この記事では、初心者からiOSアプリを開発する具体的な手順を紹介します。
初心者でもiOSアプリは開発できる?
iOSアプリを開発するにはどうしたらいいの?
iOSアプリの開発に興味はあるものの、何が必要なのかわからない人は多くいますよね。また、具体的な開発手順のイメージが湧かない人もいるはず。
そこで、今回ははじめてiOSアプリを開発する人に向けに、必要なものから開発手順までわかりやすく解説します。開発に必要なスキルや学習方法、iOSアプリを収益化する方法も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
- iOSアプリ開発にはMac・Xcode・Swiftの活用がおすすめ
- CPU:Core i5・8GB以上のメモリ性能があるPCを用意しよう
- iOSアプリ開発は設計のもとになる企画作成からはじめよう
初心者からでもiOSアプリは開発できる
初心者からでもiOSアプリの開発は可能です。とくに次のようなシンプルな機能のiOSアプリは、複雑な処理も不要なため初心者でも挑戦しやすいです。
- メモアプリ
- 動きが簡単なゲームアプリ
- 簡素な掲示板やSNSアプリ
現在はアプリ開発に特化したツールやフレームワークなども多くあるため、上手に活用すれば初心者でも十分アプリ開発を行えます。本記事の内容を参考にして、必要な知識を身に付けて開発環境を整えましょう。
iOSアプリを開発できるプログラミング言語
ここでは、iOSアプリを開発できる5つのプログラミング言語を紹介します。
Swift
Swiftは、iOS上のアプリ開発におすすめのプログラミング言語です。SwiftはApple社が2014年に開発した言語であるため、iOSアプリ開発との相性がよく最も向いています。
文法がシンプルかつコンパイラ言語なので処理速度が速いことから、大規模アプリの開発も不具合を抑えながら開発できるといわれています。
Swiftを使用すればあらゆる規模のiOSアプリ開発ができるようになるため、習得しておいて間違いありません。
また、Swiftは従来からiOSアプリ開発で使用されていたObjective-Cという言語と互換性があるため、過去に開発したアプリの移行開発などにも対応できます。そのため、アプリ改修時にも開発に導入しやすいです。
さらに、開発環境であるXcodeでは、コード記述を自動でアシストしてくれる機能やアプリのテスト環境も用意されています。
直観的に操作しやすい設計になっており、公式ドキュメントで不明点も確認できるので初心者でも安心して利用できます。
コンパイラ言語とは
プログラミング言語は、実行の際にコンピューターが理解できる機械語に変換が行われます。この機械語への変換プロセスの違いによって、スクリプト言語とコンパイラ言語に大別されます。
スクリプト言語とは、記載されたプログラムを一行ずつ機械語に変換しながら実行しているプログラミング言語です。
一文ずつ実行できるためエラーに気づきやすく、開発効率を高められるメリットがあります。しかし、高速な処理は苦手であるため、大規模開発には向いていません。
一方で、Swiftのようなコンパイラ言語は、記載されたプログラムを一括で機械語に変換してから実行します。
プログラムを書き切らないと動作確認できないデメリットはあるものの、一気に変換作業を行えるので処理速度が速い点がメリットです。
多くの人が同時接続するSNSなどの処理も高速に行えるので、大規模アプリ開発に適しています。
Python
iOSアプリ開発には、Pythonの利用もおすすめです。AI開発のイメージが強いPythonですが、フレームワークであるDjangoには、アプリ開発に役立つ機能が多く揃えられています。
また、シンプルな文法で規則性があるコードが書けることから、エラーが少なくメンテナンスもしやすい言語でもあります。
コードが非常に読みやすいので間違いにも気付きやすく、初めてのプログラミング学習でも挫折少なく学べるでしょう。さらにPythonはAI開発やiOS以外のアプリ開発にも使用できるため、覚えておいて損はない言語といえるでしょう。
Dart
Dartは、JavaScriptの後継言語といわれている言語です。モバイルアプリ開発に便利なツール「Flutter」を使用するときに使用します。
Flutterは、iOS・Androidのアプリを同時に作成できるツールです。Flutterを活用すれば、Dartだけで両方のOS向けアプリをリリースできるメリットがあります。
DartはGoogleが開発した言語であることに加えて、Flutterがリリースされてからより利便性が高まりました。メイン言語にするには現状需要が低く、初心者向けの参考書なども少ないですが将来性の高い言語なので習得を目指すのもおすすめです。
C#
C#は、C++とJavaを参考に開発された言語で、アプリ開発やゲーム開発に使用されます。
Microsoftが開発した言語ですが、Visual StudioやXamarinなど開発環境ツールがオープンソース化されたことで、iOSアプリも開発できるようになりました。
C#はiOS・Mac向けのアプリはもちろん、Windows向けアプリ開発もできます。将来的に複数OSのアプリ開発に携わりたい人は、C#という選択肢も検討してみてください。
JavaScript
JavaScriptはWeb開発でよく使用される言語ですが、iOSアプリ開発でも使用できます。
主に使用されるのはハイブリッドアプリという手法を使うときです。ハイブリッドアプリは、ブラウザ上で動くWebアプリと、モバイル上で動くアプリの中間にあたるアプリをいいます。OSに縛られずに開発が行えるため、OSにあわせた開発環境や言語選びの手間がかかりません。
ちなみに、JavaScriptでiOSアプリを開発する場合、HTMLと一緒に使いながら開発を行うことが多いです。JavaScriptには、React NativeやVue Nativeなど、iOSアプリ開発に便利なフレームワークやライブラリが充実しています。
iOSアプリ開発ができるだけでなく、JavaScriptはWeb開発でもよく使用されるため、習得しておけば活躍の場が多くなります。
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iOSアプリ開発に必要なもの
ここからは、iOSアプリ開発に必要な3つを、おすすめのツールも交えて紹介します。
パソコン
おすすめスペック | |
CPU | M2以上(intel Corei5以上) |
メモリ | 8GB以上必須 16GB以上推奨 |
ストレージ | 256GB(SSD) |
リリース年 | 2020年以降推奨 |
iOSアプリ開発で使用するパソコンは、Macがおすすめです。理由として、iOSアプリの開発はWindowsのみでは完結できないことがあげられます。
WindowsもiOSアプリをプログラミングすること自体は可能です。しかし、作成したプログラミングを実際に動かせる状態にするビルドという作業は行えません。
また、iOSアプリ開発に向いているXcodeという開発環境がMacでしか使用できません。作成したアプリをリリースするためにもMacが必要になるため、最初からMacを用意するのが最も効率が良いです。
なお、iOSアプリ開発に使用するパソコンは、動画編集やゲームをプレイすることがなければ高スペックパソコンである必要はありません。
具体的には、CPUがM2以上、メモリが8GB以上、ストレージがSSD256GB以上あればよいでしょう。
リリース年に関しては最新であればあるほど良いです。いくらスペックが高くてもあまりにも古い年式の場合は、OSの更新が止まってしまい、まともに利用できない可能性もあります。
少なくとも2020年以降のパソコンであれば問題なく利用できるため、とくに中古品などを購入する際は確認してください。
開発環境
iOSアプリの開発を行う際は、開発環境の準備も必要です。開発環境では、あらかじめアプリ開発に必要な機能群をまとめたライブラリが用意されており、利用することで効率的に開発が進められます。
次のように、iOSアプリ開発で使用されている開発環境はいくつかありますが、なかでもとくにおすすめなのは前述した「Xcode」です。
Xcodeは、iOSの開発元であるApple社が提供している統合開発環境です。Apple社が開発していることもあり、iOS・MacOSなどアプリ開発に最適化された機能が実装されています。
先述のとおり、コードの補完機能やアプリのテスト環境が用意されているため、初心者でも扱いやすい点が魅力です。また、ボタン・ラベル・ビューなど、アプリに必要な機能をドラッグ&ドロップで直感的に実装できます。
iOSアプリのために開発されたツールなので、多くの開発ツールの中でも最もiOS向きといえるでしょう。次の記事ではより詳しくXcodeについて解説しているので、特徴や使い方を学ぶ参考にしてください。
→【5分でわかる】Xcodeとは?意味や特徴、使い道を徹底解説
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iPhone&Apple ID
iOSアプリを開発するときは、iPhoneの実機とApple IDを用意しましょう。
iOSアプリは、リリース前に動作確認のテストを行います。Xcodeでもテストは可能ですが、実際のデザインや使い勝手をテストするためには、iPhoneの実機を使用するのがおすすめです。
事実、開発環境でうまく動作したように見えても、実際にはデザインが崩れていたり意図した動きになっていなかったりするケースは多いです。
実機での使用感はリリース後のユーザー満足度にも関わるため、事前にユーザー目線で操作してテストしましょう。
また、開発後にアプリをリリースするにはApple IDが必要です。Apple Storeで「Apple Developer Program」に登録する際に利用するので、個人もしくは法人用のIDを取得しておきましょう。
リリース時には審査があるため、審査待ちの期間が発生する点は注意が必要です。
iOSアプリ開発に必要な費用の目安
個人でのiOSアプリ開発に必要な費用目安は、約20~50万円です。
必要なもの | 費用の目安 |
パソコン代 | 10~20万円 |
ネット使用料 | 月額5,000円~1万円 |
iPhone代 | 10~15万円 |
学習教材費 | 3,000~1万円 |
iOSアプリ申請費用(年額) | 個人:99ドル 社内向けアプリ(法人):299ドル |
上記のとおりパソコンとiPhoneを持っているかで、最終的に必要な費用が大きく変わります。
現在、MacやiPhoneを持っていない場合はApple Storeの「Mac整備済製品」または「iPhone整備済製品」を購入するのがおすすめです。
中古品ではあるものの、整備済製品は不具合等で返品されたMacやiPhoneを動作テストやクリーニングした後に販売しているため、新品に比べてコストを抑えられます。
また、iOSアプリをリリースする際、アプリ登録料が別途かかります。個人での価格は99ドルなので、2024年10月現在の為替レートでは年間約1万4,000円程度必要です。
iOSアプリの開発手順
iOSアプリの開発は、大きく分けてこの5ステップで進めていくのが一般的です。
主に、iOSアプリの開発方法では「ウォーターフォール開発」と呼ばれる手法が用いられます。水が下に流れていくのと同じように後戻りはできません。先のステップを確実に終わらせたうえで、次のステップに進んでいきます。
また、企業でiOSアプリを開発する場合は、ステップごとに担当チームが決まっていることも珍しくありません。分業体制の方がそれぞれの作業に専念しやすく、全体として効率的に開発しやすいメリットがあるためです。
各ステップの詳細については、順番に解説します。
STEP1:どんなiOSアプリが作りたいかを企画する
まずは、iOSアプリの企画を行います。
アプリの設計を考えるためには、ユーザー層やコンセプトなど、アプリの基盤となる完成図が必要です。具体的には、次のような観点から、企画を考えます。
- どんなアプリを作るか
- どんな機能があるか
- どういったデザインにするか
- 対象のユーザー
企画・設計が中途半端な場合、想定していたクオリティのアプリが開発できない可能性もあります。妥協することなく、時間をかけて検討してください。
料理に例えると分かりやすいですが、見切り発車で調理をスタートしても、最終的な料理を決めていなければおいしく作れませんよね。具材の切り方や、準備すべき調理器具などは、計画的に準備しなければいけません。
それと同じで、iOSアプリを開発するときも、まずは設計のもとになる企画を立てる必要があります。
STEP2:企画に沿ってiOSアプリの設計を行う
iOSアプリの企画を立てたら、次は設計です。先ほど解説したとおり、ユーザー層や想定している機能などを確認したうえで、具体的な機能を設計します。
具体的には、アプリに実装する機能やデザイン、開発期間やスケジュールなども考慮しながら設計書にまとめます。
近年、ユーザーの利用しやすさを重視したデザインや、機能性を採用したアプリが主流になりつつあります。設計段階で、ユーザーが利用しやすいかどうかシミュレーションしておくことも大事です。
STEP3:設計に沿ってiOSアプリを開発する
次は、設計をもとに実際に開発を行っていきます。
プログラミング言語は、作成したいアプリに応じてSwiftかObjective-Cかを選ぶと良いでしょう。もちろん、それ以外の言語を使用することもあります。
また、個人でiOSアプリを開発する場合も、スケジュールを意識することが大事です。個人の場合、開発を依頼されたわけではないので、アプリをスケジュール通りリリースしなくてもペナルティはありません。
とはいえ、ダラダラ開発していれば、アプリの完成に遅れがでてしまいます。リリース期日をしっかり決めて、メリハリのある開発を行いましょう。
STEP4:開発したiOSアプリの動作をテストする
プログラムが作成できたら、設計通りに動作が行えるかエミュレーターや実機でテストを行います。
機能別のテスト(単体テスト)が終われば、全ての機能を統合してアプリの動作テスト(結合テスト)を行います。結合テストが終われば、総合テストと呼ばれるユーザーがアプリを操作する環境を使ったテストを行い完成に近づけます。
STEP5:開発したiOSアプリをリリースする
テスト作業での不具合がなくなれば、いよいよAppStoreへアプリのリリースになります。
アプリ公開には、「Apple Developer Program」に登録が必要です。公開に必要なアプリタイトルや説明文・スクリーンショットなどの必要項目を用意し、Appleへの申請を行います。
iOSのアプリはAndroidアプリと比べると審査が厳しく、1週間から数週間かかるといわれています。無事に承認がされれば、AppStoreに公開できます。
なお、iOSアプリの開発手順は次の動画でも解説しているので、良ければご覧ください。
iOSアプリ開発に行き詰ったときの対処法
iOSアプリ開発をしていると、予定どおりにいかず行き詰るケースもあります。うまくいかないときでも、慌てずに対処できれば、大きな遅れを出さずに開発を進めることが可能です。
ここでは、iOSアプリ開発に行き詰ったときの対処法を2つ紹介します。
検索エンジンで情報を探す
分からないことがあるときは、迷わず検索エンジンで情報を探しましょう。
上級のプログラマーであっても、分からないことが出てくることもあります。そのため、初心者の方がアプリ開発で分からないところが出てくるのは普通のことです。
アプリ開発において、分からないことは検索する癖をつけておくことが重要です。大抵のことは、ネット上に答えが掲載されているので、しっかりと調べましょう。
例えば、「iOSアプリ ログイン機能 コード」など、キーワードを複数含めて検索すれば、求めている情報にたどり着きやすくなります。
検索の仕方等については、次の記事で詳しく解説してあるので是非とも参考にしてみてください。
→ プログラミング上達のコツとは?エンジニアに学ぶ検索テクニック
Q&Aサイトを活用する
iOS開発に行き詰ったら、Q&Aサイトを活用しましょう。
次のようなQ&Aサイトは、開発中やプログラミング学習中によくある質問や、行き詰りやすいポイントを解説してくれるサイトです。
Qiitaは、登録者の保有している専門知識や開発ノウハウ、よくある質問への回答などが投稿されているサイトです。キーワード検索で自由に情報が探せるため、わからないところがあるときや新しいノウハウを収集したいときに役立ちます。
また、侍テラコヤは無料の学習サービスです。回答率100%のQ&A掲示板が設置されており、現役エンジニアから回答を得られるのでiOSアプリ開発の疑問点を解消できます。
100種類以上の教材も用意されているので、実際に手を動かしながらiOSアプリを学習できるのも嬉しいポイントです。
iOSアプリ開発の学習方法
iOSアプリ開発に必要なスキルは、次の学習方法で学ぶのがおすすめです。
Webサイトで学ぶ
iOSアプリ開発の学習方法として、Webサイトを利用する方法があげられます。Webサイトはインターネットに接続できる環境があれば、時間や場所を問わず学習をはじめられる点がメリットです。
ちょっとした隙間時間でも自分のペースで効率的に学習を進められます。
iOSアプリを学習できるサイトの中で、最もおすすめのサービスは侍テラコヤです。侍テラコヤは侍エンジニアが運営する定額制の学習サイト。
作りながら学べる100種類以上の教材が用意されているだけでなく、レッスンチケットを利用すれば現役のエンジニアからの個別レッスンも受けられます。
返答率100%の質問掲示板で現役エンジニアにいつでも質問でき、疑問点をすぐに解消できるのも嬉しいポイントです。一部無料で利用できる機能もあるので、気になる人はぜひ利用してみましょう。
本で学ぶ
iOSアプリの開発は、本で学ぶこともできます。本での学習はレベル感に合わせて自由に教材を選択できたり、iOSアプリに関して網羅的に学習できたりするメリットがあります。
なかには実際に成果物を作りながら学習できる本もあるので、体験的にiOSアプリ開発を学習可能です。ただし、疑問点などを自分自身で解決する必要がある点は注意しましょう。
学習内容の難易度が高い場合は、QAサイトなどの併用が必要になります。iPhoneアプリの開発におすすめの学習本を詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。
→ iPhoneアプリ開発におすすめの学習本6選【未経験〜経験者まで】
プログラミングスクールで学ぶ
iOSアプリの開発を本気で学習するのであれば、プログラミングスクールの利用がおすすめです。プログラミングは独学が可能ではあるものの、モチベーション管理が難しく挫折してしまうケースも多く見られます。
事実、弊社の調査では
- 不明点を聞ける環境になかった
- エラーが解決できなかった
- モチベーションが続かなかった
などの理由から、87.5%の独学者が「プログラミング学習で挫折や行き詰まりを感じた」と回答しています。
また、こうした背景もあってか、弊社がプログラミングに興味がある人100名へ実施した別の調査では
- 確実にスキルを身につけられると思ったから
- 独学では不安がある
- 効率よく学べそう
などの理由から、6割以上が「プログラミングの勉強を始めるならスクールを選ぶ」と回答しています。
加えて、プログラミングスクールの卒業生に「独学ではなくスクールを活用した理由」を聞いたところ「できるだけ短い期間でITエンジニアへの転職や副業に必要なスキルを身につけたかった」という回答も多く寄せられました。
上記から、1人でプログラミングスキルを習得できるか不安な人や短期間でスキルを習得したい人ほど確実性を求め、現役エンジニアといったプロの講師に質問できるプログラミングスクールを利用する傾向にあるのがわかります。
いざ独学でプログラミングを学び始めても、勉強の最中に挫折しまっては学習にかけた時間を悔やむだけでなく「プログラミングスキルを身につけるのって思っていたよりも難しいんだな…」とスキルの習得自体を諦めかねません。
仮にわからないことを飛ばしながら勉強を進めたとしても、ITエンジニアへの転職や副業などの目的を実現できる実践的な開発スキルが身につかなければ、結局後悔することになります。
そこで、おすすめしたいのが「SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)」です。
料金 | 月分割4.098円~ |
実績 | ・累計指導実績4万5,000名以上 ・受講生の学習完了率98% ・受講生の転職成功率99% |
侍エンジニアをおすすめする最大の理由は「挫折しづらい学習環境」にあります。
先ほど述べたとおり、独学者の多くは自力で不明点やエラーを解決できないためにプログラミング学習を挫折しています。そのため、未経験者が現役エンジニアのようなプロに質問や相談できない状況で、プログラミングスキルを習得するのは非常に難易度が高いといえます。
しかし、侍エンジニアでは
- 現役エンジニア講師によるマンツーマンレッスン
- 現役エンジニアに質問できるオンラインでのQ&Aサービス
- 不安や悩み・勉強の進み具合を相談できる学習コーチ
といったサポート体制を整えているため、学習中に出てきたわからないことや不明点をいつでも相談可能です。「受講生の学習完了率98%」という実績からも、侍エンジニアなら挫折しづらい環境でプログラミング学習を進められるといえます。
また、侍エンジニアではカウンセリングにて受講生一人ひとりの目的をヒアリングしたうえでカリキュラムを作成するため、限られた受講期間でもiOSアプリの開発に必要なスキルだけを効率的に習得可能です。
最短距離で目的を実現できるようカリキュラムが組まれているため、勉強する順番や内容を誤り非効率に時間や手間を費やす心配もありません。
なお、ITエンジニアへの転職を見据えアプリ開発を学びたい人は受講料の最大70%が給付される「AIアプリコース」がおすすめです。金銭面での支援を受けつつ、アプリ開発スキルの習得から転職活動・就業後のフォローアップ(※1)までを一貫してサポートしてもらえます。
学習と金銭面をどちらもサポートしてくれる侍エンジニアなら、未経験からでも安心してアプリの開発スキルを習得できますよ。
公式サイトで詳細を見る勉強会で学ぶ
勉強会に参加して、iOSアプリ開発のスキルを学ぶ方法もあります。勉強会はiOS開発についての疑問点をお互いに教え合うことができるため、他のエンジニアや学習者のノウハウや知識を得られるメリットがあります。
新しい技術や最適な勉強方法・おすすめ参考書なども情報共有できるので、モチベーションアップにも役立つでしょう。エンジニア同士の出会いにも繋がるので、仲間と一緒にレベルアップを目指すことも可能です。
例えば、以下のようなサイトでは定期的にエンジニア向けの勉強会が開催されています。
なかには現役エンジニアが初学者向けに開催している勉強会もあるので、今からiOS開発をはじめたい人にもおすすめです。
開発したiOSアプリを収益化する方法
開発したiOSアプリを収益化する方法は、次の3つです。
- アプリを有料に設定する
- アプリ内広告で稼ぐ
- アプリ内課金システムを作成する
1つめの方法は、アプリを有料に設定することです。iOSアプリはApple Storeに登録することで、ダウンロードできるようになります。このとき、ダウンロードを有料に設定しておけば、ダウンロードされるごとに収益を得られるのです。
1回のダウンロードで得られる収益は少ないですが、人気が出てダウンロード数が増えれば収益も増える特徴があります。なにより、有料設定をするだけなので、手軽に収益化できる方法といえるでしょう。
2つめは、アプリ内の広告で稼ぐ方法です。みなさんもアプリを使用していて、画面の上部や利用途中に広告が入ることありますよね。アプリ内で広告を表示する設定をすれば、広告表示回数やクリック数などに応じて収益が得られます。
ただし、広告で稼ぐ場合、収益性とユーザーの利便性のバランスは注意しなければいけません。収益を増やしたいからといって広告を増やし過ぎると、ユーザーが使いにくく感じてしまいます。
3つめは、アプリ内課金システムで稼ぐ方法です。アプリ内でアイテムを購入するときや、追加でサービスを利用したいときなどに課金できる仕組みがあるアプリも少なくありません。
分かりやすい例がゲームアプリです。ゲームをクリアするためのアイテム購入や、キャラクターガチャを行うためのコイン購入などは、すべて課金機能です。課金できる仕組みを導入しておけば、それ以外の収益がなくてもアプリから利益を得られます。
このように、iOSアプリで稼ぐ方法は複数あるため、作成するアプリ内容もこれらを考慮して稼ぐ仕組みを作ってみてください。
まとめ
今回はiOSアプリの開発について解説しました。
MMD研究が調査した結果によると、日本におけるiPhoneのシェア率は約50%です。約半数のスマホユーザーがiPhoneを使用しているので、iOSアプリの需要も高いといえます。
iOSアプリの開発スキルがあれば、多くの開発現場で活躍できるようにでしょう。
iPhoneユーザーにとって喜ばれるアプリを開発できれば、自分自身でビジネスを立ち上げることも夢ではありません。興味がある人は、ぜひスキル習得にチャレンジしてみてください。
この記事の監修者
フルスタックエンジニア
音楽大学卒業後、15年間中高一貫進学校の音楽教師として勤務。40才のときからIT、WEB系の企業に勤務。livedoor(スーパーバイザー)、楽天株式会社(ディレクター)、アスキーソリューションズ(PM)などを経験。50歳の時より、専門学校でWEB・デザイン系の学科長として勤務の傍ら、副業としてフリーランス活動を開始。 2016年、株式会社SAMURAIのインストラクターを始め、その後フリーランスコースを創設。現在までに100名以上の指導を行い、未経験から活躍できるエンジニアを輩出している。また、フリーランスのノウハウを伝えるセミナーにも多数、登壇している。