JavaのJREとは?JDKとの違いやインストール方法まで解説

JavaのJREってそもそも何?
JREとJDKの違いがよくわからない
JREはどうやってインストールするの?

Javaアプリを動かそうとしてもなぜか動かせないといったことはありませんか?Javaアプリを動かすにはJRE(Java Runtime Environment)が必要になります。JREという言葉は聞いたことがあっても

「JREってなに?」「JREとJDKは何が違うの?」など疑問に思っている方もいるのではないでしょうか?

Javaでプログラミングをしていなくても、なにかしらのソフトウェアをインストールする際に一緒にJavaもインストールして使っているかもしれません。一緒にインストールしたJavaはおそらくJREである可能性があります。

この記事ではJavaのJREについて、以下の内容で解説していきます。

  • 【基礎】そもそもJavaとは?
  • 【基礎】JREとは?JDKとの違いは?
  • 【基礎】JREのバージョンを確認する方法
  • 【実践】JREのダウンロードとインストール

JavaのJREについて、基礎の基礎からダウンロード、インストールの方法まで網羅的に解説していますのでぜひご覧になってください!

なお、Javaの記事については、こちらにまとめています。

目次

そもそもJavaとは?

JREのバージョンについて説明する前に、まずはJavaについて簡単におさらいしておきましょう。Javaは1990年代にSun Microsystemsが開発・発表したオブジェクト指向という考え方を取り入れた言語です。

2010年にOracleが買収し、Oracle製品の1つになりました。Javaは家電やモバイル機器を始めとして、多くのデバイスに搭載されています。国内でもスマートフォンなどに搭載されていて、アプリ開発を行うにはJava言語を使って開発することになります。

Javaについては、こちらのサイトでも詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

JavaのJREとは?

JREとはJava Runtime Environmentの略で、簡単に言うとJavaで作られたアプリケーションを動かすために必要なソフトのことです。

つまり、Javaを動かすための実行環境になるのがJREとなります。

これに対して、Javaでプログラミング開発の際に必要になってくるのがJDKです。JDKはJava SE Development KitのJDKの略で、Javaでプログラムを作成する際に必要な開発キットになります。JDK内にはJREも含まれています。

ここでJava SEという言葉が出てきましたが、これはJava Standard Editionの略です。Javaでプログラミングを行う際に最低限必要な機能をまとめたものになります。

JREとJDKの違いを簡単にまとめると、以下のようになります。

  • JREは「Javaで作られたアプリケーションを動かすためのもの」
  • JDKは「Javaでプログラムを開発するためのもの」


JRE、JDK、Java SEについてはこちらでも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

JREのバージョンを確認する方法

すでにあなたのパソコンにもJREがインストールされているかもしれません。

JREは常に最新のバージョンに更新されていることが望ましいです。すでにインストールされているJREが最新のバージョンかどうか確認するには、こちらのサイトにアクセスして最新のバージョンか確認することができます。

https://www.java.com/ja/download/installed.jsp

このサイトで確認できるのは、ブラウザにInternet ExplorerまたはMac上のSafariを使用した場合です。例えばGoogle Chromeなどを使う場合は確認できないようですので、ご注意ください。

サイトにアクセスしたら、「同意して続行」ボタンをクリックします。

Javaのバージョン確認1

以下のように表示されると最新のバージョンということになります。

Javaのバージョン確認2

JREのダウンロードとインストール

もし、JREがあなたのパソコンにインストールされていない、もしくは最新のバージョンがインストールされていない場合はインストールしましょう。

そのまえにJREをダウンロードする必要があります。JREはこちらのサイトからダウンロードすることができます。また、Mac OS用もこちらのサイトからダウンロードすることができます。

引用元:Java https://java.com/ja/download/manual.jsp


Javaのダウンロード

JREがダウンロードできたらインストールしましょう。ダウンロードしたファイルをダブルクリックして「デバイスに変更を加える」ことの「はい」ボタンをクリックすると以下の画面が現れます。

「インストール」ボタンをクリックします。

インストールが始まります。

しばらくするとインストールが完了しますので、「閉じる」ボタンをクリックして終了です。

まとめ

今回はJREについて説明しましたがいかがでしたか?Javaは様々なWebサイトやソフトウェアで利用され、それらを活用するにはJREが必要不可欠です。

この記事を繰り返し参考にしながら、使いこなしていきましょう!

この記事を書いた人

【プロフィール】
DX認定取得事業者に選定されている株式会社SAMURAIのマーケティング・コミュニケーション部が運営。「質の高いIT教育を、すべての人に」をミッションに、IT・プログラミングを学び始めた初学者の方に向け記事を執筆。
累計指導者数4万5,000名以上のプログラミングスクール「侍エンジニア」、累計登録者数1万8,000人以上のオンライン学習サービス「侍テラコヤ」で扱う教材開発のノウハウ、2013年の創業から運営で得た知見に基づき、記事の執筆だけでなく編集・監修も担当しています。
【専門分野】
IT/Web開発/AI・ロボット開発/インフラ開発/ゲーム開発/AI/Webデザイン

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