この記事では、レベル別に、Excel VBAが学べるおすすめの学習本を紹介します。
- 初心者には「自分のペースでゆったり学ぶExcel VBA」がおすすめ
- 基礎を学び終えた人には「Excel VBAを実務で使い倒す技術」がおすすめ
- より実践的な知識を得るなら「Excel VBA実践テク ユーザー・ハンドブック」がおすすめ
VBAの学習本を選ぶポイント4つ
はじめに、VBAが学べる本の選び方を、4つにまとめて紹介します。
自身のレベルに合うものを選ぶ
VBA学習本は、自身のレベルに合うものを選ぶのが重要です。一口にVBAといっても学習範囲は広く、VBA学習本は初級・中級・上級とレベルごとに分かれています。
そして、VBAはプログラミング言語なので、プログラミングに関する知識量や経験値によっても学ぶべき内容が異なります。効率よく学習するためには、自身のレベルに合うものを選びましょう。
学習目的に沿うものを選ぶ
VBA学習本は、学習目的に沿うものを選びましょう。学習目的によって、学ぶべき内容は大きく異なります。
例えば、現在の仕事でVBAを活用したいのであれば実務スキルを学べる本を、VBAの知識やスキルを身に付けたうえで転職したいのであれば転職に特化した本を選ぶなどです。学習目的に沿うものを選ぶことで、効率よく、かつ無駄なく学習を進められるでしょう。
演習問題の有無など内容の充実度を確認する
VBA学習本を選ぶ際は、演習問題の有無など内容の充実度を確認するのが重要です。自身のレベルや学習目的に沿う本でも、内容が充実していなければ十分な知識やスキルを身に付けられないでしょう。
本の内容は、Amazonなどネットショッピングサイトの商品説明で確認できます。内容を確認し、無駄なく学習を進められるようにしましょう。
レビューや口コミを確認する
VBA学習本を購入する前に、レビューや口コミを確認しましょう。レビューや口コミは、実際にそのテキストを使って学習したユーザーのリアルな感想を知れるので、参考になることが多いです。
ただし、レビューや口コミはすべて信じないのがポイントです。あくまでも個人の感想なので、不適切な情報の可能性も捨てきれません。そのため、うのみにはせず参考程度に確認するようにしましょう。
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【初級/入門編】VBAが学べる学習本おすすめ4選
ここでは、VBAにはじめて触れる初心者におすすめの学習本を4冊紹介します。
自分のペースでゆったり学ぶ Excel VBA
自分のペースでゆったり学ぶ Excel VBAは、名前のとおり自分のペースで無理せず学習を進められる本です。完全初心者向けの内容で、パソコンにあまり詳しくない人でも読みやすいでしょう。
また、ストーリー仕立てになっており、絵本を読んでいる感覚で学習できるのも魅力です。プログラミング知識がゼロでも知識が身に付く内容なので、とりあえず持っておきたい一冊でしょう。
ExcelVBAのプログラミングのツボとコツがゼッタイにわかる本
ExcelVBAのプログラミングのツボとコツがゼッタイにわかる本は、図解でわかりやすく説明されているのが特徴の学習本です。とにかく丁寧に説明されているので、VBAの基礎をしっかりとマスターできます。
また、職場の仕事の自動化に役立つ知識も解説されており、普段の業務に活かせる内容が充実しているのも特徴。手を動かしながら感覚でも覚えやすいので、初心者にはうってつけの一冊です。
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入門者のExcel VBA―初めての人にベストな学び方
入門者のExcel VBA―初めての人にベストな学び方は、一冊でさまざまなプログラムを書けるようになる初心者向けの学習本です。典型的なVBAプログラムを書きながら基本となる文法を少しずつ学べるので、初めてでも楽しみながら学習を進められます。
「数行書いて動作確認」を繰り返しながら学習するため、手順どおりに進めるだけで初心者でも挫折せずにプログラムを書けるようになるでしょう。
2時間でExcelマクロの基本がわかるVBA超入門
2時間でExcelマクロの基本がわかるVBA超入門は、あわせて2時間の動画レッスンも視聴できる学習本です。本だけでなく動画も駆使して学習するので、効率的に知識を身に付けられます。
また、価格は1,000円弱とリーズナブルなうえに、Amazonの電子書籍読み放題サービスKindleunlimitedに加入していれば無料ですぐに読めるのもうれしいポイントです。
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【中級編】VBAが学べる学習本おすすめ3選
ここでは、中級レベルのVBA学習本を3冊紹介します。VBAの基礎を理解できるようになった人や、ほかの言語・フレームワークを学んだことのある人は、ぜひ参考にしてください。
Excel VBA 逆引き辞典パーフェクト
Excel VBA 逆引き辞典パーフェクトは、初心者を脱出したタイミングで活用したいリファレンス本です。リファレンス本とは辞書のように解説している本のことで、本書はVBAの知りたい内容を明確に把握できる一冊です。
VBAの基本はもちろん、裏技も含めて実務に活かせる情報が詰まっています。それぞれ簡潔かつ丁寧な解説が付いており、読みやすさとわかりやすさを兼ね備えた一冊です。
Excel VBAポケットリファレンス
Excel VBAポケットリファレンスは、Excel VBAの要点を網羅したリファレンス本です。ポケットサイズで持ち運びやすく、知りたいコマンドをすぐ調べられます。
そして、本書はワンコインで購入できるお得さも魅力です。ユーザーからの評価も高く、多くの人に認められている一冊でしょう。
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ExcelVBAを実務で使い倒す技術
ExcelVBAを実務で使い倒す技術は、名前のとおりExcel VBAを実務で使うことに特化した実践書です。知識だけでなく、状況に応じた着眼点などの「知恵」についても解説されており、応用力を身に付けられるでしょう。
Excel VBAは基本的に、実務での活用を前提に学ぶものであり、「なんとなく動けばいい」ものではありません。本書は、基礎的な知識を学んだあとに、実務で活かせる応用力を磨けるおすすめの一冊です。
なお、ITの仕事に興味はあるものの、どの職種が自分にあうのかわからない人もいますよね。そんな人は「ITキャリア診断」をお試しください。
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自身に適した職種が知りたい人は、手軽に試してみると良いですよ。
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【上級編】VBAが学べる学習本おすすめ3選
ここでは、上級レベルのVBA学習本を3冊紹介します。VBAを使ってオリジナルのマクロを制作できる人や、さらに実践的なスキルを身に付けたい人におすすめの3冊です。
ExcelVBA実践テク ユーザー・ハンドブック
ExcelVBA実践テク ユーザー・ハンドブックは、VBAの応用テクニックを中心に学べる学習本です。実務で使える基本技と応用技が詰まっており、効率的にスキルアップしたい人にぴったりでしょう。
さらに、本書は300円ほどで購入できる安さも魅力です。低価格ながら有益な情報が詰まっているので、購入して損はないでしょう。
なお、副業での収入獲得を目指しているものの、どんな仕事が自分に合うかわからない人は「副業診断」をお試しください。
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自身が取り組みやすい副業で収入を獲得したい人は、ぜひ一度お試しください。
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Excel Hacks―プロが教える究極のテクニック140選
Excel Hacks―プロが教える究極のテクニック140選は、無駄な情報を省いて必要なことだけを学べる学習本です。専門的かつ実践的なExcel VBAのテクニックを140種類も紹介されているので、VBAについて幅広く学習できます。
効率よく作業を進めるためのテクニックが満載で、必要な箇所だけを読んですぐ実務に活かせるでしょう。
入門レベルでは決して足りない実務に必須のスキルとは ExcelVBA 実戦のための技術
入門レベルでは決して足りない実務に必須のスキルとは ExcelVBA 実戦のための技術は、実践に特化した内容の学習本です。VBAの知識だけでなく、テクニックや考え方・コツがすべてまとまっているので、効率的にスキルアップをねらえるでしょう。
ユーザーからのレビュー数が多く、多くの高評価を得ているのも特徴。上級者向けの実践書として長期にわたって活用したい一冊です。
本でVBAを学習する3つのメリット
ここからは、本でVBAを学習するメリットを、3つにまとめて紹介します。
VBAの全体像を学べる
VBAは、本で学習することで全体像を把握できます。VBAの学習本は初級・中級・上級とレベルごとに内容が異なるものの、レベル別に必要な知識やスキルを体系的に学習できます。
VBAの全体像を把握できれば、目的に応じて必要な内容がわかるので、効率的に知識・スキルを身に付けられるでしょう。
自分のペースで学習できる
本を使えば、VBAを自分のペースで学習できます。講義のように学習時間が決まっているわけではないので、自分の都合や目的に合わせて無理なく知識やスキルを高められるでしょう。
また、いつでも自分が読みたいときに読めるので、空き時間の活用もしやすいです。ストレスなく進められるだけでなく、効率的に学習できる点がメリットでしょう。
費用が安い
VBAの学習本は、全体的に費用が安いです。数百~数千円程度で入手でき、なかにはAmazonの電子書籍読み放題サービス「Kindle unlimited」で無料ですぐ読めるものもあります。
スクールに通う場合は、数万〜数十万円ほどの費用がかかるため、本のコストの低さがわかるでしょう。複数の本を購入してもあまり費用がかからないので、お試し感覚で購入できます。
本でVBAを学習するデメリット
メリットに続き、ここからは本でVBAを学習するデメリットを、2つにまとめて紹介します。
不明点を質問できない
本でVBAを学習する場合、不明点があっても質問できません。わからないことを解決できなければ、必要な知識やスキルが身に付かないおそれがあります。
本で学習をすすめて不明点が出てきた場合、解説を読み込んだりWebで調べたりする必要があり、人によっては手間がかかってしまうでしょう。
学んだことのアウトプットがしづらい
VBAを本で学習すると、インプットはできてもアウトプットがしづらいでしょう。特に、VBAは実務に活かすための知識なので、アウトプットができなければせっかく学習した知識も活用できません。
本の中には、問題が収録されているものが多いですが、問題を解くだけでは実務に活かしにくいです。単に知識をインプットするだけであればデメリットにはなりません。しかし、実際に知識を活かしたいのであれば、アウトプットを工夫する必要があるでしょう。
なお、IT企業への転職や業務・作業の効率化などを見据え、独学でVBAが習得できるか不安な人は「侍エンジニア」をお試しください。
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本以外でVBAを学習する方法4つ
VBAを学習できる本は多いですが、本以外にも学習する方法はあります。ここでは、本以外でVBAを学習する方法を4つ紹介します。
なお、次の記事では、VBA初心者向けに学習方法やコツを紹介しているので、あわせて参考にしてください。
学習サイトを活用する
VBAは、学習サイトでも学べます。無料で利用できるサイトも多く、人によっては本より学習しやすいと感じられるかもしれません。
学習サイトであれば、スマートフォンでいつでも場所を選ばずに学習できます。空き時間を活用しやすいので、本との併用がおすすめです。
動画で学習する
VBAは、動画で学習するのもよいでしょう。動画であれば、本を読んでも理解できない箇所を理解しやすくなります。
また、動画は流し見するだけで負担が少ないため、本よりも効率的に学習できる可能性もあります。動画だけで学習したり本を読んだあとに動画を見たりと、自分に合う方法を見つけましょう。
資格を取得する
VBAの資格取得を目指して学習すれば、知識やスキルが身に付きやすいでしょう。VBAには「VBAエキスパート」と呼ばれる資格があり、取得すればVBAのスキルを客観的に証明できるようになります。
VBAエキスパートは、次の4つに分けられており、いずれもCBT形式で気軽に受験できます。
- Excel VBA ベーシック
- Excel VBA スタンダード
- AccessVBA ベーシック
- AccessVBA スタンダード
昇進や転職など、キャリアアップにつなげたいのであれば、VBA資格の取得も検討するとよいでしょう。
スクールを受講する
VBAの学習のためにスクールを受講する方法もあります。VBAの学習本は種類が多いほか、費用もかからないため手軽に自分のペースで学習を進められます。しかし、1人で学習を進めることになるので、挫折してしまう可能性があるでしょう。
スクールであれば、本に比べて多くの費用がかかるものの、講師やメンターなどに相談できるうえに、ほかの受講生に刺激を受けてモチベーションを高めやすいです。
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VBA本のよくある質問
VBAの学習本について、気になることがある人もいるでしょう。VBA本に関してよくある質問をまとめたので、ぜひ参考にしてください。
VBAの学習時間の目安は?
VBAの学習時間の目安は、少なくとも20時間以上は必要です。ただし、学習時間の目安は目的に応じて異なり、個人差もあります。VBAはプログラミング言語なので、プログラミング初心者であれば基礎からしっかりと身に付ける必要があります。
また、実務で使える応用力は、たとえ知識があってもすぐに習得できるものではありません。そのため、レベルによらず、少なくとも20時間以上を目安にするとよいでしょう。
入門サイトでVBAを学習するには?
入門サイトでのVBAの学習は、入門サイトにアクセスして見たいページを見るだけで簡単です。入門サイトは無料で使えるものも多く、Web上で気軽に閲覧できるため使いやすいのが特徴です。
次の記事では、VBAのおすすめ入門サイトを5つ紹介しているので、あわせて参考にしてください。
VBAを覚えれば仕事にできる?
VBAは業務効率化に役立つスキルですが、VBAの習得によって仕事を獲得できるわけではありません。しかし、VBAはプログラミング言語なので、プログラミングの学習がしやすくなり、ほかの言語の習得難易度が下がります。複数のプログラミング言語に関して知識やスキルが増えれば、プログラマーとして仕事を獲得できる可能性があるでしょう。
まとめ
この記事では、VBA学習本の選び方やレベル別のおすすめ本などを詳しく紹介しました。VBAの学習本は多くあり、ポイントを押さえて選ぶことで効率的に学習できることがわかりましたね。VBAの学習におすすめの本は、次の10冊です。
また、VBAは本以外にも学習方法があり、人によって適した方法は異なります。
侍エンジニアでは、一人ひとりにあわせたオーダーメイドカリキュラムで、好きな言語を選んで学習できます。プロのエンジニアによるマンツーマン指導と徹底したサポートにより、挫折せずに学習を続けられるでしょう。気になる方は、ぜひ無料カウンセリングにお越しください。
本記事の解説内容に関する補足事項
本記事はプログラミングやWebデザインなど、100種類以上の教材を制作・提供する「侍テラコヤ」、4万5,000名以上の累計指導実績を持つプログラミングスクール「侍エンジニア」を運営する株式会社SAMURAIが制作しています。
また、当メディア「侍エンジニアブログ」を運営する株式会社SAMURAIは「DX認定取得事業者」に、提供コースは「教育訓練給付制度の指定講座」に選定されており、プログラミングを中心としたITに関する正確な情報提供に努めております。
記事制作の詳しい流れは「SAMURAI ENGINEER Blogのコンテンツ制作フロー」をご確認ください。
この記事の監修者
フルスタックエンジニア
音楽大学卒業後、15年間中高一貫進学校の音楽教師として勤務。40才のときからIT、WEB系の企業に勤務。livedoor(スーパーバイザー)、楽天株式会社(ディレクター)、アスキーソリューションズ(PM)などを経験。50歳の時より、専門学校でWEB・デザイン系の学科長として勤務の傍ら、副業としてフリーランス活動を開始。 2016年、株式会社SAMURAIのインストラクターを始め、その後フリーランスコースを創設。現在までに100名以上の指導を行い、未経験から活躍できるエンジニアを輩出している。また、フリーランスのノウハウを伝えるセミナーにも多数、登壇している。