【JavaScript入門】大文字と小文字を変換(toUpperCase/toLowerCase)

こんにちは!エンジニアの中沢です。

JavaScriptには文字列の大文字と小文字を変換するための「toUpperCase」と「toLowerCase」があります。

大文字と小文字を揃えて比較することもできるので上手く活用してください。

この記事では、

・大文字と小文字を変換するには
・toUpperCaseで大文字に変換する方法
・toLowerCaseで小文字に変換する方法

という基本的な内容から、

・大文字と小文字を揃えて比較する方法

などの応用的な使い方に関しても解説していきます。

今回はこれらの方法を覚えるために、文字列の大文字と小文字を変換する方法をわかりやすく解説します!

目次

大文字と小文字を変換するには

大文字と小文字を変換するには、toUpperCasetoLowerCaseを使います。

toUpperCaseは小文字を大文字に変換するときに使います。

同様に、toLowerCaseは大文字を小文字に変換するときに使います。

これらのメソッドを使うことで、大文字と小文字を無視して文字列を比較することなどができます。

toUpperCaseで大文字に変換する方法

ここでは、文字列をtoUpperCaseで大文字に変換する方法を解説します。

文字列をtoUpperCaseで大文字に変換するには、変換したい文字列からtoUpperCaseメソッドを呼び出します。

戻り値として、大文字に変換後の文字列を返します。

次のプログラムで確認してみましょう。

var str = "Samurai";
str = str.toUpperCase();

console.log(str);

実行結果:

SAMURAI

このようにして、文字列を大文字に変換することができました。

toLowerCaseで小文字に変換する方法

ここでは、文字列をtoLowerCaseで小文字に変換する方法を解説します。

文字列をtoLowerCaseで小文字に変換するには、変換したい文字列からtoLowerCaseメソッドを呼び出します。

戻り値として、小文字に変換後の文字列を返します。

次のプログラムで確認してみましょう。

var str = "Samurai";
str = str.toLowerCase();

console.log(str);

実行結果:

samurai

このようにして、文字列を小文字に変換することができました。

大文字と小文字を揃えて比較する方法

ここでは、大文字と小文字を揃えて比較する方法を解説します。

比較する二つの文字列の大文字と小文字を無視して比較するには、toLowerCaseで小文字に揃えてから比較します。

次のプログラムで確認してみましょう。

var str1 = "Samurai";
var str2 = "samurai";

str1 = str1.toLowerCase();
str2 = str2.toLowerCase();

var result = str1 === str2;

console.log(result);

実行結果:

true

このようにして、文字列を小文字に揃えてから比較することができました。

文字列の比較についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひ確認してください。

まとめ

いかがでしたか?

今回はtoUpperCasとtoLowerCaseで、文字列の大文字と小文字を変換する方法を解説しました、

大文字と小文字を揃えて比較することもできるのでぜひ活用してくださいね。

もし、文字列の大文字と小文字を変換する方法を忘れてしまったらこの記事を確認してください!

この記事を書いた人

【プロフィール】
DX認定取得事業者に選定されている株式会社SAMURAIのマーケティング・コミュニケーション部が運営。「質の高いIT教育を、すべての人に」をミッションに、IT・プログラミングを学び始めた初学者の方に向け記事を執筆。
累計指導者数4万5,000名以上のプログラミングスクール「侍エンジニア」、累計登録者数1万8,000人以上のオンライン学習サービス「侍テラコヤ」で扱う教材開発のノウハウ、2013年の創業から運営で得た知見に基づき、記事の執筆だけでなく編集・監修も担当しています。
【専門分野】
IT/Web開発/AI・ロボット開発/インフラ開発/ゲーム開発/AI/Webデザイン

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