ニャンズとにゃんにゃんしている侍エンジニアブログ編集部のモリシタです。
コーポレイトサイトにもWordPressを導入する企業は多くなりました。飲食やサービス関係なく、自社サイトを気軽に手に入れられる時代。
しかし、大手の紹介サイトのような予約システムって
となんとなく思っていませんか?
実は、予約システムのプラグインを導入するだけで、簡単にWeb予約をスタートできるんです。今回は、Web予約システムを導入したいあなたのために、9つのプラグインを紹介します。
この記事を読めば、自分がどのプラグインを導入すればイイかが一発でわかります。
予約システム利用で業務効率化
見込み客をゲットできる
ネット予約が当たり前になっている時代です。電話予約のみだと、営業時間内しか予約を取ることができず、電話すること自体が面倒くさいと思う人がたくさんいます。
また、忙しくて電話に出られなかった…なんてこともありますよね。Web予約システムを導入することで、チャンスを逃さずゲットできます。
データ分析に活用できる
客層やどんなメニューを選んだのかがデータとして蓄積されます。今までの予約データを元に、どんなお客さんがどんなサービスを求めているかがわかるようになります。
何かキャンペーンをしたり、新メニューを考案するときに役立てることができます。ターゲット層のお客様に、いかにリピーターになっていただくかの戦略を立てるための指標にもなります。
自然な流れでメールアドレスとゲットできる
店舗でアンケートをとっても、メールアドレスまで入れてくれる方はなかなかいません。
しかし、Web予約だと予約確認メールの配信を目的として、自然に必須項目として入力を促すことができます。メルマガでお得情報などを発信することにより、継続的に利用してもらえるチャンスを意図的に作り出すことができます。
しかし、広告メールを嫌がるお客様もいるので、同意の上で配信しましょう。
予約システムを使い倒すために気をつけたいデメリット
ドタキャン客は必ずでる
お客さんも気軽に自分のタイミングで予約ができる分、軽い気持ちで予約しちゃうんですよね。とりあえず、抑えとこうとか、予定が変わったらキャンセルすればいいやとか思う人が増えてきます。
キャンセルの連絡をしてくれる人はまだいいのですが、何の連絡もなく当日来ないという人もいます。直接的なやりとりをしない分、そういう人は必ず出てきます。あまりにもドタキャンが多い場合、ドタキャンされない仕組みづくりを考える必要があります。
電話とWebのダブルブッキングには注意
Webで予約していても、電話予約と併用するお店は多いですよね。その場合、必ずWeb上の予約を確認しましょう。できれば、予約表はWebの予約システムで統一しましょう。
電話用とWeb予約とを別々にしていると、ダブルブッキングの危険性が高まります。お客さんに対して迷惑がかかるので、この辺りの管理は徹底する必要があります。
上限数はしっかり
無料で予約システムを利用できるプラグインには、上限を設定する機能がないものがあります。対応可能な数が多いのであれば問題ありません。
しかし、気がついたら対応できないくらい予約が入ってしまっていた…なんてことにならないように、しっかり管理しましょう。上限機能がない場合は、こまめに確認して上限に達していないか、達した場合予約をできないように設定する必要があります。
店舗運営をしながらその対応をするのは、非常に面倒です。予約上限が明確なお店は、必ず上限機能があるプラグインを利用しましょう。
日単位から時間単位で予約可能なプラグイン
Booking Package
日本語対応がある数少ないプラグインです。有償版と無償版があり日単位から時間単位まで、予約可能です。Google カレンダー、iCal 、iCalendar と同期することができます。
さらに、Googleカレンダーから新しい予約を行うこともできるという優れものです。オンライン予約やクレジットカードによる支払いにも対応しています。
デモ画面
Pinpoint Booking System
こちらも日単位から時間単位まで、予約可能なプラグインです。予約システムの色を変更できるので、サイトの雰囲気に合わせやすいですね。
ただし、こちらは日本語対応していないので、注意が必要です。
デモ画面
サロンやレストラン向け時間単位予約プラグイン
Appointment Booking and Online Scheduling Plugin
時間単位で細かく予約を設定できます。色の選択もできます。ただし、こちらも日本語対応はしていません。
デモ画面
CP Appointment Calendar
とてもシンプルなデザインのプラグインです。時間単位で予約できるだけでなく、Paypal /クレジットカード支払いにも対応しています。こちらも日本語対応はしていません。
デモ画面
MTS Simple Booking
予約の新規登録・編集・削除、予約リストの一覧などがあり予約の管理がしやすくなってます。予約項目も細かく設定できるようになっています。予約入力フォームの項目に、わかりやすくメッセージを表示することも可能です。
こちらは日本語に対応しています。
デモ画面
Salon Booking
サロンへの導入を目的に制作された予約システムプラグインです。サロン以外でも、マッサージや歯科、病院など1体1でサービスを提供する業種に幅広く活用できます。
また、「仮予約」が機能としてあり、予約変更の操作も簡単です。日本語対応しています。
デモ画面
Online Lesson Booking
こちらのプラグインは、マンツーマンのオンラインレッスンサイト向けに作られています。オンラインマンツーマンレッスン向けに作られているので、細かく予約時間を設定できるようになっています。日本語対応しています。
デモ画面
ベント向け日単位予約プラグイン
Events Manager
イベント予約向けに作られたプラグインです。単発のイベントだけでなく、長期や定期的なイベントにも対応しています。Googleカレンダーだけではなく、Googleマップにも連携しています。
残念ながら日本語対応していません。
デモ画面
Calendar
シンプルなデザインの予約システムです。定期的、長期的なイベント予約にも対応しています。予定されているイベントを投稿ページに埋め込むことも可能です。こちらは日本語対応していません。
デモ画面
まとめ
いかがでしたか?WordPressプラグインを利用してのメリットとして、以下の3点がありました。
- 見込み客の獲得
- データ収集
- メールアドレスの獲得
プラグインを有効活用することで、業務の効率化にもつながります。
ただ、日本語対応をしているプラグインが少ないのが難点です。使い勝手や日本語対応をしていなくても利用できるかは、ぜひ試して見てくださいね。