こんにちは!ライターのナナミです。
WEBサイトを作っていて、文字の色を変えたいなー、なんて思う時ありますよね。
どんな指定ができるのかわからない…
そんな方必見、今回は文字の色を指定するcolorについて解説していきます。この記事は下記の流れで進めていきますね。
- 【基礎】文字の色を変更するcolorとは?
- 【基礎】colorの使い方
- 【応用】指定できる色の種類
- 【応用】文章の一部だけ色を変える
- 【応用】色選びに困った時のお役立ち情報
文字色の調整は読みやすさ、雰囲気作りに大きく影響してきます。文字色マスターになって、素敵なサイトを作れるようになっちゃいましょう!
文字色を変えるcolorプロパティとは?
文字の色を変更する、となると「font color」とかで指定するのかな?と思っている方もいるのではないでしょうか。
ところが、文字の色を指定するプロパティはcolorです。割とシンプルですね。
デフォルトは真っ黒な文字が表示されますが、colorで色を指定すると、何でも好きな色に変更できます。ちなみに文字の色だけでなく、borderの線の色も変わります。豆知識として覚えておいてください。
colorプロパティの使い方
colorの使い方は簡単。文字の色を指定したい要素に、下記のように指定をするだけです。
CSS
セレクタ{ color:色の指定; }
色の指定の部分には、カラーネームやカラーコードなどが入ります。
試しに、文章を青い文字にしてみましょう。
HTML
<div class="font_test"> こんにちは。<br> 私の名前はナナミです。<br> 音楽を聴くのが好きです。<br> 特に邦ロックが大好きです。 </div>
CSS
.font_test { font-size: 20px; /* 文字サイズ指定 */ color: #2196F3; /* 文字色指定 */ }
今回はカラーコードで指定してみました。
colorプロパティで指定できる色
colorに限らず、WEBで色を指定するときに使える記述はいくつか種類があります。よく使う4種類を、さくっと紹介していきますね。
種類 | 説明 | 記述例 | 見栄え |
---|---|---|---|
カラーネーム | 色の名前を明示的に記述し、指定します。 | color: blue; | |
カラーコード | 「#数字」という形式で各色に与えられたコードで指定します。 | color: #2196F3; | |
RGB | 赤、緑、青の色の混ざり具合で指定します。 | color: rgb(76, 175, 80); | |
RGBA | 赤、緑、青に加え、透明度の指定をすることができます。 | color: rgba(156, 39, 176, 0.3); |
色については、下記の記事でもう少し細かく解説しています。よかったら併せて読んでみてくださいね。
文章の一部だけ色を変える
この記事のように、文章の一部だけ文字の色を変えたい…という時って結構ありますよね。こうやって強調したい時とか!
残念ながら、その一部だけをCSSで判定して色を変えたりすることはできません。こういう時は、<span>タグと併用していきましょう。<span>タグはインライン要素という要素の種類のHTMLタグです。
という方は、こちらの記事で解説をしているのでぜひご覧ください。
インライン要素であれば、文章中に入っていても…
このように、改行そのままに色付けをすることができます。
一部だけ色付けしたい時は、<span>タグにclassをつけて、そのclassに色をつけるように指定してあげましょう。
HTML
こんにちは。<br> 私の名前はナナミです。<br> <span class="font_test">音楽</span>を聴くのが好きです。<br> 特に<span class="font_test">邦ロック</span>が大好きです。
CSS
.font_test { font-size: 20px; /* 文字サイズ指定 */ color: #F44336; /* 文字色指定 */ }
文字色選びに困ったら
カラーコードが知りたい…
そんな方は、色見本のサイトなどを参照してみましょう。
単純に色を紹介しているだけでなく、イメージカラーなどでまとめているサイトなどもあります。ぜひお気に入りのサイトを見つけて、活用しちゃってください。ちなみに下記の記事で色見本サイトを紹介しています。よかったら併せて読んでみてください。
まとめ
いかがでしたか?
文字の色をちょっと変えてあげるだけで、文章の読みやすさがグッと上がりますね。基礎的なCSSですので、しっかり覚えて活用しちゃってください!