VRホラーを遊び尽くす! 動画・ゲーム・体験はじめての人にオススメ

みなさんホラーはお好きですか?

筆者は大の苦手です。

ええ、ビビリです。

ホラー映画を見ようものなら夜中にトイレにいけません。

ですが、VRの人気ジャンルのひとつにホラーコンテンツがあります。

VRの臨場感とホラーの恐怖が合わさって、新しい体験ができるのだとか。

なので、今回はVRホラー入門にオススメな動画・ゲーム・体験をご紹介します。

たまには恐怖体験に浸ってみるのも一興、でしょうか。

怖いなー怖いなー

目次

見ているだけで怖い!360°VRホラー動画

最初にご紹介するのは360°動画を利用したホラー動画です。

360°周りを囲まれている気分になれるため、斬新な演出が多いのが特徴でしょうか。

監禁された主人公の運命は…… 恨みの家

360°ホラー入門におすすめなのが、この「恨みの家」です。
https://youtu.be/H3UGqoGlmIs

ストーリー

15年間に父親に殺された少女の霊が徘徊する空き家を舞台にしたホラーストーリー。
大学2年生の万里はいつのころからか見知らぬ男につけられ、無言電話や縁結びのお守りをポストに投函されるなどのストーカー被害にあうようになる。
そんなある日、ストーカーの男は万里への気持ちを抑えきれず誘拐し15年前から空き家になっている家に監禁する。

一線を踏み越えてしまった人間の怖さと、怨みを持った霊の怖さを描く。

出典:YouTube公式ページ

感想を見てみると、割と両極端で、ものすごく怖い!という人と、全く怖くなかったという人に分かれるようです。

ホラー作品に耐性のある人とそうでない人の差でしょうか。

そこまで恐怖度が高くないせいか、ホラーVR入門におすすめされることの多い作品です。

ちなみに筆者は開始3分ちょっとでだめでした……

海外のホラーでよくある窓ガラスバリーン!、扉ドーン!みたいなびっくり系というよりは、じっとりイヤーな気分にさせてくれる作品ですね。

まさに和ホラー。

企業が作成していることもあって、クオリティは高いです。

無料で公開されていますので、360°ホラーに興味のある方はぜひ。

体が動かない、動かせない! 金縛り VR

これぞ360°動画の有効活用、ともいえるのがこちら、「金縛り VR」です。

この動画は金縛りにあって動けなくなる状態を体験できる作品です。

VRの主観で見る金縛りは嫌な意味で臨場感抜群です。

音響の使い方も上手で、絶妙なタイミングで音がなり恐怖に引き込まれますね。

肩がビクン!となる感覚が味わえます。

2分弱の短い動画なので気楽に試せるのも高ポイント。

こちらも無料で体験できますので、金縛り体験をしたい方はぜひどうぞ。

ゾンビに囲まれる! The Walking Dead – VR 360° video!

こちらはTHE ゾンビ!という感じの海外の作品です。

人気海外ドラマシリーズの「The Walking Dead」の世界観に浸れるのがこの作品。

あわせて読みたい
- YouTube YouTube でお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。

要は周囲をゾンビにわらわらと囲まれる、という作品なんですが、なんの脈絡もなくいきなりゾンビに囲まれるので、かえってシュールに感じることも。

ユーザーコメントにも「棒立ちしてないで逃げろよ!」的なツッコミが有りました。

ただ、人気の海外ドラマだけあってゾンビの作り込みはすごいクオリティです。

ゾンビに囲まれたいゾンビ愛にあふれている方にはとても幸せな作品……なんでしょうか。

ゲームに巻き込まれるからより怖い!VRホラーゲーム

こちらではホラーの世界により能動的に関わっていかざるを得ない、VRホラーゲームを紹介します。

動画と違って、こちらはプレイヤーが自力でホラー世界を探索していかなければならないので、人によってはよりきついですね。

初代へ原点回帰 バイオハザード7(PSVR)

PS VRをお持ちの方におすすめしたいのが、バイオハザード7です。
URL:CAPCOM:バイオハザード7 レジデント イービル 公式サイト

バイオハザードは23年の歴史を持つ長寿シリーズで、ゲーマーであれば知らない人はいないレベルでしょう。

意外と勘違いしている方も多いですが、このゲーム日本発なんですよね。

映画がハリウッド産だからでしょうか?

ともかくも、純日本製だった初代バイオハザードはアメリカ中西部を舞台としながらも、「見えない恐怖」「音による恐怖」「閉鎖空間による恐怖」といった、和ホラー的要素をうまく盛り込み大ヒットしたのでした。

その初代への原点回帰を掲げたのがこの「バイオハザード7」になります。

7の舞台が洋館なので、初代を遊んだことのある人は、それだけでピンとくるでしょう。

ゲームプロデューサーもホラーにフォーカスしたことを明言しており、ホラーゲームとしての要素がかなり強くなりました。

主観視点が新しく取り入れられた結果、クリーチャーが迫りくる恐怖は以前と比べ物になりません。

この主観視点システムがVRとものすごく高相性なのです。

どれだけヤバイのか、わかりやすいのがこの動画。
https://youtu.be/9kr6IKnmdkE

これはゲームイベントでバイオハザード7の前日譚を一般の方にプレイしてもらっている映像なのですが……

10秒目以降の反応がヤバイです。

「KITCHEN」というタイトルで販売しているので興味のある方は是非体験してみてください。

税込みで100円とお手頃価格です。
URL:CAPCOM:KITCHEN(キッチン)公式サイト

音とホラーの新境地 Stifled(Oculus Rift HTC Vive)

こちらはPC向けHMDをお持ちの方におすすめしたいステルスホラーゲーム、「Stifled」です。
URL:Stifled 公式ページ(英語)

PS VRでも遊べるので、お持ちの方はぜひ。
URL:ゲームソフト | Stifled | プレイステーション

このゲーム、何が新境地かというと、音を使ったホラーゲームである、というところです。

Stifledはフィールドを探索し、進んでいくステルスホラーゲームになります。

ですが、このフィールド、基本真っ暗なんです。

真っ暗な中どうやって探索するのかというと、「音を立てる」

音をたてることで周囲の様子がソナーのように視覚化され、音が消えるとすぐに暗闇が戻ってきます。

ただし、暗闇にはホラー定番のクリーチャーが当然のように潜んでいるため、無闇矢鱈に音を立てるとあっという間にやられてしまうのです。

この、「周囲を調べたいけど、音をたてるとなにかに襲われるかもしれない」という絶妙な感覚が、まさに「Stifled(窒息)」

VRとホラーを融合し、新しい形に消化した快作といえるでしょう。

あの影に、なにか、いる

和ホラーをVRで 改・恐怖!廃病院からの脱出:無影灯(スマホ)

ホラーと言えば、廃病院。これお約束ですよね。

スマホで手軽に楽しめるVRホラー入門としてオススメなのが「改・恐怖!廃病院からの脱出:無影灯」

通称「無影灯」です。

iPhone、Android両対応なのが嬉しいところ。

Android版
URL:【VR版】改・恐怖!廃病院からの脱出:無影灯 – Google Play のアプリ

iPhone版
URL:【VR版】改・恐怖!廃病院からの脱出:無影灯」をApp Storeで

物語の導入はこんな感じです。

いわくつきの廃病院に肝試しへ行ったあなた。ところが病院内で友人が行方不明になってしまう。
友人を探すうちに徐々に明らかになる過去の事件…この病院で一体なにが…。
一刻も早く友人を探しだし、呪われた廃病院から脱出せよ!

スマホVRで問題点になりやすい操作性に関しても、なかなか好評を得ています。

特定の一点に視点をあわせると、そこをタップしたと判定してくれるので、リモコンフリー。

音響の作り込みも上質で、どんどんと世界観に引きずり込まれていきます。

もともとスマホゲーとして開発されたものが本作の前身にあたります。

これをVR化した結果、360°逃げられない空間に閉じ込められたことをより強く体験できるようになりました。

筆者は最初のドアでもう駄目です。無理です。絶望しかありません。

ホラーの定番を味わいたい方、アレな廃病院に放り込まれた絶望感を味わいたい方はぜひ。

究極の恐怖体験?VR体験型ホラー

2018年現在ホラー体験の最高峰とも言えるのが、体験型VRホラーでしょう。

現在絶賛公開中の最新VRホラーアトラクションがこちら。
URL:「リング」「らせん」のプロデューサーが送る新たなVRホラー体験『ダムド・タワー』開催中! | インサイド

VRとホラーがついにここまで来てしまったのか……という感じですね。

制作には映画「リング」「らせん」をプロデュースした仙頭武則氏が参加されているので、怖さは折り紙付きでしょう。

しかも、このアトラクション、椅子に座って楽しむ従来のアトラクションと異なり、自分で歩き回って体験する、ルームスケール的なアトラクションなんです。

実際に歩き回りながら探索していくのはゲームや映画よりも、お化け屋敷寄りの感覚なのかもしれませんね。

会期2018年10月20日(土)~12月24日(月・休) 会期中無休
時間平日13:00~22:00、土日祝10:00~22:00(入場は閉館の30分前)
会場名古屋テレビ塔 2F・3F
料金1,500円(当日券のみ)/展望セット券2,000円

ただし、12歳以下は利用不可となっています。

近所にお住まいの方も、そうでない方も、2018年最新最恐の体験をしに足を運んでみてはいかがでしょうか。

まとめ

いかがでしたか?

今回はVRホラーについて、入門におすすめな作品をハードごとに紹介してきました。

VRとホラーは相性が良いと前々から聞いてはいましたが、体験してみて改めてその意味がわかりました。

作り物だろうとなんだろうと、怖いものは怖いのです。

それが目の前にリアルな存在感をもって「いる」のですから。

ホラーが好きな人も、新しい体験がしたい人にも、VRホラーはおすすめできるジャンルと言えるでしょう。

今回の記事がVRホラーの入門に役立てれば幸いです。

この記事を書いた人

【プロフィール】
DX認定取得事業者に選定されている株式会社SAMURAIのマーケティング・コミュニケーション部が運営。「質の高いIT教育を、すべての人に」をミッションに、IT・プログラミングを学び始めた初学者の方に向け記事を執筆。
累計指導者数4万5,000名以上のプログラミングスクール「侍エンジニア」、累計登録者数1万8,000人以上のオンライン学習サービス「侍テラコヤ」で扱う教材開発のノウハウ、2013年の創業から運営で得た知見に基づき、記事の執筆だけでなく編集・監修も担当しています。
【専門分野】
IT/Web開発/AI・ロボット開発/インフラ開発/ゲーム開発/AI/Webデザイン

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