あなたは、スマートフォンの普及などによってアプリ開発が注目を浴びている事をご存知ですか?
最近では、「フリーランス」という働き方もよく耳にするようになり、アプリ開発をフリーでもできる時代になっています。
その中でも「Swift」というプログラミング言語を使ってiOSアプリを開発する人が増えています。
日本では、iPhoneが絶対的なシェアを誇っているため、iOSアプリを作成して自社の広告をしようと大手企業もどんどん参入しています。
しかし、昨今のIT人材不足によってiOSアプリ開発を行えるエンジニアは非常に少ないのが現状です。
このiOSアプリ開発ですが、フリーランス目線で考えると
「どのくらいの報酬がもらえるか」
「今後、将来的に需要はあるのか」
気になりますよね。
そこでこの記事では、フリーランス目線でiOSアプリ開発事情をご紹介します。
この記事を読めば、iOSアプリ開発についての知識を身につける事ができますので、ぜひ最後までご覧ください。
各章ごとにまとめを記載しているので時間のない方は、まとめだけ確認しても要点を掴む事ができます。
【この記事はこんな方に書きました】
- iOSアプリ開発に興味がある
- iOSアプリ開発の需要を知りたい
- iOSアプリ開発の将来性を知りたい
なぜiOSアプリ開発がいいのか?
今回、数あるアプリ開発からiOSアプリを選んだことには理由があります。
まずはiOSアプリ開発をなぜおすすめするかをご紹介します。
日本でのシェアがNo1
[出典]
総務省の2017年度通信利用動向調査によるとスマートフォン普及率は日本全体で75.1%。
人口の4人に1人はスマートフォンを所持しており、その中でiPhoneのシェア率が68.6%と全体の約7割を占めています。
2012年のiPhone発売以後、日本では年々シェア率を伸ばしており、今後も日本ではAppleの攻勢が続くと予想されています。
Swiftの登場
Swiftは2014年にAppleから発表されたプログラミング言語です。
iPhoneやMacなどApple製品のアプリをはじめ、Webアプリケーションまで開発できます。
Swiftは他の言語に比べ、比較的コードが読みやすく描きやすい特徴があります。
そのため、初心者でも少し学習すればアプリ開発を行う事ができる他、参考書なども豊富に用意されているため、未経験からでも始めやすいプログラミング言語の1つです。
【おすすめ記事】
アプリ開発を革命的アイデアで実際に開発する方法とは?【アプリ開発の入門編】
アプリ課金率の違い
AppsFlyerの調査によるとiPhoneユーザーはAndroidユーザーと比較して、有料アプリへの課金率が2倍近く高いという結果が出ています。
この結果から、iPhoneユーザーはAndroidユーザーに比べて、積極的にアプリを利用しており、アプリに課金しやすい傾向にある事が分かります。
アプリ課金率の高さはアプリ開発者にとって、重要な要素の1つです。
課金を促す事が目的であるならば、課金率の高いユーザーが多いiOSアプリ開発を行う方が良いでしょう。
この章のまとめ
iOSアプリ開発がおすすめな理由
- スマホシェア率が高く、2人に1人の割合でiPhoneを所有している
- Swiftの発表により、アプリ開発が容易に出来るようになった
- Androidユーザーに比べてiPhoneユーザーの方がアプリに課金する
フリーランスから見たiOSアプリ開発
iOSアプリ開発はフリーランスから見たらどう映るでしょうか。
次はフリーランス目線でアプリ開発についてご紹介します。
iOSアプリ開発の単価
フリーランス系エージェントに掲載された案件をいくつか見ると、だいたい月40〜90万円の案件があり、月70万円くらいの案件が平均的です。
在宅で作業をするようなものは少なく、基本的には業務委託でチームに加わってアプリ開発を行う案件が多いですね。
条件にObjective-C、Swiftの実務経験を指定している案件が多いため、アプリ開発経験がなければ最初にクラウドソーシングなどで軽めの案件をこなして、実務経験を積むと良いでしょう。
現在の需要
iOSアプリ開発の案件は、スマートフォンの普及と共に年々増加しています。
しかし、Objective-Cが比較的難しいこととSwiftがまだまだ発表から日が経っていないため、iOSアプリ開発が出来るエンジニアの絶対数が足りていない状況です。
そのため、各案件の単価は高価格のものが多く、まだまだ需要の高い状況は続いていくでしょう。
今後の動向
最近では、アプリ開発の傾向も変わってきています。
以前までアプリ開発といえばゲーム関係のものが多かったですが、現在はゲーム以外の案件も増え、
ゲームと比べても5:5くらいの割合になっています。
特に大手企業が積極的にアプリ開発を行なっているため、今後はゲーム以外の案件も増えていくでしょう。
技術的な面で見ると、今までのアプリは基本的にObjective-Cで作成されていましたが、今後はSwiftに移行していきます。
Swiftを自由に使いこなす事ができれば、将来的に見ても十分通用するでしょう。
この章のまとめ
フリーランスから見たiOSアプリ開発とは
- 各案件の単価は高いが業務委託で働くものが多い
- 高価格案件の獲得には、Objective-C・Swiftの業務経験が必要
- 将来的に見ても、需要は高いがSwiftを学ぶ必要がある
【Swiftについて詳しく知りたい方はこちら】
Swiftとは?大注目言語を徹底解説【Swiftの疑問が全て解決】
Swift完全攻略ガイド【Swift入門の決定版】
フリーランス必見!iOSアプリ開発の案件が獲得できるエージェント
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フリーランスエンジニアとしてやっていくのなら、ぜひ活用してほしいエージェントです。
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フリーランスエンジニア・クリエイターの方向けの案件を紹介するエージェントです。
案件数そのものは少ないものの、FaceBookから気軽に利用できます。
また、案件の情報を細かく確認でき、できるだけ要望に沿った案件情報を提供してもらえます。
ITプロパートナーズ
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そのため、週2日から参加できる案件情報が満載です。
PE-BANK
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首都圏だけではなく、地方など全国の案件を見る事ができます。
案件を紹介してもらえるだけでなく、確定申告や事務手続きのサポートなど福利厚生も充実しています。
まとめ
いかがでしたか。
今回はiOSアプリ開発についてご紹介しました。
フリーランスにとって、今後も非常に需要があり将来性の高い分野という事が分かりましたね。
現状、Swiftを専門としているエンジニアが少ないため、今のうちにSwiftを学ぶことで、更なる飛躍も期待できます。
Swiftを最速で学習したい方はプログラミングスクールを活用するのも1つの手です。
当塾でもSwiftを学習する事ができますので、気になる方は無料レッスンを利用してみてください。