドでインデックスを取得する方法

ここでは、IndexOfメソッドでインデックスを取得する方法を解説します。

IndexOfメソッドは指定した文字が見つかった場合には、「0」から始まるインデックス番号を返します。

見つからなかった場合は「-1」を返します。

次のプログラムで確認してみましょう。

using System;

namespace Sample
{
  class Sample
  {
    static void Main()
    {
      string str = "Hello World!";
      string target = "l";
      
      int num = str.IndexOf(target) + 1;
      
      if(num > 0) {
        Console.WriteLine("{0}は{1}番目にあります", target, num);  
      } else {
        Console.WriteLine("{0}は見つかりませんでした", target);
      }
      
      Console.ReadKey();
    }
  }
}

実行結果:

lは3番目にあります

このプログラムでは、IndexOfメソッドを使って「l」の位置を検索し、そのインデックスを取得しています。

IndexOfメソッドの詳しい使い方はこちらの記事で解説しているので、ぜひ確認してください。

Containsメソッドで文字列が含まれているか判定する方法

ここでは、Containsメソッドで文字列が含まれているか判定する方法を解説します。

Containsメソッドは指定した文字列が含まれる場合には「true」、それ以外は「false」を返します。

次のプログラムで確認してみましょう。

using System;

namespace Sample
{
  class Sample
  {
    static void Main()
    {
      string str = "Hello World!";
      string target = "W";
      
      if(str.Contains(target)) {
        Console.WriteLine("{0}が見つかりました", target);  
      } else {
        Console.WriteLine("{0}は見つかりませんでした", target);
      }
      
      Console.ReadKey();
    }
  }
}

実行結果:

Wが見つかりました

Containsメソッドの詳しい使い方はこちらの記事で解説しているので、ぜひ確認してください。

StartsWith、EndsWithメソッドで始まりと終わりの文字列を判定する方法

ここでは、StartsWithメソッドとEndsWithメソッドで始まりと終わりの文字列を判定する方法を解説します。

StartsWithメソッドとEndsWithメソッドは、引数に検索する文字列を指定します。

次のプログラムで使い方を確認してみましょう。

using System;

namespace Sample
{
    class Sample
    {
        static void Main()
        {
            string str = "SamuraiEngineerJuku";

            if (str.StartsWith("Samurai"))
            {
                Console.WriteLine("前方一致しました");
            }
            else
            {
                Console.WriteLine("前方一致しませんでした");
            }

            if (str.EndsWith("Juku"))
            {
                Console.WriteLine("後方一致しました");
            }
            else
            {
                Console.WriteLine("後方一致しませんでした");
            }

            Console.ReadKey();
        }
    }
}

実行結果:

前方一致しました
後方一致しました

StartsWithメソッドとEndsWithメソッドの詳しい使い方はこちらの記事で解説しているので、ぜひ確認してください。

Listの要素を検索する方法総まとめ

この記事では文字列を検索する方法を解説しました。

Listの要素を検索する方法についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひ確認してください。

まとめ

いかがでしたか?

今回は文字列を検索する様々な方法を解説しました。

文字列のインデックス番号の取得や存在するかどうかの判定など、状況に応じて使い分けてくださいね。

もし、文字列を検索する方法を忘れてしまったらこの記事を確認してください!

この記事を書いた人

【プロフィール】
DX認定取得事業者に選定されている株式会社SAMURAIのマーケティング・コミュニケーション部が運営。「質の高いIT教育を、すべての人に」をミッションに、IT・プログラミングを学び始めた初学者の方に向け記事を執筆。
累計指導者数4万5,000名以上のプログラミングスクール「侍エンジニア」、累計登録者数1万8,000人以上のオンライン学習サービス「侍テラコヤ」で扱う教材開発のノウハウ、2013年の創業から運営で得た知見に基づき、記事の執筆だけでなく編集・監修も担当しています。
【専門分野】
IT/Web開発/AI・ロボット開発/インフラ開発/ゲーム開発/AI/Webデザイン

目次