この記事では、学習時の注意点も交え、プログラミングが難しいと感じる理由を解説します。
こんにちは。侍エンジニアブログ編集部の中川です。
あなたは「プログラミング」と聞くとどんなイメージを持ちますか?
専門知識ないと無理でしょ…
英数字の羅列ばかりで目が痛い…
そんなイメージを持っている人が多いのではないでしょうか? 特にプログラミングを学習して、挫折した経験のある方は難しいイメージが強いと思います。
僕も某有名学習サイトでプログラミングを勉強していたのですが、途中から謎すぎて挫折したことがあります。分からないことだらけだと学習自体にうんざりしてしまいますよね。
しかし、プログラミングを難しいと感じるのは理由があるのです。その理由と注意点を踏まえた上で学習を進めることで、プログラミングのハードルをぐっと下げることもできます。
ではなぜ難しいと感じてしまうのか、この記事ではその理由と対処法について詳しく解説していきます。この記事を読めば、プログラミング学習に対する意識を変えることができますよ。
- 習得難易度の高い言語を選ぶと学習が難しく感じやすい
- エラーにつまづく機会が多いと、プログラミングが難しいと感じやすい
- プログラミングを習得できるかは学習への時間配分が重要
プログラミングが難しいと感じる3つの理由
プログラミングについて聞くと「英数字ばかりで難しそう。」「やって見たけど、全然分からなかった。」という話がよくでます。
では、なぜプログラミング学習は難しいと感じるのでしょうか。難しいと感じる理由を知って、プログラミングに対する苦手意識を払拭しましょう。
習得難易度の高いプログラミング言語を選んでいる
「よし、プログラミングを始めるぞ!」と思った時、最初にぶつかるのがプログラミング言語選びだと思います。予備知識がない状態で、自分にあったプログラミング言語なんて選べないですよね。
また、仮に学ぶプログラミング言語が選べたとしても、気付かぬうちに習得難易度の高い言語を選んでいる可能性もあります。
そこで、「そもそもプログラミング言語ってなんぞや?」と思って調べてみました。
自然言語と同様、構文規則と意味規則で定義される。形式的ないし非形式的な仕様が実装とは独立した文書で示される言語もあれば、実装のみの言語もある。
という事らしいですが正直、「意味不明すぎ...」と思いますよね。
しかし、少し考え方を変えるだけで、プログラミング言語に対する意味不明なイメージを変える事が出来ます。プログラミング言語を簡潔に言うとコンピューターへ指示を出すための言葉です。
例えば、コンピュータに何かして欲しいと思ったとき、「これをやって欲しい」と思っているだけでは、伝わらないですよね。実際に行動してもらうためには、何をして欲しいか伝える必要があります。この何をしてほしいか伝えるものがプログラミング言語です。
しかし、コンピュータに指示を出すには、用途に沿った言語で伝える必要があります。
といったように、用途によって必要な言語がそれぞれあり、自分の目的にあったプログラミング言語を選定する必要があります。
まずは、自分の一番興味がある分野のプログラミング言語を学習する様にしましょう。
どの言語を学べばいいか分からない方は?
言語の特徴ってよくわからないし選べない!
なかには、こんな悩みをお持ちの人もいますよね。初学者にとってどのプログラミング言語を選べばいいのかわからないのは当然です。
そんな人は弊社の「プログラミング学習プラン診断」をお試しください。
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どんなプログラミング言語を学べばいいのかあいまいな人はぜひ一度お試しください。
自分にあうプログラミング言語や学習プランを診断してみるエラーが多すぎる
学習するプログラミング言語を決めて、やっとスタートラインに立ったところで、待ち構えているのが大量のエラーです。コンピュータは指示された通りの事しか出来ないので、1文字でもミスがあるとエラーが出てしまいます。
しかも、そのエラー内容が英数字の羅列で、初心者にとっては「何がエラーかすら分からない」といった事態に陥ってしまいがちです。このエラーを解決するために必要な事が、検索力です。
コツとしては、検索内容を「Pythonのエラー」といった様な抽象的なものではなく、「Pythonでコンパイル時に起きた○○というエラー」といった具合で、なるべく具体的な内容で検索して見てください。
ネット上には似た様な事例の解決方法がたくさんのっているので、エラー解決のヒントが掴めるはずです。
覚える事が多すぎる
プログラミング初心者の方で、参考書などをひたすら読んだり、ノートにひたすらコードを書き写して暗記しようとする方がいます。
しかし、作業の過程で「覚える事が多すぎて全く学習が進まない!」と感じるはずです。実際、プロのエンジニアでも、何も参考にしないでプログラミングを行える方は多くありません。
プログラミング業界は、短期間で新たな情報が生まれるため、全てのコードを暗記すると言うのは、ほぼ不可能です。では、どうすればいいでしょうか、大切なのは「手を動かすこと」です。
まずは手を動かしてコードを打ってみましょう!
すると、
- 1.エラーが出る
- 2.エラーの解決方法を検索する
- 3.解決方法に沿ってコードを修正する
- 4.エラーが解決する
といった流れになると思います。このエラーを実際に一つ一つ解決する事でプログラミングについて少しづつ理解出来るはずです!
プログラミング学習の注意点
目標は明確になっているか
プログラミング はものすごく幅の広いスキルです。目標を持たず、ただやみくもに学習を続けていると、ゴールが見えずモチベーションも下がってきてしまいます。
そこで学習する前に明確な目標を定めましょう。
- Webゲームを作りたい
- Webページを作りたい
- iOSアプリを作りたい
といったように、学習にゴールを設けることで「自分に今必要なスキルは何か」「目標を達成する為にはどうすればいいか」が明確化されるはずです。
さらに期間を設けることで目標がより具体的なものになるでしょう。大きな目標を決めたら、その目標に対してやるべきことをリスト化して目標を細分化するとより効果的です。
目標設定がうまくできない人は…
プログラミングを学ぶことが目標になってる
ただ漠然と学んでたからどうすればいいかわからない…
ありがちなのが、学習自体が目標になってしまっていることです。この場合は明確なゴールが定まっていないので、目標の細分化が難しくモチベーションの維持が難しくなってしまいます。
とはいえ、急に目標を立てろと言われても、なかなか難しいものです。そんな時は誰かに相談してみるのはいかがでしょうか。
「侍エンジニア」の無料カウンセリングではコンサルタントがヒアリングを行い、あなたにあった最適な学習プランや目標設定、学習に対する不安など何でもお答えいたします。
オンラインでも気軽にご利用いただけるのでぜひご活用ください。
無料カウンセリングを予約する学習を習慣化できているか
目標が設定されたことで自分に何が必要かがわかったと思います。
しかし、プログラミング学習を続けていると「エラーの処理を続けていくうちに、目標の意識が薄れていく。」といったようなことが、起こりがちです。
プログラミング学習に一番大切なものはモチベーションを維持することです。目標意識が薄れてしまえば、モチベーションも低下してしまいます。そこで大切になるのが、学習を習慣化することです。
では、どうすればプログラミング学習を「習慣化」できるのでしょう?
学習を習慣化するコツとして、毎日「夜7時から10時まで学習する」といったように時間を決めて、手帳などに予定を書くようにしてください。これを続けていくと「この時間はプログラミング学習の時間だ」というように体にしみ込んでいきます。
また、目標を細分化することもモチベーション維持に効果的です。学習前に「今日はここまで学習しよう」といった感じで、小刻みに目標を作り、目標を達成し続けましょう。
大きな目標を見据えつつ、目の前の小さい目標を達成していくことで、モチベーションを保つことが出来ます。
学びやすいプログラミング言語を選べているか
プログラミング言語はそれぞれで習得難度が違います。マイナーな言語を選んでしますと、学習教材が少なかったりインターネット上に情報があまり開示されていないなどの問題が発生しがちです。
いきなり難易度の高いプログラミング言語を選択するのではなく、まずはメジャーで扱いやすいプログラミング言語を学習した方がプログラミングに対する苦手意識を払拭出来るでしょう。
しかし、予備知識がないとどのプログラミング言語が良いのか分かりませんよね。
入門者向けのおすすめプログラミング言語をランキング形式でまとめた記事があるので、以下の記事を参考にしていただければあなたにピッタリの言語が見つかると思います。各言語の特徴を確認して、自分にあった言語を選んでくださいね。
なお、IT企業への転職や副業での収入獲得を見据え、独学でプログラミングスキルを習得できるか不安な人は「侍エンジニア」をお試しください。
侍エンジニアでは、現役エンジニアと学習コーチの2名体制で学習をサポートしてもらえます。
「受講生の学習完了率98%」「累計受講者数4万5,000名以上」という実績からも、侍エンジニアなら未経験からでも挫折なく転職や副業収入の獲得が実現できますよ。
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効率良くプログラミングを学習する3つのポイント
①時間の使い方を把握しよう
プログラミング言語は1つ覚えるのに約1000時間必要といわれています。一般的にその技術が得意になるまでに掛かる時間です。効率的に学習しなければ、もっと時間がかかってしまうことも、、
そこで、効率的に学習するにはどうすれば良いか気になりますよね?まず学習時にやってもらいたいのが学習時間を細かく記録しておくことです。「記録して何か意味あるの?」と思うかもしれませんが、時間を記録することは非常に重要なんです。
たとえば、
- コーディング時間
- エラー修正時間
- 動作チェック時間
の3項目で時間を記録していたとして、この記録を1週間程続けてみてください。どの項目に時間が掛かっているのか自分の課題が見えてくるようになります。
このように、毎週1週間ごとに自分が何に時間をかけているか見直すことで課題を浮き彫りに出来ます。学習時間を分析することで、「無駄な時間」を削減して効率的に学習しましょう!
時間の分析におすすめなツールがあるので1つ紹介します。
→ 「Toggle」
このツールは記録した時間を、グラフ化したり表で確認できるので時間管理が容易になります。ぜひ活用してみてください!
②検索力を鍛えよう
「検索力」と言われてもあまりピンと来ないかもしれませんが、簡単に言うとググる能力です。インターネット上にはほとんどの情報が網羅されています。
しかし、なかなか検索をかけても思った回答が出て来ないことってありますよね。あまり知られていませんが、Google検索にはたくさんの機能が付いています。
これらの機能を使いこなすことで、探している答えがすぐ出てくるようになる筈です。いくつかのコツを覚えるだけで、検索力はかなり向上します。プログラミング学習にとって、検索力はなくてはならないものです。
色々な機能を使ってみて、学習に役立ててくださいね。
エンジニアが実践するプログラミングの検索テクニックを詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。
③メモを有効に使おう
皆さんは、学習時にメモを取っていますか?「学習にメモなんて当たり前だろ。」と思うかもしれませんが、メモを取ることって学習には絶対かかせないことなんです。
特にプログラミング学習は覚えることがたくさんあって一度調べただけでは、なかなか覚えきれませんよね。そこで、メモを項目ごとにファイリングすることが必要になります。
しかし、欲しい情報をファイルからパッと出すのは難しいですよね。そんな場合はEvernoteを使ってみましょう。Evernoteは世界的に有名なメモアプリです。
Evernoteは自分のメモを他者と共有したり、検索機能が付いているのでメモから欲しい情報をすぐに出すことができます。パソコンでもスマホでもメモを共有できるので、いつでも確認可能です。
メモをEvernoteに記入するようにすれば必要な情報がいつでも閲覧できるようになるのでぜひ活用してください。
Evernoteのダウンロードはこちら
挫折なくプログラミングを学ぶなら
ここまで記事を読んできた人のなかには、
独学でプログラミングを習得できるかな…
途中で挫折したらどうしよう…
と不安な人もいますよね。
実のところ、プログラミング学習で挫折する独学者は多くいます。事実、弊社の調査では
- 不明点を聞ける環境になかった
- エラーが解決できなかった
- モチベーションが続かなかった
などの理由から、87.5%が「プログラミング学習で挫折や行き詰まりを感じた」と回答しています。
また、こうした背景もあってか、弊社がプログラミングに興味がある人100名へ実施した別の調査では
- 確実にスキルを身につけられると思ったから
- 独学では不安がある
- 効率よく学べそう
などの理由から、61%が「プログラミングの勉強を始めるならスクールを選ぶ」と回答しています。
加えて、プログラミングスクールの卒業生に「独学ではなくスクールを活用した理由」を聞いたところ「できるだけ短い期間でITエンジニアへの転職や副業に必要なスキルを身につけたかった」という回答も多く寄せられました。
上記から、1人でプログラミングスキルを習得できるか不安な人や短期間でスキルを習得したい人ほど確実性を求め、現役エンジニアといったプロの講師に質問できるプログラミングスクールを利用する傾向にあるのがわかります。
いざ独学でプログラミングを学び始めても、勉強の最中に挫折しまっては学習にかけた時間を悔やむだけでなく「プログラミングスキルを身につけるのって思っていたよりも難しいんだな…」とスキルの習得自体を諦めかねません。
仮にわからないことを飛ばしながら勉強を進めたとしても、ITエンジニアへの転職や副業での収入獲得を実現できる実践的なスキルが身につかなければ、結局後悔することになります。
そこで、おすすめしたいのが「SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)」です。
料金 | 月分割4.098円~ |
実績 | ・累計指導実績4万5,000名以上 ・受講生の学習完了率98% ・受講生の転職成功率99% |
侍エンジニアをおすすめする最大の理由は「挫折しづらい学習環境」にあります。
先ほど述べたとおり、独学者の多くは自力で不明点やエラーを解決できないためにプログラミング学習を挫折しています。そのため、未経験者が現役エンジニアのようなプロに質問や相談できない状況で、プログラミングスキルを習得するのは非常に難易度が高いといえます。
しかし、侍エンジニアでは
- 現役エンジニア講師によるマンツーマンレッスン
- 現役エンジニアに質問できるオンラインでのQ&Aサービス
- 不安や悩み・勉強の進み具合を相談できる学習コーチ
といったサポート体制を整えているため、学習中に出てきたわからないことや不明点をいつでも相談可能です。「受講生の学習完了率98%」「転職成功率99%」という実績からも、侍エンジニアなら挫折しづらい環境でプログラミング学習を進められるといえます。
また、侍エンジニアではカウンセリングにて受講生一人ひとりの目的をヒアリングしたうえでカリキュラムを作成するため、限られた受講期間でもITエンジニアへの転職や副業での収入獲得に必要なスキルだけを効率的に習得可能です。
最短距離で目的を実現できるようカリキュラムが組まれているため、勉強する順番や内容を誤り非効率に時間や手間を費やす心配もありません。
なお、侍エンジニアでは最大80%OFFで受講可能な「給付金コース」を提供中。金銭面での支援を受けつつ、理想のキャリア実現に向けたスキルの習得から、転職活動・就業後のフォローアップ(※1)までを一貫してサポートしてもらえます。
学習と金銭面をどちらもサポートしてくれる侍エンジニアなら、未経験からでも安心してITエンジニアへの転職や副業での収入獲得などの目的が実現できますよ。
公式サイトで詳細を見るまとめ
いかがでしたか?プログラミングに対して難しいイメージを持っている方も要点を押さえる事で、学習を続けられる事が分かったかと思います。
難しいイメージだけでプログラミングを敬遠するのは損ですよ。将来的にはプログラミングは必須スキルになっていくと予想されています。難しいと一度諦めてしまった方や少し足踏みしている方、今一度プログラミングに挑戦してみてはいかがでしょうか。
この記事の監修者
フルスタックエンジニア
音楽大学卒業後、15年間中高一貫進学校の音楽教師として勤務。40才のときからIT、WEB系の企業に勤務。livedoor(スーパーバイザー)、楽天株式会社(ディレクター)、アスキーソリューションズ(PM)などを経験。50歳の時より、専門学校でWEB・デザイン系の学科長として勤務の傍ら、副業としてフリーランス活動を開始。 2016年、株式会社SAMURAIのインストラクターを始め、その後フリーランスコースを創設。現在までに100名以上の指導を行い、未経験から活躍できるエンジニアを輩出している。また、フリーランスのノウハウを伝えるセミナーにも多数、登壇している。