こんにちは!エンジニアの中沢です。
JavaScriptでは、配列を使ってListのように要素の追加や削除をすることができます。
JavaScriptにListはないので注意してください。
この記事では、
・Listとは
・配列(Array)とは
という基本的な内容から、
・配列の要素を追加する方法(push)
・配列の要素を削除する方法(splice)
などの応用的な使い方に関しても解説していきます。
今回はこれらの方法を覚えるために、配列をListのように使うさまざまな方法をわかりやすく解説します!
Listとは
Listとは、Javaなどのプログラミング言語に存在するモノで、配列と違って要素の追加や削除を簡単に行うことができます。
例えば、JavaのListで要素を追加するなら以下のようになります。
Listlist = new ArrayList (){ { add("Apple"); add("Orange"); add("Melon"); } };
しかし、JavaScriptの配列は要素を追加したり削除できるので、配列をListのように使うことができます。
そのため、JavaScriptにはListが存在しないのです。
配列(Array)とは
配列とは、同じ型の複数の値をまとめて一つの変数として扱うことができるモノです。
配列の値は順番に並べられていて、特定の値を取り出したりすることもできます。
例えば、10人の年齢をプログラムで保持するのに、int型の変数を10個宣言し格納することもできます。
しかし配列を使用すれば、一人一人の年齢を格納する変数を宣言しなくても、一つの配列の宣言だけで全員分の年齢を順番に格納することができます。
配列をListのように使う方法
配列の要素を追加する方法(push)
ここでは、配列の要素を追加する方法を解説します。
配列に要素を追加するには、pushメソッドを使います。
次のプログラムで確認してみましょう。
var items = [1,2,3,4]; items.push(5,6,7,8); console.log(items);
実行結果:
[1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8]
このようにして、配列に要素を追加することができました。
pushメソッドの詳しい使い方はこちらの記事で解説しているので、ぜひ確認してください。
インデックス位置を指定して要素を削除する方法(splice)
ここでは、配列のインデックス位置を指定して要素を削除する方法について解説します。
配列の要素を削除するには、spliceメソッドを使います。
次のプログラムで確認してみましょう。
var items = ['リンゴ', 'メロン', 'イチゴ', 'スイカ']; items.splice(1, 1); console.log(items);
実行結果:
["リンゴ", "イチゴ", "スイカ"]
このようにして、配列の要素を削除することができました。
spliceメソッドの詳しい使い方はこちらの記事で解説しているので、ぜひ確認してください。
配列の使い方総まとめ
この記事では紹介しきれなかった配列の様々な使い方はこちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひ確認してください。
まとめ
いかがでしたか?
今回は配列をListのように使う方法を解説しました。
JavaScriptではListの代わりに配列を使うので、ぜひ活用してくださいね。
もし、配列をListのように扱う方法を忘れてしまったらこの記事を確認してください!