アプリ開発のアイデアが閃く手法を解説!Androidアプリ開発にも適用

この記事では、アプリ開発のアイデアを出す方法を解説します。

アプリのアイデアってどうやって出せばいい?
なにか良いアイデア出しに便利なツールはないの?

独自のアプリを作りたいけれど、一体どんなアイデアを出せば良いのか悩んでいる人も多いはず。この記事では、そんな悩みを解決するアイデア出しの方法を具体的に解説します。

また未経験からアプリ開発をしたい人、エンジニアを目指している人は、下記の記事がおすすめです。あわせてご覧ください。

未経験からWebアプリ開発にいたるまで!エンジニアになるためのプログラミングスキル修得方法

この記事の要約
  • マインドマップやマンダラチャートを活用すると、開発するアプリのアイデアは出やすくなる
  • アイデア出しには成功事例を手本にするのもおすすめ
  • アイデア出しは先入観を外せるかが肝

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目次

アプリ開発のアイデアの出し方11選

ここからはアプリ開発のアイデアの出し方を、11個まとめて紹介します。

マインドマップを活用する

マインドマップは、アイデア出しから情報整理、プレゼンテーションまで、幅広い場面で活用できる便利なツールです。図で可視化することで、全体像を把握しやすくなります。

自由な発想で情報をつなぎ合わせることで、新しいアイデアが生まれやすくなるでしょう。

▼考え方の手順
  • 1.大きめの紙とペンを用意
  • 2.紙の中心にアイデアを出したいテーマ書く
  • 3.テーマに関連するキーワードを書き出し線で繋ぐ(第一階層)
  • 4.第一階層のキーワードの関連キーワードを更に洗い出し線で繋ぐ(第二階層)
  • 5.キーワードを出し切ったと思ったら、少し休憩をとって書き出したキーワード全体を眺める
  • 6.他に組み合わせられるキーワードがないか考える(意外性を探す)
  • 7.図の完成

PC上で使えるマインドマップツールもあります。有名なツールはXMindMindmeisterです。

名称無料版有料版詳細
XMindトピックの数&マップの数に制限なし添付ファイルXmindファイルを結合パスワードの設定PC上にインストールする。トピックの数やマップの数に制限なし。
Mind
meister
トピックの数&マップの数3つまでPDFとして出力削除したマップを戻すブラウザ上で起動できる。チームでの共有や複数のデバイス間での操作におすすめ。

XMindは、PCにインストールするタイプのマインドマップです。無料版でも無制限のトピックやマップを増やせるため、1人でのアイディア出しにおすすめです。

Mindmeisterはブラウザ上で起動するタイプで、無料版では最大3つのマインドマップが作れます。有料版では、トピックやマップ数を無制限に増やし画像を添付できます。チームでの共有や複数のデバイス間での操作におすすめです。

マンダラートを活用する

アイデアキー http://ideakey.jp/mandara/
出典:アイデアキー http://ideakey.jp/mandara/

マンダラートは、中心のテーマから放射状に関連する言葉を書き出し、思考を深めていくツールです。

▼考え方手順
  • 1.まずは表の真ん中にキーワードを書く
  • 2.その周りのマスに、真ん中に書いたキーワードに関連する事柄を書く
  • 3.その周りに書いた関連のものから1つ選び、また①の手順を繰り返す

モバイルなどのデバイスで使えるマンダラートアプリもあります。

名称無料版有料版詳細
目標ノート
目標達成
サポート
3×3の9マス目標ビンゴ広告あり広告なし目標設定、進捗管理、メモ機能など、基本的な機能は無料で利用可能。広告が長め。
Official
MandalaChart
App
3×3や9×9マスエクスポート形式の増加高度な機能やカスタマイズ性。使いやすく、進捗管理にも便利。

マンダラートを使うことで頭の中を整理し、全体像を把握できます。目標達成までの道のりを明確化できることもポイントです。

視点を変えて、色んな角度で考えてみる、その考えが本当に合っているか疑って考えてみることも大切です。時間を決めて考えることで、小さなアイデアが増えていきます。

マンダラートでアイデアを組み合わせることで、より多彩なアプリの草案が可能になります。

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逆張り思考法で逆のイメージを作る

逆張り思考法は、自分の中でこうだと考えたことに対して、敢えて逆のことを考えてもし行動に移したらどうなるかをイメージする発想方法です。例えば、おなじみのLINEアプリはグループ内でメッセージを書いて投稿し共有します。ここで「書く」という行為の逆を考えて「話す」とし、イメージしてみましょう。

そうするとメッセージをしゃべることで共有できるので、時間を効率化できるイメージが見えてくるかもしれません。これはあくまでも一例で、他にもイメージできるかもしれません。

この方法でアイデアが浮かぶ保証はありません。ただいつもと違う頭の使い方をすることで、アイデアが浮かびやすくなる可能性があります。

希望点列挙法で良いものを作る

希望点列挙法は、あるアプリ関して「こうすればさらに良くなるのでは?」と考え、思いついた方法を可能な限り書き出していく方法です。1人ブレインストーミングと似ていますが、こちらはすでにある既存のアプリについて考えるので、アイデア発想方法としては比較的簡単に始めることができるかもしれません。

最終的には書き出した中から、現実味のあるものを選んでブラッシュアップしていきます。

欠点列挙法で問題解決を目指す

欠点列挙法は希望点列挙法の真逆で、あるアプリに関して「素晴らしい機能だけど、何かしらの問題があるだろう」と誰も気にしないような欠点を探して、同じように書き出しいく方法です。アイデアを出す方法としては、少々後ろ向きな方法と思われますが、その欠点から問題解決につながるアイデアを探すのがこの方法の本質です。

注意点として、アプリの批判をするのではなく、次に繋がる問題解決の手掛かりを探す方法であることを覚えておきましょう。

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オズボーンのチェックリストを使ってみる

オズボーンのチェックリストを使ってみる
オズボーンのチェックリストを使ってみる

「オズボーンのチェックリスト」とは、あらかじめ用意された項目に沿ってアイデアを出す手法です。新しいものを生み出すだけでなく、既存のものを改善したり、別のものに転用したりするアイデアを出すのに役立ちます。

チェックリストは、下記の9箇条です。

  • 1.転用: 他の用途に使えるか?
  • 2.適合・応用: 他に似たようなものがあるか?
  • 3.変更: 形状、色、音、匂い、味など、何かを変えることはできないか?
  • 4.拡大: 大きくする、長くする、高くするなど、増やすことはできないか?
  • 5.縮小: 小さくする、短くする、低くするなど、減らすことはできないか?
  • 6.代用: 他の材料、部品、エネルギー源に置き換えることはできないか?
  • 7.再配置: 配置、順序、レイアウトを変えることはできないか?
  • 8.逆転: 逆にするとどうなるか?
  • 9.結合: 他のものと組み合わせることはできないか?

例えば、転用の例として「食器を花器として使う」などがあります。変更であれば、温度を変えてコーヒーをアイスコーヒーにする。縮小であればパソコンをタブレットにする、代用であれば綿や絹をプラスチック繊維に変更するなどが挙げられます。

オズボーンのチェックリスト活用ポイントは、出したアイデアを評価せずに出し切るということです。

上記の9つの視点に沿って考えることで、新たな発想が生まれ、アイデアの方向性を決めたり問題解決に役立ったりするでしょう。

成功事例を手本にする

新しいアプリのアイデアを考えるとき役立つのが、既存の成功アプリを参考にすることです。

人気アプリは、多くのユーザーが求めている機能やサービスを提供しています。これらのアプリを分析することで、ユーザーのニーズを深く理解できます。

また成功しているアプリは、どのように収益を得ているのか、どのようなビジネスモデルを採用しているのかを分析することで、自分のアプリの収益化のヒントを得られるでしょう。

例えば、GMOおみせアプリを利用したパン屋さんは、焼きたて食パンが簡単に予約できる自社アプリを開発しました。このアプリをリリースしたことで、電話対応の手間を省きスタッフの対応が減り、連日予約分の食パンがすぐに完売するほどの人気です。

このような成功事例を手本にすることで、開発をスムーズに進められます。

既存のアイデアを掛け合わせる

既存のアイデアを掛け合わせることは、新しいアプリのアイデアを考えるときに、独創的な発想を生み出すための強力な手法です。

まったく異なるジャンルのアイデアを組み合わせることで、今までなかったような斬新な発想が生まれることがあります。

例えば、一般社団法人発明学会で紹介されている商品「グサふわバターナイフ」は、たまたまバターナイフがなくフォークを使ってバターを塗ったときに、刺す部分が使いやすかったというキッカケで作られたものです。このアイデアが三陽プレシジョン社の目に留まり、見事商品化することになりました。

このように既存のアイデアを掛け合わせることは、アプリ開発における創造性を刺激し、ユニークなアイデアを生み出すための有効な手段です。さまざまなアイデアを組み合わせ、自分だけのオリジナルアプリを開発してみましょう。

日常生活の「困った」をメモする

日常生活の「困った」をメモする
日常生活の「困った」をメモする

日常生活で感じる「困ったこと」は、実は優れたアプリアイデアの宝庫です。例えば、「いつも鍵をどこかに置き忘れる」「予定がたくさんあって管理が大変」といった悩みは、多くの人が共感できます。

日常生活で感じた「困ったこと」を、思いついたときにメモしておきましょう。メモした「困ったこと」に対して、どのような解決策が考えられるか具体的に書き出してみましょう。

考えた解決策がアプリで実現できるか検討してみてください。

なお、副業での収入獲得を目指しているものの、どんな仕事が自分に合うかわからない人は「副業診断」をお試しください。

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人にアイデアを話してみる

「人にアイデアを話してみる」ことは、アプリ開発のアイデアを洗練させ、新たな視点を得るための有効な手段です。

自分以外の他者に聞いてもらうことで、自分では気づかなかったアイデアの欠点や改善点を教えてもらえます。異なる考え方を持つ人から、意外な視点やヒントを得られることもあるでしょう。

「この機能は便利かも」「ここが分かりにくい」など、具体的なフィードバックをもらうことで、アイデアをより具体化が可能です。自分のアイデアについて共感を得たり、励ましの言葉をかけられたりすることで、モチベーションのアップが期待できます。

頭に“もしも”をつけて発想してみる

頭に“もしも”をつけてアイデアを考えることも有効です。“もしも”で発想することによって、現実の制約にとらわれず、自由な発想が可能になります。

普段とは異なる視点から問題を見つめ直せて創造性が刺激され、ユニークなアイデアの発想が出やすくなります。

「もしも、動物と話せたら?」など、“もしも”で考えることで、ペットとのコミュニケーションアプリを発案したり、動物保護活動支援アプリなどのアイデアを生み出せます。

複数の“もしも“を組み合わせたり、逆に制限を設けたりすることで斬新なアイデアが生まれやすくなるでしょう。

アイデアを募集する

どうしてもアプリ開発のアイデアが思い浮かばないという人は、アイデアを募集してみましょう。現在はインターネットでアイデアを募集することも簡単です。具体的な方法は、以下の3つです。

  • 周囲の人に聞いてみる
  • 質問サイトで聞いてみる
  • クラウドソーシングサイトで依頼する

まず最も手早くできる方法として、会社の同僚や他業種に就いている友人などに相談してアドバイスをもらってみましょう。しかし、周囲の人が常識的であるほど、世の中をあっと驚かせるアイデアが得られる可能性は低いです。

そこで知恵袋などの質問サイトに投稿して聞いてみることをおすすめします。冷やかし回答もあるのが難点ですが、「こういう考え方もあるのか」と、あなたの考えを助けるヒントを得られる可能性が高いという一面もあります。

有料でアイデア募集することも有効な手段です。

クラウドワークスやLancersなどのクラウドソーシングサイトで、アイデアを募集してみましょう。方向性を間違わないようアイデアの大枠を考えておく必要があること、依頼料を支払わなければいけない点などデメリットこそありますが、お金を使うので上2つの方法よりも高付加価値のあるアプリ開発のアイデアを得られる可能性は大きいです。

どの方法も一長一短ですが、1人でずっと悩むより選択肢が増えるので、一度試してみることをおすすめします。

なお、IT企業への転職や副業での収入獲得を見据え、独学でアプリ開発スキルを習得できるか不安な人は「侍エンジニア」をお試しください。

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アプリ開発のアイデアを出す際の注意点

アプリ開発のアイデアを出す際の注意点

ここからはアプリ開発のアイデアを出す際の注意点を、4つまとめて紹介します。

相手の意見を一旦受け止める

アイデア出しの段階では、さまざまな人から意見をもらう機会があるでしょう。その際、相手の意見を一旦受け止めることは非常に重要です。

なぜなら、自分とは異なる考えに触れることで、新たな視点やアイデアが生まれる可能性があるからです。複数の意見を比較検討することで、より客観的な評価が可能となり、アイデアの多彩さが実現可能です。

相手の意見を聞くときは、話を遮らずに最後まで聞き、内容をしっかりと理解するように心がけることが大切です。また、詳しく質問することで、より深く理解できます。

人から意見をもらい相手の意見を尊重することで、チーム全体のモチベーションが向上し、円滑なコミュニケーションが図ることも可能です。

相手に否定されてもあきらめない

アプリ開発のアイデア出しは、必ずしも順風満帆とは限りません。せっかく思いついた素晴らしいアイデアも、周囲から批判されることがあるかもしれません。しかし、そこで簡単に諦めてしまうのはもったいないことです。

相手からの否定は、必ずしも非建設的なものではありません。多様な視点から意見を聞くことで、自分のアイデアの改善点や新たな可能性が見えてくることがあります。

もし否定をされたときは、感情的に反応せず、冷静に相手の意見を聞きましょう。否定されたからといってすぐにあきらめるのではなく、粘り強くアイデアを追求することが大切です。否定された理由をあきらめず深く掘り下げることで、多くの改善点が見つかります。

自分の考えをしっかり持つ

アプリ開発において、「自分の考えをしっかり持つ」ことは重要です。

自分の考えや方向性にブレがあると、いつまでも開発が終了せず延々とアプリのリリースができないこともあります。倫理的な問題による大きな方向転換や重大なバグで中身の変更を迫られない限り、一度決めた方向性は作り切ることが大切です。

そして「自分の考えをしっかり持つ」ことで、他の人と被らない、独自の視点からのアイデアを生み出せます。自分が本当に作りたいと思えるアプリなら、開発過程で困難にぶつかっても諦めずに取り組めるでしょう。

お金を軸にものを考えない

アプリ開発のアイデア出しで、「お金」を軸にしすぎることは、かえって創造性を阻害してしまうことがあります。

収益化しやすい分野にばかり目が向くと、独創的なアイデアが生まれにくくなります。また、お金を稼ぐことだけに意識が集中してしまうと、ユーザーが本当に求めているものを見失ってしまいがちです。

また、短期的な収益ばかりに目が行くと、長期的な視点でのサービス設計が難しくなります。まずはユーザーの課題やニーズに焦点を当て、どのようなソリューションを提供できるか考えましょう。

そのアプリは、ユーザーにどんな利益をもたらすのか?

アプリ開発のアイデアを出すのに重要なのは、個人であれチームであれ、最初は出てきたアイデアを否定しないことが大切です。もうアイデアが出ないという状態になってから、初めてブラッシュアップしていくことをおすすめします。

アプリ開発のアイデアを出す4つのコツ

アプリ開発のアイデアを出す4つのコツ

ここからはアプリ開発のアイデアを出すコツを、4つまとめて紹介します。

日々の不便に対してアンテナを張っている

アプリ開発のアイデア探しに悩んでいる方は、ぜひ日々の生活の中で感じる「不便」に注目してみてください。

「不便」なことにアンテナを張ることで、多くの人が抱える共通の悩みを洗い出すことが可能です。人は誰でも不便な状況を改善したいというニーズがあるため、アプリのコンセプトが明確になります。

日常生活の小さな「不便」を解決するアプリは、他にはない独自のアイデアになりやすいです。思いついた「不便」はすぐにメモし、家族や友人、職場の同僚など、周りの人の悩みにも耳を傾けてみましょう。

既存のアプリで不満に感じている点があれば、それを改善するアプリを開発するのもおすすめです。特許などに気をつけつつ、不便さにフォーカスすることで独自アプリを作り出すことができます。

PDCAサイクルを高速で回している

アプリ開発のアイデア出しに悩んだときは、PDCAサイクルを高速で回すことをおすすめします。

PDCAサイクルとは、Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善)の頭文字をとったものです。アイデアを形にし、改善していくためのサイクルを表します。

PDCAサイクルを回すことで、抽象的なアイデアを具体的な形にし検証できます。何度も改善を繰り返すことで、より良いアイデアに近づけるでしょう。

1つのプロジェクトやアプリ開発に長く時間をかけず、短い期間でアイデアを試すことがおすすめです。

先入観を外して思考している

アプリ開発において、斬新なアイデアを生み出すためには、先入観を捨てることが重要です。

先入観にとらわれていると、既存のサービスや製品の延長線上のアイデアしか出てきません。新しい視点から問題解決を考え、独創的なアプリを生み出すためには、固定概念を破り、自由に発想することが求められます。

具体的にIT分野に役立つアプリを制作する場合、あえて芸術や科学など、まったく異なる分野からヒントを得ることも有効です。

ターゲットが子供である場合、実際に自分も「子供のように考える」こともそれまでの固定概念を壊すキッカケとなります。

先入観を捨てることは、アプリ開発において無限の可能性を広げる第一歩です。既存の枠にとらわれず、自由に発想することで、あなただけのオリジナルアプリを考えてみましょう。

最後まであきらめず物事に取り組む

アプリ開発のアイデア探しは、ひらめきが重要と思われがちですが、実は継続的な努力が不可欠です。良いアイデアは、すぐに浮かぶものではなく、何度も試行錯誤を繰り返すなかで生まれてくるものです。

そこで、最後まであきらめず物事に取り組むことが必要となってきます。初期のアイデアは、形が定まっていないことが多く、試行錯誤の中で具体的な形に変わっていきます。

途中で思わぬ壁にぶつかることもありますが、その壁を越える過程で、新たな発見やアイデアが生まれることがあります。また、諦めずに問題に取り組むことで、問題解決能力が向上し、より良いアイデアを生み出せるでしょう。

アイデアを形にする3つのアプリ開発ツール

ここではアイデアを形にするアプリ開発ツールを、3つまとめて紹介します。

appypie

appypie
出典:appypie
こんな人におすすめプログラミング知識なしにスマホアプリを作りたい人
料金月額1,800円~
作れるアプリモバイルアプリ(iPhoneアプリはプラチナプラン契約者のみ作成可能)

Appy Pieは、ドラッグ&ドロップで簡単に、誰でも簡単にアプリを作成できるノーコード開発プラットフォームです。豊富なテンプレートが用意されており、スマホアプリやWebアプリなど、さまざまな種類のアプリを視覚的なインターフェースで作成できます。

Adalo

Adalo
出典:Adalo
こんな人におすすめデザインや機能にこだわったスマホアプリを開発したい人
料金月額45ドル~(無料プランあり)
作れるアプリ・モバイルアプリ
・Webアプリ

Adaloは、プログラミングの知識がなくても、誰でも簡単にスマホアプリやWebアプリを作れるノーコード開発ツールです。iPhone、Androidなど同一料金内で制作できます。

bubble

bubble
出典:bubble
こんな人におすすめ・無料版のみで開発を試してみたい人
・有料版で本格的な開発を行いリリースしたい人
料金Starterプラン 月額29ドル~(無料プランあり)
作れるアプリ・高度なアプリ開発
・AIと連携させたアプリ開発

bubbleは、視覚的なブロックを組み合わせることで、Webアプリケーションを開発できるノーコードプラットフォームです。デザイン性や機能性が高く、初心者からプロフェッショナルまで、幅広い層に利用されています。

bubbleで作成したアプリをリリースするためには、有料プランに加入しなければならないため注意しましょう。

アプリ開発のアイデア事例

ここではアプリ開発のアイデア事例を、2つまとめて紹介します。

制服発注業務の自動化

まずは、未経験からアプリを開発し、自社の業務効率化した遠山さんの例です。

遠山さんは、「自分の力で会社のシステムをより良くできたら…」と感じプログラミングを勉強しはじめたことがキッカケです。

そこで、「マンツーマンで指導」「仕事をしながらでも通いやすい」という条件を満たすスクールとして、侍エンジニアを選択。プログラミング学習を通じて物事を順序立てて考えられるようになったり、受講期間を通じて自信がついたそうです。

遠山さんはポートフォリオとして、GASを用いた「発注業務」を自動化するアプリを制作。当時FAXで行っていた発注処理は一瞬で終わるようになりました。

社内からも好評で、各営業所の所長からは絶賛の声を多くいただいたそうです。

遠山さんの記事が気になる人は次の記事をお読みください。

未経験から6か月でオリジナルアプリ開発!自社の業務効率化も果たすまでの体験記
更新日:2024年9月19日

ホラーゲームの作成

次は、侍エンジニア卒業生の竹下さんの例です。

中学生の頃からゲームが好きで自分で作ってみたいと思っていた竹下さんは、大学3年生の時、C++の授業でプログラミングを学びました。大学卒業後、ゲーム制作会社へ就職するにはポートフォリオが必要だと知り、一度ゲーム制作会社を諦めることに。

それからアルバイトをしながらゲーム制作を開始し、SAMURAI ENGINEERへ入学を決めたそうです。インストラクターと相談し、毎日プログラミングに触れ、無事自身の力でゲームを完成させました。

竹下さんは6ヶ月でオリジナルのホラーゲームを制作。SAMURAI  ENGINEERの就活サポートを使い、卒業後もインストラクターが親身になって相談に乗り、就業活動を経てエンジニアへの転職に成功しました。

未経験から6か月でオリジナルアプリ開発!自社の業務効率化も果たすまでの体験記
更新日:2024年9月19日

自分のアイデアを基にアプリ開発を行うには?

自分のアイデアを形にするアプリ開発は、とてもワクワクするものです。しかし、どこから始めたら良いか迷う人も多いでしょう。

いざ独学でアプリ開発を始めても、まったくの未経験ではやり方がわからず、途中で挫折してしまいかねません。最後までやり切るには伴走者が必要です。

そこで、おすすめしたいのが「SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)」です。侍エンジニアをおすすめする最大の理由は「挫折しづらい学習環境」にあります。

主な特徴として

  • 専属エンジニアによるマンツーマンレッスン
  • 学習コーチと現役エンジニアが対応するQ&Aサービス
  • 卒業後教材が無料で閲覧可能

などを整えており、学習中や卒業後に出てきたわからないことや不明点をいつでも解決可能です。

また、受講生一人ひとりに合ったカリキュラムを作成するため、限られた受講期間でもアプリケーション開発スキルを効率的に学ぶことができますよ。

詳しくは公式サイトをご覧ください。

アプリ開発に関するよくある質問

ここからはアプリ開発に関するよくある質問を、2つまとめて紹介します。

スマホアプリ開発に適切な言語はありますか?

アプリ開発を始めたいけれど、どのプログラミング言語を選べば良いか悩んでいる人も多いですよね。ここでは、スマホアプリ開発におすすめの言語を3つ紹介します。

プログラミング言語対応OS概要
SwiftiOSアプリApple社が2014年に発表したプログラミング言語。Apple製品のアプリをはじめ、Webアプリケーションまで開発することが可能。
JavaAndroidアプリAndroidのスマホアプリだけでなく、Webアプリも開発可能。難易度は高め。
KotlinAndroidアプリGoogleがAndroid開発のために推奨している言語。Javaと互換性あり。

スマホアプリ開発では、主にSwift(iOS)、JavaまたはKotlin(Android)が使用されます。SwiftはAppleが開発した言語で、直感的でシンプルなコードが書けることが特徴です。

Javaは歴史が長く、多くの開発者が利用している安定した言語です。

KotlinはGoogleがAndroid開発のために推奨しているプログラミング言語です。Uber・LINE・Yahoo!アプリなどで使われています。

なお、詳しいプログラミング言語が知りたい人は、下記の記事を参考にしてください。

スマホ・Webアプリ開発におすすめのプログラミング言語【初心者向け】

アプリ開発に必要なPCのスペックを教えてください

アプリ開発に最適なPCを選ぶためには、いくつかのポイントを押さえることが重要です。

推奨スペック
CPU・Intel Core i5以上
・Apple M1以上
メモリ8GB以上
・Android/iOSエミュレータを使用する場合は16GB以上を推奨
ストレージSSD 256GB以上

CPUは処理能力のことであり、Core i5以上がおすすめです。特に、複数のアプリを同時に起動したり、大規模なプロジェクトに取り組んだりする場合は、Core i7以上が望ましいです。

メモリ容量は、開発するアプリの規模によって異なりますが、最低でも8GB以上は確保しましょう。ストレージはプロジェクトの規模や保存するデータ量によって異なりますが、256GB以上が一般的です。

開発するアプリのプラットフォームに合わせて、OSを選びましょう。また、詳しいPCスペックが知りたい人は、下記の記事をご覧ください。

アプリ開発におすすめのパソコン8選!選び方や必要なスペックも紹介

まとめ

おすすめのアプリ開発のアイデアの出し方は、下記の11個です。

この他にも、初心者向けのアプリ開発に役立つツールとして、appypieやAdaloなどのノーコードツールを使用する方法もあります。

未経験者には、プログラミングスクールもおすすめです。アプリ開発の序盤からリリースまでを経験豊富な現役エンジニアがサポートします。

詳しくは公式サイトをご覧ください。

公式サイトで詳細を見る

この記事の監修者

フルスタックエンジニア

金田 茂樹


音楽大学卒業後、15年間中高一貫進学校の音楽教師として勤務。40才のときからIT、WEB系の企業に勤務。livedoor(スーパーバイザー)、楽天株式会社(ディレクター)、アスキーソリューションズ(PM)などを経験。50歳の時より、専門学校でWEB・デザイン系の学科長として勤務の傍ら、副業としてフリーランス活動を開始。 2016年、株式会社SAMURAIのインストラクターを始め、その後フリーランスコースを創設。現在までに100名以上の指導を行い、未経験から活躍できるエンジニアを輩出している。また、フリーランスのノウハウを伝えるセミナーにも多数、登壇している。

この記事を書いた人

中川 大輝のアバター 中川 大輝 メディア編集長

東京都多摩市出身。前職では都内ホテルにて設備機器のメンテナンスを経験。当時から副業として行っていたWebライティングと独学でのプログラミング学習経験を活かし、「プログラミング学習の挫折をなくすためのコンテンツ作成」を心がけています。
プライベートでは双子育児に奮闘中。将来、子どもたちが侍ブログを見て、プログラミングを学びたいと思えるメディアを作ることが目標です。
今更ながら「キングダム」にドハマリ中。

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