この記事では、口コミも交え、フリーランスの現実を解説します。
こんにちは!侍エンジニア編集部ライターのTAKUMAです。
フリーランスという多様な働き方が、日本でも徐々に若い世代を中心に流行りだしてきましたね。フリーランスに興味のある人は多くても、いきなりフリーランスになるのは誰でも怖いはず。
自由に働いているイメージだけど、実際どうなのか気になる!
フリーランスになったら、どんな不安があるのか気になる!
とフリーランスのリアルが気になる方は多いですよね。そこで、今回はフリーランスの現実を実際にフリーランスとして活動している私の意見を交えながら、解説していきたいと思います。
- フリーランスは仕事探しや納期に追われることも多い
- フリーランスの駆け出し時は仕事の報酬が安くなりがち
- 苦労することもあるが自由に働ける点はフリーランスの魅力
フリーランスの現実は楽しいことばかりじゃない!
時間も場所も縛られずに自由に仕事しているイメージが強い、フリーランスですが実際にはそう楽しいことばかりではありません。以下から、フリーランスが感じている悩みや不安などを一つずつご紹介します。
いつも仕事があるわけではない
フリーランスは会社員と違い、いつも仕事があるわけではありません。スキルが高くても、自分で仕事をとってこれなければ報酬が発生しませんので、スキルと同時に営業力も必要となります。
これはどんなフリーランスにも当てはまることなので、営業ができない人には仕事はありません。会社員時代からのコネがあるという人は別ですが、大概の人が最初は自分で仕事を取らなければなりません。また、会社と個人では信用度も違いますしフリーランスには初めは仕事が来にくいのが特徴です。
ですが、今はクラウドソーシングなどの便利なサービスがあるので、そこまでの営業力がなくても仕事を簡単に入手することができます。最低限のビジネスマナーを会社で身につけている人は、最初はクラウドソーシングを上手く活用して自分のスキルを活かし仕事を呼び込みましょう。
働く時間が自由のようで頭の中は仕事ばかりになりがち
フリーランスはどこでも自由に働けて、仕事時間も自分で自由に決めることができる。確かにそうですが、実際には常に仕事のことで頭の中はいっぱいです。
会社員と違い、決まった給料は存在せず自分が動かないとお金は発生しないので、自由というよりかは自分で自分を縛って管理しないといけない職業です。自己管理がしっかりとできない人は、まずフリーランスには向いていません。
常に「働かざるもの食うべからず」状態なので、不労所得の入るようなビジネスをやっていない限り、常に仕事しっぱなし状態です。
仕事を受けすぎて無理しがち
フリーランスは最初の頃、仕事を受けすぎて無理しがちです。仕事がなくなる不安から駆け出しの頃は、無理して全ての仕事を受けてしまい、それがストレスになって鬱になる方もいるぐらいです。
フリーランスは、孤独との戦いでもあるので仕事の受注をしっかりコントロールしないと、あとで捌けなくなってしまいます。会社員であれば上司や同僚がいるので、相談等もできますがフリーランスは全て自己判断・自己責任です。
なお、フリーランスとして稼げるほどのスキルを独学で習得できるか不安な人は「侍エンジニア」をお試しください。
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駆け出しの頃は仕事の単価が安い
フリーランスになりたての頃は、スキルもコネもない状態ですのでクラウドソーシングを活用したとしても単価がかなり低い案件しか取れません。
もちろん営業力に自信のある人は、最初から良い案件をゲットできるかもしれませんが、全ての人がそうではないので、しっかりと稼げるようになるまで時間がかかってしまいます。
どんなビジネスを行うかにもよりますが、その期間は我慢の時なのでじっくりとスキルを磨き、実績をためて行きましょう。この期間は誰もが通る道なので、会社員時代にしっかりと貯金してからフリーランスに転職することをおすすめしますね。
フリーランスの魅力とは何か?
フリーランスの魅力についてご存知の方も多いと思います。ここからは私が実際にフリーランスとして活動してよかったと思える点を詳しくご紹介します。
自由に休める
フリーランスは会社員と違い、自由に休みたいときに休むことができます。会社員とは違い、嫌な上司がいませんのでストレスもそれほどありません。疲れた時はしっかりと休んで英気を養うことができるのが、フリーランスの醍醐味だと言っても過言ではないでしょう。
たまに、
という方もいますが、お客様がいる仕事の案件はあくまでも契約上対等な立場として仕事を行うので、上下関係はありません。
仕事の度合いを調整できる
フリーランスは、仕事の度合いを自分で調整できます。会社員と違い、決定権は自分にあるため自由に仕事を選べますね。
逆にこの仕事の度合いを調整できない人は、前述したように無理しガチになるのでしっかりと自分の出来る量を考えて仕事を調整できるスキルも必要となります。良い点でもありますが、タスク管理ができない人はすぐにフリーランスを辞めてしまうか、上手く稼げなくなってしまいますね。
上手く営業すれば大きく稼げる
フリーランスは会社員とは違い、給料の上限などはありません。自分が働いただけ、その分報酬としてはね返ってきます。月給という固定給は保証されていませんが、逆に制限がないため稼げる人は青天井で稼ぎまくっています。
もちろん、そのような人は一部の上級者であり全てのフリーランスがそうではないので、駆け出しの頃は実直にスキルを磨き、実績を積むことに集中してくださいね。
働く場所や時間に融通が効く
フリーランスは、どこで働こうがいつ働こうが自由です。納期がある人は時間の制約はあるものの、納期内であればいつ働いても、どこで働いてもOKですね。実は多くの人が憧れているのは、フリーランスのこの点ではないでしょうか。
“場所と時間が自由にコントロールできる”
これほど、大きなメリットは他にないでしょう。実際に私も日本だけではなく海外で仕事しているわけですから、この記事も今”バリ島”で書いてます。
フリーランスを目指している人が気をつけたいこと
これからフリーランスになろうとしている人、もしくはなろうかなと気になっている人がなる前に気をつて欲しいことを以下にまとめてみました。いきなりなるのではなく、まず以下の提案をしっかりと受け止めてから判断してみてくださいね。
仕事をいきなりやめないこと
会社員や公務員からフリーランスへ転職しようと考えている人は、仕事がすごく嫌ですぐにでも辞めたい気持ちを持っていてもいきなり辞めないでください。
まずは、会社員をやりながら副業から初めてしっかりと準備しましょう。もちろん中には、いきなり辞めてフリーランスとして成功している人もいます。
ですが、誰しもがそうではないのでここは一つ慎重に考えて、戦略的にフリーランスへ転職しましょう。会社員の間にスキルを磨き少しでも実績をためて結果を出してから辞めるのと、スキルも実績も何もない状態で辞めるのでは全然違いますよね。
まずは副業から初めてみること
まずは小さくできることから始めることが、フリーランス成功へのコツです。クラウドソーシングなどのサービスを利用し、会社員をやりながらスキルと実績を積み、その過程をブログやYouTubeで発信しましょう。
あなたと同じ境遇の人は、腐る程日本には存在しています。副業から初めてその過程を発信することで、共感を生み長い目であなたのコアなファンを増やして行きましょう。会社を辞めてフリーランスになる頃には、あなたは立派なフリーランスの仲間入りです。
最初はスキルを磨き実績を積むこと
なんども言いますが、最初は稼ぐことも大事ですがそれ以上に自身のスキルを磨き、実績を積みむことに集中しましょう。実際にはスキルはみなさん同じぐらいのものを、持っている場合が多いです。
しかし、フリーランスに大事なのは実績という確かな数字ですね。数字の威力というのは、営業でも大きく力を発揮します。例えばライターの受注実績数が200件の人と、9件の人とでは明らかにレベルが違います。
ポートフォリオを見るまでもなく、それほどの数字を持っているのを見比べたら一発で(この人はスキルも経験も申し分ない)ということが伝わるのです。
貯金はしっかりと蓄えておくこと
駆け出しフリーランスのころは、正直稼げません。(いつぐらいから稼げるようになるの?)と思う方もいると思いますが、これは人によるのでなんとも言えませんね。
3年かかる人もいれば、3ヶ月で稼げるようになる人もいます。フリーランスとはどうなるか分からない不安定な職業だ、ということを前提に考えてしっかりと貯金はしておくことが大事です。「備えあれば憂いなし」というように、会社員時代にしっかりと貯金をしておきましょう。
まとめ
フリーランスの実態とは、
- いつも仕事があるわけではない
- 働く時間が自由のようで常に頭の中は仕事のことを考えている
- 仕事を受けすぎて無理しガチ
- 駆け出しの頃は仕事の単価が安い
ということが、十分お分かり頂けたと思います。憧れることは良いことですが、良く親や会社の上司が「現実を見ろ!」というように、しっかりと現実を受け止めなければなりません。
現実を受け止めて、それでも勇気を出して踏み出した人がフリーランスとして成功しているので、是非ともこれからなろうと考えている方は、この記事を参考にしてみてくださいね。