こんにちは!エンジニアの中沢です。
JavaScriptには四捨五入をするための「round関数」があります。
ほかにも「切り上げ」や「切り捨て」の計算ができるので、上手く活用してください。
この記事では、
・round関数で四捨五入する方法
・ceil関数で切り上げをする方法
・floor関数で切り捨てをする方法
という基本的な内容から、
・桁数を指定して四捨五入する方法
などの応用的な使い方に関しても解説していきます。
今回はこれらの方法を覚えるために、四捨五入の計算のさまざまな使い方をわかりやすく解説します!
round関数で四捨五入する方法
ここでは、round関数で四捨五入する方法を解説します。
round関数は引数に四捨五入したい値を指定します。
次のプログラムで確認してみましょう。
var num = 123.456; console.log(Math.round(num));
実行結果:
123
このようにして、四捨五入することができました。
ceil関数で切り上げをする方法
ここでは、ceil関数で切り上げする方法を解説します。
ceil関数は引数に切り上げをしたい値を指定します。
次のプログラムで確認してみましょう。
var num = 123.456; console.log(Math.ceil(num));
実行結果:
124
このようにして、切り上げをすることができました。
floor関数で切り捨てをする方法
ここでは、floor関数で切り捨てする方法を解説します。
floor関数は引数に切り捨てをしたい値を指定します。
次のプログラムで確認してみましょう。
var num = 123.456; console.log(Math.floor(num));
実行結果:
123
このようにして、切り捨てをすることができました。
桁数を指定して四捨五入する方法
ここでは、桁数を指定して四捨五入する方法を解説します。
round関数では桁数を指定できないので、事前に10倍して四捨五入した後に、1/10にすることで小数点第2位で四捨五入することができます。
次のプログラムで確認してみましょう。
var num = 123.456; num = num * 10; num = Math.round(num); num = num / 10; console.log(num);
実行結果:
123.5
このようにして、桁数を指定して四捨五入することができました。
演算子の使い方総まとめ
様々な演算子の使い方についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひ確認してください。
まとめ
いかがでしたか?
今回は四捨五入をする方法を解説しました。
桁数を指定して四捨五入することもできるので、ぜひ活用してくださいね。
もし、四捨五入する方法を忘れてしまったらこの記事を確認してください!