WordPressのフォントを変更して魅力的なサイトを作る方法

こんにちは!エンジニアのノムラです。

突然ですが、

「サイトのデザインを変えてみたけど、なんかしっくりこない」
「今のデザインに違和感を感じる」

と困っていませんか?

そんな時はサイトのフォントを変えてみましょう。

この記事では、

  • 【基礎】Webフォントとは?
  • 【基礎】プラグインを使ってフォントを変更する
  • 【応用】プラグインを使わず自由にフォントを変更する
  • 【応用】タイプ別のオススメWebフォント

といった流れで、WordPressでフォントを変更する方法について解説していきたいと思います。

普段、Webサイトの色やデザインに目が行きがちですが、素敵なWebサイトは必ずといっていいほどサイトテーマにあったフォントに変更されています。

自分のサイトにピッタリのフォントを見つけて、より魅力的なサイトを作って行きましょう!

この記事の要約
  • WordPressのプラグインを活用すればフォントが変更可能
  • フォントはWordPressの「テーマの編集」から変更できる
  • フォントをカスタマイズするならHTML/CSSを学んでおこう
本記事の解説内容に関する補足事項

本記事はプログラミングやWebデザインなど、100種類以上の教材を制作・提供する「侍テラコヤ」、4万5,000名以上の累計指導実績を持つプログラミングスクール「侍エンジニア」を運営する株式会社SAMURAIが制作しています。

また、当メディア「侍エンジニアブログ」を運営する株式会社SAMURAIは「DX認定取得事業者」に、提供コースは「教育訓練給付制度の指定講座」に選定されており、プログラミングを中心としたITに関する正確な情報提供に努めております。

参考:SAMURAIが「DX認定取得事業者」に選定されました

記事制作の詳しい流れは「SAMURAI ENGINEER Blogのコンテンツ制作フロー」をご確認ください。

目次

Webフォントとは?

私たちは普段、スマホやPCからWebサイトを閲覧しますが、デバイスの種類によって内蔵されているフォントは違います。

なので、PCからは綺麗に見えていても、スマホでは反映されていなかった、ということが起きてしまうのです。

そんな時に役に立つのがWebフォントです。
Webフォントはサーバーに置かれたフォントをインターネットを通してWebサイトに表示することができます。

Webフォント2

そのため、デバイスに内蔵されていないフォントでも、インターネットを通じて表示することができるのです。

他にも使いたいフォントを画像にしてWebサイトに表示するという方法もありますが、手間がかかったりSEO的にもあまり良くなかったりします。

そんな問題もWebフォントなら解決できますね。

プラグインを使ってフォントを変更

Webフォントについてわかったところで、実際にプラグインを使ってフォントを変更してみましょう。

今回使うプラグインは、Easy Google Fontsです。

プラグインEasy Google Fonts

このプラグインは、無料で使えるGoogleのWebフォントGoogle Fontsを使ってフォントを変えていくことができます。

管理画面で、フォントや色をリアルタイムで確認することができるので、CSSやHTMLがわからない人でも簡単にフォントの変更を行うことができます。インストールして有効化したら早速使ってみましょう。

外観>カスタマイズの画面に移動し、一番上のTypographyを開きます。

メニューバー

この中のDefault Typographyからフォントをカスタマイズしていくことができます。

デフォルトメニューバー

このプラグインで変更できるフォントは、カスタマイズメニューバーの上から順に

  • p
  • h1
  • h2
  • h3
  • h4
  • h5
  • h6


になっています。

試しにh2のフォントを変えてみましょう。
上からh2、h3、h4の「Title」を表示した記事でみていきます。

タイトルフォント変更

フォントの種類はFont Familyから選択することができます。
右側のプレビュー画面で変更をリアルタイムで確認していくことができます。

Appearanceのタブを開くとフォントの色や背景色、行間なども変更していくことができます。

タイトル色変更

変更を適用して公開する場合は、左のメニューバーの右上にある公開ボタンを押すことで反映されます。

見出しは記事の中で目を惹く重要な部分なので、簡単にオリジナリティを出せると便利ですね。

プラグインを使わずに自由に変更

サイトのタイトルやヘッダーのフォントなど、自由にカスタマイズして行きたいという人は、自分でカスタマイズしていくこともできます。

ここでもGoogle Fontsのフォントを指定して行きたいと思います。

まずは、使いたいフォントとフォントを変更したい場所を探しましょう。使いたいフォントはGoogle Fontsのサイトで探します。
https://fonts.google.com/

ウェブフォント一覧

右のサイドバーから対応している言語や、カテゴリーを指定して検索することもできます。

今回はUltraというフォントを選択しました。
右上の+をクリックすると右下に追加されます。

フォント追加

追加されたらーをクリックしてフォントの詳細画面を開きましょう。EMBEDのタブで、必要なコードをコピペすることができ、CUSTOMIZEで詳細なスタイルを決めることができます。

次にフォントを適用する準備をします。EMBEDで上のコードをコピーします。

フォント詳細

WordPressの管理画面で、外観>テーマの編集の画面に行き、右のサイドバーのheader.phpを開きます。

コード貼り付け1

このファイルのタ<head>グの中に先ほどコピーしたコードを貼り付けましょう。

次にGoogle Fontsで追加したコードの下のコードをコピーします。

下コード

このコードを、フォントを変えたい要素に貼り付けます。

今回はサイトタイトルのフォントを変更します。

フォント変更前

外観>テーマの編集の画面の右のサイドバーのstyle.cssから、フォントを変えたい要素にコードを貼り付けます。

コード貼り付け2

ファイルを更新のボタンをクリックすると変更が適用されます。

サイトで確認してみるとフォントが変わっていますね。

フォント変更ご

フォントを変えたのに反映されない、どこのCSSを変更すればいいのかわからないという方は、以下の記事を参考にしてみてください。デザインを変更する場合の注意点など、WordPress初心者でもわかりやすく解説されています。

>>WordPressのCSSを編集してサイトデザインを自由に変更する方法

タイプ別オススメWebフォント

フォントの変え方はわかったけど、フォントを選ぶのって難しいですよね。そんな人のために、今回はタイプ別にオススメのフォントを紹介して行きたいと思います。

自分のサイトにぴったりのフォントを探してみてください。

可愛いフォント

丸みを帯びていたり、少し特徴的なフォントを紹介します。

Righteous

丸みを帯びて、重心が下にあるような可愛いフォントです。

スクリーンショット 2018-06-29 18.41.50

引用元:Google Fonts https://fonts.google.com/specimen/Righteous

Poiret One

細めで丸みのあるフォントです。細めのフォントは少し大人っぽい印象ですね。

スクリーンショット 2018-06-29 18.45.44

Baloo

ポップで可愛い印象のフォントです。

スクリーンショット 2018-06-29 18.47.45

丸みを帯びていたり、少し変わった可愛いフォントは、サイトのタイトルや見出しなど、目立たせたいところに使えそうですね。

シンプルなフォント

シンプルで使いやすそうなフォントを紹介します。

Open Sans Condensed

装飾のないシンプルなフォントです。

スクリーンショット 2018-06-29 18.50.04
Google Fonts
Google Fonts Making the web more beautiful, fast, and open through great typography

Noto Sans

Noto Sansは読みやすく綺麗なフォントで、カスタマイズのバリエーションも豊富になります。

スクリーンショット 2018-06-29 18.52.36
Google Fonts
Noto Sans - Google Fonts Noto is a global font collection for writing in all modern and ancient languages. Noto Sans is an unmodulated (“sans serif”) design for texts in the Latin, Cyri

Noto Serif

先ほど紹介したNoto Sansがサンセリフ体だったのに対し、セリフ体のフォントです。
長めの文章でも読みやすそうですね。

スクリーンショット 2018-06-29 19.04.38
Google Fonts
Noto Serif - Google Fonts Noto is a global font collection for writing in all modern and ancient languages. Noto Serif is a modulated (“serif”) design for texts in the Latin, Cyrillic an

手書き風フォント

手書き風の雰囲気のあるフォントを紹介します。

Sacramento

柔らかな線画特徴的なフォントです。

スクリーンショット 2018-07-02 10.11.51
Google Fonts
Sacramento - Google Fonts The Sacramento typeface is a monoline, semi-connected script inspired by hand-lettering artist brochure work of the 1950's and 1960's. It stands on a thin line

Amatic SC

大文字のみで縦長な字体が特徴的なフォントです。

スクリーンショット 2018-07-02 10.15.26
Google Fonts
Amatic SC - Google Fonts Amatic SC (Small Caps) is a simple but effective hand drawn webfont. It can be used for titling and small runs of text. It was initially designed by Vernon Adam

Cabin Sketch

鉛筆で塗りつぶしたような個性的なフォントです。

スクリーンショット 2018-07-02 10.15.41
Google Fonts
Cabin Sketch - Google Fonts The Cabin Font is a humanist sans inspired by Edward Johnston’s and Eric Gill’s typefaces, with a touch of modernism. Cabin incorporates modern proportions, opt

日本語対応フォント

ここまで紹介したGoogle Fontsは、日本語には対応していません。
日本語は、アルファベットや数字に加えて平仮名、漢字、カタカナなども読み込みが必要になるため、読み込みが遅くなってしまいます。

ただ、日本語に対応したGoogle Fonts + 日本語早期アクセスというものも用意されているので、試してみたい人は参考にしてください。
>>Google Fonts + 日本語

日本語は、通常のフォントを使用して、アルファベットはWebフォントを使うのがいいかもしれませんね。

番外編:WordPressは様々なカスタマイズが可能!

WordPressはフォント以外にもカスタマイズが可能です。元のテンプレートを使うことで、枠組みは残しつつ、変更したい部分だけ変えることで1から作るよりも早くサイト構築が出来ます。

HTML、CSS、PHP、Javascriptを学習することで、サイトのデザインやレイアウトの変更も自由にすることができます。

しかし、未経験から一気に4つも学ぶのは簡単なことではないですよね。

けど効率よく学びたい!いち早くフリーランスデビューしたい!

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    まとめ

    ここまで、

    • Webフォントとは?
    • プラグインを使った変更
    • プラグインを使わずに変更

    といったフォントとフォントの変更方法から、タイプ別フォントの紹介まで解説をしました。

    フォントを変更することで、よりこだわりのある魅力的なサイトを作ることができます。
    しっかりマスターしていきたいですね!

    この記事を書いた人

    【プロフィール】
    DX認定取得事業者に選定されている株式会社SAMURAIのマーケティング・コミュニケーション部が運営。「質の高いIT教育を、すべての人に」をミッションに、IT・プログラミングを学び始めた初学者の方に向け記事を執筆。
    累計指導者数4万5,000名以上のプログラミングスクール「侍エンジニア」、累計登録者数1万8,000人以上のオンライン学習サービス「侍テラコヤ」で扱う教材開発のノウハウ、2013年の創業から運営で得た知見に基づき、記事の執筆だけでなく編集・監修も担当しています。
    【専門分野】
    IT/Web開発/AI・ロボット開発/インフラ開発/ゲーム開発/AI/Webデザイン

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