この記事では、Unityの使い方をわかりやすく解説します。
Unityの使い方が知りたい
Unityでゲームを作りたいけど、使いこなせるかな?
「Unityの使い方がよくわからない」と感じている方は少なくありません。
今回は初心者向けにUnityの基本的な使い方、作れるもの、参考になる記事を紹介します。
本記事はUnityの基本的な知識がつき、Unity関連でつまずいた時の参考になります。
- Unityでの開発にはC#やJavaScriptなどを扱うスキルが必要
- Unityの個人利用にはベーシックプランがおすすめ
- まずはUnityのインストール・アカウント開設から始めよう
Unityとは?
Unityは、ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社が提供するゲーム開発プラットフォームです。
3D/2Dに関わらず、さまざまなゲームを個人でも開発できます。使い方次第でコードを打たずにゲームが開発できる手軽さから、世界中で非常に人気の高いゲームエンジンです。
また、マルチプラットホームに対応したゲームを作れることもUnityの人気の理由のひとつです。
Unityについて動画でも紹介しているので、こちらも参考にしてみてください。
Unityの特徴やについては、こちらの記事でも解説しています。
なお、副業での収入獲得を目指しているものの、どんな仕事が自分に合うかわからない人は「副業診断」をお試しください。
かかる時間はたった1分ほど。5つの質問に答えるだけで、自分にあう副業を診断してもらえます。
自身が取り組みやすい副業で収入を獲得したい人は、ぜひ一度お試しください。
\ 5つの質問に答えるだけ /
Unityの基本知識を知っておこう
Unityの基本的な知識として、ここでは以下の内容を紹介します。
- Unityを使うために必要なスキル
- Unityで作れるもの
Unityで必要なスキルと作れるものを具体的に知ることで、Unityの使い方への理解がより深くなります。
Unityを使うために必要なスキル
Unityは、「プログラミングスキルがなくてもある程度はゲームが作れる」という点が大きな特徴です。
Unityそのものに基本的なゲームを作るためのパーツが用意されており、それらを組み合わせることでゲームのベース部分を作ることができます。また、他のエンジニアが作成したキャラパーツや背景、アイテムデザインなどが「アセットストア」で販売されており、それらを購入することでより効率的なゲーム開発も可能です。
細部にこだわった本格的な開発には、プログラミングが必要になります。C#やJavaScriptを使ってプログラミングをすれば、より高度なゲームを開発できます。
Unityで作れるもの
Unityでは3D/2D問わず、さまざまなゲームが作れます。
- アクションゲーム
- 格闘ゲーム
- レーシングゲーム
- FPSゲーム
- カードゲーム
これらのゲームのテンプレートが、ジャンルに分かれて用意されています。
アセットストアで提供されるテンプレートを使うことで、定番と同じようなゲームを作ることができます。「ポケモンGO」「みんなのゴルフ」「白猫プロジェクト」「ドラゴンクエストⅧ」など、一度は聞いたことのあるゲームもUnityで作られています。
Unityには「マルチプラットフォーム」という特徴もあり、以下のような機種のゲームが作れます。
- プレイステーション3,4,5
- 任天堂スイッチ
- Wii U
- X Box 360
- パソコンゲーム(ブラウザゲーム)
- スマホゲーム
このようなゲームを作りたい人にとっても、Unityはおすすめです。
なお、Unityの勉強をどう進めればいいのかなどがあいまいな人は「プログラミング学習プラン診断」をお試しください。
かかる時間は1分ほど。4つの質問に答えるだけで、あなたにあう言語や学習プランを診断してもらえます。
効率よくプログラミングを学習したい人は、ぜひ一度お試しください。
\ 4つの質問に答えるだけ /
Unityの基本的な使い方を理解しよう
Unityは、無料でUnityのダウンロードページから入手できます。Proプラン・Plusプランに課金することでできることが増えますが、個人の初心者であればベーシックプランで十分です。
Unityをダウンロードし、インストールで利用規約への同意やアカウント開設を済ませれば、ゲーム開発画面へ進みます。
上記リンクからは「Unity Hub」のダウンロードができます。「Unity Hub」は、UnityとUnitiyで開発したプロジェクトのバージョン管理を行ってくれるアプリケーションソフトです。
複数の開発を行う場合には管理上必要となりますので、同時にダウンロードして導入することをおすすめします。
詳しいダウンロード方法やUnityのプランについては、以下の記事を参考にしてみてください。
なお、ITの仕事に興味はあるものの、どの職種が自分にあうのかわからない人もいますよね。そんな人は「ITキャリア診断」をお試しください。
かかる時間はたったの1分。5つの質問に答えるだけで、自分にあうIT職種を診断してもらえます。
自身に適した職種が知りたい人は、手軽に試してみると良いですよ。
\ 5つの質問に答えるだけ /
Unityの最適な学習方法を知ろう
Unityの使い方やゲームを作るために、必要な知識はたくさんあります。
ここでは、以下のUnityの学習方法について解説していきます。
- おすすめの学習サイト
- おすすめの参考書
- おすすめのスクール
それぞれ詳しく解説していきます。
おすすめの学習サイト
Unityの使い方、作れるゲームについて解説したサイトを2つ紹介します。
「3Dゲームでも2Dゲームでも作れますよ!」と言われても、最初はどんなゲームが作れるか想像がつきにくいです。以下のようなサイトを見てみると作れるゲームのイメージが湧きやすいので、ぜひ目を通してみてください。
Unityマニュアル
Unity公式は、必ずおさえておくポイントです。
情報が常に最新に更新されており、チュートリアルも充実しています。いろいろなゲームを作ってみることで、実力もメキメキとついていきますよ。
こちらは、Unityのリファレンスとして活用できるサイトです。
Udemy Unityコース
Udemyは、Unityなどプログラミング言語だけでなく「ビジネス」「マーケティング」「営業」などさまざまな大人向けの学習コンテンツが販売されているサイトです。
3D/2D問わず、さまざまなゲーム制作を学べるコースが購入できます。数万円するコースもありますが、セールを利用するなどして数千円で購入できることもあるので、一度チェックしておくとよいでしょう。
おすすめ学習本
Unityを学習するにあたって、書籍もリファレンス(参照)に使えます。
初心者におすすめの本は、「楽しく学ぶUnity3D超入門講座」です。
3Dゲームを作るための基本動作の制作方法が書いてあるので、アクションゲーム、RPGゲーム、格闘ゲームなどを作りたい人にはおすすめです。
「Unityで神になる本」は、初心者向けにわかりやすく解説された本です。口語調で、飽きることなく読み進めることができます。
2015年出版の本ですが「懸念するほど現在のUnityとの違いはない」というレビューが確認されています。2021年7月に、同じ筆者による新刊も発売予定です。
その他の本は以下の記事で紹介しています。
なお、IT企業への転職や副業での収入獲得を見据え、独学でUnityを用いた開発スキルが習得できるか不安な人は「侍エンジニア」をお試しください。
侍エンジニアでは、現役エンジニアと学習コーチの2名体制で学習をサポートしてもらえます。
「受講生の学習完了率98%」「累計受講者数4万5,000名以上」という実績からも、侍エンジニアなら未経験からでも挫折なく転職や副業収入の獲得が実現できますよ。
\ 給付金で受講料が最大80%OFF /
Unityの使い方がわかるオススメ記事10選
本サイトには、既にたくさんのUnityの使い方に関する記事が掲載されています。
「日本語化する方法」や「オブジェクトの呼び出し方」など基本的なものから、「地面の生成」「空の生成」のようなワクワクするようなことまで解説しています。
以下でそれぞれの記事へのリンクを紹介しますので、Unityでの制作の参考にしてみてください。
Unityを3分で日本語化する方法
Unityのデフォルト言語は英語ですが、日本語表記がわかりやすいですよね。しかしワンクリックで日本語化できるわけではなく、必要なファイルをダウンロードする手間がかかります。
日本語の方が違和感なく作業できるため、ゲーム制作に集中するためにも日本語化しておくのをおすすめします。
Unityの基礎「ゲームオブジェクト」と「コンポーネント」
Unityでは、以下のような例えが用いられます。
- ゲームオブジェクト→空の料理鍋
- コンポーネント→料理の材料
Unityでゲームを作るとは、「ゲームオブジェクトにコンポーネントを適切な形で入れていく」作業です。
以下の記事で、ゲームオブジェクトとコンポーネントの詳しい使い方を紹介しています。
当たり判定イベント検知「OnCollision~」と「OnTrigger~」の使い方
ゲーム内に配置した物体と物体の「当たり判定」は、ゲームにおいてとても大事な要素です。
「当たり判定」が適用される場面は
- 格闘ゲームでお互いにダメージが入るタイミング
- アクションゲームでは触れるとダメージを受けるステージギミック
- レースゲームでは壁との接触
などです。
当たり判定を設定する方法を一通り解説した記事は、以下を参考にしてみてください。。
文字列を入力する「InputField」オブジェクトの使い方
RPGゲームで、ゲームの最初に主人公の名前を決めるシーンがありますよね。自分の名前を主人公につけたり、オリジナルの名前にしたりすることで主人公に愛着が湧きます。
ユーザーが入力した文字列を取得する機能が、「InputField」オブジェクトです。
以下の記事でInputFieldについて解説しているので、ぜひ確認してみてください。
スコアなどの文字列を表示する「Text」オブジェクトの使い方
画面の上下左右の端に、データもテキスト情報も表示されていないゲームは見たことがありません。どんなゲームでもスコアなどの数字や文字が表示されていますが、それらは「Text」オブジェクトで表示しています。
非常に簡単に使える機能で、さまざまな場面で使えるので、チェックしておきましょう。
描画演出のためのShader(シェーダー)の使い方
Unityでゲームを作るうえで避けては通れないのが、「Shader(シェーダー)」です。Shader(シェーダー)は画面上に任意のオブジェクトを描くための機能で、使い方によってどんな表現の世界でも作ることができます。
デフォルトでは「standard Shader(スタンダードシェーダー)」が使われていますが、それ以外のShader(シェーダー)も使いこなすことでさまざなな世界観を表現できます。
Shader(シェーダー)については、以下の記事を参考にしてみてください。
地面を生成するためのTerrainの使い方
ゲーム制作を始めるにあたって最初にすることのひとつが、「地面の生成」です。Terrainを使えばたった3分で地面を作れ、一気に雰囲気が増します。
複数パターンの地面から自分の好みのものを作れるので、自分が思い描く世界観に合う地面を用意しましょう。
地面だけでなく草や木の生成方法も、以下の記事では解説しています。
空を作るためのSkyboxの使い方
地面を作ったら次は空です。
Skyboxを使えば、空の生成もあっという間にできます。青空、夕暮れ空、曇り空など複数パターンが用意されており、宇宙にすることもできます。
地面と空が生成できればゲームのような要素が増えて、制作のモチベーションも上がります。
Skyboxについては、以下の記事をどうぞ。
オブジェクトを削除するためのDestroyの使い方
ゲーム制作において「消す」という動作は、重要度が高いです。地道な動作ですが、倒した敵が画面から消えたり取ったアイテムが消えたり、使い所は多いです。
プロジェクトやコンポーネントを削除するのはDestroyという機能で、以下の記事で解説しています。
セーブ・ロードのためのPlayerPrefsの使い方
ゲームデータのセーブとロードができないと、記録が残らないうえに冒険が続けられません。単発プレイのみの昔のゲームならそれでもいいですが、現代のゲームはほとんどが「データのセーブ・ロード」を必要とします。
セーブとロードに関する機能「PlayerPrefs」の使い方は、以下の記事で解説しています。
Unityを使って本格的なゲーム開発をしたいなら
Unityの使い方を覚えればゲーム開発ができますが、さらに本格的なゲームを開発したいのであれば「C#」を習得することをおすすめします。
C#は独学でも勉強するよりも、オンラインのプログラミングスクールの方が効率よく学習できます。
弊社で提供している「SAMURAI ENGINEER」は、以下の特徴があります。
- 専属トレーナーによるマンツーマンレッスン
- オーダーメイドカリキュラムの提供
- 完全オンラインプログラム
SAMURAI ENGINEERを受講すれば、数ヶ月で現場で使えるレベルのスキルを習得することも可能です。ぜひ試してみてくださいね。
公式サイトでSAMURAI ENGINEERの詳細を見るまとめ
ここでは、Unityの使い方について詳しく解説しました。
Unityは高機能のゲーム開発エンジンなので、使いこなせば就職・転職に非常に役立ちます。使いこなすのは簡単ではありませんが、書籍や学習サイト、SAMURAI TERAKOYAなどは勉強の強い味方となります。
ゲームが好きな人、ゲーム業界で働きたい人には習得する価値がありますので、この機会にぜひ学んでみましょう。
この記事のおさらい
UnityのダウンロードページからUnityをダウンロードすれば、使うことができます。
プログラミング言語を全く使えなくても、Unityを使うことはできます。とはいえ、C#やJavaScriptが使えた方が作れるゲームの幅が広がるので、それらの勉強を並行して行うのがおすすめです。
Unityは無料で使えます。大規模なゲーム開発をしない限り、無料で使えます。
本記事の解説内容に関する補足事項
本記事はプログラミングやWebデザインなど、100種類以上の教材を制作・提供する「侍テラコヤ」、4万5,000名以上の累計指導実績を持つプログラミングスクール「侍エンジニア」を運営する株式会社SAMURAIが制作しています。
また、当メディア「侍エンジニアブログ」を運営する株式会社SAMURAIは「DX認定取得事業者」に、提供コースは「教育訓練給付制度の指定講座」に選定されており、プログラミングを中心としたITに関する正確な情報提供に努めております。
記事制作の詳しい流れは「SAMURAI ENGINEER Blogのコンテンツ制作フロー」をご確認ください。
この記事の監修者
株式会社SAMURAI
独学でプログラミング学習を始めるも挫折。プログラミングスクール「SAMURAI ENGINEER」を受講し、Web制作を学ぶ。副業でWeb制作を行いつつ、「初心者がプログラミングで挫折しないためのコンテンツ制作」をモットーにWebライターとして侍エンジニアブログ編集部に従事。