Ubuntu18.04にPyhton3.7を導入や設定をしよう!

みなさんこんにちは!Ubuntuを使っていて、Pythonを使うという人はかなり多いと思います。

ただ、UbuntuのバージョンによってPythonのバージョンが違ったり、どのバージョンを使えば良いのか、ということについて悩む人もいると思うので、

  • Pythonoのバージョンはどれを使う?
  • Ubuntuのアップデート方法
  • Python3.7の導入

ということについて説明していこうと思います!

本記事を読む前に、Pythonがどんなプログラミング言語なのかをおさらいしておきたい人は次の記事を参考にしてください。

→ Pythonとは?特徴やできること、活用例をわかりやすく簡単に解説

目次

Pythonのバージョンはどれを使う?

さて、まずはPythonを使うに当たってどのバージョンが良いのかということですが、結論から言えば3系ならなんでも良いということですね。3.7や、3.6、3.5と3系にも様々ありますが、基本的には3系であれば問題ないでしょう。

しかし、2系を使うのはやめましょう。理由は、2020年でサポートが切れるからです。文字コード問題などもよく取り上げられますが、サポートが切れる、という時点で利用は諦めましょう。

中には3系でしか動かない、2系じゃないとだめだ、なんてライブラリがあったりするかもしれません。しかし、一昔前ではそんなライブラリはちょこちょこ見かけましたが、現在ではほぼ3系に対応されています。

むしろ2019になるともいうのに3系に対応していないようなライブラリの採用は見直した方が良いかと思います!

まずは、Pythonのバージョンを確認しよう!

まずは、Pythonのバージョンを確認することからはじめましょう。

上のようにターミナルを開いて、

python —verison

もしくは、

python3 —verison

と打ち込みましょう。

2系が入っている場合はpython、3系が入っている場合はpython3ですね。3系がデフォルトで設定してある場合はpythonでも問題ありません。

筆者の場合ですと、

Python 3.6.5

が入っていることがわかりますね。

Ubuntuをアップデートしよう!

実はUbuntuでは、18.04からデフォルトで2系がインストールされておらず、3系のみインストールされています。つまり、Pythonのバージョンを確認して2系の方は18.04より古いUbuntuを使っているということですね。

そこで、Pythonのバージョンの上げ方ですが、普通にPythonのバージョンをあげるよりも、Ubuntuをアップデートすることをおすすめします。

シェアの多いUbuntu16系などもあと2年もすればサポートが切れるのでOSのバージョンアップを検討しても良い時期ではないでしょうか。実際の導入手順はこちらに貼っておくので参考にしていただければ幸いです!

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更新日:2024年5月6日

Python3.7を導入しよう!

さて、次は筆者のように、Python3系は3系なんだけど、最新のPython 3.7が入れたい、という人もいますよね。その手順を説明していきます。まずは、以下のコマンドでaptをアップデートしましょう。

sudo apt update

その後

sudo apt install python3.7

でインストールしてやります。

その後このように

python3.7

と打ち込むと、3.7のインタラクティブなシェルに入れることから、導入は成功していますね。

しかし、

このように、バージョンをみても、3.6.5のままです。

ということで、デフォルトを変更してやりましょう。

vi ~/.bashrc

と打ち込み

このような画面がでるので

alias python3='/usr/bin/python3.7’

と一文追加して、保存して終了しましょう。

vimですので:を押しwqもしくはwq!で保存できます。

その後

reboot

で再起動すると、

このように、きちんと導入されていますね。また、より詳細にPythonのバージョン管理を行う場合は、pyenvというものを利用すると便利ですので必要な方は調べて見てください。

まとめ

いかがでしたか。Python3系の導入や、Ubuntuのアップデートの話をしてきました。

Python3のバージョンを変えられるpyenvも実際の現場ではよく使われるので追加学習しておきたいですね。それでは!

この記事を書いた人

【プロフィール】
DX認定取得事業者に選定されている株式会社SAMURAIのマーケティング・コミュニケーション部が運営。「質の高いIT教育を、すべての人に」をミッションに、IT・プログラミングを学び始めた初学者の方に向け記事を執筆。
累計指導者数4万5,000名以上のプログラミングスクール「侍エンジニア」、累計登録者数1万8,000人以上のオンライン学習サービス「侍テラコヤ」で扱う教材開発のノウハウ、2013年の創業から運営で得た知見に基づき、記事の執筆だけでなく編集・監修も担当しています。
【専門分野】
IT/Web開発/AI・ロボット開発/インフラ開発/ゲーム開発/AI/Webデザイン

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