phpのqueryがわかる!データ取得の基本を学ぼう

こんにちは!独学プログラマー&ライターのつぶらやです。

phpを始めたばかりの頃、わからなかった事。

それは、

データベースからをデータを取得してくる方法がわからない
queryって文字をよく目にするのだけれどこれが何かわからない。

本日はそんな疑問を解決するための記事を書いていきます。


【基礎】sqlの基本とデータを取得する方法
【基礎】queryとは?
【実践】queryを使ってみよう

サンプルコードをつけていますので、是非ローカル環境などで確認してみてくださいね。

目次

sqlの基本とデータの取得方法

sqlとは、データベースのデータを操作するための言語です。

ここで言う操作とは、更新や削除の事です。

SQLの基礎についてよく理解していない方は、以下の記事を参考にしてください。

では、phpでデータを取得するための準備をしましょう。

テーブルですが、以下の内容とします。

t_usersテーブル
[su_table]

user_id name
1 田中太郎

[/su_table]

次にtest.phpを作成してみます。

test.php
<?php
// ↓DB接続のための記述
$new_mysqli = new mysqli('hostの名前', 'データーベースのユーザー名', 'データーベースのパスワード', '使用するデーターベース名');
// ↓変数にsql文を代入
$sql = 'select user_id,name from t_users';

?>

new mysqli()の中身ですが、

hostの名前 → localhostなど
データーベースのユーザー名 → データーベースに作成したユーザー名
データーベースのパスワード → ユーザーを作成する時に設定したパスワード
使用するデーターベース名 → 取得したいテーブルが入っているデーターベース名

を設定してください。

そして$sqlという変数にsqlを代入します。

今回書いたsqlの意味は、

select → 取得してくるという意味です。
user_id,name → 取得してくるカラム名(項目名)です。
from t_users → t_usersテーブルを参照するという事です。

となっています。

さて、準備ができました。

まだプログラムは動きませんので注意です。

queryってなぜ必要なの

queryの役割って何でしょうか。

そもそもなぜ必要なのでしょうか。

queryはqueryメソッドなどと呼ばれます。

指定したSQL文をデータベースに対して発行してくれる役割を持っています。

前項でsqlを変数に入れましたが、それだけではデーターベースからデータを取得することはできません。

queryメソッドを使用して、sqlをデータベースに届けなければいけないのです。

queryを使ってみよう

お待たせいたしました!

それではqueryを使用してみましょう。

「sqlの基本とデータの取得方法」で使用したテーブルとtest.phpを使用します。

test.php
<?php
$new_mysqli = new mysqli('hostの名前', 'データーベースのユーザー名', 'データーベースのパスワード', '使用するデーターベース名');

$sql = 'select user_id,name from t_users';

// ↓queryに$sqlを渡す
$result = $new_mysqli->query($sql);

// ↓queryの結果は配列で返ってくるのでforeachで取り出す
foreach($result as $val) {
    echo $val['user_id']. '<br />';
    echo $val['name']. '<br />';
}

?>
実行結果
1
田中太郎

データを取得できました!

今回はわかりやすいように1件のデータで実行してみましたが、複数データあっても同じように取り出すことが出来ます。

ポイントはqueryで取得した値は配列で返ってくる点です。

今回のqueryの実行結果は以下です。

array(
    [0] => 
    array(
        [user_id] => [1],
        [user_id] => ['田中太郎']
    )
)

配列で返ってくるデータはサンプルコードのようにforeachで取り出しましょう。

まとめ

今回はphpのqueryについてお話しました。

データーベースからデータが取得できるようになると、一気に開発の幅が広がります。

ぜひ実際試して確認してみてください。

それでは、また。

この記事を書いた人

【プロフィール】
DX認定取得事業者に選定されている株式会社SAMURAIのマーケティング・コミュニケーション部が運営。「質の高いIT教育を、すべての人に」をミッションに、IT・プログラミングを学び始めた初学者の方に向け記事を執筆。
累計指導者数4万5,000名以上のプログラミングスクール「侍エンジニア」、累計登録者数1万8,000人以上のオンライン学習サービス「侍テラコヤ」で扱う教材開発のノウハウ、2013年の創業から運営で得た知見に基づき、記事の執筆だけでなく編集・監修も担当しています。
【専門分野】
IT/Web開発/AI・ロボット開発/インフラ開発/ゲーム開発/AI/Webデザイン

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