if文は、条件式を記述するときに使用しますが、複数条件を指定したり、結果が偽の場合に処理を実行したいなんて場合もあります。そこで、ここではif文の論理演算子if notについて、以下の内容で解説していきます。
- 【基礎】if notとは
- 【基礎】if notの使い方
- 【基礎】if notの注意点
- 【発展】その他の論理演算子
if notの使い方について、詳しく解説していますのでぜひ参考にしてくださいね!
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if notとは
if notは条件式の結果が真であれば偽、偽の場合は真を返す演算子です。そのため、通常のif文の条件式と異なり、条件が成立しない場合にif文の処理を実施したい場合や条件が成立しなかった値を取得したい場合に使用します。
if notの書き方
if not 条件式
また、if notは結果が偽の場合Trueを返すため、否定(not)演算子とも呼ばれています。次項ではそんなif notの使い方を具体的に解説していきます。
if notの基本的な使い方
ここではif notの簡単な使い方について見ていきましょう!サンプルプログラム:
str1 = "apple" if not str1 == "orange": print(True) else: print(False)
実行結果:
True
このサンプルプログラムでは変数str1に”apple”を指定し、if文の条件式で文字列orangeと一致しなかった場合はTrueが出力されます。実行結果のとおりnot演算子は結果が偽(ここではappleとorangeは一致しない)となり、if文の処理が実行されます。
注意点として、if notは条件式が真の場合にFalseを返すので、条件が一致しているのになぜかif文の処理が実行されない。なんてことが内容に通常のif文とif notは用途によって使い分けるようにしましょう。
if notは前述したとおり上限が偽の場合に処理を実行したい場合や、値を比較して結果が偽の場合の値を取得したい場合に使われます。以下の例では4で割り切れない数値のみを抽出しています。
list1 = [10, 20, 30, 40, 50, 60 , 70, 80, 90] for number in list1: if not number % 4 == 0: print(number)
実行結果:
10 30 50 70 90
このようにnot演算子を使用することで、条件に一致しない値のみを抽出するなんてことも可能です。
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その他の論理演算子
論理演算子はここで紹介したnot演算子の他にor、andなどがあります。それぞれの違いについて見てみましょう
演算子 | 真の条件 |
---|---|
or | どちらかが真の場合 |
and | どちらも真の場合 |
not | 真であれば偽、偽であれば真 |
以下の例ではor演算子を使用して、どちらかの演算子が真の場合は真を返します。
x = 10 y = 20 if not x == 10 or y == 20: print(True)
実行結果:
True
このサンプルプログラムでは「not x == 10」は条件が一致するため、Falseを返しますが、「y == 20」が真のため、Trueを返します。Pythonで使用できる論理演算子については以下の記事でも紹介していますので参考にしてください。
まとめ
ここでは、if文の倫理演算子if notについて以下の内容を解説しました。
- if notとは
- if notの使い方
- その他の論理演算子
if notは通常とif文の条件式と真逆の結果を返すので、はじめは戸惑うかもしれませんが、場合によってはif notで式を記述する必要性もでてくるでしょう。もし、if notの使い方を忘れてしまったら、この記事を思い出してくださいね!