みなさんこんにちは!
突然ですが、マシンのOSって何を使っていますか? 業界によって、MacだったりWindowsだったりLinuxだったりしますよね。Web界隈やiOS関係の人はほとんどUNIXライクなMacOSを使っている人が多いのではないでしょうか。
しかし、Linuxを自身で導入して見たり、カスタマイズしてみたりすることによってLinuxの知識もつきますしいつでもサクッと使えて便利ですよね。
そこで今回は、Linux系OSであるUbuntuについて、
なんでUbuntuなの
導入するのはいいけどバージョンいっぱいあるやん!
という人に向けてUbuntuについて一通り分かるように書いていこうと思います! あまり気張らずにサクッと読めますのでUbuntuについて気になる方はぜひ目を通して見てください!
Ubuntuとは
ではまずUbuntuとは何かということについて見て行きましょう。Ubuntuとは一言で言えば、Linux系のオープソースである無償のOSです。
Linux系というのはLinuxディストリビュージョンの一つでDebian GNU/Linuxをベースに作られたOSということです。オープンソースとは、そのソースコードを商用だろうが、改変して配布しようが、自由に使って良いソースのことです。
つまり、UbuntuはLinuxを模して作られていて商用にも、自分用にもカスタマイズすることができてかつ無償のOSということですね。macOSやWindowsは有償なので、そこが大きな違いですね。
世の中で多くの人が使っているOSですが、なぜ無償なのでしょうか。Ubuntuは有志の人たちによって開発されているため、無償となっています。
Ubuntuの歴史
さて、先ほど、Debian GNU/Linuxをベースに作られたOSという話をしましたが、いやいやDebian GNU/Linuxってなんやねんって思った方も多いはず。DebianはUnix系システムのディストリビューションを作成しているプロジェクトです。
ここで大切なのはDebianとは何かではなくて、Unixから派生してLinux、そこからDebianと派生して、更に派生してUbuntuとなったわけです。
因みにLinuxから派生された時に、DebianやRedhatといったものに派生されたのですが、Redhatを模して作られたものにCentOSがありますね。Ubuntuと良く比較されるCentOSもそのように生まれたのです。
なぜUbuntuがおすすめなのか
ここまでUbuntuについて色々説明してきましたが、やはり
ということが気になりますよね! 大きく分けて3つあるので一つずつ説明していきます。
カジュアルに使える
Ubuntuはとにかく使いやすいことを根底に設定されているため初心者でも使いやすいということで人気を集めています。具体的にどう使いやすいかというと、GUIが導入されていて分かり易いということが一番に挙げられますね。
GUIとはCUIの逆といいますが、デスクトップがあってマウスとかでカチカチ操作できますよ! ということです。しかし、CUI(コマンドを入力して実行するやつ)も簡単に扱え、CUIの方が慣れているという人も問題なく使えます。
安定している&セキュリティに強い
次は、OSを使う上で一番大切といっても過言ではない安定性ですね。Ubuntuはファイアフォールを搭載していたり、全てのポートがデフォルトで締められていたり、初心がミスって設定などし忘れても安心です(最低限のセキュリティ対策はしないといけませんが!)
セキュアであるため外部からの干渉を最大限抑え動作も安定していますし、定期的な無償アップデートという面から見ても安定性を保っています。正直無償で提供するには惜しいくらいですね。
汎用性が高い
さて、最後は汎用性が高いということです。ある程度OSをいじってくると、デザイン、設計が気に入らなかったり、求めているものと少し違う時があります。
そんなときもオープンソースなので自分のすきなようにカスタマイズできます。トップシェアを誇っているOSなので、インターネットで検索すればカスタマイズ方法は腐る程でてくるので初心者でも対応できますね。
それがLinuxの勉強にもなりますし、勉強の題材としてもちょうどいいです。
Ubuntuってバージョンがいっぱいあるけど
さて、ここまできて実際にUbuntuいいじゃん! と思ってもバージョンがいっぱいあって、どれを入れればいいのかわからないという人はかなり多いです。
迷ったら最新版Ubuntu 18.10
2018年の10月にリリースされた最新版である18.10を入れておけば問題ないです。ubuntuのアップデートは頻繁に行われていて、2018年4月に18.04がリリースされていることからも更新の早さが伺えますね。
しかし、問題もあって最新版になればなるほど情報が少ないのがデメリットです。更新内容やその違いなどはこちらではまとめきれませんので、こちらのubuntu Japanese Teamを参考にしていただければ幸いです。
情報量の多さなら16、17系
カスタマイズすることをベースとしていて、情報が少ない18系は不安だという方は16、17系を選ぶのも一つの手です。最新版と比べると、機能面での劣りは多少ありますが、致命的な違いはないということを覚えておくと良いでしょう。
LTSとかRemixとは
導入するバージョンを決めたのはいいけど、後ろにLTSとかRemixとかあるけどこれはなにかと思う人も多いですよね。
LTS版は長期のセキュリティアップデート版です。LTSでないと、デスクトップやセキュリティのアップデートが最低9ヶ月に渡ってアップデートされますが、LTS版は5年間のセキュリティがアップデートされます。
また、Remix版は簡単にいえば日本語などの設定もろもろ入ったパッケージです。日本語で使いたいけど設定などめんどくさいという方は、Remix版を選ぶと良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は、Ubuntuについて一通り、歴史から疑問になる点まで解説してきました。
Ubuntuは今でも多く使われているOSで無償ですので、機会があれば利用してみると良いでしょう!