こんにちは!エンジニアの中沢です。
JavaScriptには経過時刻をミリ秒単位で取得するための「getTimeメソッド」があります。処理時間の計測などもできるので、上手く活用してください。
この記事では、
- getTimeとは
- getTimeの使い方
という基本的な内容から、
- getTimeで処理時間をミリ秒単位で計測する方法
などの応用的な使い方に関しても解説していきます。今回はこれらの方法を覚えるために、getTimeメソッドのさまざまな使い方をわかりやすく解説します!
getTimeとは
getTimeとは、指定した日時が「1970年1月1日 00:00:00」からどれだけ経過いるのかをミリ秒単位で取得するために使います。「1970年1月1日 00:00:00」以前の日時を指定した場合には、負の値を返します。
getTimeメソッドを使って処理時間の計測などもできるので、上手く活用してください。
getTimeの使い方
ここでは、getTimeメソッドの使い方を解説します。getTimeメソッドは、Dateクラスのオブジェクトから呼び出して使います。戻り値として、経過時間をミリ秒単位で返します。
次のプログラムで確認してみましょう。
var day = new Date('1970/1/2'); console.log(day.getTime());
実行結果:
54000000
このようにして、経過時間を取得することができました。
getTimeで処理時間をミリ秒単位で計測する方法
ここでは、getTimeメソッドで処理時間をミリ秒単位で計測する方法を解説します。処理時間を計測するには、処理の開始前の日時と、処理の終了後の日時の差をgetTimeメソッドを使って求めます。
次のプログラムで確認してみましょう。
var startTime; var endTime; var num; startTime = new Date(); for (var i = 0; i < 1000000; i++) { num + i; } endTime = new Date(); console.log('経過時間:' + (endTime.getTime() - startTime.getTime()) + 'ミリ秒');
実行結果:
経過時間:4ミリ秒
このようにして、処理時間を計測することができました。
日付の使い方総まとめ
日付の様々な使い方についてはこちらの記事で解説しているで、ぜひ確認してください。
まとめ
いかがでしたか?今回はgetTimeメソッドで経過時間を取得する方法を解説しました。getTimeメソッドは処理時間の計測もできるので、ぜひ活用してくださいね。
もし、getTimeメソッドの使い方を忘れてしまったらこの記事を確認してください!