こんにちは、フリーランスエンジニア兼ライターのワキザカ サンシロウです。
皆さんは、Visual Studio 2015を知っていますか?
Visual Studioは、アプリを開発するときによく使う統合開発環境(IDE)です。
そこで今回は、
- Visual Studioとは?
- 統合開発環境(IDE)とは?
といった基礎的なことから、
- 【最新版】Visual Studio 2017 Communityのインストール手順
- Visual Studio 2015の概要・システム要件
といった応用的な方法まで、徹底的に解説します!
VisualStudioとは
Microsoft社が作った総合開発環境
VisualStudioとはMicrosoft社が開発している、総合開発環境(通称IDE)です。
「あらゆる開発者とあらゆるアプリのためのツール」と言われています。
Windows、Android、iOS、Webアプリケーションやクラウドサービスにいたるまで、アプリケーションを構築するための統合された開発環境を手に入れることができます。
その便利さは「何ができるか」より「何ができないか」を挙げるほうが早いぐらいです。
こちらのニュースでもわかる通り、同じMicrosoft製のソフトVisual Studio Codeに次いで現在人気No2のIDEとなっています。(マイナビニュース:2018/10/17現在)
WindowsPCでアプリ開発を行うのであれば、もはや必須のツールといっても過言ではないでしょう。
IDEとは
IDEとは、開発する上で必要なものが(ほぼ)全部詰め込まれているツールのことです。
難しい用語も含むと、一般的には「コードエディタ」「コンパイラ」「リンカ」「デバッガ」「テストツール」「バージョン管理ソフト」などで構成されます。
開発に必要なソフトウェアを1つに合体していて、同じ操作画面から統一して機能を利用できるようになっています。
そのため、すべての機能が連携しているので効率よく開発することができるため生産性が高く、開発では非常によく使われるツールです。
さらに詳しいVisual Studioの機能・特徴については以下で解説しているので、気になる方は見てみてくださいね!
【最新版】Visual Studio 2017とは
Visual Studioの最新バージョンは、Visual Studio 2017です。これからインストールして使う方は、最新版かつ無料の「Visual Studio 2017 Community」がおすすめです!
公式サイトからダウンロードできるインストーラを実行するだけで、簡単にインストールすることができます。
インストーラのダウンロードサイト:
参考:https://www.visualstudio.com/ja/downloads/
インストール手順・Visual Studio 2017 Communityの使い方については以下で詳しく解説しているので、気になる方は見てみてくださいね!
Visual Studio 2015とは?
最新バージョンが使えない場合は、1つ前のバージョンの「Visual Studio 2015」がおすすめです!
Visual Studio 2015について、詳しく解説しますね。
Visual Studio 2015の概要
Visual Studio 2015は、2015年7月20日に公開されたVisual Studioのバージョンです。
主な特徴は以下のとおりです。
- 各種モバイル端末に向けたApache Cordovaを使ったクロスプラットフォーム開発機能の強化
- .NET Framework 4.6、Windows 10対応
- C# 6、Visual Basic 14、TypeScript 1.5などの新言語対応
- ASP.NET 5対応
- Roslyn(英語版)採用などによる言語解析やIDEサポートの改善
「.NET Framework 4.6、Windows 10」の対応で、最新のOSを使ったアプリの開発ができるようになっています。また、「C# 6、Visual Basic 14、TypeScript 1.5」などの新言語や「ASP.NET 5」に対応したのも特徴ですね。
最新版のVisual Studio 2017が2017年3月7日に公開されたばかりなので、Visual Studio 2015を使っている方も多いです。
Visual Studio 2015のシステム要件
次に、Visual Studio 2015のシステム要件について簡単に解説します。
無料版Visual Studio 2015 Communityでは、次のようなシステム要件が定められています。
システム要件:
- 1.6 GHz 以上の高速プロセッサ
- 1 GB の RAM (仮想マシン上で実行されている場合は 1.5 GB)
- 4 GB のハード ディスク空き容量 5400 RPM のハード ディスク ドライブ
- DirectX 9 対応ビデオ カード (1024 x 768 以上の解像度)
メモリが1GB、ハードディスクが4 GBなので最近でているパソコンであれば、どのパソコンでも使えるシステム要件となっています。
ちなみに、無料版のVisual Studio 2015 Community以外のシステム要件が知りたい場合は、以下を見てみてくださいね!
URL:https://docs.microsoft.com/ja-jp/visualstudio/productinfo/vs2015-sysrequirements-vs
まとめ
今回は、Visual Studio 2015の概要・システム要件について解説しました。
Visual Studioを使うと開発効率が上がり、速く正確に開発をすることができます。
使い方も簡単なので、ぜひ使ってみてくださいね!