こんにちは! エンジニアのヤマギシです。
この記事ではRubyの『or』について解説していきたいと思います。
if文は条件式を記述するときに使用しますが、使用する場面によっては複数の条件式で分岐を行うケースが多いです。
「orに限らずさまざまな演算子使えるようになりたい」
そこで、今回は『or』を中心にさまざまな演算子の使い方を解説していこうと思います
orの概要
orの書き方や使い方
or以外のさまざまな演算子
『or』やその他の演算子について初心者でも理解できるようにわかりやすくご紹介していますので、ぜひ役立ててみてください。
orとは
それではRubyの『or』について説明していこうと思います。
『or』はプログラムの世界では論理演算子と呼ばれています。
そして論理演算子はif文や繰り返し処理などの条件処理で使うことが多いです。
『or』は複数の条件式のうち最小限一つが正しいという意味があります。
『or』と同じ意味の演算子として『||』も使われますので、覚えておきましょう!
orの書き方や使い方
今回はif文で使う方法をご紹介致します。
if文について理解できているという前提で説明していきます。
ですので、if文について不安な方は、こちらの記事を見てから、この記事で学習してくださいね。
それでは、『or』について簡単に理解しておきましょう!
『or』は主に条件式と一緒に使用します。
このような形です。
if 条件式① or 条件式②
こちらを見ておわかりの通り、条件式が2つ以上あってはじめて機能します。
そして意味としては、『かつ』や『または』となります。
条件式の一方が満たされていたら適応されるということを覚えておきましょう!
では、早速if文で『or』を使ったサンプルコードを見ていきましょう!
name = "carry" old = 2 pref = "Kumamoto" if old > 5 or pref == "Kumamoto" or name == "carry" then puts("キャリーは2歳で熊本県出身です") end
[出力結果]
キャリーは2歳で熊本県出身です
まず、3つの変数にそれぞれ値を入れています。
その後、値を格納済みの変数に対して、『or』を含む条件文ででそれぞれ条件判定をしています。
判定の結果、3つの条件の内2つの条件が満たされています。
よって、条件は満たされたということで、結果が出力されております。
なんてことはなく、シンプルに条件一つ一つの間にorで条件を加え、より複雑な判定ができているのがわかるかと思います。
では、『or』ではなく、『||』を使ったサンプルコードを見ていきましょう!
season = "summer" area = "sea" weather = "sunny" if season == "summer" || area == "sea" || weather == "cloud" then puts("海でたくさん泳ぎましょう") end
[出力結果]
海でたくさん泳ぎましょう
こちらも『or』と同じように、それぞれの条件文の間に『||』を書くことによって3つの内少なくとも2つが満たされていれば、条件が適応され結果が出力されています。
or以外のさまざまな演算子
され、これまで『or』や『||』という演算子について学習してきました。
どちらも、どちらか一方が満たされてる、もしくは満たされている数が多ければ条件は適応されるのでしたね。
ただ、今回ご紹介した演算子は数ある中の演算子の内のほんの一部です。
ですので、他にもあらゆる演算子を網羅している記事をご紹介してみます。
こちらの記事では、
-
- 演算子一覧
- 代入演算子
- 範囲演算子
- 論理演算子
- 比較演算子
という今回扱った『or』や『||』も含め
-
- 配列演算子
- ハッシュ演算子
- 文字列演算子
- 正規表現の演算子
- 三項演算子
といった少し応用的な演算子についてもご紹介しております。
Rubyで使っていく演算子は『or』や『||』だけではないというのはおわかりかと思いますが、数ある演算子についても理解を深めておくことをオススメします。
まとめ
いかがでしょうか。
今回は『or』や『||』を使いif文で複雑な条件判定をする方法を中心に学んできました。
その他にも、さまざまな演算子もご紹介しております。
こちらの記事でご紹介した内容は条件判定をスムーズに行うために必須となっておりますので
是非この機会にマスターしておきましょう。